ONE PIECE ~STRONG WORLD-IF~ もしもシキが衰えず強いままだったら 作:もしも=ロマンの可能性だよねッ!
それ以外を選んでくださった皆さんにも楽しめるよう頑張りますのでよければ引き続きご覧ください( ´ ▽ ` )
中盤まで「全員ランダム」が圧倒的に多かったのでランダムで話を書いていたのに終盤で「映画のまま」が同数になってハラハラしたのはここだけの内緒……(^_^;)
【sideナミ】
「なあ、そろそろ俺の元に着く気になったか?ベイビーちゃん」
「何度も言わせないで。私は貴方の仲間になる気はないわ。早くここから出して」
ここはメイヴィルの中でも標高が高い位地に浮いている島。外は吹雪でよく見えず地面は大雪で降り積もっている。
そんな島の中心にシキの王宮が建っており、拐われた私はその王宮の温室プールでしばらく泳いだ後今日もシキの勧誘を断っていた。
「ジハハハ。気の強ェ娘だァ。だが、そういう女は嫌いじゃあねェ。まだ時間はある。じっくり考えることだな」
もうここ数日このような感じに誘ってくるがその度に私は断り続けている。みんなどうしているだろう……。早くみんなに会いたい。
「シキの親分。お持ちしましたァ。例の細胞の一部を合わせて作られた最新の進化モデルです」ブッブッブッブッ
そこに先ほどシキに見せたいものがあると言ってどこかへ行ってた白衣を着た科学者Dr.インディゴが変な足音を立て大きな鳥籠を持ってきた。
……何故かしら?あいつの声を聞くと無性に腹立つのよね。不思議だわ。
「クアー?」
鳥籠をを下ろし鍵を開けると中から大きなアヒルっぽい黄色い鳥が出てきた。鼻水を垂らしておりちょっと可愛い。
「クアー♪」
____バチバチバチィッ!!!
「「「ギャァアアアッ!?」」」
黄色い鳥は籠から出た為か上機嫌にシキ達に近づくと3人ともブルックみたいに骨が見えるほどの電撃を放った。
「コンチキショウがァア!!」
「グアァッ!?」
「ちょっと!」
Dr.インディゴと洋服を着込んだゴリラが放電で倒れるとシキはイラつきを黄色い鳥にぶつけ床に叩き付けた。
叩き付けられた鳥は痛みで蹲ってしまった為、私は側へ行き痛がっている鳥の頭を撫でる。すると、鳥はすがるように身を寄せてきた。
「イチチチ。おいっ、新たな進化って今のかァ?Dr.インディゴ!」
「は、はいィ。例の作品の性能には幾らか劣りますが電撃技が特化したタイプでして……」
シキは電撃で倒れたDr.インディゴに聞くとDr.インディゴは倒れたまま鳥について答える。そこで私は1つ気になる事があったので話に割って入る。
「何よ進化って」
「ン?ああ、そうか仲間になるんだったらそこら辺については説明すべきだったな」
そこからシキはこの島について説明する。
この島には他の島にはいない進化を遂げた獰猛な動物がいる事。それがIQという植物によるものが原因という事。
そして、その植物から作り出した薬"SIQ"によって島中の動物達がより強靭により狂暴な進化を遂げた事。
「酷い事を。何の為にそんな……」
そんな島の動物達に同情的になったと同時にここ数日の疑問が解決した。
そうか。ルフィ達はその動物達に追い回されているから助けに行くのに手こずっているんだわ。
「俺の目的はいずれ分かる。仲間になればな」
「っ!だから、私はそんなこと絶対に_____」
何度もしつこく誘ってくるシキに私は強く声をあげ断ろうとするが_____。
「なるっ!!」
「っ!?」
シキは私の言葉を遮るように、そして断定したように言い放った。
「時が経てばいずれお前の方から仲間にしてくれと懇願するようになる。仲間なら聞いてやれる頼みってのがあるだろう?」
何やら怪しげに含み笑いをしていると後ろから洋服を着込んだゴリラが何かを伝えてくる。
「ウホッウホッウホッ」
「ン?なんだ?」
「オヤブン。ソコノ娘オレニクレ」
「話が外れ過ぎなんだよ!?このエロゴリラ!!」
「驚いたァ。おばあちゃんかと思った」
「どんだけゴリラ顔なんだよ!お前の血統はっ!!」
「「「はいっ!」」」
そしてシキ達はお決まりのように3人でキメポーズをとった。
……相変わらず唐突にぶっ込んでくるわね。そのコント……。
【side少女???】
「ハァ……ハァ……ハァ……」
私は吹雪が吹き荒れている中、手に持っている「植物」を握り締め極寒の中を突き進んでいた。
ついに見つけた。これがあればおばあちゃんの病気も治るはず。きっと……っ!?
進んでいると正面からトナカイの角の様なものが生えた恐竜と大蛇が争っており突然の事に私は気が遠くなり倒れた。
恐竜は大蛇を倒すと近くで倒れた少女を見つけ狙いをそっちに移し捕食しようと口を開けた瞬間、何者かが突然現れ恐竜は倒れる。
気を失う瞬間少女は人影を見つめそのまま気絶した。
「まったく、こんなところに女の子がいるとは。確か村はあっちの方だったか。早く安全な所へ連れていかないとな」
【sideウソップ】
「いや~。空からあんたらが落ちてきた時は驚いたよ。これでもお飲み。身体が温まるよ」
「おお~。すまねェな。ありがとよ」
子牛の襲撃によって落っこちた俺達は下が湖だったおかげで助かったがそのまま溺れてしまった。
だが、ここは村の中だったようで先ほどこのおばさんに助けられた。
渡された湯呑みを飲むと今まで酷使してきた身体に染み渡る……ズズッ、ウメェ~。
「ヨホホホ。ご厚意、痛み入ります。お嬢さんから優しさが伝わって骨身に染みます。骨だけに」
「やだよ、骨の人。お嬢さんなんて」
そう言っているがお嬢さんと呼ばれて少し気を良くしたのか満更でもなさそうな様子だ。
「アウッ。コイツを見ても怖がらねェなんて中々きもが据わってんじゃねェか」
「確かに珍しいがウチの島にはもっと珍しい動物達がわんさかいるからね。これぐらいじゃ怖がらないさ」
「確かにここの動物達は気性が荒いですものね~」
「気性……ね……」
ブルックがそう言うとなにやら難しい顔をし苦笑する。
「元々この島には珍しい動物達がいたがそれでもここの村の人達とは上手く共存してたんだ」
「そうなのか?」
「ええ。でも、いつの日か途端に動物達は狂暴化し手が浸けられなくなってしまったんだよ」
おばさんはこの島について説明してくれた。そして、22年前この島に突如現れた海賊シキによって島は浮かび動物達も狂暴性を増し住民達は支配下に置かれてしまった事。
おれ達は話を聞けば聞くほどにシキへの敵意を募らせる。
「シキの野郎……」
「どんな生物でも同じくこの世に生ませた「大事な命」……。それを好き勝手にしていい理由なんてこの世にはありません……」
「ブルック……」
フランキーがイラつきシキの名を呟く隣でブルックがそう語る。そうだよな。一味の中でも人一倍命に対して重く感じているコイツにとってこの島の現状は許せない事だろう。
「……ありがとね。そう言ってくれるだけでも私達は嬉しいよ。それに_____っ!!あんたら身を隠しな!」
何かを見た途端におばさんの顔色が悪くなりおれ達にそう告げる。おれ達は言われた通り身体を伏せて身を隠す。
そして、船からそーっと村の方へ視線を向けると人1人分の大きさのでんでん虫が村中を見回っていた。
「デカァ……」
「自走式映像でんでん虫さ。アレに映った映像はシキの住む王宮に送られる……私達が何もできないように」
「なんだと?」
「私達は監視されているのさ。少しでも変な真似をしようものならいつでも消せるように……」
そして、でんでん虫がどこかへ行くまでおれ達は身を隠し続けた。その後もおばさんの暗い顔は戻らなかった。
【sideシキ】
ここは王宮内のメインシステムのモニタールーム。ここでは島中に徘徊しているでんでん虫から現在の映像が監視できる部屋となっている。
「シキ様。船長達が皆、港に到着したようです」
モニタールームの部下がそう報告してくる。そうか、予定通りにいっているようでよかった。
「よし。世界を支配する俺の計画もここまできたな」
「いよいよ今夜ですか」
「島の男を村へ戻してこい」
「えっ!解放して宜しいので?」
「ああ。そういう約束だからな」
作業員が表情が強張る。今言った島の男とはこの島に住んでいた住民達の事。俺の計画のために拐いこれまで労働力としてコキ使ってきた。
しかし、最初は反発してきたため俺は契約を提示した。
一つ、労働力として力を貸す間は島の住民には手を出さない事。
二つ、俺の計画が進みこの島を出る時暁にはお前ら男達を解放する事。
この二つの契約の元、男達はこれまで働いてもらった。そして、今夜その計画が進むため約束通り俺は解放する指示を出す。
だが……。
「ただし、一人だけだ。」
「え?」
「絶望の前には希望を与えとくもんだ。より高いところから落ちるヤツの引きつった顔は 格別だろう?ジハハハハハ」
そう言い俺は楽しげに口角を上げハマキを吸うと部下の顔色がまた変わり身震いしていた。
「……っ!……っ、っ!……~~っ!!」ブッブッブブッブッ
そこにDr.インディゴが訪れなにやらジェスチャーをして伝えようとしてきた。
「アア?なんだ?」
「シキの親分!」
『喋るんかいっ!!?』
室内にいた全員が同じ反応をし突っ込んだ。Dr.インディゴはそのまま報告に入る。
「一大事でしてェ。あの娘が逃げ出しました!」
「ナニィ?」
「どうやらプールの水がそのまま島の外に繋がっていることに気がついた模様でダクトから水路に入り逃走です」
「島中のでんでん虫を使い全ネットワークを駆使して必ず探し出せ!」
「はい!」
俺はそう伝え指示を出す。総員動きが変わり急ピッチで島中の映像を監視し始めた。これで見つかるのも時間の問題だろう。
それにしても、この俺を出し抜こうとするとは。まだ俺から逃げられるとでも本気で思っているのか……?ますます欲しくなっちまうぜ。
なあ、ベイビーちゃん……。
【sideコビー】
ここはシキの王宮のある島。その海岸の港には何千……いや何万人もの数の海賊達が招集されていた。
その中に無法者の格好をし周りに気付かれないよう小声で小型でんでん虫で連絡を取る者がいた。
「ここがシキの縄張りか……。もしもし、聞こえますか?こちらコビー。無事シキの本拠地に潜入することに成功しました」
『ああ、よくやったコビー大佐。引き続きそのまま潜入捜査を続けてくれ。何かあればすぐに連絡をするように』
「はい。承知いたしました」
そして、でんでん虫は「ガチャ」と言い連絡を遮断し眠りについた。
僕がここに居るのは先日の海軍本部襲撃事件の首謀者、"金獅子のシキ"を捕縛する為である。
その為に軍は近日中に戦力を整えここにいる海賊達率いるシキと戦う準備をしている。
僕の役目はその戦う作戦としてシキのアジトに潜り込み、シキの戦力の詳細及びシキの目的を知ること。
これだけの海賊がいるんだ。いったいどれ程大掛かりな計画を立てているのか……。良からぬ事を企てているには違いない為必ず阻止しなくては。
「こちらコビー。無事潜入に成功。そちらの首尾はどうですかヘルメッポ少佐」
そして、僕は他の潜入メンバーに連絡を取り着実に任務を遂行していくのだった。
どうも皆さんもしロマです!
4話ご覧くださりありがとうございます!
最近、家族から毎年恒例のユニバのONE PIECEプレニアムショーに行く事になったのですが今年こそはサンジの海賊レストラン行けるかな……。
3年前→✕
2年前→✕
去年→✕
もしロマ「(今年こそは)行ぎたいっ!!!!」(泣き顔ロビン風)