ONE PIECE ~STRONG WORLD-IF~ もしもシキが衰えず強いままだったら   作:もしも=ロマンの可能性だよねッ!

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どうも皆さんもしロマです!

【祝!UA数10,000突破!!】
皆さんにこんなにもこの作品を見てくれていると思うだけで凄く嬉しいです!!( *´艸)
これからももっと色んな方達に見てもらえるよう頑張っていきたいです!!( ノ^ω^)ノ
それではどうぞ(*^ω^)つ


9話 ゾロvsシキとナミの残した言葉

【sideゾロ】

「三刀流!!"煉獄鬼斬り(れんごくおにぎ)"!!!」

「"斬波•桜爪(ざんぱ•おうそう)"!!!」

 

──ガキィィインッ!!!

 

 ここは王宮へ向かって飛んでいる岩の上。そこでおれはシキと闘っていた。

 

「ジハハハハ。誰かと思えば以前ベイビーちゃんを拐った時、真っ先に俺に斬りかかってきた小僧か」

「アア、あん時は世話になったな。借りは返すぜ。三刀流!"千八十煩悩砲(せんはちじゅうポンドほう)"!!!」

「ヌゥッ……ハアアッ!!」

 

 空中に上昇したシキに対して斬撃を飛ばし追撃する。しかし、これを難なく受け止めあらぬ方向へ弾き返し飛んでいった斬撃は近くの浮き島を切り裂いた。

 

「なかなかデケェ斬撃を放つじゃねェか。だが荒々しすぎて無駄も見える。どれ、ちと手解きでもしてやろう"獅子•然猟狩(しし•ぜんりょくがり)"っ!!!」

 

 上空から放たれた二振りの斬撃は二頭の獅子と化しておれに襲いかかる。この技は初見だったがおれの野生の感が瞬時に危険信号を放っていた。

 

 アレを受けたら……マズイッ!!

 

 瞬時におれは上空へ跳び上がり回避した。そして、シキの頭上まで到達してから三本の刀を「武装色」で強化し振り上げる。

 

「フワフワ飛び回りやがって!叩き落としてやるよ……三刀流!!"極•虎狩り(ウル•とらが)"っ!!!」

 

 おれはそのままシキの頭上から海へ叩きつける勢いで刀を振り下ろした。しかし──。

 

 

──カキィィン!!

 

「──ッ!?」

「なかなかの重さだが……まだまだだな。"獅子•流桜牙(しし•るおうが)"!!」

「ゴハッ!!?」

 

 振り下ろした刀はシキの脚の刀で難なく捌かれ無防備になった状態からシキの殴打が炸裂しナミの近くに叩き落とされた。

 

「ゾロッ!!?」

「ゲフッ……おうナミ、もうちょっと待っててくれ。すぐ方を付ける」

「ゾロ……違うの。もう……いいの……」

「アァ?何言ってんだお前……?」

 

 おれの状態を見て心配した様にもいてたがナミの様子を見て違和感を感じる。どうもそれだけじゃないような感じだ。

 

 ナミの反応を見てシキが嘲笑うかのような笑みを浮かべる。

 

「ジハハハハ。そうだ言ってやるといい。もう既にコイツは俺の仲間になった事をなァ」

「冗談はその頭だけにしとけよ。舵輪頭」

 

 おれは言葉に殺気を乗せ睨むが、シキは余裕の表情でこちらを見下ろす。

 

「冗談じゃねェから俺と居たんだろうが。あと頭もな」

 

 お互いに目を剃らさず緊迫した時間が過ぎる。闘い始めて時間が経っており日も降り空が薄暗くなってくる。

 

「俺はこう見えて忙しいんだ。特に今夜はめでてェ宴なんでな。悪いがとっとと終わらせ──ッ!!」

 

 シキが言い切る前にお互い「見聞色」で何か大きな気配を感知しおれも同時に同じ方向を向いた。

 

──ゴロゴロ……。

 

 視線の先には他の浮き島よりも明らかに大きな島があった。陸上には棘のような山が無数にありその上空には暗雲が立ち込めている。

 

 あの島……何かいるな……。

 

 おれが島を凝視しているとシキは思い出したかのようにタメ息を吐いた。

 

「ああ、そういやここは()()()の縄張りだったな。もう日も沈んできたし活動時間に入る頃か」

「アイツ?時間?いったいなんの事だ?」

「教える義理はねェが、まあ一つ教えてやろう。少なくともここに長居してると……ただじゃ済まねェぜ?」

 

 そう言った瞬間、島の山頂が光だし──。

 

 

──カッ!バリバリ!シャァァン!!ゴロゴロ!

 

「ウォッ!!?」

「キャッ!!?」

 

 突如、無数の山頂から雷が発生し辺り一帯に放電し始めた。あまりの放電量におれ達は思わず身を屈めた。

 

 そして、雷は此方にも飛んできておれ達の足場に直撃する。すると、あまりの衝撃で亀裂が入り徐々に広がっていく。

 

「オイオイまさか……」

 

 嫌な予想は的中し足場が崩れ始めた。いくらシキの能力でも粉々になった物は制御が消えるのか浮力は消え崩れ落ちていく。

 

「クソッ!ナミッ!!」

 

 せめてナミだけでも助けようと手を伸ばす。ナミは崩れ落ちるおれの手を見て一瞬伸ばしかけるが──。

 

「……ごめん」

 

 一言。たったその一言をいい、ナミはおれの手を拒んだ。

 

「なんで……ッ!?」

「ジハハハ。そういう事だ。残念だったな。航海士は貰っていく!」

 

 完全に崩れる前にシキがナミを抱きかかえ落ちるおれに嘲笑う。そしてシキはそのまま何処かへ飛んでいってしまう。

 

 追いかけようにもおれは重力に抗えずどんどん落下していく。

 

「クッ!このままじゃ……ヤバッ!?」

 

 落下中で身動きがとれないおれに目掛けて雷が一直線で襲い掛かってきた。

 

 マズイ!!避けられね──ッ!?

 

「クオ~~~~ッ!!!!」

 

 雷が当たる直前、何かがおれを掴み上空へ飛び上がった。

 

「なんだこの鳥?でも、まあ助かったありがとよ。でも、助けて貰っておいて悪いんだがアイツ等を追わねェ──トゥオッ!?」

 

 黄色い鳥に感謝しつつ連れてかれた仲間を取り戻す為に何とか誘導しようとするも、先ほどの雷がまたおれ達を襲う。

 

 よく見るとあの島から放たれる雷は先程よりも激しさを増しておりどんどん辺りの被害も拡散してきている。

 

「クソッ!これじゃ追おうにもまともに進めやしねェ……!!ウォッ!?」

 

 何とか躱していると突然、黄色い鳥はシキが飛んでいった真逆の方向に飛んでしまう。

 

「オイ馬鹿そっちじゃねェ!早く追いかけねェとナミがっ……ん、お前……」

「グォー……」

 

 顔を見ると鳥は泣いていた。それが何に対してなのかは分からない。雷が恐かったのか、それともさっきまでのシキの殺気を感じてなのかも。

 

 ただ分かったのは、その恐怖心に対し決して折れず瞳に希望を宿している事だった。

 

 

 

 

【sideシキ】

 ベイビーちゃんを連れていく道中ちょっとしたアクシデントがあったが特に問題なく無事王宮へ着いた俺達は予定通り計画を実行した。

 

 モニタールームに入り俺専用の玉座へ座ると場違いなコタツに入ったDr.インディゴが俺に気づく。

 

「……あ、お帰りなさいませ」

「ああ……ふ~~……」

 

 葉巻で一服した後、身仕度を終えたであろう者の気配を察知した。

 

「おい、何してる。入ってこい」

 

 そういって出てきたのは黒い衣装に身を包んだベイビーちゃん。ここへ着いてから一切変わらない無表情のままコチラヘ歩いてくる。

 

「ジハハ……見れば見るほどいい女だぜ」

 

 軽口を言ってもやはり無表情。変わらぬ顔に対しこの後見れるであろう顔を想像し口角が上がる。

 

「見ろよ。お前はいい判断をした。故郷がこうならずに済むという幸せを噛み締めるといい……」

「…………ッ!」

 

 視線を下へ向けていたベイビーちゃんがモニターを見るため視線が上がった。そして、視界に映っていたのは──。

 

『グアオオオオオオッ!!』

──ドガッ!ドゴォン!

『ガルルル!!』

──バチバチ……ガシャァン!!

『ギャオオオオオ!!!』

──ドスドスッ!グシャ!!

 

 村が怪物共に襲われている映像だった。

 映像からは怪物の鳴き声と建物が崩れる音、そして村人の悲鳴が聞こえてくる。

 

「ほんの余興だ。村のダフトグリーンを撤去しただけの事……」

「………………」

 

 ベイビーちゃんの顔はここからじゃ見えないがはたしてどんな顔をしているのだろう。そんな、気持ちを胸にベイビーちゃんをみるも反応がない。

 

 放心でもしたか?とも思っていると──。

 

「……興味ないわ。部屋に戻ってる……」

 

 

 ベイビーちゃんはこちらに振り向き部屋の外へスタスタと歩き出した。その時の顔も無表情だった。

 

「……なんだ。もっと逆上するかと思ったぜ……」

 

 俺は予想とは違ったベイビーちゃんの顔につまらんと感じた。あれだけ仁義的な奴ならこの光景を見て焦ったり怒り狂ったりするもんだろうに。

 

「まあ、いいさ。この後の総会までまだ時間はある。暇潰しにもう少しこの余興でも見て……ン?」

 

 映像で村人が今まさに怪物に襲われそうになった瞬間、何やら家が燃えた炎とは違う()()()()()()()()()が間に入り怪物の猛攻を防いだ。そして──。

 

『"火拳(ひけん)"!!!』

 

 怪物が炎に包まれていった。

 

「アイツは……」

 

 

 

 

【sideサボ】

 急いで来たが一歩遅く既にダフトグリーンは撤去されており村は猛獣達に襲われていた。

 

 辺りの家は崩れ火が上がっており逃げ遅れた村は悲鳴をあげて逃げ惑っていた。俺は己の不甲斐なさに歯をくしばり村人の救助に向かった。

 

 すると、前方に逃げ遅れたであろう一家3人が猛獣に襲われそうになるのを見た瞬間、身体が動いた。

 

 走るよりも能力で移動する方が早いので身体を火に変え一直線に襲われそうになった一家の前に立ち猛獣の攻撃を受け止めた。

 

 そして、すかさず俺は拳を握り火を纏わせ猛獣を殴った。

 

「"火拳(ひけん)"!!!」

 

 振り抜いた拳は巨大な炎の拳となって猛獣を襲い黒コゲになって倒れた。

 

「遅くなってすまない。怪我はないか?」

「……お兄ちゃん?」

「ああ、また会ったな。無事そうでよかった」

 

 俺が優しく笑いかけるとシャオは安堵した様子で大粒の涙を流した。

 

「う"ん!お兄ぢゃんがたずげにぎでぐれで私もよがっだ……!」

「私からもお礼を言わせてください。助けてくれてありがとうございます……」

「いえ、まだ早いですよ。お礼を言うのはここの猛獣達を片づけてからだ」

「私達も手伝うわ」

「村のレディー達には指一本触れさせん」

「おう!おれ達にも任せろ!」

「お兄ちゃん……この人たちは……?」

 

 突然現れた人達にシャオは驚き俺に聞いてくる。そして俺はニッと笑った。

 

「ああ、この人達はとても頼りになる……俺の弟の仲間さ!」

 

 そう言って俺達は村を守るために次々に襲いかかってくる猛獣を蹴散らし始めた。

 

 

 

 

「すごい……」

「ホントに全部倒しちゃった……」

 

 家にあがった火が消える頃には猛獣達は全員倒してしまいその様子をみていたシャオ達は驚きを隠せないでいた。

 

「負傷者は多数いたが、とりあえず村人に死者がでなかったのは不幸中の幸いだな」

「ええ、これも全部貴方様のお陰です。どうお礼を言えばいいか……」

「いえいえ、むしろ助けに来るのが遅くてスミマセン。もっと早ければこんな事にわ……」

 

 そんなことを言っていると横からチョッパーが鼻をならして何かに気付いたような声をあげた。

 

「クンクン……あっ。あっちの方にルフィ達の匂いがする!」

「なんですって。なら急ぎましょ」

 

 ロビンの言葉に賛同しチョッパーの後を追う。すると、遠くに捻られたような土の塔が4本建てられていた。そこには──。

 

「ルフィ!!?」

「ウソだろ……いったい何が……」

「急いで掘り出しましょう!」

 

 ルフィに続きウソップ、フランキー、ブルックが塔の中に首だけ出して埋まっており、俺達は急いでみんなを掘り起こした。

 

 急いで掘り起こし4人を安静にさせてみんなの目が覚めるまでにそう時間はかからなかった。

 

 

 

 

【sideルフィ】

 目を覚ますとみんなが揃ってて驚いた。何よりサボにもまた会えて嬉しい。でも、そればっかり考えてる場合じゃない。

 

 早くシキのところを行ってナミを助けに行かねェと……!!

 

 そう考えおれはすぐさま走り出そうとするもみんなに止められる。

 

「なんだよお前ら!早くしねェとナミが!」

「分かってるが一旦落ち着けルフィ!ナミを助けたい気持ちはおれだって一緒だっつーの!だが、その前に説明があって……」

 

 おれとウソップでそんな押し問答をしていると空から叫び声が……。

 

「うぉぉおおおああああっ!?」

 

____ドゴォォン!!

 

 空から何か降ってきたかと思ったら土煙がなくなるとそこにはイソギンチャクが生えていた。

 

「ブッハ!!オイアホ鳥ィ!もっとまともに下ろせねェのかテメェ!!?」

「クオ~~」

 

 と思ったらゾロだった。

 

「ゾロッ!!ビリー!!」

 

 おれがそう呼ぶと一人と一匹はそれぞれ喜びの表情となる。

 

「おお!ルフィじゃねェか!!久しぶりだな!てかこの鳥知ってんのか?」

「ああ、コイツはビリーて言っておれの友達だシシシッ!」

 

 おれは嬉々としてゾロと話してるとまたナミの事を思い出し即座に険しい顔になる。

 

「そうだゾロッ!実はナミがまたシキに捕まってよ。これから助けに行くんだ。一緒に行くぞ!」

「なにィ。分かった行くぞ!」

「だァ~~かァ~~らァ~~!お前ェらまずは人の話を聞けェッ!!」

 

 それら色々ありサボから"東の海(イースト•ブルー)"について教えてくれた。

 

「シキが"東の海(イースト•ブルー)"の事件を起こした張本!?」

「ああ、そうだ……」

 

 サボが肯定し他のみんなも険しい顔になるも驚きはしない。どうやら、おれ以外は全員知っているようだ。

 

「あの怪物どもを使って故郷をメチャクチャにしようってワケか……。クソ野郎が……人をコケにしやがって……!!」

 

 サンジは悔しそうにシキに対し憎しみの感情を口にする。ウソップはチョッパーに治療されながらナミについて語る。

 

「ナミは……故郷を守るため一人……シキについて行っちまった……。おれ達は……ナミに救われたんだ……」

 

 一同顔を伏せ何も言えない重い空気がのし掛かる。そこにおれ達の方へやって来るものがいてサボが反応した。

 

「シャオか。村の人達はどうだった?」

 

 シャオと呼ばれる少女はコクりと頷き恐る恐るといった感じにおれの方を見る。そして隣のお婆さんを背負った女性。おそらくシャオの母親でだろう人はおれ達に視線を向け口を震わせた。

 

「それより今の話……。"東の海(イースト•ブルー)"ってのはあんた達の故郷なのかい?」

 

 母親がそう言うと隣のシャオはみるみる泣きそうな表情に変わっていく。

 

「あのコも……そこが故郷なのかいっ?」

 

 そんな質問に対しおれは正直に答える。

 

「ああ、そうだ」

「……ッ!!わたしはなんて事を……!あのコの前で「シキが早く"東の海(イースト•ブルー)"へ行ってしまえばいい」だなんて……」

 

 母親は苦渋の顔を浮かべその場に座り込む。

 

「なんててヒドい事を口にしてしまったんだ……!!」

「わたしも喜んじゃった……!!」

 

 とうとう隣の少女も泣き出し涙を拭った。

 

 それと同時に拭った手に持っていたある物に気付く。

 

「お前、それどうしたっ?」

「あ、これ……。今ここで拾って……」

「ちょっと見せてくれ」

 

 おれはそういいシャオの元へ近づきソレを手に取る。そして、シャオ達に笑顔でこう言った。

 

「お前らスゲェな!自分達の村がメチャクチャになってるってのにナミの事気づかってくれてよ……。こんな心の優しい奴らみたことねェよ。ちっとも酷い奴なんかじゃねェ!!」

 

 そうだ、この人達はこんなにもいい奴らじゃないか。そんないい奴らをこんな目に遭わせるアイツこそ……!!

 

「酷ェのはシキの奴だ!おれがアイツをぶっとばしてきてやるからよ!!元気だせ!な!!」

 

 ここでこの親子達の表情が柔らかくなり泣き止みはしないものの笑みを浮かべた。

 

 おれはみんなの元へ戻りシャオが持っていた物をみんなに見せた。

 

「なんだ?"音声貝(トーンダイアル)"?」

 

 ウソップの言う通りこれは"音声貝(トーンダイアル)"だった。それも──。

 

「ああ……シキが持ってたヤツだ」

 

 以前シキがおれ達に渡した"音声貝(トーンダイアル)"と同じ物だと確信し、ナミについて手掛かりになるかもしれないと思いボタンを押し音声を再生してみた。

 

『……みんなの前から黙って立ち去る事を許してください……』

 

「ナミの声だ!!」

 

 チョッパーが喜び一同もナミの声に耳を澄ませる。そこから流れる言葉は──。

 

『私はシキの一味で航海士をする事にしました……』

 

──あまりにも……

 

『……シキは……例えルフィ達が逆らっても……絶対に敵わない伝説の海賊……』

 

──理解しがたいものであり……

 

『みんなが私を追ってきてくれても……』

 

──おれを含む仲間全員に対しての……

 

『命を落とす結果になる……』

 

──最大の侮辱であった。

 

『これだけ言っておきます……』

 

 

「なんだコリャァァアアアア!!!!!」

 

 

 おれは最後まで聞けずぶちギレて叫んだ。

 

「なんだあいつ!!こんな言葉残しやがって!!!」

「おおお落ち着けって!」

 

 ウソップが宥めようとするもおれの腹の虫は収まらない。むしろ怒りがどんどん沸き出てきやがる。

 

「おれ達が絶対敵わなねェだと!?勝手な事しといて何言ってんだ!!」

「確かにおれ達はまとめてシキにやられちまったもんな」

「なんだとォ!!?これは……!別に!……おれは……!!」

 

  フランキーの言葉におれは怒りが込み上げるが自分でもハッキリと感じた敗北の二文字は決して間違っていなかったので上手く否定の言葉が出てこず声をあげることしかできなかった。

 

「落ち着けって!!」

「……くそっ!!」

 

 ウソップに宥められおれは"音声貝"をウソップに渡し歩き出した。

 

「おいウソップ。もう一回聞かせろ」

「え?……お、おう」

 

 サンジに言われもう一度聞き直す一同、おれは構わず歩き進める。

 

『みんなの前から黙って立ち去る事を許してください……』

 そんな事おれが許すと思ってんのか?

 

『私はシキの一味で航海士をする事にしました……』

 

 お前はおれの一味の航海士だ。

 

 

『……シキは……例えルフィ達が逆らっても……絶対に敵わない伝説の海賊……』

 

 何が伝説の海賊。おれが何になる男か忘れたのか?

 

 

『みんなが私を追ってきてくれても命を落とす結果になる……』

 

 そんなのやってみなきゃ分かんねェだろ……。

 

『これだけ言っておきます……』

 

 これ以上はもう聞きたくねェ……。

 お前に文句を言うのも……。

 お前の本心を聞くのも……全部……。

 

 進み続けるとに大きな岩の前で立ち止まり、思いっきり腕を後ろへ伸ばし──拳を振り抜いた。

 

『──────────ドゴォォォオオン!!!!!

 

 大岩は粉々に砕けちり、頭に上った血が多少下がり冷静さを取り戻す。

 

 

 

 ……全部、お前を救ってからだ!!!!

 




どうも皆さんもしロマです!
9話をご覧くださりありがとうございます!

実は最近仕事が一段落して地元に戻るため引っ越しをするんですよ!
なので、ひょっとしたら色々準備やらで投稿が少し遅れるかもしれません……(-∀-`; )

でも、読者様に飽きられないよう頑張って投稿しますのでよろしくお願いします!

ではまた次回にお会いしましょうでわでわ~~!( ´ ▽ ` )ノシ

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