超人達のクトゥルフ神話   作:黒姫卿

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実は諸事情により最近めちゃくちゃ緊張してるんですよね


蒼炎と月の獣

七夜朔は朱鈴に目線を合わせるよう屈みながら抱きしめる。

朱鈴「えっと…今こんなことしてる場合じゃ」

七夜朔「朱鈴…」

 

不知火「おい!黒姫ぃぃ!前見ろ前!こういうヤバいやつはお前がどうにかするんだよ!」

不知火紫は何やってんだと言わんばかりに七夜朔の肩を掴み揺さぶる。

 

五十嵐〔任せろ、相棒が動けない内は僕がやつの相手をする〕

 

七夜朔「……」

向日葵「君はこんな所で止まるべきじゃ無いだろう?」

 

~戦闘開始~

七夜朔→ミケル・ゴエディア→不知火紫→五十嵐レイノルド→???

 

~1R~

七夜朔のターン

 

七夜朔「…朱鈴…」

朱鈴「朔…大丈夫?」

七夜朔は朱鈴を虚ろな目で抱きしめている

行動不可

 

ミケル・ゴエディアのターン

ミケル「…あれは…」

【クトゥルフ神話】

ミケル・ゴエディア50%→6 成功

 

ミケル「アイツ二銃ハ効キガ悪イナ」

五十嵐〔知っているのかミケル!〕

 

ミケルはレイノルドの言葉に続ける。

ミケル「アイツは"ムーンビースト"トイッテナ、ゴムの様ナ身体が弾丸ノ威力を分散シテシマウ…」

 

レイノルドは腰に着けた愛用のFN57を2丁抜きムーンビーストと呼ばれた化生へと向ける。

五十嵐〔分散?無効じゃ無いなら問題無いな、分散じゃ意味が無いくらいに撃てば関係ないだろ?〕

 

不知火「くっそ脳筋理論だな!おい黒姫!聞いてるか!お前も戦うんだよ!」

七夜朔「……」

 

不知火紫のターン

「おら!起きろ!」

【催眠術】

不知火紫80%→93 失敗

 

目の前で手を叩き催眠をかけようとするも七夜朔はぼーっとしたまま虚空を見つめている。

不知火「くそっ!こいつ相変わらず効きが悪いな!」

 

五十嵐レイノルドのターン

五十嵐〔撃つか〕

【二丁拳銃】80.80→87.68.9.100 ファンブル

(4発目以降ファンブル)

6d6→(ダメージ減少)6ダメージ

 

両手に持った火筒から鉛を放出する、1発目2発目…反対側の銃で撃とうとした時ガキンと嫌な音がする。

 

どうやら内部がイカれた様だ。

 

五十嵐〔は?こんな時に?やっぱ手入れしてもらうべきだったな〕

 

ムーンビーストのターン

【大きな棍棒】50%→40 成功

対象→(1七夜朔,2不知火紫,3五十嵐レイノルド,4ミケルゴエディア,5十六夜朱鈴,6草薙向日葵) 5 朱鈴

 

ムーンビーストは駆け出してというよりかは地面を跳ねるように動き出し朱鈴へ向けて棍棒を振り下ろす。

 

朱鈴「朔!」

【庇う】90%→7 成功

【受け流し】79%→6 成功

 

振り下ろされた棍棒をナイフで側面を叩き強引に軌道を変えて横に逸らす。

床は深く抉れており直撃した時のことを考えると思わず固唾を飲む。

 

七夜朔「邪魔」

振り払った手で朱鈴の頭を撫でる。

~2R~

七夜朔のターン

 

朱鈴「さく?もういいんじゃない?」

七夜朔「なにが?」

朱鈴「私のこと可愛がるの…?」

 

朱鈴の言葉に1度手を止める

七夜朔「やだ、この手を離したら君がどこかに消えてしまいそうだ」

朱鈴「もう、朔ったら〜」

 

行動不可

 

ミケル・ゴエディアのターン

「フム、残念ナガラ彼ハ折レテシマッタ様ダナ イヤハヤ残念」

呆れた様に、はたまた残念そうにミケルはヤレヤレと首を横に振る。

 

向日葵「君は何かしないのかな?」

ミケル「オイオイ冗談ダロ?私ハ善良ナ一研究者ダ、ソウイウノハ出来ル奴ガヤレバイイダロ」

 

向日葵「それも一理ある考え方だね」

 

行動待機

 

不知火紫のターン

 

不知火「朱鈴お前満更でも無い顔してんな!おい黒姫!さっさと!起きろ!」

【催眠術】

不知火紫80%→62

POW対抗[16:14]40%→20 成功

 

不知火紫は七夜朔の耳を引っ張り、目を覚ませ!と大声で叫ぶ。

七夜朔「っ……モーニングコールにしては少々手荒というか…なんというか…」

不知火「いつまでもへにゃへにゃしてるお前が悪い」

 

片耳を抑えながら朱鈴に対して座っててと一言述べ、七夜朔は立ち上がる。

 

五十嵐レイノルドのターン

五十嵐〔相棒が戻ったなら百人力だな〕

【拳銃】80%→26.43.35 成功

6d6(ダメージ減少)6ダメージ

 

ムーンビーストは少しふらついた様に見えるがまだまだ動けそうだ。

 

ムーンビーストのターン

【組みつき】50%→26 成功

対象→(1七夜朔,2不知火紫,3五十嵐レイノルド,4ミケルゴエディア,5十六夜朱鈴,6草薙向日葵) 3 五十嵐レイノルド

 

【回避】80%→90 失敗

ムーンビーストの地を跳ねる動きに反応が遅れてしまう。

 

【庇う】90%→81 成功

七夜朔「危な…」

 

七夜朔はレイノルドの服を引っ張り後ろに投げ出すと同時に身体をガッシリと掴み部屋の奥まで引き摺られる。

【拷問】50%→2 クリティカル

 

七夜朔「……っ まず…い」

ムーンビーストは片手で首を絞めながらもう片方の手を胸部に強引に突き刺す。

 

七夜朔「っぎ…あ…」

声にならない悲鳴が溢れる。

次の瞬間にボギッ、と鈍い嫌な音が部屋に響く。

 

五十嵐〔相棒!!!〕

 

七夜朔(肋骨…いったな……意識が飛びそうだ…力が抜け…)

カランとナイフが床に転がる。

 

七夜朔(そういえば…なんで僕は…誰かを守ろうとしてたんだっけ?)

ベキッ!と鈍い音が再度響く。

 

七夜朔(…2本目…いよいよまずいな…僕は……何をしているんだろうか?)

生気が抜けていくように遠い目をしながら思いに耽ける。

 

ーーーーーーーーーーーーー

七夜朔(…)

子供が数人泣きながら走り去っていく。

それを昔の自分は冷たい目で見ている。

 

?「お兄…」

自分の服の裾を掴む不思議な髪色の少女は不安そうな目で自分を見上げる。

 

七夜朔?「…大丈夫だよ…白のことを悪く言うやつは痛い目に合わせたから」

白「お兄は怪我してない?」

 

七夜朔?「してないよ」

昔の自分は今よりも幾分か表情が柔らかい。

 

白「やっぱり外は嫌い…」

七夜朔?「どうして?」

 

白「世界はゲームと違って私みたいに他と違う見た目に対して思っているよりずっと優しくない。」

拗ねたような表情を浮かべる白の頭を優しく撫でる。

 

七夜朔?「白のことを悪く言う奴はまた僕がどうにかするよ」

白「暴力は良くないよ?お父さんも言ってた」

七夜朔?「良くなくても、それで白を守れるなら構わないさ」

 

?「よく言ったね!まぁ暴力は良くないんだけどね?」

そんな声と共に自分の頭をわしゃわしゃと強引に撫でられる。

 

白「お父さん」

七夜朔?「正二さん…」

お父さんって呼んでいいんだよ?と自分へにっこりと微笑みかける。

 

正二「白のこと、守ってくれたんだよね? ありがとう」

七夜朔?「いえ…当然のことです…」

正二「硬いなぁ…僕みたいにもっと明るくさ!」

 

にこにこと振る舞う姿は今の自分とは似ても似つかない。

正二「よーし、それじゃあ帰ろうか!白、零。」

白「はーい」

 

零、と呼ばれたことを認知できなかったのか聞き返す。

七夜?「零?」

 

正二「そう、一緒に住むんだからちゃんと名前をって思ってね君の元の名前は知らないけど息子ができたら零って僕はつけようと思ってたんだ!」

七??「零…零…」

 

正二「それと、男なら白のことだけじゃなくて自分の手の届く範囲の人間全部守ってみせるくらいの勢いでいな 約束だぜ?」

 

黒姫零「…はい!」

 

妖しく光る蒼の瞳はその輝きを納め、年相応の顔で笑顔を浮かべた少年が

そこにはいた。

 

 

何分経ったんだろうか?いや、まだきっと数十秒にも満たない短い時間だろう。

 

気づけば満身創痍の手は無意識に懐にしまっていた緋色の本へと伸びていた。

 

手が触れた途端にうっすらと赤の光が溢れる。

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

鬼灯「…!」

何かに気づいた様に鬼灯は表情を明るくする。

澪子「なーににこにこしてんの?」

 

鬼灯「どうやらあの本が零くんに見つかっちゃったみたい」

澪子「…?ってことはあの子まーた変な事象に巻き込まれてるってこと?」

あはは…と乾いた笑いを浮かべながら鬼灯は炎で1輪の鬼灯を作る。

 

鬼灯「私たちが直接手助けできたらいいんだけどね…」

澪子「入れ込むねぇ…良い子だったけどそんなにお熱な反応されてると澪子さん妬いちゃうぞー」

 

鬼灯は咳きこみながら否定する。

鬼灯「そういうんじゃなーい。ただ、私みたいにあんな奴に道楽目的に殺されて欲しくないだけ」

澪子「…それも同感。っでどうするの?」

 

鬼灯「私の力…貸してあげる。ゆっっくり返しに来てね。約束だよ?」

澪子「だってよ。私達から黒姫くん、君へ愛をこめての呪いを授けよ〜う…大事に使ってな?」

 

空へと2人は手を突き出した。

 

ーーーーーーーーーーーーー

五十嵐レイノルド〔相棒ぉぉぉぉ!!!〕

助けようと全力で走る。

次の瞬間ムーンビーストはその場から飛び退き、倒れている少年の身体から蒼い炎が発生した。

 

3d6(2.4.4)10ダメージ

???HP13→3

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