運使い対無貌の仮面……VSメシア教会   作:十八

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すいません、古戦場にかまけてて更新予約を忘れてました……orz


第3話-6

 

 利根川水系、田川。日光七里から流れ出し、JR宇都宮駅近辺から沿線を南下、やがて小山市で鬼怒川に合流する全長78kmの一級河川。

 その流域、宇都宮市南部の田園地帯、川と鉄路が交差するその少し南の土手に、二台の車と一台の自転車が止められていた。

 風水において、水の流れる川のみならず、鉄路もまた川と看做される。

 その影響か、川と鉄路が交差する地点は――その川が暴れ川であったり、妖怪の伝承があったりすると特に――力の漏出や妖怪の発生が起こりやすいのだ。

 治水により昔日程ではないにせよ、今でも台風等で暴れくねる事のあるこの川は、その来歴と、鉄路と並走し時に交差するその流れから、悪魔が出現し易い場所となっていた。

 

「……思っていたより、大分ほのぼのとした光景ですね」

 

 車が止まる土手の下、小さな葦原に身を隠すようにしてジャージの老人、直枝は呟く。

 背にした装置から手に延びるごついノズルが、緊張か、怯えか、小刻みに震えていた。

 その視線の先には、頭が赤く、体は黄色い、鯉ほどの大きさの風船のように丸い魚が見える。家族だろうか?数匹纏まって、流れに逆らう様に淵に留まっているようだった。

 

「黄ぶなと言えば、張子の伝統玩具ですから。

 情報生命体である悪魔の形や性質は、観測者である人間の認知の影響を受けます。

 ああいった低位の個体は、最早人のイメージに引っ張られて攻撃性も失っていますよ」

 

 斜め後ろで、同じように屈んだ大柄な少年がそう答えると、老人の顔に僅かな躊躇の色が浮かんだ。

 

「……中村君。殺さない、と言う訳にはいかないんですよね」

 

「ええ、彼ら自体は無害でも、捕食した動物が悪魔化したり、他の悪魔の呼び水になったり、増えた彼らを中心に、悪魔達の領域が形成されたりする可能性があります。

 それに……」

 

「それに?」

 

「先生は、グレムリンと言う映画をご存知ですか?」

 

 ふむん、翔意は息を吐きだすと、そんな言葉を問いかけた。

 映画、グレムリン。小さく愛らしいが、水を掛けると増え、深夜に食物を与えると醜悪な怪物(グレムリン)へ変じてしまう奇妙な生き物(モグワイ)と、彼らとの付き合いを誤ってしまった飼い主の物語。

 その概要を知っていたのか、ハッとして俯くように頷いた校長に、彼はこう続ける。

 

「悪魔との交渉は、時に熟練した悪魔使いすら殺します。

 彼らとの付き合いに、モグワイの様な解りやすいルールはないんです」

 

 黄ぶなの何より恐ろしい点、それはその伝承だ。

 伝承を纏って地上に顕現した悪魔の生態は、その内容に左右される。

 では、黄ぶなの伝承は?

 

 ――釣りをしたら掛かった。病人に食べさせたら治った。

 

 大雑把に纏めればこんなところで、つまり釣り針に掛かるし、釣り上げれば見えるし、絞めれば食えるし、食えば薬効がある。

 加えて、今現在黄ぶなと言えば伝統玩具で、つまり、人馴れする可能性すらあった。

 そして覚醒を促し、覚醒者でなくとも人間側からアプローチ可能で、コミュニケーションが成り立つ可能性がある悪魔なぞ、もう殺すしかない(・・・・・・・・)

 

「………」

 

 語られぬ内容までを、声音から悟ったか?

 再び顔を上げた直枝老人の腕に力がこもると、銃口の震えが消えた。

 僅かな間、銃口を祈るように額に当てて、直ぐに降ろすと照星の先を群れに合せる。

 

「……ッ!」

 

 そして、音にならない言葉。雄叫びか、悲鳴か。

 老人の親指がレバーを動かし、続いて中指がじわり、引き金を絞った。

 構え狙ったノズルの先から、光の粒がシュッとスプレーのように放たれ、降り注ぐ。

 その異常に水面の下、魚たちが身を捩った。

 だが、逃げ隠れるにはその淵は狭く、浅く、丸々としたその魚体は大きすぎる。

 形を保ったままに水の中に落ちた光の粒が、その群れに触れた途端じゅっと、まるで酸か何かを振りかけたように、その艶めいた黄色い鱗を焼き焦がした。

 赤い頭が次々と、何処か絵本めいた、いっそユーモラスな仕草で水面から跳び上がり、宙でその身を翻す。だが……。

 

 パンッ!

 

 それに応じる、軽い破裂音。

 少年が放った威力を抑えた一撃、魚群の頭を抑える様に、集束した念が破裂した。

 態勢を崩した魚体が次々に堕ち、その後をノズルの先が追う。

 そして、まず先頭の一頭が崩れた。

 紙に描かれた魚が、燃えて黒く焼け焦げ、やがて灰になるように。

 或は、魚の雪像が、振りかけられた湯に溶け崩れて流れるように。

 魚はポロポロと崩れて形を失い、無形の力に変わって融け昇る。

 ほうと、老人が息を吐きだした。

 胸の奥に呑み込み沁み込む、何か熱いような、冷たいような、奇妙なそれを飲み下し。

 そうして、無理に引き剥がすようにして、固まった指を引き鉄から外すと、まるでそれに合わせたかのように、淵の上にぷかり、浮き上がるものがあった。

 丸々とした魚が一尾、腹を上にして、あたかも命の無い張子の玩具のように……。

 男の目と口が三つのOを描いて、その肩を、少年がポンと叩いた。

 

「お疲れ様です、先生」

 

 緊張の糸が途切れる。銃口を取り落し、両手を地につける老人にそう言って、彼は水面を歩くと(シキガミのリフトマ)、ひょいと淵に浮かぶ魚体を拾い上げた。

 

「黄ぶなの伝承では、釣り上げた魚を病人に与えた所、疫病が治ったとされています。

 そう言った伝承を持つ悪魔は、死後その身を残す事があるんです。

 ……恐らく、伝承通り竿で釣り上げた方が率は高くなると思いますが」

 

 手にしたそれを、取り出したビニール袋(ジップバック)に入れて、大事そうに鞄にしまう。

 

「この肉は、そのまま食べるだけでも一定の効果がありますが、きちんと処理すれば数回分の、超常的なものも含めた、毒や病の治療薬になります。

 ……割り切れとも、胸を張れとは言いません。

 けれどもこれで、起こるかもしれない被害を未然に防げましたし、死ぬ筈だった何人かの病人の命が救われます」

 

 そして翔意はそう言いながら、蹲る老人の傍らに座ると、その肩に手を置いた。

 

 

 

.

.

.

.

 

 

 

 最初に躓き、立ち上がってからは、全く問題なく悪魔退治は進んだ。

 何しろ、二体目の目標である五寸ババァは、大元の伝承の悪辣さもあるが、悪魔として現れたそれも、五寸釘が刺さった舌を延ばし殴りかかって来る如何にもな悪霊ぶりで、被害者枠の根来衆も、見た目の苦しんでいる感が強く、校長も苦しみから解放すると言う意識が先に立ったらしい。

 初の実戦とあって多少顔色は悪いものの、その足取りはしっかりと、根来衆を相手にする頃には、落ち着いて悪魔を待ち構えるまでになっていた。

 

「運転までしてもらってすいません」

 

 とは言え流石に、運転は原川が代わったが。

 

「いえ、無理をしても続きませんし……」

 

 サポート重視の三姉妹には、運転や事務と言ったスキルが分けてインストールされている。なので、軽トラはシキガミ(ヘイゼル)に任せ、自身は校長の車の運転席へ。

 運転中の彼に声をかけた老人に、ちらりとバックミラーに目をやった。

 

「……先生は何か異常を感じたら、隠さずこちらに伝えて下さい。

 少なくとも今はまだ、悪魔狩りは無理してまで強行する程のことじゃない」

 

「……いえ、大丈夫です。

 肉体的にはむしろ、持て余し気味と言うか、かつてない位快調な位で」

 

 困惑した態でそう答える校長に、傍らの少年がこう口を開く。

 

「悪魔を倒した経験が刺激となって、霊的な力が向上したのでしょう。

 身体能力も向上しているでしょうし、場合によっては超能力的なパワーが覚醒する可能性もあります。

 今日は次で終わりですから、明日一日は、休んで体を慣らされた方が良いと思います」

 

 場所を知っているのが一人だけとあって、当初は姿を隠し先導していた翔意も、今は自転車を荷台に移して、後席に座る校長の隣に廻っていた。

 最後の目的地が、大通りに面した案内板もある史跡なので、道案内も助手席で地図帳を開くシキガミ(ヒオ)に変わったのだ。

 

「そう言えば、次が最後でしたね。

 場合によっては、皆さんよりも強い悪魔が出現すると伺いましたが、どのような悪魔が現れるのですか?」

 

「先生が相手をするのは、鬼……と言うか、盗賊ですね」

 

「……?それは一体どういう?」

 

 元々長岡百穴は、悪魔の顕れ易くなる条件からは外れた土地だった。

 それが現在の様な状態になったのは、市街に顕れる有名妖怪の出現地を、隠蔽し易く被害が出難い土地へずらす工作によるものだ。その結果……。

 

「鬼の原型を、凶悪な盗賊や反体制勢力とする解釈は先生もご存じだと思いますが、その影響で、盗賊が現れる伝承と、百目鬼の伝承ががくっついちゃったんですよ」

 

 ……長岡百穴の盗賊が、より著名な、長岡百穴に身を隠した鬼の伝承に飲み込まれた。

 

「そう言う訳で、今の長岡百穴には鬼のガワを被った盗賊みたいなものが現れるのです。

 特殊な攻撃能力は無く、能力も根来衆より少し強い程度で、本物の鬼とは比べるべくもありませんが、複数で顕れること、仲間を呼ぶことがあるのが少し厄介ですね」

 

「仲間、ですか?」

 

「ええ、百穴に隠れている仲間を呼ぶんです。

 なので戦う時は、極力穴を背後にしないように立ち廻る必要があります」

 

 隠れている仲間に合図を送るのか、伝承を元にした召喚術式なのか?或はその両方か?

 中を確認した穴から出現する事もあるので、そこだけは注意が必要だった。

 尤も今回は、翔意らが固めるためにその心配は不要だが。

 

「……なるほど。

 では、その親玉だと言う鬼はどんな力を?」

 

「逃げて下さい」

 

「え?」

 

 そして、その問いかけへの翔意の答は、些か以上に意外なものだった。

 怪訝に顔を上げる直枝に、少年は続ける。

 

「先生一人では絶対に逃げられませんし、軽く撫でられただけで死にます。

 なので、むしろ情報を知ってる事自体が足かせになりかねないんです。

 逃げろと言われたら、武器も道具もかなぐり捨てわき目も振らずに逃げて下さい」

 

「な……」

 

 言葉の内容、告げる表情とに絶句する老人に、少年は息を吐いた。

 

「正直なところ、アレと正面から戦ったら、今の僕では耐えきれません。

 能力の相性が悪く無いので、奇襲さえできればどうにかできると思いますが」

 

「……だな、30の百目鬼に、冨和さんは良く初見で勝ったよ」

 

 一度だけ、冨和と共に百穴に顕れた百目鬼と共に戦った時を思い出して、翔意がそう言うと、運転席の原川もそう相槌を打つ。

 冨和がアレと最初に戦ったのは、まだLv20代前半の頃だ。

 運よく相性差があって尚、

 

『アレは、まぐれ勝ちに近かった』

 

 と、そう彼は言っていた。

 対して、ここ数週間のデスマーチで鍛えられたとはいえ、翔意のLvはまだ20に達したばかり。本業が製造班の原川も、そうレベルは上がっておらず、冨和の情報を元に対策アイテムを揃えてはいても、できれば戦いたくない相手だ。

 

「……まぁ、脅かしておいて何ですが、手下が現れるせいで、百目鬼の出現頻度は高くありませんし、その手下も最優先で倒してますから、今日百目鬼が出現する可能性はほとんどゼロですけどね。じゃないと流石に、初心者を連れては来ませんし」

 

「そう言う事を言うのは止めとけよ、お前が言うと、なんかまたぞろ厄介毎が這い出してきそうだ」

 

 静まり返る車内に、翔意が付け加えると、原川もそう混ぜ返す。

 ほうと息を吐きだした老人に、少年は先輩の誘いにのることにした。

 

「や、僕は別に、そんな厄介塗れな生活してませんけど」

 

「そうか? なんかお前が動く度に仕事が増えるって、上がぼやいてたぞ?」

 

「お二人は仲が宜しいのですね?」

 

「ええ、ちょっとした縁がありましてね。

 コイツが連合に入った頃からの付き合いです」

 

 そして一転、和やかな雰囲気の中、二人は許される範囲で身内の話を始める。

 とは言え、それもそう長い事ではなかった。

 

「……原川さん、次で右折して一本先の長岡街道に入ってください。

 目的地までもう間もなくです」

 

 そうこうしている内にも過ぎた時間で、車はもう目的地のすぐそばに。

 ヒオのナビに従い、大通り、宇都宮をぐるりと囲む環状道路から一本外側の細い県道に入ると、進んだ直ぐ先、小さな畑に建てられた高いフェンスの向こう側、夏草の丘に削り取られた白茶けた岩の壁面に、刳り貫かれた幾十もの横穴が見える。

 怪訝に首を傾げる直枝に、翔意は言った。

 

「百目鬼対策の一環で、今現在長岡百穴は全面的に封鎖されています。

 長岡公民館併設の駐車場は開いていますが、そこから先には許可なく入れません」

 

 自分も良く知る飛鳥の史跡が、こうして厳重に封鎖されている事で、その先にある危険を思い知ったのだろう。ごくり、老人の喉が鳴る。

 減速、畑を潰し張られた急ごしらえのフェンスの前を行き過ぎ、車は目指す公民館の駐車場へ……。

 

「やっぱり、厄介毎はあったようだぜ?」

 

 ……届く直前、原川はその入り口に、こちらの注意を引こうと動く男の姿を認めてそう言った。

 冨和頼三、別ルートでここを目指した青年が、全身でこちらの注意を引いている。

 

「冨和さん、何があったんですか?」

 

 減速、停車。

 入り口手前に車を止めて窓を開くと、駆け寄ってきた青年は何も言わず駐車場を指差した。その先、駐車場の奥には、社用車らしき文字が書かれた白いバンが見える。

 

 ――メシア教会系、宇都宮中央教会。

 

 前半は真新しいステッカー、後半は少し古びた塗装で、車の側面にそう記されていた。

 

「……奴ら、中に入ったんですか?」

 

「その痕跡はあった……が、目的が判らん。

 観光地化した古墳だから、破壊が目的とは思えんが」

 

「……破壊!メシア教は史跡を破壊するのですか?!」

 

 小さく、悲鳴のような声を上げる老人に、冨和は眉を顰めて口を開いた。

 

「ああ、第二次世界大戦後は日本もやられたし、今海外で問題になってるのもそれだ。

 一神教系以外の聖地霊地を破壊し、覚醒者や霊的な遺物を奪っていくんだ」

 

「悪魔を討伐や、修業が目的ならいいですが、ここ数年、この県でメシアが悪魔を退治した実績は無かったはずですよね」

 

 翔意の問いに、窓の外で青年が頷く。

 

「とにかく、先生たちはここを離れてください。

 公的な地位がある先生は特に、奴らに目を付けられると……」

 

「……いや」

 

 そう言いかけた冨和の言葉を、原川が遮った。

 

「どうやらもう、手遅れの様だぜ?」

 

 ハッと青年が振り返る。

 そうして追った原川の視線の先に、背に大きな赤い羽根を背負う黒衣(カソック)神父(おとこ)が歩いてくるのが見えた。

 

 





・直枝先生
 カオ転だとどうしても、普通っぽい人と悪魔と連合って関係性は出てこないので、なんか生えてきた直枝先生ですが、このままだとメシアの方に流れてしまいそうで割と怖い。
 弱い人の受け皿としてはメシア優秀だなって割と思う。


・黄ぶな
 多分、真Ⅳ系ならフード枠で、ⅣF最初の公園で、噴水から飛び出してきそうな感じ。
 この話だと、可愛らしくとも、いや、むしろ可愛いからこそ(・・・・)殺さないと不味い系悪魔で、きっとアライグマ的に環境汚染して、異界発生を誘発したりする。
 決して、善良で心優しいせんせーに試練を課す事に愉悦を覚えているわけではない。


・グレムリン
 1984年、ワーナーブラザーズ。ジョー・ダンテ監督。
 息子へのプレゼントを探していた主人公が、中国人の経営する骨董屋で可愛らしい珍獣モグワイを発見。値段を聞くが、主人に売り物ではないと断られる。が、それを見ていた店主の孫が、生活の困窮を理由にこっそり売ってしまった。
 ……と言う冒頭から始まるSFブラックコメディ。
 元々は低予算映画だったが、大ヒットした為に1990年に二作目が作られる……が、こちらはあまりもうからなかった為、三作目が作られることはなかった。
 まぁ二作目は、割と悪乗りが過ぎていて、例の骨董店のあるチャイナタウンが地上げ再開発されたのが事の発端だったりするので、割と自業自得じゃねーかなと言う気もする。


・黄ぶなの肉
 毒と病の状態異常を治す食材。店売りすると毒消し系が入荷するブツ。
 泥抜きできない鮒肉か鯉肉で、味の伝承も無い為、多分かなり泥臭い。
 そのまま食べると一回分だが、加工すると数回分の薬の材料になる。
 伝承補正で、釣ると高確率で手に入るが、倒すと落とす確率はかなり渋くなる。
 試しに釣って確かめてみたいが、忙しくて釣りに興ずる時間が無いジレンマ。


・長岡百穴の鬼
 コマンドは戦う、仲魔を呼ぶ、逃げる。
 呼ぶと手近な穴から新しい鬼がひょっこり出てくる。
 一度確認した穴かも出てくることもある為、召喚術の一種と目されている。


・百目鬼
 弱体化してLv30。地域のボスなのと、作品によってはノーマル鬼のレベルが二十代半ばだったりするので、それより明確に格上にしたかった。


・宇都宮中央教会
 流石にオリジナル。カソック着てる事で判る通り、元はカトリック系教会である。
 実は、一目でキリスト教関係者だと判るカソックを着せたくなったので、カトリック系にしただけで、元設定はプロテスタント系だった。
 流石のメシア教でも、元外様の服装までガチガチに縛らんやろー的な。


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