超人達のクトゥルフ神話   作:黒姫卿

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自分に出来ることをやってまいります。
それではどうぞ


蜘蛛神との難戦

目の前に現れた畏怖すべき存在はその姿を見るだけで心臓が掴まれたような圧迫感を覚える。

 

七夜朔「…」

じっと小太刀を抜き目の前の存在に睨みをきかせる。

 

館長『おお!我らが神よ!なんと偉大なるお姿か!御身のために若い乙女を生贄に、無垢な子供に陣を作らせました!目前の民も貴女様に捧ささげましょう!ですからどうか我らの願いを!夢と現実をつなぐ願いを聞き入れてください!いあ!いあ!《Atlach Nacha》!!』

 

大蜘蛛はこちらを見ると同時に足元にいる見上げたまま未だ動けていないスタッフへとその大きな脚を振り下ろす。

 

ザシュッという音と共に血しぶきが舞う。

先程まで自分達を捕らえようと動いていた生命が今目の前で無情にも散っていった。

 

【SAN値チェック】《1/1d6》

七夜朔68→48 成功 68→67

星見海月38→95 失敗38→34

不知火紫61→85 失敗61→59

 

あの巨大な脚に当たったものの末路を目撃して背筋が凍る。そしてその矛先はこちらを向いている。

警備員や客としてきていた親子は脇目も振らず蜘蛛の子を散らすように逃げていく。

今から自分達は目の前にそびえるこの化け物をいや神を退かなくてはいけない。

 

星見「ふひ……ふひひひひ……これは…筆が進む」

手に持った手帳にカタカタと震えた字が記されていく。

 

縁部「あっ…あわわ…不知火さん」

横にいる存在に助けを求める様に腕を掴む。

 

不知火「…うわぁぁぁ!あっちにも…こっちにも!蜘蛛だらけだ!こんなとこいられるか!早く逃げるぞ!」

取り乱し頭を振り周囲を見渡してうわ言の様に叫び縁部知佳の腕を掴んで逃げようとする。

 

〜戦闘再開〜

【2R】

アトラク=ナチャのターン

逃げていくものへ蜘蛛の糸を吐き出す。

【蜘蛛の糸】80%→59 成功 対象→不知火紫

 

一時的狂気の為回避不可

不知火「うわぁぁぁ!ぐえっ!」

出口へと向かい一心不乱に逃げ出すも床に磔られるように蜘蛛の糸に囚われる。

縁部知佳は腕を掴みそこから引き抜こうとするもビクともしない。

 

縁部「不知火さん!大丈夫ですか!」

不知火「もう駄目だぁぁ!食われるか殺されるぅぅ!」

 

七夜朔のターン

七夜朔「知佳、そのまま最低でも僕の後ろに居て」

小太刀を引き摺るように構えながら大蜘蛛と対峙する。

 

縁部「無茶ですよ!あんなの御伽噺とかそういうのでしか見たことないです!急いで逃げようよ!」

 

七夜朔「逃げる…だとしても僕はしんがりだ…僕が引き付けないことにはどうにもならないだろ?」

 

縁部「七夜くん!!」

怯えるように涙の浮かべた縁部知佳の方へ向き直りそっと肩に手を添える。

七夜朔「大丈夫…僕が守るから」

 

【日本刀×武道武器術】75.65%→15.9 成功

 

振り返るとそのまま急直行。蜘蛛の脚を掻い潜りつつ前脚に向けて刃を振り下ろす。

 

2d8+2d4→(3.4+3.2)12 アトラクナチャHP??→??

 

確かな手応え…だが切り抜いた場所に傷は見えない。

七夜朔「…」(硬いな…)

 

無意味な抵抗と見たのだろう七夜朔を見て館長は嘲笑する。

館長『ふはははは!その程度我らの神には通用せんよ!』

 

星見海月のターン

「ふへ…ふへへ……」

執筆に夢中である。

 

【3R】

アトラク=ナチャのターン

【噛み付き】60%→24 成功 対象→星見海月

 

足を止めて書き物をする人間は格好の餌に見えたのだろう頭上から大きな口を開け噛み付く。

 

星見海月「…ふへ?」

【回避】80→67 成功

 

見に迫る危険にその場から飛び退く。地響きと共に先程まで自分がいた場所が抉られている。

 

星見「…ふひひひひ……危ない……」

 

七夜朔のターン

星見海月の元へ駆け寄り抱え、絶賛拘束されて動けない不知火紫の元へと連れていく。

 

七夜朔「…紫をここから抜け出すのを知佳と手伝って」

 

星見「…七夜様、私にも…できることはある…ふへ」

 

七夜朔はその言葉に微笑みかける。

七夜朔「もし…それが海月自身に危険が及ぶなら僕が限界になるまでは待っててほしい」

 

縁部「…刀……効いて無かったじゃないですかぁ!」

 

七夜朔「大丈夫、奴を倒す手段には策がある」(問題は)

大蜘蛛はゆっくりとこちらを赤い目で見下ろしている。

 

七夜朔「…本気でいこうか」(僕の体力が持つか)

七夜朔は再度駆け出した。

 

【?眼】100%→8 成功

【村雨】78.78.78→49.58.64 成功

駆け出した七夜朔に振り下ろされる脚を踏み台にして跳躍する。しかしその後に脚を横薙ぎに振られそのまま近くの柱を蹴り砕く。

 

2d6+2d4(3.5+4.3)15ダメージ

 

柱は七夜朔が蹴った場所を中心に大きくヒビが入る。

 

七夜朔「村雨……」

 

その威力に一瞬怯むも攻撃が上手くいかないと見るや再度嘲笑の笑みを館長はあげる。

 

星見海月のターン

星見「ふひ…ひとまず…不知火様を正気に戻しましょう」

縁部「はい!どうやるんですか!」

【こぶし】50%→41 成功

 

星見「…えと…ふひ…こうします」

その声と同時にパチンと乾いた音が鳴る。

縁部「…ビ、ビンタ…」

 

星見「ふひひ…仕方の無い暴力…」

ビンタと共に先程までギャーギャーと騒いでいた声が止む。

不知火「いってぇ!なにすんだ!」HP11→10

 

縁部「…不知火さん!良かった!」

 

不知火「…あ?縁部ちゃん……あー何やら迷惑かけたっぽいか?」

自分の状態を見てため息をつく。

 

不知火紫のターン

不知火「みんなで力を合わせてここから抜け出すぞー」

 

縁部「はい!私正直力弱いですけど!頑張ります…!」

 

【蜘蛛の糸からの脱出】〈STR30との対抗〉

【3人のSTR合計31】55%→40 成功

 

3人がそれぞれ力を入れ精一杯抜け出す。

どうやら床から剥がれたようだ

 

不知火「…あー気分は最悪だ…」

 

【4R】

アトラク=ナチャのターン

【噛み付き】60%→41 成功 対象→縁部知佳

 

引き抜いて一安心している縁部知佳へ蜘蛛の顎が迫る。

【回避】30→90 失敗

 

不知火「縁部ちゃん!」

 

【庇う】

七夜朔90%→30 成功

【受け流し】

七夜朔70%→97 ファンブル

 

手を伸ばす不知火紫と縁部知佳の間に素早く駆け寄り手に持った刀で大顎を流そうとするが一瞬で刀は砕け肩を深く抉りぬく。

 

3d6(4.6.1)11ダメージ

七夜朔HP14→3

【ショックロール】

【CON×5】60→20 成功

【pot対抗】〈35との対抗〉

自動失敗

 

七夜朔「ぐうっ…」

 

状態が噛み抜かれた勢いのまま後ろに倒れそうになるのを必死に堪えて刀を杖のように使おうとするが既に刃が半分も無いそれでは役不足だった様でそのまま崩れ落ちる。

 

不知火「…おい!大丈夫かお前!」

 

七夜朔「…だ…いじ」(上手く喋れない…麻痺毒か…)

 

七夜朔のターン

かろうじて動く指先で自身の血をインクとしてメッセージを書く。

 

不知火紫のターン

不知火「おいおい…これって…本気でやる気か?」

不知火紫の言葉にこくんとできる限りの反応を七夜朔は返す。

 

どうなっても知らないぞと不知火紫は言う。

 

【催眠術】80%→78 成功

星見海月のターン

「ふへ…ひとまず…止血…」

【応急手当】80%→33成功 1d3回復→2

七夜朔HP3→5

 

ドクドクととめどなく出血する肩口を縛って止血する。出血死の心配は一旦落ち着いたかもしれない。

 

動けない七夜朔の顔を持ち上げ不知火紫は指を鳴らす。

不知火「おらぁっ!催眠!」

 

POW対抗

不知火紫[14]↔七夜朔[16]40%→1 クリティカル

 

焦りの形相で催眠術をかける。

床に書かれたメッセージ道理に

〈痺 毒 動け…催眠 望〉 恐く望まれたオーダーどおりに

 

ふらふらとしながらもどこか眼は虚ろでしかし目標は以前と目の前の大蜘蛛に向けたまま

七夜朔「…あり…がと…まだ…動ける」

脚を前方に踏み出す。

 

不知火(…確かに、催眠療法ってのはあるけど…どれだけ効くか分からないからなー?)

 

七夜朔「…再戦希望……」

 

紅と蒼の瞳が再び交差する。




受け流し70%あるんだけどなぁ…成功率悪くない?
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