ONE PIECE ~STRONG WORLD-IF~ もしもシキが衰えず強いままだったら   作:もしも=ロマンの可能性だよねッ!

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どうも皆さんもしロマです!

今までは12時に投稿していましたが今後は18時に投稿することにしました。

時間は変わりますが今後とも楽しく見てもらえると嬉しいです( ´ー`)

それではどうぞ( ´ ▽ ` )つ


11話 麦わら一味反撃開始とルフィvsシキ

【sideルフィ】

 ルフィはシキ達に向けて覇王色の覇気を放った。そして、周りの海賊達と海軍の海兵達が次々と気を失って倒れていく。

 

「てめェも王の素質を持ってたか……。どこぞの王でも目指してやがるのか?」

 

 すると今度はシキも自信の気迫を乗せ覇王色の覇気を発動しルフィとシキの覇気がぶつかり合う。お互いの覇王色の衝突により周りの被害は更に酷くなった。

 

「グッ……!覇王色の衝突かっ!?兵士が次々と倒れていく……」

「お~~、恐ろしいねェ~~。やはりここで消しとくべきかね~~。麦わらのルフィ……」

 

 そして、お互い覇王色の覇気が収まると広場内でルフィとシキの周りに立っていたシキの海賊達及び海軍は気を失い地に伏せられていた。

 

「チッ……。よくも俺の可愛い部下達を。……まあ、たいした根性もねェ半端モンには期待するだけ無駄だったか」

 

 シキはおれを睨み付け鋭い眼光を飛ばし今にも襲い掛かりそうな雰囲気だった。

 

「ウソップ!チョッパー!ナミを探せ!!」

「おう!」

「分かった!」

 

 おれは本格的な戦闘になる前にウソップとチョッパーに指示を出す。一刻も早くナミを見つけたいが目の前のコイツを野放しのはできねェ。

 

 お互いにら見合っていると王宮の方からシキの部下が出てきシキに慌てた様子で報告してきた。

 

「シキの親分!海岸フロアに海軍だけでなく革命軍も現れたもよう!」

「なんだと?」

「他にも、大将藤虎が此方へ向かっているとの事。ここに居ては危険です。王宮へ!」

「ああ……。流石にここで大将2人と革命軍を相手にするのは骨が折れそうだ」

 

 そういいシキはおれから背を向け王宮へ向かう。おれはコートとスーツの上着を脱ぎ捨て身軽になりズンズンを歩きだす。

 

「頭を討ち取れえェーー!!」

「2人を逃がすなァーー!奴等の首は我々海軍が討ち取る!!」

 

 しかし、それを周りが放っておく訳もなく先程の覇王色の衝突で気絶しなかった海賊や海軍が襲い掛かる。しかし──。

 

「船長の邪魔立てはご遠慮願いたい。"パーティーミュージック"!!」

 

 おれに襲い掛かろうとした者達の前にブルックが現れギターを引き始める。すると、海賊と海軍達はみるみる闘争心が失くなり──。

 

「ハイ、もう斬っちゃいました。"キントーティアス 幻想曲(ファンタジア)"!!!」

『ギャアァア!!?』

 

 次々と斬り倒されていく中、おれは背を向けたシキに向かって走り出し拳を振り上げた。

 

「おれの仲間に……!何かしたのかァァァ!!!」

 

 殴り飛ばそうと拳を振り下ろすもシキは紙一重で空中に飛び上がり回避した。

 

「悪いが今てめェの相手をしてるほど暇じゃなくなった。あばよ麦わら小僧」

 

 そういいシキは王宮へ飛んでいく。そしておれもシキを追いかけるために王宮へ走っていく。

 

「待ちなァ。あんたらをここから逃がすわけにはいかんでしょうがァ」

 

 広場から離れる二人を逃がすまいと大将黄猿は両手をかざし光を集約させた。

 

「"八咫鏡(ヤタノカガミ)"」

 

 両手から光を放ち周りの建物や木に反射させ光が二人を捉える。そして、その光に乗り光速で追いかけようとするが──。

 

「──ッ!?うおっととォ~~!邪魔をする気かい?「海賊狩りのゾロ」ォ……」

「ヘッ。それはこっちの台詞だ。テメェこそ……」

「船長の邪魔すんじゃねェよ!!!」

 

 "八咫鏡(ヤタノカガミ)"で作られた光の道に入り追いかけようとした時、その光の道をゾロが斬る事で黄猿の移動を止める。

 

 そこに、すかさずサンジが止まった黄猿に向かって"悪魔風脚(ディアブルジャンブ)"で強化した足でかかと落としを繰り出した。

 

「ん~~、こりゃあ厄介だねェ~~。麦わらの一味ィ……」

 

 おれは後ろの事は仲間に任せてシキを追いかけるために止まらず走り続けた。

 

 これで誰にも邪魔されずにあいつを追いかけることができる……。待ってろよシキ。絶対におれがぶっとばしてやる!!

 

 

 

 

【sideナミ】

 ダフトグリーンの毒にやられ気を失っていた私はなにやら眩しい光で目を覚ます。そこには、鼻栓をしたビリーが帯電していた。

 

「ビリー……?」

「クオー!」

 

 辺りを見渡すと気を失う前まで私を見張っていたシキの部下が黒焦げの状態で倒れていた。

 

「あなたが……やったの……?」

「クオッ!クオッ!」

 

 ビリーは何度も頷き私に寄り添おうと近づいてきた。そこで私は一つある事を考えビリーに手を伸ばした。

 

「頼みがあるの……聞いて……!ウゥッ!!」

 

──バチッ!!バリバリィッ!

 

「クワッ!?クオォ!!」

 

 ビリーの翼を掴むと身体中に電流が流れ顔を歪む。ビリーはそんな私に対して驚きつつ私の手を振りほどこうとする。

 

「このままで……!お願い……聞いて……!!」

「クオッ!クオッ!」

 

 ビリーはコクコクと頷き深呼吸する。すると落ち着いたのか徐々に電流が収まった。

 

 ビリー……私の為に……。ありがと……。

 

 そして、私はビリーにこれからして欲しい事を伝えた。

 

 

 

 

──バチッ!バチバチッ!バリバリッ!

 

「クオーー……!」

 

 ビリーは自身の羽を大きく広げ全身が輝いて見える程にどんどん電圧を高めていく。

 

 ビリーの足元には導火線があり、その導火線は周りのダフトグリーンに置かれているダイナマイトに繋がれていた。

 

「クオーーーッ!!」

 

 そして、その帯電した体を利用し、電熱で導火線に火をつけた。一つに纏めていた導火線に火が灯りそれぞれのダイナマイトの導火線に別れていく。

 

 もう少しだ……もう少しで……。

 

──ナミ!コレも一緒に連れてってくれる?

 

──楽しくやれよ!

 

 手に付けたリングを見詰め私は故郷を出る前に姉と話した事を思い出す。

 

 大丈夫よ……。心配しないで……、大切な故郷を……メチャクチャになんか絶対させないから……!!

 

「ナミィィ!!無事か…………えっ!!?」

 

 何か聞き覚えのある声が聞こえた気がしたが次の瞬間辺り一面大爆発したことにより私の意識は遠退くのだった。

 

 

 

 

【sideウソップ】

「いたぞ!麦わらの一味だ!仕留めろ!!」

「そこをどきやがれ!必殺緑星!!"(ばく)ボックリ"!!!」

 

──ボボボボォォオン!!!!

 

「グアアアアッ!!!」

 

 おれは現在チョッパーに乗り戦場を駆け抜けている。

 

 辺りは海兵や海賊達がわんさかおり、戦いは最小限に抑え上手く巻いたりして切り抜けているがいまいちナミの捜索が進まない。

 

「クソッ……!早ェとこナミを見つけないといけねェのに邪魔が入りすぎる!チョッパー匂いはどうだ!?」

「ダメだ!空気中にダフトグリーンが紛れ込んでてうまく鼻が利かねぇ!」

「畜生~~!……いや、こんな時こそ落ち着けキャプテンウソップ!冷静に冷静にィ~~……ん?」

 

 おれは目を閉じ気持ちを落ち着かせようとするとふと遠くから一つの気配を感じとりその方向を向く。

 

 向いた先には遠くにあるダフトグリーンが一ヶ所やたらと光っている所を見つけ不思議に感じゴーグルで覗き見ると拘束されたナミを発見した。

 

「いたーー!!ナミがいたぞ!!!」

「えっ!?えっ!?ホントかっ!!?」

「ああっ!!間違いねェ!急ぐぞチョッパー!!」

「おう!わかった!」

 

 そしておれ達は急いでナミのところへ向かった。ダフトグリーンのすぐ近くまでつきもう少しでナミのところへ着く。

 

「もう少しだ!待ってろよナミ!!」

 

 そしてダフトグリーンに着きナミの目の前まで着いたその時──。

 

「ナミィィ!!無事か…………えっ!!?」

 

──ドゴォォオオオオン!!!!

 

 周囲に設置されていたダイナマイトの導火線が燃え尽き大爆発が起きた。

 

 幸いおれ達はなんとか爆発に巻き込まれずに済んだがあまりの爆風で倒れてしまう。

 

「いててて……なんとか助かった……」

「ナ、ナミは?」

 

 チョッパーがナミを心配して辺りをキョロキョロ探すとさっきの爆発で拘束がとけ雪原に倒れ混んだナミを見つけた。

 

「ナミ!!おいナミ!しっかりしろ!!」

「大丈夫か?今助けてやる!!」

 

 ナミ周りに刺さっている鉄柵を引き抜き急いで助けようとするおれ。そして、チョッパーはナミの顔をみて状態を調べる。

 

「このアザ……。島のばあちゃんと同じだ……早く治療しなくちゃ!」

 

 お互いナミを助けようと躍起になっていると後ろから声が聞こえてきた。

 

「おいおいテメェら!よくも樹を破壊しやがったな!?これが失くなるとどうなるか知ってんのか!!?」

「よくも俺たちの縄張りを……生きて帰れると思うなよ?」

「麦わら一味の「ゴッドウソップ」を発見!他二名も麦わらの仲間だ!早急に身柄を捕らえろ!!」

 

 振り向くと後ろから海賊や海兵がぞろぞろと此方に向かってきた。

 

「マズイよウソップ!急いでここから逃げなきゃ!?」

「クソッ!こんな時に……ん?」

 

 この状況を焦っていたその時、遠くから幾つもの大きな気配が此方に向かってきているのを感じ取りその方向を向く。

 

 その気配が近づくにつれ地響きが大きくなり襲い掛かろうとした海賊や海兵の足が止まる。

 

 その場にいた誰もがその正体に気付きみんなの顔が青ざめ始める。

 

「この……忙しい時に……」

「早くナミを連れて逃げなきゃ……」

 

 そして__。

 

 

「グオオオオオ~~!!」

「ジュララララ~~!!」

「ゴアアアアア~~!!」

 

 

「「い~~や~~!!!!」」

 

 

 島中にいた怪物達がこぞってここへ走ってやってきた。

 

 おれ達の絶叫を切っ掛けに周りの奴らも一斉にこの場を離れだした。

 

「うわあああ!?もう来やがったあの怪物共!!」

「逃げろ!逃げろォ!!」

「退避!総員この場を退避だ!!」

 

 誰もが怪物達から逃げる中、ナミを助け出しおれ達も急いでこの場を後にした。

 

 

 

 

【sideシキ】

 広場から王宮へ着くと懐に入れていたでんでん虫を取り出し連絡をかける。

 

「Dr.インディゴ俺だ。先ほど革命軍の奴らが来ていると聞いたがどうなってやがる?」

『そちらの件はモニタールームで把握してます。最初こそは奇襲で押されていましたが徐々に鎮圧に向かっています。ただ、革命軍のNo.2のサボ及び何名かの消息がなくなりました。おそらく潜伏しつつここへ向かっているものかと』

「そうか」

 

 なるほど。無理に突破するのは諦めて少数精鋭の主戦力だけで上手くここまで潜り込む算段か。小賢しいまねをしやがる……。

 

『それと……もう一つ問題が起きまして……』

「アア?なんだちゃっちゃと言わねェか」

『実は先ほど王宮を囲んでいるダフトグリーンの一部を破壊されてしまい島の怪物達が一斉に広場に現れたとのこと。もうじき、王宮内にも侵入されるかと……』

「……なんだと?」

 

 俺は総会前の出来事を思い出し、原因を導きだした。

 

 やってくれるじゃねェかベイビーちゃん。そっちがその気なら俺にも考えがあるぜ。

 

「Dr.インディゴ。()は確かこの時間は就寝していたよな。今すぐ起こせ」

『エエッ!?……まさか奴って例の……。今起こすと不機嫌になって辺り一帯が滅茶苦茶に』

「構わん。元より海軍と革命軍が来た時点で奴も目覚めかけている頃だろう。この際思う存分暴れさせてやれ」

『ハッ!了解』

 

 そういい連絡が切れ俺はもう一匹に連絡と入れる。

 

「おい、スカーレット総長。今どうなってる」

『オヤブン、現在ハ港デ交戦中デス。ナニカゴ要件デモ?』

「ああ、ちとこっちが面倒でな。()()()()()()お前戻ってこい。そこには近くにいる怪物でも適当に相手させてやれ」

『ウホッ。了解シマシタ』

 

 そういい連絡が切れるとでんでん虫はガチャと言って眠りにつき俺は懐に戻した。

 

「さて、これだけ歯向かってきたのならもちろん覚悟あっての事だよな……。ならもう遠慮はしねェぞ」

 

 俺に逆らう奴は誰であろうと決して許さん。海軍も革命軍もあの小僧らも……。

 

 全員地獄を見せてやる。

 

 

 

 

【sideロビン】

 ルフィとシキがいなくなった後も王宮広場では激しい乱闘が繰り広げられていた。

 

「"フランキ~ロケットランチャー"!!!チィ!どんだけいやがんだコイツら!倒しても倒してもキリがねェ!!」

「ヨホホホ。ウソップさんにチョッパーさん上手く見つかればよいのですが……」

「ええホント。無事だといいのだけど……。"千紫万紅(ミル・フルール) 巨大樹(ヒガンテスコ・マーノ)「ストンプ」"!!!」

 

 私は地面から1000本の脚を咲かせ、それを束ね巨大な両脚を天に向かって咲かせた後、膝を曲げて、地上にいる複数の敵をバタ足の要領で蹴散らす。

 

「グアァアアア!!?」

「クソッ!たかが3人じゃねェか!舐められたままで終わってたまる──ギャッ!?」

「おっと失礼。でも私、舐める舌無いんですけど~~。ヨホホホ!」

「いやお前ェ舌あるだろ。たまに見るぞ?」

「………………え?」

 

 なにやら後ろでブルックの動きが止まった様子だけど気にせず戦いを続ける。

 

 黄猿はサンジとゾロと戦っている間に何処かへ行ったお陰で多少は戦力の分散はしたけどまだまだ気は抜けれないわね。

 

 そう考えた時、広場の正門方面からなにやら騒がしくなっていた。何事かと思ったがその答えはすぐに分かることとなる。

 

「気をつけろォ~~!!島の怪物共が襲ってきやがったァ!!!」

「なんだとっ!?いったい誰がやりやがった!!」

「どういう事だ!我々はここを決戦の地と選んでいたからあえてここのダフトグリーンには手を出さないようにしていたハズだぞ!」

「ハッ!先ほど現場に居合わせた者によりますと麦わらの一味の「ゴッドウソップ」他二名の仕業との事ですモモンガ中将!」

「アイツ等か!このままでは作戦が滅茶苦茶になってしまう。総員、怪物の進撃に備えよ!!」

 

 どうやらこの島にいる怪物達がここを襲いに来たようだ。しかし、私は他に気になる事を耳にした。

 

「ねえ、ウソップの他に二名って言ってたようだけどひょっとして……」

「ええ、どうやらウソップさん達が上手く見つけてくれたようですね」

「アウッ!スーパーじゃねェかあんにゃろう共!後はシキにお礼参りしてとっととずらかるぞ!」

 

 既に多くの怪物達が広場の侵入してきたが、私達の士気が上がりもう一踏ん張りと思ったその時__。

 

「全員!!"止マレ"ェェエエエ!!!!」

「……え?」

 

 突如、何者かが叫びと先程まで暴れまくっていた怪物達がピタッと動きを止まる。

 

「ヨシッ!ソノママ此方ニ"整列"ッ!!」

 

 そして続けて号令をかけると散々だった怪物達は一斉に一ヶ所に集まり列に並び、そして列の前には一匹のゴリラが立っていた。

 

「なんだっ!?どうなってやがる?あの凶暴な怪物共が服従してやがる……」

「フランキーさん。あのゴリラさん只者じゃなさそうですよ」

 

 私達はあの異様な光景を警戒していると周りの海賊達が一斉に盛り上がった。

 

「ウオーー!!スカーレット総長が来てくれたぞォ!これで怪物共も恐くねェ!!」

「ー気に海軍の奴等をブッ潰しちまえ!!」

「容易イ」

 

 スカーレット総長と呼ばれているゴリラは片腕をスッと上げ──。

 

「全員ッ!海軍及ビ麦ワラノ一味ヲ"始末シロ"!!」

「ゴアアアアアア!!!」

「ジュラララララ!!!」

「ガアアアアアア!!!」

 

 そう命令したと同時に怪物達は雄叫びを上げ私達に襲い掛かってきた。

 

 

 

 

【sideウソップ】

「どうだチョッパー?」

「危ねェよ……。やっと呼吸をしているような状態だ……!早くなんとかしないと……」

 

 おれ達はあれから怪物達から逃げ正門の影に隠れることで事なきを得たがおれから見てもナミの容態がヤバイことは見て分かった。

 

「この病気を治せるのはIQって言う植物だけなんだ。ただ、それをシキが独占してるって……」

「なんだって!?いったいどこに……」

 

 おれ達は王宮の方を見ていると──。

 

──ピュン!ズガァァアン!!!

 

「ウワッ!!?」

 

 突然、空から何か飛んできて正門が破壊される。何が起こったのか分からないがすぐさまナミの方を見る。

 

「いててて……。おい!ナミは!?」

「なんとか大丈夫だ」

 

 チョッパーが重力強化でナミを担いでたお陰で無事のようだ。そしてすぐ上を見上げると浮いている男を見ておれ達の目は見開いた。

 

「シキ!!」

「やってくれたな小娘……」

 

 シキはこっからでも見て分かる程に不機嫌な表情をしておりおれ達……と言うよりもナミを見下していた。

 

「よっぽど死にたいらしい。……お前はもう要らん!お前らがどうあがこうと"東の海(イースト•ブルー)"は必ずぶっ潰す……」

「ひいいい~~!か、囲まれた!?」

 

 そういい、シキは以前戦った時に作り出した様に今度は雪で巨大な獅子の顔を複数生成しおれ達の周りを囲い混む。

 

「"獅子威(ししおど)し「御所地巻(ごしょちま)き」"!!!」

「ヤベェーー!!」

「うわーー!!」

 

 周囲にいる巨大な獅子の顔が一斉におれ達に目掛け襲い掛かってきた。

 

「絶望のうちに死ね!!」

「クソーー!!」

「ちくしょーー!!」

 

 畜生!!ナミ!すまねェ!!!

 

 おれ達はこの絶望的な状況を前にナミを守れない己の弱さの悔い目を閉じてしまうが──。

 

 

「……ん?──ッ!?あっ……」

 

 

 一向に襲ってこない事に不思議に感じ目をあけるとそこには──。

 

「「ルフィー!!!!」」

「麦わら小僧ォ……」

 

 おれ達の船長が立っていた。

 

「ナミ!あいつぶっとばしてみんなで帰るぞ」

「……ルフィ…」

「ここは任せろ。ナミを頼む!」

「わ、分かった!」

「がんばれルフィ!」

 

 おれ達はすぐさま立ち上がりこの場を後にする。

 

「どこへ逃げようと……皆殺しの運命に変わりはない」

「おれ達の運命を……」

 

 ルフィはギア2で身体中から出ている蒸気をより濃く、より勢いよく吹かしシキを睨み付けるそして──。

 

「お前が決めるな」

「──ッ!?」

 

 一瞬にしてシキのの目の前まで飛び、あまりの早さに油断していたシキは呆気にとられた。

 

「"ゴムゴムのォ火拳銃(レッドホーク)"!!!」

「ぐおっ!!?」

 

 ルフィの一撃は見事シキの身体に入りあまりの衝撃で吹っ飛んでいくが途中で止まる。

 

「始めっから全力で行くぞ!!"ギア4"「スネイクマン」!!!」

 

 ルフィは地上の落ちる前に"ギア4"を発動し身体中に蒸気を纏うとまた上空へ上がっていく。そして蒸気の中からいつもとは違う姿で現れる。

 

 そして、そのままシキへ向かい飛んでいった。

 

「"東の海(イースト•ブルー)"には行かせねェ!!!」

「腹立たしい……。"東の海(イースト•ブルー)"の男におれは手加減できんぞ!!」

 

 こうして"東の海(イースト•ブルー)"を賭けた大将同士の闘いの幕が上がった。

 

 

 

 

【side海軍】

 ここは海上。もしもの場合を想定し、軍艦を何隻か予備の戦力として待機させている。

 

 その中に待機中にも関わらず"メルヴィユ"へ向かおうとする軍艦が一隻。

 

「おい誰だァ!まだ出陣命令を受けていないぞ!そこの軍艦止まれェ!!」

 

 しかし、他の軍艦に滞在している将校の言葉を無視し軍艦の上のシャボンバルーンが膨らんでいく。

 

「おい、お前!あの軍艦を止めてこい!」

「──ッ!?オニグモ中将……。し、しかし……!!」

 

 近くにいた海兵に命令違犯を犯しているあの軍艦を止めるように言うが海兵は軍艦にいる人物を見て騒然としてしまう。

 

 何事かと思い徐々に上昇していく軍艦を見詰めると一人の男を発見した。

 

 その男とは──。

 

「ぶわっはっはっ!!奴と会うのは何十年ぶりだと思っておる!この件にワシが黙っていられると思っておったのか?全くサカズキの奴ワシを待機組に入れよって……!待っておれよシキ~~!!!」

 

 これから更に激しさを増していく戦場の渦中に伝説の英雄も自ら入り込もうとしていた。




どうも皆さんもしロマです!
11話をご覧くださりありがとうございます!

もしロマ「正直、この人を出すかどうかは迷いましたけど面白くなりそうかなァ~と思って……」
英雄「そういやお前さん仕事辞めたんじゃってな」
もしロマ「…………」(゜ロ゜)
英雄「あ……これ、内緒じゃっけか?ぶわっはっはっ!じゃあ、今のなしw」
もしロマ「おい待てクソジジィィ!!!!」


で、ではまた次回にお会いしましょうでわでわ~~!( ;´ ▽ ` )ノシ
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