超人達のクトゥルフ神話   作:黒姫卿

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小並感
活動報告では探索者募集してくれた方々がわちゃわちゃしていて見てて楽しいです(見る場合は未登場探索者のネタバレがあります)


夜の病院は怖い

〜同日、午後7時30分〜

各々がファミレスに合流して食事をしながら自分達が得た情報の交換をしている。

 

黒姫零「ってことわだよ院長は何かを隠してるってこと?」

 

佐藤「そうなりますね俺も天野宮さんも野茂院長が何か事件に関係しているとみています」

 

天野宮「まぁもしかしたら犯人じゃないかってくらいには思っているわ」

 

暗町「…まぁ証拠が無い以上詰め寄っても突き返されるだけだろうな」

 

黒姫零「あっ、夜忍び込んじゃう?」

と手に持ったメニュー表を覗きながら言う。

 

佐藤「…そうしたい気持ちはあるんだけどね〜礼状も無いしなぁ」

 

天野宮「…あーしまった」

突然天野宮蛍が棒読みで何かを言い始める。

 

天野宮「薬の入った袋をどうやら忘れてきてしまったようだ」

猿芝居を続ける天野宮蛍に

 

黒姫零「わぁ〜それは大変だね〜」

と演技に乗る黒姫零。

 

暗町「あぁ、そういう事か」

何やら理解した暗町是男

 

佐藤「えっ?急にどうしたんです?」

何も知らない佐藤翔太

 

黒姫零「確か薬って夜飲まないとダメなんだったよね〜」

天野宮「あ〜そうなんだ〜困った困った」

 

佐藤「まさかですけど…忘れ物をしたって勢いで行こうとしてます?」

 

暗町「…一見悪ふざけに見えるが本気のようだぞ」

 

天野宮「少し強引な手にはなってしまうがしょうがないだろう。」

 

黒姫零「そーそー、多少強引でも何も見つけられないよりはマシでしょ〜」

一行は会計を済ませた後、野茂精神病院へと向かった。

 

〜同日夜10時頃 精神病院前〜

 

中は暗く人の景色は無さそうだ入口の自動ドアはロックがかかっているため、入ることは難しそうだ

 

天野宮「しまった…鍵が掛かっているな…」

佐藤「やはり侵入は難しいですよ、明日何とか上に掛け合って」

 

ハッキングDICE

暗町【ハッキング】75→14 成功

 

小型のノートパソコンを広げ自動ドアのそばで数分ほどカタカタとキーボードを鳴らすとウィーンと音を立て自動ドアが開く。

 

佐藤「み…ま…す?」

暗町「捜査のため仕方なくです、見逃してくれると助かる」

天野宮「…どうしてそういう技術をもっているのかは聞かないでおくわ」

(えぇぇぇ開いちゃった…)

暗町「零くん!行くよ〜」

 

黒姫「あっわかった〜」(2人に連絡も入れたから多少無茶しても大丈夫だね)

 

院内は暗く、非常灯の薄らとしたあかりしか無い。

 

天野宮「小さい病院で助かったわ診察室に行きましょ、患者さんのデータとかがあるはずだわ」

 

暗町「顧客管理くらいはしっかりしてくれてると助かるんだが」

 

黒姫零「夜の病院って怖いね〜」

佐藤「…結構呑気ですね黒姫くんは」

 

診察室に入るとパソコンが1台置かれている。電源ボタンを押せば簡単に電源が着く。幸いにもパスワードはかかっておらず、最後にメーラーを利用したことがわかった。

 

宛先 黒田安行 件名 追加で2人送りました。

本文1人500万ですよろしくお願いします

といった内容の文が綴られていた。

 

佐藤「思わないところで…」

天野宮「犯罪判明ね」(やった〜!簡単に見つかった〜!)

 

暗町「事件解決への有効打になりそうだ…よかった」

 

佐藤「ではこれを署に持って行きましょう」

 

4人が病院を後にして商店街の近くを歩いていると前からフラフラと歩く人影が見える。

 

黒姫零「誰かいるね?」

 

佐藤「…あっあの子って少し前に」

天野宮「そうね、私がぶつかった子だわ…」(何をしてるのかしら?)

 

暗町「一先ず話しかけに行きましょう。」

4人が少女に話しかけようと近寄ると少女ふらふらとした足取りでうわ言のように「防火水槽…あそこに行かなきゃ」と言っている。

 

精神分析DICE

黒姫零【精神分析】50%→49 成功

 

フラフラと歩く少女の前に立って黒姫零は手を握り「落ち着いてね〜」と優しく諭していると少女はハッとしたように意識を取り戻す。

 

少女「えーっとあれ?私なんでこんな所にいるんだろ?」

 

黒姫零「今日暑いし涼みにでも来たんじゃない?さっ、夜遅いし早く帰った方が良いよ〜」

 

少女「…そうですね、えと、どなたか分かりませんけどありがとうございました」

そう言って商店街の近くの住宅街の方へと歩き始めた。

 

暗町「零くんおつかれさん」

 

黒姫零「はーいありがとー」

 

天野宮「凄いわね、あの子すぐ落ち着いちゃった」(リラックス効果でもあるのかな……?)

 

佐藤「防火水槽って彼女言ってましたよね?」

暗町「あぁ近くに防火水槽がひとつあるな」

 

天野宮「そこになにかあるのかもしれないですね、行きましょう」

 

〜深夜11時半 防火水槽〜

人気の無い場所にある、こじんまりと佇む防火貯水槽で、周囲には苔やツタが茂っている。不思議な事に、防火貯水槽の水面は周囲に街灯もないのに淡く青く光っている。

 

目星DICE

黒姫零【70】→52 成功

暗町是男【70】→64 成功

佐藤翔太【60】→4 クリティカル

天野宮蛍【50】→78 失敗

 

貯水槽のそばにローファーが一足落ちている事に気づく。ローファーには名前が入っており、「佐々木葵」と書かれていた。

 

黒姫零「おー葵ちゃんだって」

暗町「ここで一体何があったんだ?」

佐藤「ここが誘拐場所なんでしょうか…あっ」

 

話していると佐藤がつまづいて近くにあった脆くなった石を蹴り落としてしまう、しかし着水した音は聞こえず水面には波紋のひとつも無かった。

 

天野宮「何かみつかったかしら?」

 

佐藤「佐々木葵のローファーならここにありました」

 

さてどうしようかと2人が考えていると

 

黒姫零「ねーねー暗町くん、」

 

暗町「どうした?」

 

黒姫零「さっき佐藤くんが蹴った石、ちゃんと入ったよね?」

 

暗町「まぁ間違いなくこの貯水庫におちただろうな」

 

黒姫零「試してもいい?」

 

暗町「何をだ?」

そう聞き返した時に横を見ると柵に手をかけて貯水庫に向けて身を乗り出した黒姫零がいた。

 

佐藤「…ちょっ黒姫くん!?」

天野宮「危ないわ!戻ってきなさい!」(怪我しちゃったらどうしよう〜!)

 

黒姫零「それじゃ行ってきます!」

そう言って黒姫零は青く光る水面に飛び降りて行った




色々書きたい気持ちが沢山あって困ってしまいますね
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