運使い対無貌の仮面……VSメシア教会   作:十八

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以前、どくいもさんのスレで質問に答えて下さった方ありがとうございました。
第4回にして初めて登場です(登場しただけ)


第1話-3 耐性と窓口と

 

 それからの探索は、翔意の宣言通りに、本当にちゃちゃっと進んだ。

 何しろここは、ほぼほぼ動きの鈍いスライムと、一対一で相対する行場。

 対する攻略者は、広い感知範囲に高い機動力、速度デバフまで備えている。

 加えて一部の特殊個体を除き、概ねのスライムは物理攻撃しか行えず、攻略する彼の義腕には、大元より劣化しているとはいえ、物理への耐性が付いていた。

 攻撃に合せ左を置いて、そのままカウンターなりなんなり行えば、ダメージレースに負ける事は無く、常時発動に変えたスキルカードも良い働きをした。

 何しろ、素人に毛が生えた程度の下術で、極端に低い敵にきちんと拳を打ち込めるのだから、その恩恵は大きい。その上に、戦闘毎に看てくれる回復役のサポーターがいた。

 この状況で苦戦すると言うのは、余程のイレギュラーでもなければありえない。

 斯くして、予定より早く探索は終わり、1だった翔意のLvも、2上がり3になった。

 

「……ショーイくん、痛いのが苦手って、絶対嘘だろ」

 

 そして、増設されたガイア連合区画は医療棟の一角、持ち込んだ機材のデータと目の前のベッドに寝転ぶ少年の左腕とを照らし合わせながら、原川がその口元を歪める。

 翔意の行動は、最初こそ過剰になりがちではあったが、割りきりと最適化が酷く(・・)速い。

 普通、痛みや苦手に感じる“怯え”。

 彼の行動にはその躊躇や遅延が殆ど感じられず、レベルが上がりきった最後の頃など、スライム達は、いっそ機械的なほど無機質に封殺されていた。

 

「けど、苦手だからって目を閉じてたら、もっと痛いじゃないですか?」

 

「そりゃそうだけどな、でも普通は、そこまで割り切って動けねぇよ」

 

「……前はそれで死にましたから、動かなければ始まらないのは、骨身に染みてまして」

 

 それと恐らく、記憶の回復が遅かった影響なのだろう――翔意はそう言った。

 最期の記憶は戻らずとも、彼の頭の中には、ずっとその後悔が染み付いていた。

 それと赤子の真っ新な脳味噌が結びつき、危険は避けるが、避けられそうになければ躊躇わない、両極端な姿勢が産まれたのではないかと、彼は考えている。

 

「あー、すまん。嫌なこと聞いたか?」

 

「いえ、割と楽しいですよ、今は。何を殴ればいいのかが判っているので。

 ……それより、あの異界に持ってきた機材もそうですけど、凄いですね、コレ。

 製造班は、基本的にオカルト手作業って、聞いてましたけど」

 

 そうは言ってもやはり、居心地が良いわけではなかったのだろう。

 診察台に寝そべったまま、空いた右手で義自動左に差されたコードと、その先に繋がる機材を指差した彼に、原川は少しだけその口元を緩めた。

 

「いや、ソイツは見かけだけのアナログだよ。

 鬼神に繋がってる端子は、原始的な使い魔の類でね、作り手の特権で仕込んだ呪詛(バックドア)に連結して、その情報を符丁にして返すのさ。

 電子機器には繋がってるが、やってる事自体はアナライズ情報の手入力だ」

 

「……それって、大丈夫なんですか、その、敵とか、ダルヴ・ダオルとか?」

 

 義手に憑りつき、王神をも病ませた魔虫、ダルヴ・ダオル――それが悪魔として出現すれば、義手特効の万能状態異常辺りを持っていてもおかしくはない。

 そうでなくとも、似たような特効持ちや呪術の大家が、もしその穴を突いたら?

 

「それなら大丈夫。穴に端子を打ち込む必要があるし、ソイツを創った俺が、その事実に物を言わせても、できるのは覗き見程度(ピーピング)が関の山だ。

 それが出来るのはショタおじクラスの術師だけだし、なら直接呪う方が楽だよ」

 

 その疑問に、青年はないないと手を横に振る。核部に手を触れられない以上、それを破れるのは、神主のシキガミの契約を正面から攻略できるものだけだ。それに……。

 

「……それにそもそも、鬼神は義手だが、君の肉から生み出され肉と結びついてる。

 神話的な特効を言うならむしろ、ダルヴダオルには憑りつけない類さ」

 

 神話に曰く、魔虫は銀の義手(アガートラーム)に憑りついて王神を苦しめ、隠棲に追い遣るが、後に駆除され、銀の腕は魔虫が寄生できない肉の義腕に替えられたのだと。

 逸話がそうである以上、憑りつこうとする(バグ)に対し肉の義腕(モノガミ)は優位にある。

 それが悪魔であれ、呪詛や電霊、ハッキングの類であれ、だ。

 

「……ならいいんですけどね。

 神すら苦しめられた痛みとか、経験するのは嫌なので」

 

 自分は痛がりだと主張するかの如くに、翔意が不安そうに左を摩ると、トントン、とノックが二つ。返事を待たずに戸が開かれた。

 

「原川さん、カルテとアナライズのデータの写しを貰って来ました」

 

 そうして顔を出したのは、白衣を着た見た目幼い金髪の姉(ヒオ・サンダーソン)だ。

 原川もそうだが、既に白衣の内側も、異界を歩いた不潔(ひわい?)な戦闘服から、普段着に着替えている。

 

「おぉ、サンキュ」

 

 そう言って、デスクから立ち上がった青年が、クリップボードを手に取った。

 医療班には、通常のアナライズより“より深く知る”目を持つ転生者が常駐しており、その力を医療に役立てている。

 シキガミ移植の治験と言う事で、帰還した彼もその鑑定を受けていた。

 

「……ふぅん。判っちゃいたが、やっぱ繋がってはいるが混じっちゃいないか」

 

 予想の一つであったその結果に、原川が頷く。

 

「覚醒者への移植だからか、被験体か、義腕か、物語(じゅじゅつ)が功を奏したか、それとも純粋に質量が足りないか? ふむ……」

 

 そう呟くと、機材の電源を落とした。

 紙になにやら書き記し、鬼神からコードを引き抜く。

 

「ほら、鑑定結果だ。中々面白い事になってるぞ」

 

 そして、身を起こし上着を羽織る翔意に、その紙を手渡した。

 

 

             Lv3 中村・翔意

 

   種族 :人間   能力傾向 :運速型

 

   耐性 :破魔無効(0%)、念動に強い(40%)、呪殺(80%)、精神系異常(80%)

 

   特技 :サイ、ムド、サイコブラスト、ホッピング、運のチャクラ

 

 

 受け取った紙に記された中で、少年がまず目を引かれたのが耐性の項目だ。

 それぞれの耐性に(xx%)の表記があるが、これは耐性の実数値で、基本的に効果50~1%の範囲が耐性、0%で無効、150%からが弱点となり、他に別枠で反射と吸収がある。

 “基本的に”なのは、怯みやすさや副次効果発生率等の影響で、耐性と実数値にズレが生ずる事がある為で、ダメージは大きいが、跳ね除け行動出来るから耐性有り、ダメージは低いが、怯みやすいから弱点と言った、一見おかしな耐性の悪魔も希に存在した。

 また、無効や反射などの耐性でも、弱点を守っている伝承持ちなので、神話的フラグや一部特技で突破すると大ダメージを与えられたり、トンチで殺された伝承持ちで、特定の武器なら通じるとか、誘発する状態異常は素通しなんて事もある。

 尤も、彼の耐性はそこまで極端ではなく、単に、表記が変動しない範囲で平均より優れていると言うだけの話だが……。

 

「ショーイくんの割りきりの良さ、もしかしたら、精神耐性の影響もあるのかもな」

 

 とは言え、即死や異常に対する耐性は、運の影響で素の抵抗が高めな翔意にとって強い追い風と言えた。必要な耐性の組み合わせや優先順位が、多少緩くなるからだ。

 元より100%の成功率はなく、運等の補正で減少もするが、罹ると死に直結するのが即死や状態異常だ。その抵抗力が2割もあると言うのは、数字の見た目以上に大きい。

 まぁ同時に、確率は可能な限り0に近付けるのも、女神転生愛好家(メガテニスト)の嗜み。こう言った微妙な数字は、腐りやすくもあったが。

 次に特技だが、素養があるとされていた念動魔法(サイ)と、順調に修行が進んでいた呪殺魔法(ムド)とを順当に覚え、そして……。

 

「……“運のチャクラ”って、なんだかわかります?」

 

「ライドウにあった能力上昇のパッシブだな。他作品にはないから効果量は読めないが、もしかすると、異界で『運の感覚がわかった』とか言ってたのがそれかもしれん」

 

 通常、天に任せるしかない運を、能動的にコントロールし望む結果に近づける――それは、明らかな異能の類で、なら特技に現れるのも判る。

 フムン、頷いて、翔意はそれをこう総括した。

 

「なるほど、全体として順当に上がってる感じですね。

 運は兎も角、肉弾戦だけしていた割に、魔法ばかりが成長したのが意外でしたが」

 

「適性もあるが、それよりはスキルを使ってた影響が大きいだろうな。

 鬼神(モノガミ)も個別にレベルが上がってるから、そっちに折半されたんだろう。

 後は、例の運にも、魔法に通じるものがあるのかもしれん」

 

 そう言って原川は、手元のデータに目を向けた。

 

「ま、スキルなしで使えるなら、物理特技として例のホッピング攻撃がデータに現れた可能性はあると思うが、挑戦したいなら、その前にまず練習で万全にしておけよ?」

 

「最初に試すのは、先輩が居る時にしておきますよ」

 

「そうしとけ、後はそうだな……」

 

 ……そして、数分後の医療棟正面玄関。

 翔意は左手首のミサンガ――腕のデザインを趣味で弄った原川が、代わりに付けた認識阻害の護符だ――を確かめ、そのノブに手を掛けた

 この後先輩は、今回のデータに付いて、医療班とのミーティングがあるらしい。

 そのまま幾つか、注意やアドバイス等を受け、彼は一人で診察室を離れた。

 入口扉を開いて、医療棟の外へ。

 最初の実戦と、その後の最初の診察とに、やはり緊張はしていたらしい。

 外から流れ込んだ、ぬるくはあるがさらりとした空気に、思わずほうと、重い息を吐きだした。

 そして、呟く。

 

「さて、夕飯にはまだまだ早いですよね」

 

 空を見上げれば夏の陽はまだ高く、夕食よりも三時の間食と言った頃合いか?

 元より今日は一日自由であったし、翔意の場合、本来修行者が行う労働奉仕などは、治験の参加で代替されている。

 時間はまだまだあるが、今日はもう休むよう厳命されてもいた。

 まだ行けるは、もう危ない、だ。

 

「新しい魔法を試してみる程度なら構わない、とも言ってましたが」

 

 自分の性格からして、始めたらのめり込んでしまう可能性はそこそこ高そうだ。

 となれば……。

 

『……窓口にでも行ってみるかな』

 

 事前報告の上、レンタルのシキガミや使い魔を連れてくなら、という条件付きではあるが、異界の同レベル帯なら一人で出向いても問題ないとの、お墨付きは出ていた。

 聞いた話によると10近くまでLvが上がれば、山梨まで来ずとも国内に幾つかある派出所で、依頼の斡旋や異界情報の提供等を受けられるらしい。

 そしてその足切りは、今後、終末に近づくに連れ高まる可能性がある、とも……。

 残り期間は短いが、出来ればこの滞在中に、その水準まで達したかった。

 

『……けど僕の地元(とちぎ)は、日光が霊地、東照宮も東京結界の一翼だろうから、根願寺?だったかな、兎も角、土着の組織の勢力範囲じゃないのか?』

 

 前世で読んだオカルト本を思い出し、腕を組む。

 

『最寄り派出所が、東京、埼玉、茨城、群馬辺りになる可能性はありそうだよな。

 それだと流石に、行くのは一日がかりになるぞ』

 

 東北は、東京方面の方が圧倒的に便が良い為、除外するとして……。

 

『なんとかして、良い自転車を買った方が良いな。

 高低差が苦にならないなら、県内移動は公共機関利用より確実に早くなる。

 後の選択肢は自動二輪、二輪かぁ……』

 

 自動二輪の利点は、速度が速い事、自転車と比較して疲れにくい事だ。

 ただし、使用者が覚醒者、用途が近場の足という条件なら、比較優位はそれほど大きくない可能性がある。

 また、燃料、整備費等維持問題の他に、校則関係や、購入・維持費用の出元不審等と言った、社会面でのデバフも考えられた。となれば……。

 

『どうにか金稼いで良い自転車を――いや、覚醒者用なら、耐久的に製造班に相談すべきか? 魔力駆動のインホイールモーターとかも作れるかもしれん。

 今の時代なら、捕まる事もないと思うが……』

 

 その辺りを判断するにも、まずガイア連合の組織情報は必要だろう。

 そう結論付け、苦笑する。

 

「妙な気分だ。まさか、とんとん拍子に進み過ぎて、足場が尽きてしまうとはね」

 

 ほんの数日前には、滞在期間の間に覚醒できるかどうかと焦っていたのだが。

 そう独りごち、少年は未だ増築が続く真新しい建物群の、一番正面の棟へと歩き始めた。

 自動ドアを通り中に入ると、閑散としたエントランスの奥には役所かなにかの様な受付があり、左右の壁には、資料らしき本が並ぶ書棚と配布チラシ?のラック、作業用か申請用か、端末の置かれたブースがそれぞれ幾つか並んでいる。

 

『とりあえずは、パンフと資料からかな?』

 

 今の時間は暇なのか? 受付に座る事務員は一人。ロビー内も閑散としていたが、とは言え、何も調べぬまま窓口を尋ねるのも気が引けた。

 まずはと、右手側のチラシラックへ歩き、その中を見ると、どうやら近辺の情報や支部で受けられるサービスなどが記されたパンフが幾つかと、後は、転生者関連団体やら、サークルやらの、文字通りのチラシ各種が綺麗に並べられている。

 取り敢えずそれを、一部ずつ回収して手挟み、次に反対側のラックへ歩くとこちらもどうやら内容は変わらないようで。左右にあるのは、距離的な利便性の問題らしい。

 

『まぁ、案内札が下がってない時点で、大体見当はついていたけど……』

 

 となればこちらも同じかと、まず右の書棚に向かうと、そこには周辺地域の資料や、出現する悪魔情報、シキガミの注文仕様やスキルカード等のファイルと言った、覚醒者向けの紙資料に、寄贈によるものか、自主出版の同人誌らしきものがが並んでいる。

 反対側も確認したが、寄贈数からかちらほら同人誌の品揃えが違う程度の様だ。

 幾つか使用している人がいる作業ブース?は、各種申請以外に個別の登録カードを使って、例の掲示板や、預けた現金、マッカを使った電子決済などが可能になっているようで、中には修行の息抜きに来ている様子の人達も見える。

 

『パンフ読みにブースを占領するのもな』

 

 場所を探して見渡すが、端末ブース以外に見当る椅子は順番待ちの長椅子位だ。

 書棚があるのだから、書き物用のブースなどもあっていいと思うのだが、それらしいものは見当たらない。そうして見回していると、ふと、受付のお姉さんと目があった。ぺこり一礼、身振りで呼ぶ素振りの彼女に、無視するのもなんだと、歩み寄る。

 そして、驚きに目を丸く広げた。

 

「こんにちわ、何かお探しですか?」

 

 目の前の受付に座る、カチューシャを付けたボブカットの女性のその黒髪は、余りに(くろ)すぎて、寧ろ緑色に見えた。深く、(くろ)い、大海の碧だ。

 訳が分からない。

 目の前に居る女性の髪は、どうみても黒なのに、何故かそれは同時に、緑だった。

 まるで、脳がバグったような気分、翔意は目を瞬かせる。

 

「……あ、ああ、髪の色ですか?」

 

 その驚きと視線とに気付いたのだろう。

 

「一部、感覚が鋭い覚醒者の方には、緑色が重なって見えるらしいですね。

 自分の目には、黒にしか見えないんですが」

 

 童顔の彼女の目尻と、ほくろのある口元とが、困ったような笑みに歪む。

 

「私達の中に時々いるじゃないですか?前世で見たキャラクターの印象を纏ってる人。

 どうも私もそれらしくて、ピヨちゃんってキャラらしいです」

 

 【鳴無(おとなし)小鳥(ことり)】――そう記されたプレートを胸元に付けた女性の、その表情はほんの少しだけ悲しそうに見えた。

 

 

 




・運のチャクラ/葛葉ライドウ対アバドン王(禍津属ゾンビーケンペイ、など)
 アバドン王に登場する思い出特技(好感度Maxで発現する別枠パッシブ)の一つ。
 本来の効果は、“運が3上昇する”だが、世界と理屈(システム)が違う為、レベルに応じた運補正が加える特技に変化している。
 元ゲームは数値が旧世代なので、後発作品換算だと3~7倍(開眼が全能力5、俊足の覚えが10、韋駄天の覚えが20)程度の効果量になると思われるが、初期から大きすぎるのもアレだし、装備に大幅に負けるのも悲しいので、この話におけるこの系のスキルの効果量は、1+Lv/5(端数切り上げ)を想定している。
 ぶっちゃけ、Lv限界突破しないと覚え系の劣化版以外の何者でもないが、メガテンの同系統のスキルは加算式だからいいよね? いや、複数覚える訳ではないが。

・栃木県
 中村翔意の転生後の故郷。
 何故栃木かと言えば、
 1)東京以外の関東県にしたかった
 2)小説版OSAKAの冒頭と末尾が、日光の華厳の滝での出来事だから
 3)“☆27歳フリーのデビルサマナーです”で、地盤がしっかりしてるとあった
 つまり栃木は、厄ネタたっぷりな東京の後背地として整備されていて、余計な事をしでかす奴も少ないって事だよねって解釈で、そこを舗装する話でもあると……。
 尚、現実の栃木だが、関東で恐らく一番影が薄い県で、県庁所在地は、栃木……ではなく宇都宮市。日光東照宮だの足利学校だの、歴史的建築物は多いのだが、今一つパッとせず、関東で魅力が一番少ない県とか言われたりもする。
 餃子やイチゴで有名だが、そのどちらも第2勢力、第3勢力まで台頭しているし、それ以外で名前が挙がると言えば、高級かき氷に使われる天然氷の数少ない生産地が日光にあると言うくらいか?あ、ジャパンカップもあったか、大きなレースの谷間にあるので、海外有名選手も結構参加するし、国内では最高グレードの自転車レース。
 宇都宮は他にも、ジャズの街とかカクテルの街とかも名乗っているが、やはり影は薄い。
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