超人達のクトゥルフ神話   作:黒姫卿

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燃ゆる:火が燃えること
   :炎のような光を放つこと
   :心が熱く昂ること。

鬼灯:7月8日の誕生花
花言葉は自然美、心の平安、偽り、誤魔化し
心の平安、私を誘って、家族の絆


燃ゆる鬼灯の追想

迫る少女を見れば見るほど不気味と感じる。

これが本当にゾンビというのならば半不死の骸とかした存在に噛まれたのならその人間も……嫌な想像が膨らむ。

 

【SAN値チェック】1/1d8

七夜朔 67→42 成功 1減少

不知火紫 57→48 成功 1減少

五十嵐レイノルド 50→78 失敗 4減少

ミケル・ゴエディア 49→46 成功 1減少

 

七夜朔 67→66

不知火紫 57→56

五十嵐レイノルド 50→46

ミケル・ゴエディア 49→48

 

レイノルドは昨日見た映画の内容を思い出して嫌な想像が膨らみ、拳銃を持つ手が緩む。

 

七夜朔「人間と同じなら…頭を撃てば良い」

落としそうになる拳銃を下から支える。

レイノルドの仮面に( -ω- ´)フッと顔文字が浮かび震えによるブレが無くなった。

 

五十嵐〔見ててくれ、相棒〕

七夜朔「…あぁ、わかった」

 

五十嵐レイノルド

【拳銃】80%→44.86.36 成功

2d6+2d6→(4.1+2.6)13ダメージ

 

放たれた弾丸は1発は少女の肉体の片腕を飛ばし、もう1発は右前頭部を吹き飛ばした。

後ろに倒れた骸はピクリとも動かず物言わぬ死体と化した少女の再び得た生はここで終わったようだ。

 

七夜朔【??】78%→39 成功 1+1d4→5

 

五十嵐〔どうだ、相棒!ちゃんと見ていたか!〕

七夜朔はその問いかけに一瞬間を置いてからちゃんと見ていたよと言った。

七夜朔(銃…そうやって撃つものなんだ)

 

ミケルは転がる死体に近づきため息をもらす。

ミケル「仮初ノ不死カ。ツマランナ」

不知火「なんだ?不老不死にでもなりたいのか?」

不知火紫の問いにミケルはそんな事ないといった反応をする。

 

朱鈴「倒したの?」

不知火「見ての通りだ、黒姫もいるし余程のことが無ければこりゃあ大分楽できそうだ」

朱鈴「黒姫?」

 

不知火「あ?あーあいつのことなんだけどな」

七夜朔を指差す。

朱鈴「黒姫…朔って名前なの?」

 

朱鈴の疑問に少し頭を悩ませる。

不知火「あー…ちょっと訳ありでな…ん〜…七夜朔って名前なんだが…本当は黒姫零というか…」

朱鈴「…七夜朔……黒姫零…」

 

七夜朔「なんの話?」

不知火「うわ!急にくるなよ!…お前の事だよ」

朱鈴「黒姫零が…本当のお名前?」

 

頭を抑えるように七夜朔はうずくまる。

悲しそうな、困った様な…そんな顔をする。

七夜朔「……どっちが本当の名前で…どっちが本当の自分か、僕には分からないんだ」

 

頭に何かが触れた感覚がある。

視線を上にあげると朱鈴が頭を撫でている。

七夜朔「…へっ?」

 

朱鈴は頭を撫でながら朱鈴は言う。

朱鈴「落ち着いた?迷っても良いんだよ?…無理…しないでね?」

七夜朔「わかった…?あり…がとう?」

 

ぽかんとした顔をして七夜朔は固まった。

五十嵐〔どうした!相棒!〕

肩を掴んでゆさゆさと勢い良く揺さぶる。

 

草薙向日葵がその様子を興味深そうに見ている。

不知火「どうかしたのか?」

向日葵「…いや、見ていて飽きないなって思ってね」

 

不知火「あー、少しわからんでもない見ている分には飽きないかもな」

向日葵「そうそう、だからついちょっかいをかけたくなるんだよね」

不知火「なんだそりゃ」

 

ミケル「オーイ、何時マデ死体ガ転ガってる部屋デ喋ッテルツモリダ?」

七夜朔「ごめん…落ち着いた…行こう」

 

ーーーーーーーーーーーーー

廊下を出て別の扉へと入ると大人の背丈ほどの高さで横にかなり長い大きな長い本棚がある。

 

中央には、椅子と机があり、机には花瓶が置いてあり一輪の花が添えられている。

窓際には、4つの花瓶が添えられており、数が異なる花が添えられている。

 

床には少女の人形が転がっている。

レイノルドは拳銃を抜き人形の頭を撃ち抜く。

 

不知火「おいおいいきなり撃つなよ」

五十嵐〔また動き出したら面倒だからな〕

 

【図書館】

七夜朔 50%→46 成功

不知火紫 62%→55 成功

五十嵐レイノルド 25%→39 失敗

ミケル・ゴエディア 70%→96 ファンブル

 

大きな本棚を見て回るが特にこれといったものは見つからない。

全員で本棚を見ていると上から落ちてきた本がミケルの頭に落ちる。

 

ミケル「アウチ!」

1ダメージ HP14→13

不知火「何やってんだよお前ー」

 

七夜朔はふと本棚を改めて見る。

【目星】70%→2 クリティカル

 

ずらりと並んだ本の中に緋色の本が目に付いた。

気がついたら手が伸びていた。

 

本はほのかに暖かかった。

まるで生きているようで…思わず本を開く。

 

これを誰かが見つけたってことは、もしかして零くんなのでしょうか?

あーいえ、探索者とでも言うべきなのでしょうかね?

私は鬼灯です。あれから澪子と仲良くデートをしたりして満喫しておりんす。

 

なんて、こんなことは置いときまして、これを見つけたということは貴方はまあ変な所へ連れていかれたようですね?

私達は手助けをする事はできません。

励みにしかならないかもですけどご武運を

 

そこまで読んだ瞬間に心臓が跳ね上がる音が聞こえる。

頭がズキズキと痛む。

七夜朔「…鬼灯……」

【心理学】

七夜朔40%→28 成功

 

暗い夜道を鬼灯と二人で歩いている。

手を繋いで、太陽のような笑顔をこちらに向けて微笑んでいる。

カラン…カラン…と軽快な音を立てて、大人の女性になった鬼灯は自分に言う。

 

鬼灯「…零くんなら大丈夫、闇に囚われた少女を救ってくださいね」

その事を伝えた鬼灯は煙のように消えてしまった。

目の前に蒼い鬼灯を残して。

 

蒼の鬼灯に触れると視界が蒼く染る。

ゴォォォ…っと激しく燃える炎の音が襲う。

 

初めはびっくりしたがその炎は自分を優しく包み込んでくれている。

 

【目星】

七夜朔?70%→64 成功

 

炎の先で和服に包まれた一人の少女は、あどけない表情で元気に手を振る。

鬼灯「…零くん!わたしの無念を晴らしてくれてありがとー!……またね」

 

 

不知火「おい!黒姫ぃ!どうしたぼーっと突っ立って!」

声が聞こえてハッとする。

 

どうやら…ずっと…夢でも見ていたみたいだ。

自然と涙がぽたりぽたりと、落ちていく。

なにか…思い出せそうだ…。

 

【SAN値チェック】1d3/1d6

七夜朔66→11 成功1d3→3 減少

66→63

 

五十嵐〔平気か?相棒〕

その音声に僕は大丈夫と反応する。

 

不知火「大丈夫…そうだな?」

七夜朔「…うん、大丈夫。だよ」

緋色の本を懐にしまった。

 

部屋にある机の上を見る。メモ書きが挟まっている。

近くには透明な花瓶があり、1本のオレンジ色の花が添えられていた。

 

花を使って相手に想いを伝える事が出来る。

アナタはどんな思いを伝えるのならどういう風にする?

近くに花瓶を4つ用意した。大切な人・親しい人・大事な縁を守りたい人へ送ってみるといい。

 

不知火「花を使って想いをねぇ、日本じゃ馴染みはあんまり無いな精々、母の日とかそういうんじゃないか?」

ミケル「ソウナノダナ、海外デハ中々メジャーナノダガ」

 

草薙向日葵はその花を手に取る。

向日葵「造花みたいだけどガーベラ、花言葉は希望…常に前進。君にピッタリだね」

ガーベラを七夜朔へ差し出す。

 

五十嵐〔君、わかってるじゃないか!相棒は僕の希望だからな!〕

七夜朔「そう…なのかな?」

 

朱鈴は窓際に置かれた花を見ている。

不知火「すごい量の白薔薇だな」

 

七夜朔(朱鈴はあそこにある花が欲しいのだろうか?)

窓際に近づくと白薔薇の前にプレートがありそれぞれ1本・24本・108本・1本と書かれている。

 

ミケル「1本ダケ枯レテイルナ」

不知火「なーんか引っかかるような…」

花束を眺めていると草薙向日葵は七夜朔に耳打ちする。

 

向日葵「朱鈴ちゃんにお花でも取ってあげたら?」

七夜朔「…わかった」(1本のやつで良いんだろうか?)

向日葵「せっかくなら1番おっきい奴を貰った方が嬉しんじゃない?」

ミケル「108本ノ白薔薇?ソレッテ確カ」

 

何かを言おうとするミケルを横目に草薙向日葵は続ける。

向日葵「何か一言も添えるんだよ」

七夜朔「…わかった?」

 

七夜朔は108本のネームプレートの場所にある大量の白い薔薇を抜き朱鈴へと目線を合わせ差し出す。

七夜朔「さっきはありがとう。お礼…という訳では無いけどこれ、僕からの気持ち」(メモ書きにも花を使って想いを伝えるってあったけどこれでいいんだろうか)

 

朱鈴の表情が何かおかしい。

顔を赤くしているしプルプルと震えている。

怒らせてしまっただろうか?

 

朱鈴「そ、それの意味……ちゃんとわかってるの…?」

七夜朔「……」

どうやら…何か間違えたみたいだ。




追想:過去の出来事を思い出すこと。
:あれこれを考える事。
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