結局、部長が先行する二人を取り押さえ戻ってきたのは、当初の予定よりレベルにして5つ分ほど深い場所だった。
「……ったく、ゆっくり走って来いと言っただろうが」
そう口をへの字に曲げる部長の傍ら、泰雅がその口角をにやりと吊り上げる。
「いや、俺は負けん気の強い奴らは嫌いじゃねぇぜ?」
先行する二人にしても、別に後輩の事をきれいさっぱり忘れていた訳では無し――ゆっくり走ってな――別れ際の生松の指示さえ守っていれば、当初の予定とはそう遠くない辺りで合流できるはずだった。
なのにそれが目測から大きくずれ込んだのは、無意味に負けん気を発揮した翔意と耀が強気で下り坂を攻めた、その結果である。
「うむ、先を目指すならその位の気概がなければな」
そして寛嗣が腕を組み、そう重々しく頷くと、生松ははぁと重い息を吐き出した。
「お前らがエスコートを忘れなければ、こんなことにはならなかったんだがな」
「何言ってやがる、コイツは後輩達へのサービスだっての。
何しろ、俺と部長と寛嗣、ウチのスリートップの走りをじっくり見られたんだぜ?」
そんな小言をどこ吹く風と、男がその少女めいた美貌に笑窪を浮かべると、部長を挟んだその反対、腕組む巨漢が彼を見下ろす。
「スリートップとは、Lvが高いだけの男が良く言ったものだ」
「Lvを上げる気概も、追いすがる技術もねぇ奴を仰ぎ見る気はねぇよ、俺にはな」
ちくりと、舌鋒で刺す寛嗣の顔を、歯を剥きだしに泰雅が見上げた。
今にも喧嘩を始めそうな二人の狭間、やってられんとばかりに部長が口元を歪める。
「お前ら、じゃれるのは時と場所を考えてからにしやがれ……」
そう言って一歩前に出ると、二人の顔を見る。
「……それにお前らも。
退くつもりはなさそうだが、この辺りの悪魔は普通に耀より格上だ。
事故が起きれば普通に死ぬぞ?
特に、不慣れな騎手に振り回される
その言葉に翔意が僅かに怯むと、自転車のベルが小さくチリリと鳴いた。
気にするな、或は、望むところだとでも言うように。
「望むところですよ。
死ぬのは慣れてるし、僕にだって強くなりたい理由の一つや二つはある」
次にその傍ら、ハード修行覚醒者らしい少年が、眼鏡のブリッジを中指で押し上げる。
そして最後に深呼吸、翔意が部長の目を見てこう言った。
「最悪、僕が体を張ります」
そんな二人と一体に、男は顎に手を当てると、困ったと言うようにその頬を掻いた。
「……ならしゃあねぇな。
坊主は借りた槍を組み立てろ。まずは持って走るのに慣れる事からだ。
俺が前に立つから、後はその状態で呪文攻撃だな」
「あ、槍は穂先じゃなくキャップを付けて使えよ。
下手に振り回して、その腕の力で地面に叩きつけでもされたら堪らんからな」
生松の言葉に、翔意が背から袋を出すと、無言、巨漢にガン付けしていた泰雅が彼に目も向けずそう言った。
「判りました」
まず鞘に入った穂先をより分け、四分割された柄とキャップが入っているのだろう小袋を取り出す。そうして組み立てると、全長1.5メートルほどの短い棒が組み上がった。
穂先を組み立て2m弱と言った所か?
槍にしては短いが、小柄な体にメガテンにおけるクーフーリンのイラスト、決闘中に下から蹴り上げる特殊な用法などを見るに、この位が正しいのかもしれない。
「……正直な所、自転車は白兵にはお世辞にも向いてない。
その理由は色々あるが、一番は踏ん張りが効かない事だな」
そうして彼が棒を構え自転車に跨ると、泰雅は初めてそちらを向いてそう言った。
「馬の場合、鞍と鐙、後は両足で胴を挟んで身体を支えるが、自転車は動力源のペダルで体を支える――と言うか、乗り手の体重を駆動力に変換する構造になってる」
そうして自転車に跨ると、二人の前に進んでそのまま静止する。
普通自転車で直立する時、前後に細かく動きバランスを保つが、彼はその場で、ピタリ、直立し止まっていた。
「フレームが細く、足で挟んで体重を支えられない。
サドルは、衝撃を受け止めない。
ハンドルを強く握れば、安定や動きが損なわれる。
体重を支えるペダルは互い違いで回転する。
テメェのシキガミは自立走行できるが、それも助けにはならん。
自転車は、構造的に乗り手が踏ん張れるようにできてねぇ、んだが……」
彼は手振りで二人を呼び寄せ、自分を押してみろと言った。
呼ばれた二人は顔を見合わせると、手ぶらの方が、おずおずとその手を伸ばす。
「え?」
そして先輩に触れたその感触に、少年は目を丸くした。
その顔の眼鏡が、少しずり落ちる。
「……重い?」
熱いものに触れた様に、耀は手を戻すとその開いた掌に視線を落とした。
バランスで立っている筈の、触れれば揺らぐ筈の体を、重く感じる。動かなかった。
その結果に困惑を隠せぬ後輩達に、小柄な先輩はこう口を開いた。
「この通り、俺たち覚醒者には裏技がある。
なんつーか、そう、自転車を【装備する】って手がな」
「はぃ?」
「えぇ?」
そうしてされたその説明に、二人は異口同音、あんぐりとその口を開く。
――武器防具は、持ってるだけじゃダメなんでだぜ
ゲームを思い出させるその言葉に、二人は今度こそなんと言っていいやら判らず、一瞬互いに目配せ、その口元をへらと緩めた。
そうしてその酷い説明に、周辺警戒をしていた寛嗣が、重い溜息を吐き出す。
「言わんとする事は判らんでもないが、それでは説明になってはおらんぞ?」
「うるせえよ!」
そんな外野に言葉を返し、泰雅は、これは真面目な話だ、そう断った。
「俺なんか見た目にわかりやすいが、覚醒者の力は“肉”によるものじゃねぇ。
“力”が上がっても見た目や体重は変わらねぇし、魔法型筋肉達磨が前衛型ヒョロガキに力で負けるなんて事もしょっちゅうだ。所謂“エミヤは見せ筋”って奴だな。
それでだ、物理特技なんかを見りゃわかるが、俺たちはその力を、身に付けた武器や防具に乗せられんのよ。だが、その為には、相応の意志やイメージが必要でな」
「それで“武器防具は持ってるだけじゃダメ”。
翔意さんは“すぐできる”僕は“頑張れ”なのか」
先輩達の言を咀嚼し飲み込む耀に、女顔が頷く。
そうして二人の目の前、彼は体を動かさず、自転車で小さく跳ねて見せた。
「で、その応用で覚醒者は、力学的に不可能に見える動きも出来るし、それを武器にも乗せられる。俺が自転車で立ったり跳んだりしてんのがその実例だな
それと、気付いてるかは別として、お前らもその恩恵は受けてるはずだぜ?」
人が発揮できるパワーには、筋力だけではなく、形状や体重、地面の状態と言った要素による一定の限界が存在する。人には、人の形を超えた力は出せない筈だった。
「覚醒して能力上がった分、コントロールが難しくなったとか、靴の減りが激しくなったなんて話は聞かねぇし、速さが上がればその分だけ速く走れるようになるだろ?
寧ろ足場が悪いとこなんかでは、覚醒前より走り易くなってるはずだ」
だから現在のスポーツ環境では、それを外付け強化する“速過ぎる”水着や靴などが規制される事例がままあるが、覚醒者の場合、オカルト的な力により裸一貫でその限界を超え、力学的に不可能な動作すら可能となる。
「それでまぁ、そこら辺意識すればぐっと自転車で戦いやすくなる、筈だ。
ただ中村、自転車意識し過ぎると武器が疎かになるから、その辺り考えて振るえよ?
補正はシキガミも変わらねぇだろうから、そっちに丸投げして武器に専念する手もあるが、そこら辺は好きにしろ。槍を折ったら打ん殴るからな?」
最後にそう釘を刺し、彼はぷいと横を向いた。
そうしながら自分に頭を下げる二人を横目でちらちらと見る男に、部長は苦笑。
「言わなきゃならん事はそこのツンデレに大分盗られたが、まぁそう言う訳だ。
フォローは由見と俺が、そっちの二人は増援や奇襲の対処をするから、お前らは無理せず色々試してみろ。あーと、手近な敵は……」
「一番近いのはこっちにいます」
そう言って周囲を見回す男に、翔意は異界奥側右斜め方向を指して示した。
「よし、ソイツは良いが、次は入口側の悪魔を狙えよ?奥へ奥へ進むのはナシだ」
「判りました」
そう言って翔意は、槍を手挟み指した方向へと走り出す。
続きその背を追う耀の左右を、部長と由見が囲んだ。
そうして最後に、残る二人がゆっくりと追いかける。
「耀君、前方大岩右手側、少し先に敵がいる」
奇襲目的か、やや前のめりな速さで進む事暫し、男は槍を構え直すと、目の前に見えてきた小山程の岩の左へと進路を取った。
「わかった、僕は遅れて右から廻る」
その背後、耀がそう答えて後続は進路を右へ、そして先頭、槍騎兵の口元が何か思いついたかの如くに、ニヤリ、吊り上がった。自分の愛車の前輪に目を向ける。
『最悪、
試したことの無い思い付き――だが、成算と立て直しの方はあり、仮に失敗しても最低限陽動として敵の注意は引ける。
教えられたことを試したい、そんな稚気が、いつもの如くに慎重さを上回る。
『踏ん張れ、WildHunt!』
だから彼は、岩の脇を通り抜けざま念話、WildHuntに呼びかけた。
前輪ブレーキ、車体を倒す、テールスライド。
車輪が細く、駆動力を搭乗者に依存する自転車では、足を補助に使える低速オフロード以外でまず見られない挙動――だが、少年の
滑ろうとする前輪が宙に喰いつき、倒れようとする車体を支え持ち上げた。
岩を過ぎ越す一人と一台は、ぐるり、その場で回転するような動じき、その向きを変えると、跳ね跳ぶように、ダッシュ。落ちた速度を一瞬で埋め、巨岩の向うに消え去った。
「へぇ、ぶっつけでモノにするたぁ、案外やるじゃねぇか」
最後尾、それを眺める泰雅がそう呟くと、いや、そう寛嗣が首を振る。
「一皮剥けたのは違いないだろうが、見た所、アレはシキガミ側の尽力だな。
自身の武具ではなく、仲魔として力を借りられるのは奴の強みか」
「どっちでもいいさ、悪魔の力は思ってるよりずっとイイカゲン、アイツらみたいな真面目なタイプの壁を一枚破れたんならな」
「……すまないが、俺を一緒くたに扱うのは止めてもらえないか?」
そんな巨漢の言葉に、今度は小柄な男の娘が軽くその腕を振った。
紫電一閃、腕の先から蛇のように伸びた銀光を、分厚い掌が受け止める。
「私は中村君の後を追いますが、どうします」
「俺は、特等席から眺めさせてもらうわ」
そうして二人は、何事も無かったかのように自転車を加速した。
巨漢は岩山の左へ、小兵は跳び上がる様にして、その上へ。
そうして彼らが向かう先から、唸る轟音、一条の雷が落ちるのが見えた。
.
.
.
.
巨岩の脇を音を立てて駆け抜ける。
進む少年の視線の先に、こちらに背を向ける六つの影が見えた。
縦にひょろ長い巨人――否、違う。
足長の異形の肩の上、腕長の異形が乗っていた。それが二つ。
雷が、仮初に獣を象ったような、そんな姿をした怪物が二つ。
延びた黒髪を頭の上で纏め結わえた、人間めいた怪猿が二つ。
「……手長2、足長2、雷獣2、
推定、雷吸収あり、反射無し!」
挟み打つ仲間に聞こえる様にと、敵の目を引き付けようと、少年は叫んだ。
そうして、手にした槍を敵の群れへと突き付けつように……
「……マハサイ!」
力を念ずる。
向けた矛先から飛び出すラティめいた念弾三つが、敵眼前で合流、着弾。
そして爆音、打ち合わさって大きな爆発を引き起こした。
とは言え、非魔法型の翔意の呪文。その純粋威力は牽制程度……だが、その爆圧は敵を一歩後退らせ、高い位置に覗く手長の頭が姿勢を揺らぐ土台に土台にゆらゆらと揺れた。
背後の一撃に若干怯みつつ、しかし悪魔の群れはそ一撃の低威力に楽観したか?
次手の遅れも気にせずに、こちらを押しつつもうと振り返りながら列を広げた。
そこに向かって、再攻撃。踏み込む足に力を込めて、敵列中央、手長足長二体の狭間へ走る主のその意志に、式が応える。突き進む人車一体を、力が覆った。そして、加速。
「マハジオ」
遠く咆声。敵列目掛け巨雷が落ちるが、それも無視して彼らは飛び込んだ。
【突進】――走る道筋を撥ね飛ばす悪魔の技が、爆発、雷、振り返り、揺らぐ長足二つを薙いで、それに合わせ振られた棒が、脛一本に返す反対脹脛、したたかに打ちのめす。
そして包囲を駆け抜けたその後、ズシリと、音がした。
集中攻撃、その的となった足長が、腰を落とし膝を着いたのだ。
人車一体振り返った先、群れの中央、膝を着いた合体巨人と、その両端、二体の怪猿が地に手を着いて体を支えているのが見えた。
どうやら電撃、体が痺れたか、四体は身動きがとれない様子。
しかしその狭間、ただ二体、傷一つない雷の獣が、その全身に力を込める。
ぎろりと、振り返った目が少年達のそれを射抜き、放電。
獣を取り巻き、身を一つにする雷が、盛り上がり、音を立てて翔意の身へと放たれた。
その直前敵意を捉え、少年は右の槍を抱え戻すと残る左を前に突き出す。
「頼む、鬼神!」
轟音を立て二つが一つに、重なり向かう雷は、突き出された赤と黒に落ち打った。
1、2、3、弾ける雷は左を襲い、しかし鬼神はその一撃を受け止め――否、もしそれを受けたのが義腕だけなら、それは焼き切れていたかも知れない。
だがアース、勢いを弱めつつ、主の体に、跨る鉄馬に、連なり流れ地に還る、その道筋が、鬼腕を焼き貫く力を弱めた。それは表面弾け流れて、芯を貫くに至らない。
そしてカクエンテナガアシナガ、残る六体は動けぬままに、再び
そして再びの轟雷が、敵群に落ちた。
それはまず、背の高い真中の二体、その上側のテナガに落ちて、そこから肉を、宙を伝わり放電連鎖、背負うアシナガ、脇のライジュウと準に襲いかかる。
そうしてまず、直撃を受けたテナガが崩れ、弱っていたアシナガがそれに続いた。
しかし雷の猛威はそこまで、勢い弱めた雷は、最後の獣を襲うどころか、纏う放電すら貫けず、その流れの中呑まれ消え去る。
電撃吸収――雷雲に棲む獣 は、雷を飲み込み自らの体を養う力を持つ。
だが、それはあくまで、ダメージを受けず、逆に回復できる、ただそれだけのもの。
「メディア」
流れ込む活力に目を細める獣の耳に、近く放たれた
そう、ライジュウの持つ耐性に、雷光雷轟を無視する力はなく、消えるそれらと入れ違い、治癒の魔法光に包まれた銀輪騎兵が飛び掛る。
鉄馬の突進、跳ね飛ばされるその身体を、追って鬼腕が棒を揮った。
苦鳴、ごうともがうともつかぬ甲高い音が、左の獣の口から漏れる。
浮いた体を袈裟掛けに、獣は地に墜ち跳ね転がって、右の獣の近くまで。
そして、よろぼい立ち上がる獣に向けて、袋が一つ投げ込まれた。
大岩の麓、眼鏡の少年の傍ら、金髪の少女がその手に皮の小袋を構えている。
爆発――アギストーンに可燃物、ボルトやナットを詰めた手製の破片手榴弾が、二匹の雷獣と、おまけにカクエンの一匹を焼き、刺し、叩いた。
痺れたままに攻撃を受け、その威力に蹲る怪猿と、ダメ押しに消える雷獣の片割れ。
唯一余力を残す一匹は、目の前の惨状に一瞬驚き、すぐ我に返って駆けだすが、その判断は遅すぎた。
回転音、衝撃、激突、殴打。倍する速度で追い縋る騎兵の連打に、残る雷獣も形を無くし、そうして戦いの趨勢は決まった。
「ジオンガ!」
耀の雷撃が、離れたカクエンを消し飛ばす。
残る最後の一匹にも、痺れ蹲るこの状況で、囲まれるまでに抜け出す術はなかった。
MP節約に近寄り殴る二人に、片や乗ったまま棒で、片や降りてその足で、それぞれ攻撃する二人に部長が近づく。そうして翔意に近寄り、その頭を殴り付けた。
「まず俺が前に立つっつったよな?
任せたのは先導だ。そのまま突っ込むんじゃねぇ」
「……あ、いや、すいません」
はっとして頭を下げる翔意に、生松は渋い顔でこう続けた。
「それに、こっちは数がいるんだ、ワンマンプレイは大概にしろよ!
無双ゲームやってるんじゃねぇんだぞ!
いいか、これからは獲物の方向を教えるだけだ。
振りじゃないからな?俺の後ろにしっかりついて来いよ?」
彼はそう言って少年達に視線を向けると、はぁと重い息を吐き出した。
・魔界の穴の深度と悪魔のレベル
例のあの場所は、只管長く奥に行くほど強い悪魔が出現し、その最奥に魔界への穴が繋がっている、ゲームに良くあるフリーダンジョン的な場所と解釈しています。
この話では、神社は複数の異界を管理している設定ですが、カオ転本編でどうなってるかよく判りませんし、一つの異界に幅広いのが出て来る設定の方がやり易いので。
また、正しいルートは山道の様にグネグネ曲がって降りていて、危険だけれど道を離れて直線的に移動すると高レベル悪魔の領域に比較的早く到達できる想定で、レベリングの際は、丁度良い所で道を離れて、周辺の敵を狩っている感じ。
で、移動速度が速く格下を振り切るのが容易な自転車部は、入口からヒャッハーして高いレベリング効率を確保、直線距離に対応したレベル指標も持っている、と。
……なのだけれど、例の雪女チュッチュ事件では、未覚醒者でも受注可能な見回り依頼で道を離れた男が、なんとユキジョロウに遭遇しているのですよね。
メガテンのユキジョロウは概ねLv20↑、高い時は30越えてる事もある、終末前カオ転世界基準では相当ヤバい悪魔の筈なのですが。
拙作の、“道を離れると危険だけど、直線移動でパスカットできる”設定は、この事件が元になっているのですが、レベルはどうだったのでしょうかね?
道自体は安全地帯で、半日とか掛けて回ってくる依頼だったとかなのかなぁ?
それとも、レベルの低いユキジョロウだったのか?
入り口付近にも高レベルの悪魔が登場する異界なのか?
・スリートップ
色々荒いが、Lvの暴力とスカアハ流の応用で速い泰雅、技術と力を兼ね備え、筋肉で走る寛嗣、技術が圧倒的な部長の三人は部内最速クラスだが、寛嗣はへたくそな泰雅がトップグループを名乗るのに抵抗を持っている。
寛嗣と部長はLv上昇で自転車用特技が生えて来るけど、泰雅は覚えない。
・ゲイボルグ
割と記述が多い伝説の必殺兵器。クーフーは二本を持っているらしい。
穂先から無数の鏃が飛び出し、投げれば範囲攻撃、刺せば体内をズタズタにするが、素の威力はクーフーの剣に劣るか同程度且つ、再使用に(不発でも)準備が必要らしい。
また、刺した時は、周りの肉毎と抉り取って回収するようで、体に刺さらず【肛門】に突っ込んだ時、御者のロイグにやっておくよう指示していた記憶がある。
その上、使用状況や描写等から、水辺じゃないと使えない説迄ある中々面倒な武器。
なお、一説に“クーフーにしか使えない位重い”とあるが、求めに応じ御者が投げ渡したり、川に流したりしているので、恐らく重量的にはめちゃ軽く、剣で切り合ってた相手に蹴り上げたりしてるので、槍としては相当に短いと思われる。
なので、普段使いはせず戦車に保管し、必要な時のみ渡してもらっているようだ。
・自転車を【装備】する
要は、話が進んで馬鹿みたいに強くなった後、序盤の玩具みたいな武器で終盤の怪獣みたいな敵にダメージが与えられる理由づけ的なサムシング。
レベルアップで強く強靭になっても、別にその人の体の組成が変化してるわけじゃない筈で、なら熟練により手に持った武器なんかも相応に強化できるよねって話である。
・覚醒者の能力補正と真面目くんの壁
翔意はホッピングで飛び跳ねたり、技能でモノガミの補正受けて戦ったりしてたんで気付いてませんが、真面目にスポーツとかしてる人が見たら、これなんかおかしくね?って気付く位露骨に補正が付く設定です。ガッツのドラゴン殺しの様な、筋力とかの問題ではなく、物理的に扱えない武器振り回せたりとか。
むしろ体動かしている人は、こんなん出来る筈無いって意識がロックになって、全力発揮できなかったりしそうな感じ……。
・邪鬼テナガ、アシナガ/真女神転生デビルサマナー
山海経に記載された異民族、或は、日本の神話、民話に登場する神や妖怪の事。
話中ではさんかい今日の記述に基きコンバインして登場したが、なんか奇襲喰らった時点で負け筋しか思いつかなかったので、そのまま退場した。
なお、日本神話におけるテナガアシナガは、洩矢の神と一緒にタケミナカタに立ち向かったが、三人纏めてボコられて家来にされた夫婦神で、クシナダヒメの両親であるテナヅチ、アシナヅチと繋がりがあると目されていたりする。
デビサマに登場したメガテン版のテナガアシナガは、共に男性?で、テナガはLv20、足長はLv22の邪鬼。ボスのお付きで出現することもあって、回復や補助魔法をバランスよく備えており、属性攻撃こそ持たないものの、セットで使うと割と強そうなのだが、ダーク悪魔なのであまり使われる事はない。
なお、1T目のテナガアシナガは、畳みかけられて姿勢を崩しただけで、感電はしていない。殆ど死に体で態勢崩したので、二度目のマハジオで死んだが。
・Lv23妖獣カクエン/女神転生シリーズ、複数
女を浚い子供を孕ませる習性を持つエロゲチックな中国の妖怪猿。
複数作に登場するが、今回のデータはソウルハッカーズ版のLv23で、相性も“物理に強く破魔に弱い”なので即死は免れた。SHOCKで出オチ要因になったが。
攻撃スキルは結構優秀で、喰らうと割と痛い目に合う……のだが、Lvと速差、特技等から翔意に“おりたたみ”を当てられるイメージがわかなかったので、行を減らす為に感電したままお亡くなりになってもらった。合掌。
・Lv17妖獣ライジュウ/女神転生シリーズ、複数
普段は雷雲の中に降り、落雷と共に落ちて来るとされるイタチのような姿の妖怪。
一番レベルが低いのに、一番善戦した。まぁ、高揚持ちの魔法攻撃型だしね。
一応データはSJ版準拠。鬼神は電撃耐性持ちなのでスキル的に単発ジオンガでは……と思い、ソースで入手可能な放電を使った。放電の攻撃回数を真3版準拠にして適当に攻撃回数をダイスで決めたが、合計3発止まりだった。
・轟雷
マハジオ(ソウルハッカーズ版+パッシブ補正)の事。
一撃目のそれは、サイの爆煙めがけ範囲を薄く広げて放った為、手長は辛うじて死なずに済み、両端のカクエンまで届いた。
・突進/葛葉ライドウ
敵一体に向けて直進し、軌道上の全ての敵に攻撃する強力な技系統。
これを覚えられるどうかで、前衛攻撃ユニットの価値が変わってくるレベルである。
だが、WildHuntはまだレベルが低い為、翔意の槍の追加攻撃位のダメージだった。
・棒攻撃/デビルサマナー、ソウルハッカーズ
攻撃範囲があるデビサマ系の棒系武器は、伝統的に攻撃範囲が広い(全体とか)事が多いので、穂先付けてないお古の槍も、そのイメージで一グループ攻撃扱い。
・放電/メガテンシリーズ多数
敵全体、或は一列からランダム対象に複数回の小威力攻撃を行う。
SJの放電は攻撃回数1~4回(1対象最高3回)だが、この話では真Ⅲ版の1~5回。
・鬼神防御
全体で一対象扱いなので、特にスキルが無くとも義腕の耐性によるカバーが可能。
敵の攻撃に反応し、受ける事が出来れば、だが。
その代わり、単体攻撃で全員ダメージを受ける。
・生松由見
作った攻撃アイテムを投げて攻撃する某錬金術師的サムシング。