Q黒姫くんって総受けなんですか?
A多分まぁそうなんじゃないですかね?
黒姫くんが誰かと結ばれることがあるのか分からないですけど
追いかけっこをしながら先程エーリカが言っていた地点に近づく。
エーリカ「確かこの辺だった!」
黒姫零「この辺?僕と一緒に来た子達もこの辺n」
そこまで話したところで追いついた不良が後ろから殴りかかってくる。
不良A「オラっ!追いついたぞが…き?」
振り抜こうとした拳は少年に届くことは無く空中で制止する。
???「随分元気なやつがいると思ったらトラブルか?」
どうやら腕を掴んで止めているようだ
エーリカ「あっもう!遅いよー!」
???「そいつは悪かった!ところで?あんたは?」
黒姫零「はじめまして!僕は黒姫零。
君のお連れ様がそこの2人に絡まられてたからねちょっとお話してたんだ」
エーリカ「そうだよ!勝手に別行動とるから!」
振男?「そうだったのか…黒姫零、エーリカが世話になったな!で?お前はさっき俺の連れに声かけるなって言ったと思うんだが?」
そう言って掴んでいる腕を捻りあげる。
不良A「あだだだ!おいっ!お前も見てねぇで助けろ!」
そういうとハッとしたように殴りかかろうとする。
黒姫零「2VS1は卑怯だろ?それに、戦いにならないよ」
そう言って眼前スレスレの位置に蹴りを寸止めする。
不良B「うわ!」
驚いた不良は尻もちを着く。
黒姫零「ねぇねぇ、提案があるんだけど聞く?」
不良B「てっ提案ですか?」
黒姫零「お互いに何もなかったことにしようよ、君達はたまたまエーリカちゃんに道を聞いただけで何もしてないし、エーリカちゃんも道を教えただけで何もされていないし僕も何も見なかった。そう言うことにした方がお互い有益だと思わない?、どうかな?えーと」
武拳振男「武拳振男だ、好きに呼んでいいぞ。 そうだなもしこの提案を受けないなら今すぐこの腕をへし折っても構わないんだが?」
不良A「受けます!受けます!」
武拳「よし!俺達もこんな祭りの時に喧嘩なんてしたくないからな!今回は大目に見てやる。だが次に姿を見せたらわかるな?」
不良B「ひぃ!」
不良A「わかります!それでは俺たちは失礼します!おいっ!行くぞ!」
そう言って不良達は足早にこの場を立ち去っていく。
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武拳「改めて世話になったな黒姫くん」
黒姫零「零でいいよ? 気にしないでよ困った時はお互い様でしょ?」
エーリカ「あっねぇねぇ!零くんと一緒に来た子ってどこ?」
黒姫零「えーとあそこに座ってる2人、わかる?」
エーリカ「あっあの子達?挨拶してくる!」
そう言ってエーリカが雨音とノワールの元へ走っていく。
武拳「ところで零、お前は何か武術でもやってるのか?」
黒姫零「剣道なら?」
武拳「ならさっきの蹴りは独学か?」
黒姫零「まぁ…そうなる?」
武拳「迷った動きはあったが中々筋がいいんじゃないか?」(地面スレスレまで屈んで顔面ギリギリのアッパー軌道の上段への蹴り上げ…中々歪だが悪くはない)
黒姫零「……ありがとうと言っても反射でやってるから同じことが出来るか分からないけどね?」
武拳「反射……か」(咄嗟の動きにしては…それに謎の違和感がある。)
黒姫零「身体の動くままにやってる感じだからさ」
武拳「…なるほどな」(頭には無いが身体が覚えているみたいなノリか?)
武拳「もしも動きをもっと研鑽して使いこなしたいならば頭の中でイメージをするといい!」
黒姫零「いめーじ?」
武拳「そうだ、どういう動きをしてどんな攻撃をするかそれをシミュレーションしておくと反射的じゃなくとももっと使いこなせるんじゃないか?」
黒姫零「ほうほう」
武拳「後は技に名前をつけるといい、イメージしやすくなる」
黒姫零「名前?」
武拳「そうだ!空手だって拳を前に突き出すのを正拳突きって言うだろ?要はそれと似た感じだ!」
黒姫零「イメージ…名前…理想…うん、何か掴めた気がする」
武拳「おう!お前はエーリカのことを助けてくれたしな!そのお礼と思ってくれればいい。」
そんな話をしているとどこかからキミカと小山左佳が歩いてくる。
キミカ「あっ零くんここにいたんだね」
黒姫零「キミカちゃん」
武拳「零、随分仲良さそうだが友達か?」
黒姫零「そんな感じ、友達みたいな…姉みたいな…そんな関係?」
迷ったようにキミカの方を見る。
小山「おっキミカ良かったじゃんか両思いだぞ?」
キミカ「勘違いされるからやめて、あっはじめまして私はキミカ・水澄・ツェンツィアート、キミカでいいわ」
小山「あぁ、自己紹介か遅れたわね、私は小山左佳よ」
武拳「ご丁寧にどうも! 俺は武拳振男っていいます!」(両思いって何の話だ?)
黒姫零「なんだか人が沢山だね皆花火そんなに楽しみにしてる?」
小山「それもあるだろうけれど神輿がこの後上がるらしいからそれを見に来ているのかもしれないわ」
黒姫零「神輿かぁ」
やぐらの上では和太鼓を叩く男2人がしのぎを削り、それに呼応してか祭囃子の笛の音も段々と大きくなっている。
目星DICE
黒姫零 【目星】70%→4 クリティカル
キミカ【目星】25%→33 失敗
武拳【目星】80%→13 スペシャル
小山【目星】80%→22 成功
黒姫零「あれ?神社に入るときに見た女の子がやぐらの上にいる。」
武拳「あそこは危ないから降りられるように事情を話すか」
そう言っている間も祭囃子の音は大きくなっていく。
その様子を鳥居の上から見る少年の存在をまだ彼らは知らない
?????とかいう地味に打つのが大変な技能がこの武拳くんからのアドバイスで黒姫流体術になりましたね