超人達のクトゥルフ神話   作:黒姫卿

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かっこいいBGMでも流しながらお読みください


瞳に映るは水月

意識が深い水の中に入ってるみたいだ……

 

あぁ……後ろに浪漫さんと心都くんがいる……

 

目の前にいるのは……なんだろう?…なんでもいいか……

 

…………こいつらを殺す

 

〜黒姫零のターン〜

 

黒姫零「…そろそろいくか」

【?????】52%→40.21 成功

 

メスを逆手に持ちゆらりと身体を低く構える。

 

黒姫零「変だな?…こんな動きは知らないのに…」(なんか馴染む)

 

未知なる存在Aに黒姫零は視線を移す。

 

黒姫零「……斬る」

 

未知なる存在A

【回避】25%→64 失敗 1d4+1d6-1→6

 

【?????】52→68 成功値変動

 

次の刹那、浪漫や心都の目線には黒姫零の身体が一瞬ブレて見える程の速さで敵との距離をつめ、その身体を分断する。

 

バラバラと数本の腕が落ち、見るからに動揺した様子でこちらを警戒している。

 

黒姫零「…?」

手をグーパーして感覚を確かめている。 いつもと違う残酷な笑みを浮かべながら……

 

〜未知なる存在Bのターン〜

【電気銃】30%→26 成功 攻撃対象→黒姫零

 

黒姫零【回避】40%→5 クリティカル

 

銃の様なものから放たれた電撃が届くより早く1歩後ろに引き、電撃を回避する。

 

浪漫「うは…想像以上だね…」

 

黒姫零

【?????】68%→68.19 成功

 

次の瞬間には煙を突き抜け壁を蹴り、相手の頭上からかかと落としをする。

 

未知なる存在B

【回避】25%→56 失敗 2d6→8

 

【?????】68→78% 成功値変動

 

その攻撃を受け勢いよく敵は地面へと叩きつけられる。

 

〜秋野浪漫のターン〜

 

浪漫「想定外で想像以上だ…明らかに身体能力が上がってる」

 

心都「何が起こってるんですか?」

 

浪漫「少なくとも…僕の理解が遠く及ばないものだ」

 

そう言いながら先程斬られた甲殻類の様な腕の近くに落ちている銃の様な物を持ってくる。

 

浪漫「僕にはさっぱりだけど、君ならわかるんじゃないかい?」

 

心都「…やってみます」

 

〜心都勤のターン〜

 

心都「これは」

【アイデア】70%→12 スペシャル

 

心都(なるほど…こう使うのか)

【拳銃】55%→17 成功

 

かかと落としをくらい、ふらふらと飛行を再開する生物に向け、電撃を放射する。

 

未知なる存在B

【回避】25%→67 失敗 1d8→4

 

心都勤の手元から放たれた電流は化け物の身体に直撃し、落ちる。

 

軽く痙攣したかと思えば動くのを辞めた。

 

<ラウンド4>

行動順変更

黒姫零→未知なる存在A→秋野浪漫→心都勤

 

〜黒姫零のターン〜

黒姫零は飛行すらままならない怪物に近づいていき、

【?????】78%→65,39 成功

 

未知なる存在A

【回避】25%→89 失敗 1d4+1d6-1→7

 

化け物にすれ違うと同時に一瞬姿がブレて見える。

 

次の瞬間には胴体が横一文字に切り開かれ、地面にどちゃっという音を出して落ちる。

 

《戦闘終了》

 

浪漫「いやぁ黒姫くん!お疲れ様!」

そう言って肩を叩く浪漫を感情の籠らない瞳で見続ける。

 

心都「どうしたんだい?黒姫…くん?」

 

黒姫零「…」

貼り付けた笑顔のままメスを浪漫に向け投げようとする。

 

???「ガント」

【投擲】75%→20 成功

 

黒姫零「ぅ…が…ぁ」

黒姫零は突然身体全体の痺れるような感覚と共に意識を手放す。

 

心都「黒姫くん!大丈夫か?」

 

浪漫「……モナ?いきなり何をしてるんだい?」

 

モナ「なんだい?私は襲われそうになっていた君を助けてあげただけだよ?感謝の言葉が欲しいところだよ浪漫」

 

心都「……もしかしてこの人って」

 

浪漫「…あぁ、さっき言った僕の協力者だ」

 

モナ「やぁはじめまして、私は獅子堂モナ 気軽にモナちゃんと呼びたまへ」

 

心都「………ええっとモナ…さん?黒姫くんは無事なんですかね?」

 

モナ「黒姫?浪漫を殺さんと襲いかかった畜生風情のことかい?」

 

浪漫「モナ! 黒姫くんには僕が協力をお願いした立場だし、彼が狂ったのも僕の責任だ!あまり悪く言わないでくれ」

 

モナ「……全く、遅かれ早かれそうなってた奴を上手く利用したの間違いだろう?牙を向かれたなら分からせといた方がいい」

 

浪漫「彼は善人だ」

 

モナ「こんなバカでかい殺人衝動を持っているのに善人ねぇ……?」

 

心都「黒姫くんはあまり長い時間関わったわけではないけど悪い奴じゃないですよ」

 

モナ「わかったよ。なんだいなんだい、まるで私を悪者みたいに」

 

浪漫「まぁ…助けられたのも事実ではあるしお礼は言うよ…ありがとうモナ」

 

モナ「……いいだろう、今回の件は水に流そうじゃないか」

 

モナ「ほら、さっさと上に帰ろう」

 

心都「黒姫くん行くよ?おいしょっと」

 

浪漫「僕も手伝うよ、モナは悪いやつじゃないんだけどちょっと気難しい性格でね、気を悪くしないでくれると嬉しいな」

 

心都「そうなんですね、でも助けに来てくれたことは事実です…感謝していますよ」

 

浪漫「良かった、僕から後で伝えておくよ」

 

4人がエレベーターに乗って病院へと戻る

 

院長「さっきの女か、どうだ?無惨な死体が……」

 

浪漫「無惨な死体じゃなくて残念だったね」

 

院長「なっ…!?」

 

心都「まぁそういうことです 僕らは帰りますよ」

 

モナ「見る限り君の思惑は大きく外れてしまったようだね それじゃ私たちはお暇させてもらうよ」

 

後ろで院長があげる悲痛な叫びを聴きながらその場を後にする。

 

浪漫「おっと…忘れていたよ」

途中浪漫はロッカー室に寄って黒姫零と心都勤の2人の荷物を持ってくる。

 

心都「ありがとうございます…!」

 

モナ「さて、それじゃ各自解散したまえ、まだ夜更けだ眠くてしょうがないよ」

 

心都「そうだ、黒姫くんに僕の電話番号渡しといてください!」

 

浪漫「ああ、了解したよ」

 

心都「それじゃあ失礼します。」

 

浪漫「気をつけて帰るんだよ?それと、本当に助かったよありがとう」

 

心都「いえ、こちらこそあの病院から助けてくれてありがとうございました!」

 

そう言って心都勤は家へと帰っていった。

 

浪漫「さて…黒姫くんはどうしようか。」

 

モナ「その辺に置いとけばいいんじゃないかい?」

 

浪漫「そんなことしたら風邪を引いちゃうじゃないか!?」

浪漫「そうだ!黒姫くんの家族に迎えにでも来てもらうとしようか!」

 

黒姫零の携帯には連絡が来ていた通知が何件も残っている。

 

浪漫「それじゃあえーっと」

 

モナ「かしたまえ、今どきはフェイスIDがあるんだから」

寝ている黒姫零の顔を映すとロックは簡単に外れる。

 

モナ「ここから連絡すればいいだろ?」

 

浪漫「…それはそうだけど、まぁいいか電話しよう」

 

不在着信の1番上の履歴に折り返しの電話をかける。

 

浪漫「雨音ちゃんって読むのかな?出てくれるといいけど」

 

2回ほどコール音がなったと思うと少し眠そうな声で電話から声が聞こえる。

 

雨音「もしもし零さん…?零さん… 零さん!? こんな時間にどうしたんですか!?大丈夫ですか!?」

 

浪漫「…あはは凄い心配されてるね…」

 

 

雨音「えぇっと?どちら様ですか?」

 

浪漫「あぁ、僕は浪漫ええっと」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

数十分立ち、浪漫の元に息を切らして走る雨音がやってくる。

 

雨音「零さん!」

 

浪漫「あぁ、君が雨音ちゃんかい?」

 

雨音「そうです、零さんがお世話になりました。」

 

浪漫「いやぁこちらこそ彼には助けられたよ…ありがとう」

 

モナ「家族ならその狂犬に首輪でも付けて管理しときたまえよ」

 

雨音「…零さんはそんな危ない人じゃありません」

 

モナ「どうだかね」

 

雨音「…助けてくれた事には感謝します。それじゃあ失礼します。」

後からやってきた小さい少女と一緒に身体を支えて帰路へと向かっていく。

 

浪漫「…僕らも帰ろう」

彼の持つ謎の殺意 それがなんなのか分からないけれど、それが彼を腐らせずまっすぐと正しい道に導いてくれることを切に願う。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

雨音「んしょ…」

 

ノワール「」(;੭ ˙꒳˙;)੭

 

黒姫零「……ありがとう…もう大丈夫、一人で歩けるよ」

 

雨音「零さん…私はもちろんノワールちゃんも怒ってますよ」

 

黒姫零「ごめん…勝手に家を飛び出して…」

 

雨音「それもそうですけど……悩んでる事があるなら…頼ってください…」

 

ノワール「」( *´꒳`))コクコク

 

雨音「私たちは家族みたいなものでしょ?」

 

黒姫零「………そうだね…」

 

ノワール「たよらせてあげる」

 

黒姫零「………ありがとう」

 

この力がなんなのかは分からない…けど……身近な人を守る為にこの力の事をもっと知りたい…僕はこの小さな幸せの一つ一つを守れるように……もっと…強くなりたい………もう何も失わないために。

 

そんな時、全身が戦慄するような不気味な声が聞こえた。

「中々やるじゃないか黒姫零、次は何で遊ぶ?」

 

咄嗟に振り返るもそこには誰もいない。

 

横を歩く2人の手をそっと握りしめ、

 

黒姫零「帰ろっか」

 

雨音「はい…!」

 

ノワール「」(゚ー゚)(。_。)ウンウン

 

黒姫零「」(絶対に負けてやるか……)

 

家へと向かうのであった。

 

〜事象解決〜

 




SAN値回復1d6
黒姫零78→82 4回復

心都勤84→86 2回復

秋野浪漫32→36 4回復

成長ロール
黒姫零 【回避】40%→85 成長成功40→45
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