超人達のクトゥルフ神話   作:黒姫卿

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となりのトロロ


怠惰の邪神

あぁ…なんだか頭が痛い…自分が自分でないように思える。

「……さっさと殺した方がいい」そう心が呼びかけてくる気がした。

 

頭の中では絶えず殺意が産声をあげている。

 

ふと、燃え広がる森の木に背を預ける自分と月光に照らされた幼げな少女の姿を思い出した。………?

 

誰だ?そんな出来事も少女も僕は知らない。

 

そんなことは今はどうでもいい…ただ目の前にいるこいつらを

 

黒姫零「……殺す」

 

ー5ラウンドー

 

〜神山あきらのターン〜

神山「そろそろあの化物も限界のはず!」

【日本刀】70%→96 ファンブル

 

颯爽と飛び出しゆらゆらと空中を流れる血の中心を狙って模造刀を大きく振りかぶるとそれは天井へと突き刺さった。

 

神山「………ここ屋内だった…」

 

〜夢幻剛のターン〜

夢幻剛「ちょっ!神山!何してんだよ!」

 

神山「夢幻君だってさっき撃てなかったでしょ」

 

夢幻剛「なんだと!今からあいつのことぶち抜いてやるから見てろよ!」

 

【拳銃(空気銃)】70%→39 成功 6d2-5→3

 

撃ち出された空気はおそらく当たったと思われるが、化け物に対して有効的では無いように見えた。

 

神山「今の当たってなくない?」

 

夢幻剛「いぃぃや!当たった!絶対当たった!」

 

〜老婆のターン〜

老婆は倒れている白王十夜にナイフを持って遅いかかる。

 

松田ハナ「今のうちに起き上がれないようにしとこうかねぇ」

【ナイフ】25%→8 成功

 

黒姫零「それを許すとでも?」

【庇う】60%→49 成功

【受け流し】70%→67 成功

 

ナイフを持った腕を掴み、体制を崩させ攻撃を中断させる。

 

黒姫零「大人しくしてよ…すぐに殺すから」

〜葛城かほのターン〜

【バール】80%→24 成功 1d8+1d4→(3.4)7ダメージ

 

葛城「隙ありです!」

老婆の方を見ていたのか、身動きをとらない化け物に向けて振り下ろされたバールは的確に命中しごとり、と音がする。見ない何かが地面に落ちたことをしらせてくれたようだ。

 

葛城「…やりしましたよ!零さん!」

 

《戦闘終了》

 

ノーシがやられたことを皮切りに松田ハナはナイフを放り出して家の奥へと逃げ出す。

 

神山「あっ…!逃がしません!」

そう言って先陣を切って追い始めた神山あきらの後ろを夢幻剛,葛城かほ,黒姫零の3人が後を追う。

 

黒姫零「ぐっ…」ふらっ

 

夢幻剛「捕まれよ、ここまで来たんだ最後まで着いてこいよ!」

 

黒姫零「ありがと…っ!…みんな待ってて」

 

4人が辿り着いたのは中庭のようだ。

塀に囲まれたその庭には大きな魔方陣が描かれている。

 

松田ハナが唐突に後ろを振り返り、追いついた神山あきらの腕を掴む。

どうやら魔法陣の中に入れようとしているらしい。

 

ーSTR対抗ー

神山あきら【筋力対抗】65%→80失敗

 

黒姫零「やらせると思ってたかい?」

【筋力対抗】85%→69 成功

 

引っ張られたことで体制を崩す神山あきらの腕を掴み、松田ハナから取り上げるように奪い返す。

 

黒姫零「その中はあんた1人で落ちろ」

そう言って軽く蹴りこんだ。

 

それにより魔法陣の中心へと躍り出てしまう。

その瞬間魔法陣が妖しく光り輝きはじめ、松田ハナは悲鳴をあげ、肉体はまるでミイラの様に萎びれていく。

 

SAN値チェック

黒姫零【SAN値】67→58 成功 減少無し

夢幻剛【SAN値】87→82 成功 減少無し

神山あきら【SAN値】62→88 失敗 1d3→2減少

葛城かほ【SAN値】76→34 成功 減少無し

 

神山「ひぃぃ」

 

黒姫零「…大丈夫?」

 

神山「…だ、だだだ大丈夫ですっ」(零君が捕まえてくれなかったらああなってた…?)

 

その刹那魔法陣は大きな光を発し辺りを照らす。思わず全員が目を閉じ、そして開けるとそこになにかがいた。

 

巨大な腹部、背には蝙蝠の羽の様なものが生えている。

身体は薄い体毛で覆われており薄ら暗い色をした怪物が眠たげな目でこちらを見つめていた。

 

SAN値チェック

黒姫零【SAN値】67→11 成功 1d6→2 減少

夢幻剛【SAN値】87→60 成功 1d6→5 減少

神山あきら【SAN値】60→79 失敗 1d10→5 減少

葛城かほ【SAN値】76→91 失敗1d10→10 減少

 

アイデアロール

黒姫零【アイデア】80→90 失敗

夢幻剛【アイデア】90→86 成功 発狂内容→5 6ラウンド

神山あきら【アイデア】90→9 成功 発狂内容→10 4ラウンド

葛城かほ【アイデア】75→67 成功 発狂内容→9 3ラウンド

 

 

怪物は何かをする訳でもなくただこちらを見ているようだ。

 

黒姫零「…はっ皆!大丈…夫?」

我に返った黒姫零が後ろを見ると。

 

夢幻剛「…なんだよ…あれ、ダメだ…はは、震えて足が動かねぇ」

 

葛城「あはは、ここの庭にあるお花って美味しいんですねぇ…」

 

黒姫零「剛くんしっかりして!かほちゃんもほら!お花は食べ物じゃありません!」

 

その様子を神山あきらが暗い瞳で見つめている。

 

黒姫零「あきらちゃんは…平気? ひとまずここを離れよう、今は何もしてこないとはいえいつ襲ってくるか分からない…から?」

 

神山あきらは黒姫零の腕を掴んで自身の体に抱き寄せている。

 

黒姫零「…えーと?あきらちゃん?何をなさっているんです?」

 

神山「零君、私から離れないで?」

 

黒姫零「…離れないよ? さっみんなで早くここから逃げよう」

 

神山「手繋いでってください」

 

黒姫零「へっ?」

 

神山「一緒にいこう?」

そういう彼女の目は暗く渦巻いている。

 

黒姫零「あ〜…おーけー?」

 

夢幻剛「おーいできれば俺も運んでって欲しい」

 

葛城「あはは…花壇の土も意外といけるんですねぇ…」

 

黒姫零「…剛くん!」

 

【精神分析】50%→24 成功

 

黒姫零「君なら大丈夫!」

 

夢幻剛「雑じゃないか!?…あ〜でも、少しは気が楽になったかもしれん」

 

黒姫零「ほらっかほちゃんも行くよ!」

 

葛城「はーい」

 

黒姫零「追いかけてこないでね?」

【日本刀,武道武器術】63.65%→ 52.3 成功/クリティカル

4d6+4d4→(4.3.3.6.2.2.4.1)25

 

黒姫零は庭に繋がる壁を去り際に叩き壊して封鎖していった。

 

リビングの方に戻ると、目を覚ました九十九瞳が走ってきた黒姫零達を見て不思議そうにしている。

 

九十九「あっみんなおかえり〜」

 

黒姫零「話は後!逃げるよ!」

 

夢幻剛「俺は小次郎を抱えてく!白王のことを誰か頼んだ!」

 

黒姫零「任せて、僕が連れてく!」

 

神山「あっ零君、手を離しちゃうんですか?」

 

黒姫零「あきらちゃんは偉いから我慢できるでしょ?」

 

神山「わかりました…」

 

九十九「なんか2人ほど様子がおかしいですな〜」

 

黒姫零「色々あってね…よいしょっと、さっ行こう」

 

一行は背を向けて、屋敷から逃走をした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

白王「……ん…ここは」

目を覚ますとホテルのロビーのソファで横になっていた。

 

黒姫零「」( ˘ω˘ ) スヤァ…

横ではなんとも間の抜けた表情を浮かべた黒姫零が寝ている。

 

九十九「あっ十夜くん起きたんですか〜」

 

夢幻剛「おっおはようさん」

 

白王「十夜って呼ぶなよ…はぁ…おはよう」

 

九十九「は〜い」

 

白王「……んで?あっちはなんだよ」

ちらりと少し奥のソファ席を見ると

 

葛城「うぅぅ…気持ち悪い…」

 

神山「ぁぁぁぁぁ恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい」

 

クラスメイトの酷い有様を見ることができた。

 

夢幻剛「あぁ…あいつらはまぁ…色々あったんだよ」

 

白王「そうか…で…?カタはついたのか?」

 

夢幻剛「まぁ一応な」

 

白王「そうか、なら良かった。」

 

夢幻剛「そうだ、水持ってきてやるよ!九十九も手伝ってくれ」

 

九十九「わかった〜!」

 

白王「……なぁ…寝てるのか?」

 

黒姫零「」スヤァ…(´-﹃-`)ᐝ

 

白王「……ほんとは割と嬉しかったよお前が悲しむって聞いてよ」

 

白王「…おつかれさん零、ゆっくり休んでろよ」

 

黒姫零「…」

 

白王「おい、お前」

 

黒姫零「」(;˘ω˘)スッ…スヤァ…

 

白王「起きてんだろ?」

 

黒姫零「すやぁ」

 

白王「口で言ってんぞお前」

 

黒姫零「いやぁ聞くつもりは無かったよ〜?」

 

白王「どっから聞いてた?」

 

黒姫零「何が?」

 

白王「俺がなんて言ってたか聞いてたか?」

 

黒姫零「ゆっくり休め?」

 

白王「ほんとにそれだけか?」

 

黒姫零「おつかれさん?」

 

白王「なんだよその前は聞いてねぇのかよ」

 

黒姫零「いやぁ…ゆっくり休めって言われたのに起きたらなんかダメかなって」

 

白王「そういうことかよ…」

 

黒姫零「そういうことですよ〜十…はくおうくん?」

 

白王「はぁ…十夜でいいよ」

 

黒姫零「…えっ?」

 

白王「お前に今更苗字で呼ばれても変な感じがした。名前でいい」

 

黒姫零「でもなぁ…庇ってもらった手前、名前で呼ぶなんて恐れ多いなぁ」

 

白王「呼びたくないなら呼ぶな」

 

黒姫零「あぁ〜!すっごい呼びたい!凄く名前で呼びたいなぁ!」

 

白王「ふっ…お前のこと好きにはなれねぇよ」

 

黒姫零「あっ!笑った!十夜くんが笑った!」

 

白王「俺だって笑うだろ…」

 

犠牲はあったかもしれない。

しかし彼らがこの島で起こる事変に終止符を打ったのは確かだろう。

 

夏の日差しがうっとおしい程に窓から差し込む。

激戦が嘘かのような日常的な空気が流れるこの場にみんな生きて帰ってきた。

 

黒姫零「ꉂꉂ(( ^▽︎^))アハハ」

眼のこととか色々謎は残ってはいるけど…まぁ今はそれでもいっか!

 

今は一時の休息を楽しむことにしよう。

 

〜事象解決〜




SAN値回復のお時間です 1d10+1d6
黒姫 零 65→87
白王 十夜 67→75
夢幻 剛 82→86
高野 小次郎 71→75
葛城 かほ 66→73
神山 あきら 55→65
九十九 瞳 78→85

技能成長
黒姫零
【聞き耳】70% →46 失敗
【精神分析】50%→55 成長成功 1d10→4%成長
【応急手当】40%→44 成長成功1d10→4%成功
【豬�愍】75%→54 失敗
【武道武器術】65%→48 失敗

CTを5回出したボーナス成長
日本刀63→70

九十九瞳
【聞き耳】25%→79 成長成功1d10→8%成長
高野小次郎
【武道:古武術】80%→67 成長失敗
葛城かほ
【バール】80%→47 成長失敗




神山あきら
好感度上昇1d4+1→4上昇
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