唐突ではあるが神山あきらは霊感持ちである。
それは今に始まったことでは無く、幼少期から続く霊感体質である。
彼女はこの川に来た時微かに気配を感じた。ただここにはもう何もいないのだろうということもわかった。
MP14→12
橋に戻る為に階段を登る時にふと横を見ると、自分と同じ様に空中を見る黒姫零が目に入る。
もしかして何か感じ取るだけじゃなく見えたのだろうか?それを口にしようとした時、さっきまで横にいた存在がいなくなっていた。
次の瞬間、ざぱーんと大きな水飛沫を上げ川に落ちたことを察した。
神山「えっれ…零くーん!?」
小次郎「ふむ、老朽化ってやつだな!はっはっはっ!」
葛城「零さん大丈夫ですか!?」
白王「見たところそこそこ深そうだし大丈夫だろ…ったく」
黒姫零「びしょびしょだぜぇ…」
九十九「水遊びはちゃんと着替えてからじゃないと風邪引きますよ!」
夢幻剛「水遊び…とは違うと思うが無事で何よりだな」
黒姫零「へっくち、」
白王「あざと」
黒姫零「失礼だな、素でこれだよ」
葛城「素なんですか!?」(かわいい…)
神山「とりあえず着替えないとだし、急いでホテルもどらないと」
黒姫零「帰ろ〜」
白王「おい、寄るな、お前今びしょ濡れだろ」
黒姫零「ちぇっ」(橋の向こう側は別荘地か…)
そうして一行は急いでホテルへと帰っていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
黒姫零「ふぅ…」ホカホカ
入浴を終えて大浴場の外に行くと相田由利亜と我流一が丁度入りに来ていたようだ。
我流「あっ…黒姫くんじゃないか、また会うなんて奇遇だね」
黒姫零「朝会った時振りですね〜相田さんは体調良くなったんですか〜?」
相田「お昼くらいまでは体調悪くてね?でも今は大丈夫!むしろ二日酔いで一の方がキツそうよ?」
言われた通り我流一はまだ少しふらついているようだ
黒姫零「浴槽で寝ましたなんてのはやめてくださいね?」
我流「そこまでは酔ってないから大丈夫だよ、直ぐに出るつもりだ」
相田「ほんと気をつけてね?」
黒姫零「〜♪」(さてさてお邪魔にならないよう退散しますかね)
黒姫零「今は7時…かご飯食べに行こうかな」
クスクス
黒姫零「…なんかいる?」
【目星】70%→91 失敗
【???】10%→2 クリティカル
廊下をを見渡した時、視界の端で赤い霧の様な何かが映った気がした。
黒姫零「痛っ…」
目を抑える…少しすると痛みは落ち着いたが頭痛がした。
黒姫零「…今日はやめておこう…僕も具合悪くなってきたみたい」
黒姫零は部屋へと戻っていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方食堂の方では学生達が食事をしており、先生の安否を心配する声や明日は海に行こうぜ、なんて声も聞こえる。
葛城「零さんこないですね」
白王「まじで風邪ひいたんじゃねぇのか、俺は知らねぇ」
神山「明日様子見に行きましょう」
九十九「さんせー!」
小次郎「ここの料理中々イケるな」モッ( ˙༥˙ )モッ
夢幻剛「これも美味かったぞ小次郎」
小次郎「ほう?次はそれを食べよう!」
葛城「……零さん、大丈夫かな?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
その日の夜、また夢を見る。
昨日と同じ、どこか暗い場所にいる。
鼻を突く土の匂いと生臭い肉の腐敗臭。泥のように粘着質な土の中に自分は座りこんでいるようで、軽く身じろぎするたび汚らしい液体を吹いて土が糸を引いた。
……どれだけ経っただろうか、飽きるほど聞いたことのある声がした。
「ぐる=や、つぁとぅぐあ! いくん つぁとぅぐあ! 来たれり! 敬愛する主ツァトゥグアよ、夜の王、聖なる怠惰よ!」
ああこの声は、わかった…他の誰でもない、自分の声だ。
不気味さを感じる心とは裏腹に自然と自分の口は聞いた事のない祝詞を唄い続ける。
「私はーーーに遣わされし贄、供物なり! どうぞお納め頂きたく……」
巨大な手が叩き潰さんばかりに迫り、怯える自分の体を掴みあげて…そして……
そこで目が覚めた
SAN値チェック
黒姫零【SAN値】86→81 成功 1減少 86→85
白王十夜【SAN値】70→10 成功 1減少 70→69
高野小次郎【SAN値】75→100 失敗 1d6減少→4減少 75→71
夢幻剛【SAN値】90→17 成功 1減少 90→89
神山あきら【SAN値】69→70 失敗 1d6減少 6減少 69→63
葛城かほ【SAN値】79→27 成功 1減少 79→78
九十九瞳【SAN値】84→97 失敗 1d6減少 6減少 84→78
アイデアロール
神山あきら【90】→49 成功 発狂内容→2 逃走 1d10+1→8ラウンド
九十九瞳【40】→13 成功 発狂内容→7 幻覚・幻聴 1d10+1 2ラウンド
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
黒姫零「……凄い良い朝だなぁ」
黒姫零が着替えを済ませ部屋の外に出ると横から体当たりをくらう
黒姫零「ぐぇ」
神山「大変だよ零君、私たちなにかに襲われちゃう!早く逃げないと!」
黒姫零の上に馬乗りになって肩を掴んでぐわんぐんと揺するり
黒姫零「一旦落ち着こーぜ?」
【精神分析】50%→2 クリティカル
黒姫零「ん、2日連続で夢見が悪かっただけ、何も起こってないし、なにか来ても僕が守るよ」
ぎゅっと体を抱きしめて言葉を吐き出す。少しするとわーわー言っていた声も聞こえなくなる。
黒姫零「あーゆーおーけー?」
神山「うん、落ち着きました…」
葛城「零さん?…朝から何してるんですか?」
黒姫零「カウンセリング?」
葛城「神山さんも!いつまでくっついてるんですか!」(羨ましい!)
小次郎「おーい武蔵ぃー元気かぁ?」
黒姫零「あっ小次郎くん、元気だよ〜」
小次郎「こっちにきてみろ九十九のやつが何やら奇っ怪なことをしているぞ?」
黒姫零「えっ?」
3人が小次郎に言われるがまま案内されるとそこには
九十九「せんせ〜…さっきから怖い声ばっか聞こえるんですよぉ?」
白王「空き缶持ちながら誰かに話しかけてやがる…完全にイカれちまってるじゃねぇか…」
夢幻剛「あっ黒姫!お前の方は大丈夫だったか?」
黒姫零「あ〜こっちは大丈夫…だったよ?」
九十九「せんせ〜、ほらっ見られてますって〜!」
黒姫零「あ〜瞳ちゃん?」
九十九?「お前は瞳君に仇なす存在か?」
黒姫零「うおっびっくりした、」
九十九「あっ零くん…おはよぉ」
九十九?「零?そうか、お前が黒姫か、瞳君がよく学校で話す存在…とだけ知っているぞ」
九十九「せんせ〜?零くんは悪い人じゃないよ?」
九十九?「ふむ…まぁ、そうだな…黒姫零、瞳君を守れよ?」
黒姫零「りょうかいです」
九十九?「よし、瞳君そろそろ落ち着いただろうし切るぞ?」
九十九「ほんとだ!なんも聞こえなくなりました!せんせ〜またね!」
白王「おいっ、黒姫こいつ大丈夫か?然るべき所に連れていくべきじゃないのか?」
黒姫零「あ〜大丈夫じゃない?」
白王「こいつ…」
夢幻剛「そういえばやけにスタッフの人が居ないと思わないか?」
黒姫零「えっ?」
目星DICE
黒姫零【目星】70%→6 スペシャル
神山あきら【目星】55%→80 失敗
葛城かほ【目星】60%→82 失敗
白王十夜【目星】75%→43 成功
高野小次郎【目星】70%→62 成功
周りを見渡すと、確かにスタッフの人が少ないように感じた。
目に入る従業員達も何やら慌ただしく動き回っている。
黒姫零「何かあったのかな?聞いてみよ」
神山「あっあの〜零君?」
黒姫零「何?」
神山「1回、着替えてくるね?」
黒姫零「??? りょーかい?」
神山あきらが走り去っていった。
黒姫零「別に変な服じゃなかったと思うけどなぁ」
葛城「触れないであげてね?フリじゃないからね?」
黒姫零「わかった〜」
白王「なぁ従業員さん悪いけど少し聞いてもいいか?」
従業員「あっどうしました?」
白王「なんか騒がしいみたいだけどなんかあったのか?」
従業員「あぁ…昨夜どうやら殺人事件があったみたいでね?307号室に泊まってる人が亡くなったんだって言ってましたね、なんでも男女2人組で泊まってて女性の方が亡くなってたらしいです。」
白王「まじか…教えてくれてありがとうございます」
黒姫零「3..0....7」(我流さん達が泊まってた所だ…)
SAN値チェック
黒姫零【SAN値】85→74 成功 1減少 85→84
黒姫零「…ごめん…」
事件のあった部屋の方を見つめ、黒姫零はそうこぼした。
切りどころが見つからずにいつもより長くなってしまいました。
なんか本当に出目が荒ぶりましたね