ということで始まります。
「」は日本語
『』は英語だと思ってください
少々騒がしかったが何とか1晩泊まることの許可を得られた。
ベレッタ『まぁこんな夜中に外に日本人3人放り出すのは可哀想だから…しょうがない……』
七夜朔『ベレッタは優しいね…ありがとう』
ベレッタ『別に朔、あんたの為じゃ…ないから……』
ベレッタが照れたように目線を逸らす。
サイト「朔〜?優しく微笑みかけるのは私だけにして〜?」
七夜朔「……なんで…?」
サイト「朔がかっこよくて可愛いのを他のやつにバレたくないから」
何を言ってるんだ?という顔をしてソファに横になる。
明日は何が怒るのだろうか?なんにせよやる事は決まっている。自分に出来ること、成すべきことを成すだけだ。
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赤い絵の前に立っていた。
周りを見ると不知火紫と星見海月も絵を見ている。
ただその絵を見つめていると塗料はドロドロと溶けていく。
そこには五芒星とその中心に燃えるような目が描かれている不思議な絵がある。
煌々と輝く絵はやがて光を弱くしていき、消えていく。
残ったのは真っ白のキャンバスであり、中心は大きく裂けている……いやそれさえも絵だと認識した時にはその裂け目は少しずつ大きくなっていきやがては空間そのものを引き裂くように大きく宙へと描かれる。
不吉な予感を感じたのか不知火紫は踵を返して離れようとする。……が足が身体が石のように動かなかった。
星見海月はその裂け目を覗き込む裂け目の向こうは真っ黒だがチラチラと光る線の様なものを見る。
【アイデア】
星見海月90→71 成功
それは蜘蛛の糸だと認識する。そしてその蜘蛛の糸の奥に蠢く存在を目に捉えてしまう。
その横で中を見た七夜朔もまた裂け目の向こうに居る存在を認知する…そしてそれもまたこちらを見つめていることを。
光の無い闇の中に光る真っ赤な瞳が8つ、こちらを見据えていた。
【SAN値チェック】《0/1》
七夜朔69→26 成功
星見海月39→87 失敗 39→38
不知火紫68→67 成功
そこで3人は目を覚ます。
星見「…ふひひ…この体験…書き記さなきゃ」
不知火「……朝から熱心だな。」
鮮度が大事だから、と言う星見海月に呆れながら横にいる縁部知佳を起こし外出の準備を進める。
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たどたどしい英語で布津麗がまだ目覚めないことを伝える。
サイト「まぁ魔術が施されてるからね〜!でも見た感じもう少ししたら大丈夫なんじゃない?」
縁部「魔術?」
ベレッタ『サイト黙ってて…催眠剤か何か使われてる……と思うから放っておけば大丈夫」
携帯の翻訳機能を使って上手くごまかす。
不知火「……昨日はドタバタしてたからな今なら大丈夫か」
【催眠術】
不知火紫80%→63 成功
不知火「あー……よしっ」
不知火『すまないんだが少し用事があってだね、起きるまで置いといてもらえないだろうか?』
ベレッタ『?あなた英語喋れたのね、いいよ 置いといてあげるから用事すませてきなよ』
不知火紫は自身に催眠をかけ一時的に英語を喋れるようにすることで会話をおこなった。
不知火『それからこのが…彼を借りていきたいんですが良いですか?』
ソファでサイトに引っ付かれながら座る七夜朔の首根っこを掴む。
サイト「えーー!」
引っ付いていた女児は不満そうだが。
七夜朔「サイト…お願い」
サイト「むー!朔から言われたらダメって言えないじゃん!」
七夜朔「ありがとうサイト」
そう言って軽く抱擁をすると見るからに上機嫌といったご様子で
サイト「気をつけて行ってきて!そしてすぐ帰ってきて!」
ニコニコと擬音がつきそうな笑顔で笑う。
ベレッタと不知火紫はそれを見て内心(手馴れてるなぁ)と思った。
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美術館にて
美術館に着くと何やら中央でスタッフの人間が沢山の子供達がいる前で『番号が1番の子〜』と声をかけそれに返事をした子供にパネル用紙を指定した場所に置かせていく。
『なにができるかなー?』『ここからじゃ分からないね!』
そんな話をする子供達は絵の周りをぐるぐると回っている。
別のスタッフは保護者を『離れた位置からの方が見やすいですよ』と言って誘導している。
不知火「くそ!…このロープもそうだがスタッフが邪魔で中に入れないぞ!」
星見「……あぁ…絵が出来上がりますねぇ…」
すると館長とおぼしき人間が完成した絵の前に立つ。そして一冊の大きな本を開き何かをブツブツと言っている。
次の瞬間完成した絵の線の部分が黒い光を放ち魔法陣が浮び上がる。その様子を子供達は歓声を上げる。不安がって離れようとする子供はスタッフにより中心に戻され、不審がった保護者はスタッフにそれを邪魔されてしまう。
不知火「おいおいなんか始まったぞ…」
縁部「なんか不気味です……」
ロープ柵を飛び越え七夜朔は館長に向かって走り出す。
しかし6人いるスタッフがその行く手を阻む。
~戦闘開始〜
不知火「いけ!!縁部ちゃんは下がってな!だー!まったく警備員が邪魔だなぁ!」
そう叫ぶ声を背に七夜朔が飛び出す。
【1R】
七夜朔のターン
【??流体術×キック】78.78%→73.51 成功
スタッフA 【回避】20%→87 失敗
走りながら滑るようにスタッフの1人の足をスライディングの要領で蹴り抜ける。
1d6+1d4→(3.3)6 スタッフA HP11→5
【ショックロール】
【CON×5】50%→84 失敗 気絶
七夜朔「次……」
七夜朔はそのままの勢いで走り始める。
不知火紫のターン
「良くやった!その調子だぞー!」
目の前には他に人が入り込まないように立つ警備員が3人
不知火「さぁて困った…私は武力行使はできないぞー?それでもちょっかいかけた以上は」
【跳躍×キック】55.55%→17.14 成功
警備員A 【回避】24%→27 失敗
ロープ柵を飛び越えそのまま近くの警備員に向けて蹴りを放つ。
2d6+1d4→(1.6.4)11 警備員A HP12→1 気絶
不知火紫「これくらいはしてやるよ」
星見海月のターン
星見「ふひひ…大乱闘…不知火様も七夜様も凄い……」
不知火「なんかやってくれよー!」
星見「……ふへ…そうは言っても私は何も出来ないのですよ」
不知火「じゃあせめて入ろうとして警備員の注意引いてくれないかー!?」
その言葉を聞きおずおずとロープを跨ぎ不知火紫の方へ歩く。
これで警備員2人は絵の方には来なそうだ。
警備員Bのターン
警備員B『そこの君たち止まれ!』
【組み付き】50%→67 失敗
警備員Cのターン
警備員C『動くな!』
【組み付き】70%→91 失敗
掴みかかろうとする手を2人は後ろに下がり牽制する。
スタッフBのターン
スタッフB『君!何をしてるんだ!』
【こぶし】50%→86 失敗
迫る拳の下をくぐり抜けながら近くにいる子供の体を掴み滑りながら距離をとる。
子供は『かっけぇ!』なんて呑気なことを言っている。
スタッフCのターン
スタッフC『それ以上先には行かせない』
【組み付き】50%→14
距離を取った七夜朔の背後にいるスタッフが掴みかかる。
七夜朔【回避】50%→10 成功
その場で跳躍しスタッフの肩を掴みながら背後に宙返りする。
七夜朔「数が多い…」
スタッフDのターン
『いい加減大人しくしろ!』
【こぶし】60%→53 成功
七夜朔【回避】50%→13 成功
更に横から飛んでくる拳を後ろに飛ぶことで躱す。
七夜朔「……厄介」
スタッフEのターン
【こぶし】70%→54 成功
七夜朔【受け流し】70%→3 クリティカル 反撃
矢継ぎ早に飛んでくる人間の拳を掴みその場で飛びながら相手の腹部に膝蹴りを見舞う。
【??流体術×キック】78.78%→30.17
1d6+1d4→(5.2)7ダメージ スタッフE HP14→7
【ショックロール】
【CON×5】55→46 成功
スタッフE『ぐっ…邪魔はさせない……』
七夜朔「……仕留め損なった…」
スタッフFのターン
【組み付き】80%→58 成功
七夜朔【見切り】50%→78 失敗
七夜朔が膝蹴りをして離れた所をスタッフの1人が飛びかかる。
七夜朔「しまっ」
捕まえた後、そのまま倒れ込むように取り押さえる。
スタッフF『随分すばしっこいやつだがこうなったら終いだな』
取り押さえられたと同時にブツブツと何かを唱えていた館長は両の腕を天高く突き上げ高らかに叫ぶ。
『いあ!いあ!《Atlach=Nacha》!!』
その言葉と同時に魔法陣は一際大きく輝き中央に巨大な影が姿を現す。それは丸太のような太く大きく、長い8本の足を持ち丸みを帯びた体を黒い毛で覆い人間にも見える頭部に煌々と真紅に燃える目を持った巨大な蜘蛛。
先程館長はアトラクナチャといっただろうか、そんな怪物が目の前に現れた。
【SAN値チェック】《1/1d10》
七夜朔69→26 成功 69→68
星見海月38→28 成功
【クトゥルフ神話】60%→31 成功
(狂人の感性によりSAN値減少量の緩和)
不知火紫68→91 68→61
【アイデア】70→16 成功 一時的発狂
発狂内容3→幻覚
出現した化け物を前にして力の緩んだ拘束から脱出し、七夜朔は近くにいる逃げ遅れた子供を抱えてその場から3人が居る方へと飛ぶ。
警備員を含めた多くの人間が逃げ始める中アトラク=ナチャはこちらを深紅の目で見据え七夜朔もまた袖口から出した小太刀を抜き蒼の眼で睨み返した。
物語上第3の邪神アトラク=ナチャさんです