超人達のクトゥルフ神話   作:黒姫卿

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あいとあいとあいって読みます


愛と哀と目

蛇の持つ鋭い歯が黒姫零の腕に突き刺さる

1d?→? ダメージ

黒姫零「……っ ははっ…やっちゃった…な……」

キミカ「零くん!?」

蛇人間は攻撃を妨害されたことに苛立った雰囲気を出すも、黒姫零の腕から口を離し、一度距離を開けようとする

黒姫零「でもまだ死ねないんだよねぇ!」

1d8→6ダメージ HP9→3

ショックロール

【CON×5】60%→54 成功

毒対抗ロール

【POT9と対抗】65%→48 成功

黒姫零は離れようとする蛇人間の腕を掴み距離をとらせない。

黒姫零「今だ!やっちゃえキミカちゃん!」

キミカ「後でお説教だからね!?」

【マスケット銃】75%→37 成功 2d3→4ダメージ

キミカの放った閃光は不気味な爬虫類の胸元を貫き、その生命活動にピリオドを撃ち込んだ。 それにより力無く怪物は倒れ動きを止めた。

黒姫零「ふぅ……やったね」

キミカ「やったね、じゃないでしょ」

やりきった感じを出す黒姫零に軽くチョップをする。

黒姫零「痛〜い」

キミカ「噛まれてたけど毒は大丈夫?」

黒姫零「だいじょーぶい」

キミカ「はぁ、君は怪我してたんだからああいう場面では私のことはある程度見捨て無いとダメでしょ?」

黒姫零「死なないって約束守ったから許して…ね?」

キミカ「死ななきゃ治らないタイプの子だな?」

黒姫零「という事は僕はキミカちゃんの約束で死ねないからずっと治らないや大変だ〜」

おちゃらけた感じに黒姫零はケラケラと笑っている。

キミカ「まったく…この子も心配してたと思うよ、目は見えなくてもさ」

黒姫零「ごめんね〜ケットシーちゃん心配した?」

そういい近くと手探りで2人の位置を確認し、安否を確認すると安心した様にほっと息を着く

黒姫零「あっそうだ一応やっとこ」

噛まれた腕に口をつけて血を吸って地面に吐き捨てる

黒姫零「これで大丈夫?!」

キミカ「ほんとにそれで大丈夫か分からないけど、違和感とかある?」

黒姫零「貧血気味でふらふらする!」

キミカ「大丈夫じゃなさそうね……あっそういえば祭壇の足は?」

黒姫零「それならここにあるよ〜」

黒姫零がふらふらと祭壇に飾られた足を抱えてくる

キミカ「ありがとう…大きさ的にはこの子のもので違和感は無さそうだけれどくっつくのかしら。」

キミカが足の断面を合わせると不思議とケットシーの足にそれはくっつく

黒姫零「おーすごい」

するとケットシーは立ち上がり歩き始めるが壁に衝突してしまう。

キミカ「あ〜目が見えてないからそうなるわよね」

黒姫零「じゃあまた僕が抱えようか?」

キミカ「そんなボロボロの状態だと危ないでしょう?零くんが抱えるなら私が抱えるわよ?」

黒姫零「そうだ、歩けるんだから手を繋いでけば大丈夫じゃない」

キミカ「それもそうねそれならボロボロの零くんでも大丈夫ね」

黒姫零「もしかしなくてもまだ怒ってる?」

キミカ「そうね、言いたいことはまだあるけれど…行きましょ」

こうして3人が部屋を出ると別の部屋に繋がっており部屋に入ると同時に扉は閉まる、ここは病室のようで入ってすぐのところのネームプレートには『愛の部屋』と書かれている

黒姫零「あれ?…あれ?廊下じゃない?」

キミカ「また何か変なことが起きてるわね」

部屋の奥のベッドには女性が座っており子供を抱えながら笑っている。

黒姫零「うわぁ…話しかけるべき…?」

キミカ「罠っぽいけど、話しかけてみないことには何も始まらないわ」

黒姫零「そうだね…お姉さんこんにちは」

声をかけると女性は「あら?こんにちは」と笑顔で返してくれた。

しかしその女性の腕の中には青紫色をした顔色の目玉はぐるりと上を向き

口からは唾液や泡に塗れた舌を覗かせた赤ん坊と呼ぶには余りにも醜悪な何かがいた。

SAN値チェック

黒姫零【SAN値】90%→40 成功 1減少

キミカ【SAN値】76%→66 成功 1減少

SAN値90→89

SAN値76→75

一定期間にSAN値が5以上減った為アイデアロール

キミカ【アイデア】80%→84 失敗

恐怖を感じるも、それはキミカ自身を狂気の中に落ち込ませるまでには至らなかったようだ。

キミカ「あ〜こういうの嫌い!」

黒姫零「大丈夫ですか?」

キミカ「……うん…大丈夫よ 特にないならそこの扉から出ましょう!」

キミカが後ろを見ると先程まで閉まっていた扉がうっすらと開いていた。

黒姫零「さっさと出よ〜 お姉さんじゃあね」

黒姫零が部屋にいた女性に一言告げ、ケットシーの手を引き、去っていく。

扉へ戻るとそこは先程の祭壇ではなく、屋外の様な空間になっていた。

そばのプレートには『哀の部屋』と書かれている。

足を踏み入れればまた扉はひとりでに閉まる。

そこは小雨が降っており、小さな墓石がいくつか設置されている墓地の様だった。

辺りを見渡せば小さな墓石が1つに縋りついて泣いている女性が目に入る

黒姫零「どうしよう!キミカちゃん!デジャブ!」

キミカ「確かに…100%罠の予感しかしないわね」

黒姫零「でも本当に困ってる可能性が少しでもある以上…放ってはおけないや」

キミカ「零くんはお人好しね、今にも倒れそうなくらいボロボロなのに」

黒姫零「それが僕の生き方だからね! やぁお姉さん、大丈夫?」

声をかけると女性は「この子を助けて…お願いよ…」と訴えてくる。

キミカ「この子って誰のことかしら?」

そう聞くと女性は「caitっていうの…私の娘よ…」と言う

墓前にはチューリップと可愛らしい女児用の靴が置かれている。

黒姫零「cait、ケットシーちゃんのこと?だよね?多分」

キミカ「私も多分そうだと思うのだけれどこの人ケットシーちゃんの方を見ないのよね、零くんと話してるんだから零くんの横にいるケットシーちゃんは目に入る筈なのだけれど…」

黒姫零「…任せてください!caitちゃんは僕らが必ず助けるよ!」

キミカ「そうね…!私達に任せてください!」

そう言われた女性は「ありがとう…」とお礼を言い、目の前の墓に祈りを捧げる。

黒姫零「さて…おっ?キミカちゃん!後ろの扉開いてるよ」

キミカ「そうね、それに今度こそ廊下に続いてるみたい…」

キミカはほっと息をつき扉を開ける。

黒姫零「よしっ後1部屋…おっとと…行こう!」

キミカ「転ばない様に気をつけて〜」

3人が最後の一部屋に入る。

そこのネームプレートには『俺の部屋』と書かれている。

扉を開けると祭壇のあった主の部屋と同じような不快な匂いが立ち込めている。ベッド、机、椅子や本棚がある。

黒姫零「ケットシーちゃんは椅子に座っててね」

キミカ「ベッドの方がいいんじゃないの?」

黒姫零「あのトカゲもどきが寝てたら嫌じゃん?」

キミカ「……確かにそうね」

目星DICE

黒姫零【目星】70%→81 失敗

キミカ【図書館】80%→26 成功

黒姫零はふらついて上手く周りの物を見れなかったようだ。

キミカは本棚を調べるとふとなにか古い本のようなものが目に入る。

ノートには付箋のようなものが貼ってあり、付箋の貼ってあるページを開くとそこには汚い文字で何かが書いてある。

キミカ「汚い字…読めるかしら…」

母国語DICE

キミカ【母国語】70%→94 失敗

キミカ「……うーん駄目ね…読めないわ」

そう落胆するキミカに黒姫零は近づき

黒姫零「キミカちゃんどうかした?」と声をかける

キミカ「零くんは読める?気になったのだけど私視力がちょっと弱くてね、読めなかったの」

黒姫零「ふふん、任せて…」

母国語DICE

黒姫零【母国語】80%→77 成功

黒姫零はノートに書かれた文章の解読に成功する

ノートに書かれた内容は以下の通り

≪視覚を奪う/視覚を回復させる≫

対象は完全にそして永久的に視力を失う。同じ呪文を逆向きに働かせて視力を回復させることもできる。その場合は視神経が本質的には損なわれていないことが必要。また、祭壇に書かれている紋章は猫の神を退けるものであると黒姫零は理解した。

黒姫零「……ほお〜」

キミカ「なにかわかった?」顔を覗き込む

黒姫零「ふっふっふ…ケットシーちゃんの目を戻す方法が掴めたよ」

キミカ「本当に!流石だね零くん!早速試しましょう!」

黒姫零「わかった…!ケットシーちゃん、やっと君を救い出せるよ…今まで1人でよく頑張ったね」黒姫零はケットシーの頭を軽く撫でノートに書かれたことを読み始める。

キミカ「噛まずに読むんだよ〜」

黒姫零「-----------------」ノートを見ながら呪文を唱える

MP16→1 SAN値89→85 (-2d3→4)

黒姫零「……ぷはぁ、緊張した!」

キミカ「お疲れ様♪……成功…したみたいね」

呪文を唱え終わるとぼんやりと光がケットシーの目の周りを包みこみやがて光が晴れるとケットシーは両の眼で黒姫零とキミカの2人を見つめ

ケットシー「ありがとう」っと告げると1人で椅子から降りて歩き出す

ケットシーに2人がついて行くとそこは祭壇のある部屋だった。

ケットシーは迷わず祭壇に着くと同時に祭壇に書かれた紋章を破壊する。

すると 辺りが眩い光に包まれ始める

黒姫零「わっ眩しっ!」

キミカ「っ…やったわね零くん!これで無事救出完了ね!」

そう言っているとケットシーは眩い光の中、黒姫零に手を差し出す。

黒姫零「えっあ〜…ありがとう?握手とかじゃないんだね?」

キミカ「ふふっ♪零くんがそんなボロボロになってまで助けてくれたお礼がしたいのよ、その子と零くんにとっての初めての等価交換ね♪」

黒姫零「……等価交換?かっこいい!喜んでその手を握らせて貰うよ」

差し伸べられた手をとると同時に周辺はより強い光に包まれる。

黒姫零「キミカちゃん!」

キミカ「どうしたの?零くん?」

黒姫零「ーー高校!そこが僕の学校!! また会おう---」

そこまでいったところで2人は光に視界を包まれ意識を失った。




だいぶ長くなりました。次回シナリオクリアと後日談です
黒姫零の現在
HP3 MP1 肩パンしたら死にそう
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