小山左佳が舞い踊る地下では正しく勝ちの流れを掴んだ者共が犬の様な異形の生物を仕留めんと戦闘を行っている。
〔異形の犬Bのターン〕
【前脚】90%→43 攻撃対象→神凪靈徒
異形の獣は狼の様なその発達した前腕を爪のように尖らせて頭を抱えたまま動くことの出来ない神凪靈徒に向けて駆け出す。
黒姫零「待った」
【庇う】70%→25 成功
【受け流し】80%→79 成功
黒姫零「はぁ…先に僕を倒してから行きなよ」
軽く息を切らしながら間に身体を滑り込ませて刀で前脚をいなす。
黒姫零「心配しなくてもさ、すぐに切り伏せてあげるよ」
〔武拳振男のターン〕
武拳「…」(俺の攻撃は通用しない、…それなら)
武拳(俺はあの女の子を連れて少しでもリスクを減らすのが最善手か)
武拳振男は岩波草思が死んだ為か呪文を唱えるのをやめて気絶した女の子を抱えてここに来る際に通った階段付近まで下がる。
〔黒姫零のターン〕
黒姫零「安全な所まで引いてくれたみたいだ よし、切り伏せるか」
【日本刀,武道武器術】80.75%→80.17 成功
4d3+2d4→(9.3)12
至近距離から繰り出した一撃は怪物の身体を深く切り裂く、が断ち切るには至らなかったようで黒姫零から距離を取り唸り声のようなものをあげて威嚇する。
黒姫零「僕から距離取っちゃう?それじゃぁ」
〔キミカのターン〕
キミカ「私の射程圏内(ショットエリア)よ」
【マスケット銃】75.75%→50.22% 成功
4d3→6
後ろに飛んで逃げた先を正確に狙い撃った弾丸は身体に新たな空気の通り道を作り、その生物の生命活動に終止符をうった。
《戦闘終了》
動かなくなった獣2匹は青い霧のようなものに包まれ消えていく。
キミカ「ふぅ、」
小山「おつかれぇい 」
一息つくキミカの肩をバシッと叩き、労いの言葉をかける。
黒姫零「疲れたぁ」
息を切らしてその場に座り、刀を鞘に収めて地面にそっと置く。
武拳「おつかれさん」
神凪霊徒を背負った武拳振男がこちらに駆け寄る
黒姫零「神凪くん、大丈夫、あんなやつ君が怖がるほどのやつじゃなかったよ」
【精神分析】54%→43 成功
神凪「…誰があんな犬畜生を怖がったって?」
武拳の背中から飛び降りた神凪はこちらを軽く睨みながらそう呟く。
神凪「……まぁ今回はお前らがいなければ危なかったな…感謝する」
小山「ちゃんとお礼言えるじゃない」
黒姫零「どーいたしましてー」
和やかな雰囲気が辺りを立ち込める。
黒姫零「ところで武拳くん?」
武拳「なんだ?零」
黒姫零「後ろにいる子誰?」
この時までは
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~黒姫家~
雨音「エーリカさんは武拳さんと仲良さそうで羨ましいよ…」
そう言って食器棚からカップを取り出す。
エーリカ「そうかな…えへへっ、でも雨音ちゃんと零くんも第三者目線でみたら凄く仲良さそうだよ?」
雨音「そうですか?」
嬉しそうに頬を染める雨音に
エーリカ「カップルというよりかは兄妹感がちょっと強いけど」
と付け加える。
雨音「ぐっ…」
ノワール「」m9(^Д^)
TVに背を向けて煽るような視線で雨音の方を見る。
雨音「ノワールちゃんよりはまだそういう目で見られてます!…きっと……たぶん………おそらく」
ノワール「」( ˘꒳˘)
エーリカ「ノワールちゃんも零くんのこと好きなの?」
ノワール「」(;˙³˙)〜♪
雨音「人に無関心なのに一緒に寝に行ったりしてる時点で言い逃れできないと思うけど?」
じっと視線を逸らすノワールの方を見つめる。
雨音「あっ、」
パリンと甲高い音を立てて1つのマグカップが割れる。
雨音「零さんのカップ割っちゃった…」
ノワール「」 (ぁ~ぁ)
エーリカ「おそらく戦いに行った大事な人の使っていたものが壊れるなんてドラマとかだと何かあったりするやつよね!」
雨音「……」
顔を真っ青にしてわたわたと行き場の無い慌て方をしだす。
エーリカ「ちょっ!?じょ、冗談よ!?振男に何かあったら連絡する様に言ってるからきっと大丈夫よ!?」
雨音「そっそそそそうですよね?!」
エーリカ「そそそそうだ!場所もわかってるしそろそろ終わったと思うから迎えに行きましょ!?」
ノワール「」┐(´-д-`)┌
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~祠の地下~
黒姫零「武拳くん?後ろの子って誰?」
武拳「えっ?」
黒姫零が指を指す先を振り返って見るとそこには
???「ふふっ ごきげんよう?」
白銀の髪を靡かせた小さな女の子がいた。
小山左佳【???】??%→??
小山「武拳くん!その子から離れて!」
神凪靈徒【霊術・卒塔婆砲】80%→66 成功 MP(霊力)13→5
16ダメージ
その言葉が飛び出すと同時に武拳振男の横を卒塔婆が飛んでいき、女の子の身体を軽々と壁まで吹き飛ばし砂煙をあげる。
神凪「おい、これでいいか?」
小山「えぇ、それでいいわ」
キミカ「小山? 突然何を」
キミカは友人が突然警戒心剥き出しで叫んだことに疑問を持つ。
黒姫零「えぇ…あの子大丈夫?」
???「ほんとそうよ突然攻撃してくるなんてね?」
黒姫零の隣で先程聞いた声がした。
武拳「は?」
黒姫零「…え?」
???「心配してくれてありがとう〜やっぱりあなたは素敵ね」
呆然としている黒姫零に抱きつき嬉しそうな表情を浮かべながらその女の子は喋り続ける。
???「それにあれくらいの攻撃なんてあなたから貰ったのと比べたらなんてことないわ」
そう言ってにっこりとこちらを見上げてくる。
黒姫零【アイデア】80%→5 クリティカル
黒姫零「……あっ…れ?君っ…て?」
いつだったか、陽炎の様に揺らめく不明確な記憶と幻覚で見たその顔で
にこにこ