超人達のクトゥルフ神話   作:黒姫卿

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これにて3章は閉幕です



残念ながら幸せだ

……あぁ、上がった心拍が落ち着いている。

あれ? そもそもなんで僕はあんなに取り乱してたんだ?

 

そもそも…僕は……誰だっけ?

 

自分の元へと駆け寄ろうとする女性の姿を見る。

 

この人はなんでこんなに必死なんだろうか…

 

あの小さい子にいじめられてるのかな?

 

それなら助けないと…助ける?……どうやって?

 

あっ簡単な話だ……

 

       殺せばいいや

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

今、キミカの目の前では冷ややかな目でサイトの方を見つめ、拳を止めている黒姫零がいる。

 

キミカ「…零くん?」

 

黒姫零「れ…い…?そうだったけな…僕の名前…」

 

キミカ(まさか…副作用?)

 

サイト「あら?もう目が覚めちゃったのね…寝てる間に連れてこうかな〜って思ってたのに」

 

残念そうに肩を落としてため息をつくサイトに向けて言葉を飛ばす

 

黒姫零「何故か分からないけどさ、この人は守らなきゃ行けないと思ったんだ…」

 

サイト「…へぇ?」

 

黒姫零「だからさ、君を…殺す」

【???】100%→78 成功

 

そう言い放つと同時にその眼は暗く蒼い虹彩を放つ。

 

サイト「…きゃっ…君からの熱いらぶこーる貰っちゃった☆」

 

キミカ「零くん…その子は…」

 

黒姫零「…少し休んでてよ」

 

キミカ「そーそー2人の逢瀬を邪魔しないで〜 さぁ!愛しあいましょ!」

 

黒姫零「…あぁ、脳が蕩ける位に甘く殺(あい)し合おう」

 

[ラウンド4]

行動順

サイト→黒姫零→キミカ

 

〔サイトのターン〕

 

サイト「あっそこの錬金術士〜」

 

キミカ「…なによ?」

 

サイト「手を出したら殺すから」

 

睨む様な目線をキミカに向けたかと思うと恋する乙女の様な甘い目で黒姫零の方へ飛び出す。

 

〔黒姫零の先制攻撃〕

 

【黒姫流体術,キック,DEX×5】《時雨》

78.75.90%→16.27.40 成功

 

サイト「もう、そんなにがっつかなくても」

 

【回避】80%→64 成功

 

鋭く勢いをつけた蹴りをサイトへと向けるも

 

サイト「私はどこにも行かないゾ☆」

 

ヒョイっと横に飛ぶように蹴りを躱す。

 

〔サイトのターン〕

 

サイト「お返し〜」

【こぶし】80%→21 成功

蹴り抜いたまま体制が悪い黒姫零に向けてこぶしを振るう。

 

【黒姫流体術,回避】78.75%→39.8 成功/スペシャル 反撃

 

【黒姫流体術,跳躍,キック】《村雨》

78.75.75%→46.16.2 成功/クリティカル 回避不可

 

素早く身を屈め、攻撃を躱すと同時に小さく畳んだ身体を捻り、回転する勢いをそのままに上へと蹴り上げる。

 

黒姫零「穿ち抜く」

 

上段への飛び回し蹴りを貰いながら空中で宙返りをする様に地面へと着地する。

 

サイト「さっきのふ…ふ…ふがし?くんだったかしら?彼と同じくらいの速さだったけど…普通の蹴り一発くらい私には通用しないわよ?」

 

黒姫零「…1発?浅かったけど 3発入れたよ」 2d4+2d6→15ダメージ

 

サイト「けほ…あら?思ったより……戻るのが…早くない?」

 

サイト「ひ〜本気だねぇ」

 

キミカ「なにこれ…零くんってこんなことができたの?」

 

体勢を直した黒姫零は口の端からぽたぽたと血をこぼすサイトを澄ました顔で見定める。

 

〔キミカのターン〕

 

キミカ「サポートをしたいけどまだ…足りない…」

 

そう言って服の内側へ手を入れ、小さい試験管に入ったポーションを口にする。

 

2d3→4 HP3→7

 

鏡幻器『千変万華』 使用 HP7→3

 

キミカ「……ぐうっ…」(流石に無理やり使うのは…しんどいわね…)

 

[ラウンド5]

 

サイト「どーしよっかなぁ」(あの錬金術士が何かやってるわね…はぁ…殺そうかな)

 

【こぶし】80%→34 成功

 

宙を舞い一陣の風となってキミカの方へと向かいながら鋭利に尖らせた爪を突き出す。

 

キミカ「…!こっちに来たわね…」

 

【庇う】90%→74 成功

【受け流し】80%→29 成功

 

一瞬で離された距離を詰め、サイトの腕を逸らして顔を近づける。

黒姫零「よそ見しないでよ…僕だけをみててよ」

 

サイト「うーん…もっと違う場面でその言葉は聞きたかったな!」

 

〔黒姫零のターン〕

 

黒姫零「……はぁ…はぁっ」

 

キミカ「やっぱり疲れてるよね〜?澄ました顔してたからてっきり余裕なのかと思っちゃった☆」

 

キミカ「…っ」(零くんもそう長くは持たないわよね…心許ないけど決めるしか)

 

黒姫零「っ、」

【黒姫流体術,キック,DEX×5】 《時雨》

78.75.90%→22.46.99 ファンブル

 

黒姫零は前へと駆け出そうと足を踏み出そうとした際、急激な目眩に襲われ、思わず膝をついてしまう。

 

黒姫零「ふぅ…はぁ…っ、しんどい…な」

 

サイト「時間切れってやつ〜? でも思ったよりは君があの頃と比べて衰えてなくてよかった〜」

 

〔キミカのターン〕

 

キミカ「油断しすぎよ!」

 

【千変万華[銃]】45%→1 クリティカル 回避不可

 

こちらに背中を向けていたサイトへ弾丸を放つ。

サイト「ぐふぅ!」

 

それは躱し損ねたサイトの片腕を飛ばしつつこの地下室の端まで吹き飛ばす。

 

サイト「……なる…ほどね…」

 

[ラウンド6]

 

〔サイトのターン〕

サイトは壁際に飛ばされていた狂信者の男の元までフラフラとボロボロの体を引きずりながら歩いていき

 

サイト「かぷっ」チューチュー

 

腕にかみつく。

 

サイト「ぷはぁ…これはあんまりやりたくなかったんだけど…しょうがない!死んじゃいそうだったし!」

 

〔黒姫零のターン〕

黒姫零「…楽しいなぁ…殺し合い」

 

サイト「おー?」

 

キミカ「…!だめ!零くん!戻ってこれなくなるわ!」

 

黒姫零「へへへ〜」

 

倒した狂信者の1人が持っていたナイフを手に持ちサイトへと向ける。

 

サイト「殺害予告〜?きゃっ☆」

 

黒姫零「惜しい〜…惨殺予告だ☆」

 

〔キミカのターン〕

 

キミカ「もっと…くれてやるわよ。」

服の内側に仕込んだもう一本のポーションも飲み干す。

2d3→6 HP3→9

 

〔ラウンド7〕

サイト「その前に〜」

【キック】75%→59 成功

 

サイト「いい加減邪魔☆」

 

キミカ「…え?…h」

 

【回避】84%→85 失敗

 

飛んできた蹴りの速さは先程までやってきたものとは次元が違う速さでそれは今の段階の千変万華で守るのは不可能だった。

4d6→18 HP9→1

 

キミカ「……っ」(零…くん…殺意に飲まれたり…しちゃダメ…よ……)

カラント音を立てて千変万華の筒を落として倒れ込む。

 

黒姫零「……あっ…あ?あ、」

 

SAN値チェック

【SAN値】70→47 成功 1+1d6→4 70→66

 

黒姫零「……キミカ………さん?…あっ?…あれ」

 

サイト「あっ戻っちゃった? でもいいや、ね?つ づ き、しよ?」

 

黒姫零「あれは…君がやったんだ…はは…」

 

サイト「ねっ愛し合お」

 

黒姫零「殺す…ぐちゃぐちゃにしてやる…」

 

サイト「キャ〜物騒で素敵☆」

 

〔黒姫零のターン〕

【黒姫流体術,ナイフ,組み付き,跳躍,】《篠突く雨》

78.75.75.75%→44.5.21.18 成功/クリティカル ダメ2倍

 

ナイフを上に掲げた後サイトのはるか頭上へと放り投げる。

 

サイト「あらら、どこに投げて…!」

【アイデア÷2】45%→52 失敗

 

視線を戻すとそこには既に黒姫零の姿は無い、気がつけば身体にぶつかる重さから飛びかかって来たのだと推測される。

 

サイト「なるほど初見だと躱s」

 

そしてサイトの上に馬乗りになり、空中で掴んだナイフで胴体を裂く。

 

6+4d4+2d6÷2→11ダメージ

 

しかし、切った傍からその怪我は治っていく。

 

黒姫零「…っ」

 

[ラウンド8]

 

〔サイトのターン〕

サイト「もう、いきなり女の子に馬乗りなんてだめだぞ」

 

【こぶし】80%→5 クリティカル 回避不可 1d3+3d6→11ダメージ

HP14→3

黒姫零「かはっ…」

 

ショックロール

【CON×5】60→44 成功

 

黒姫零「…ははっ…」(確変起きてても勝てない奴には勝てない…か)

 

サイト「おっまだ起き上がれるんだ」

 

黒姫零「さぁて今宵僕が見せる最期の大立ち回り、受けてみなよ」

 

サイト「…へぇ?」

 

〔黒姫零のターン〕

【黒姫流体術,ナイフ,組み付き,投擲】《??》

78.75.75.75→23.72.17.40 成功

 

黒姫零は上へナイフを掲げる。

 

サイト「…なんだ、さっきの技か」

 

そして大きく腕をしならせながら身体を捻り込み勢いをつけてナイフを放る。

 

サイト「あれ?こっちに投げるんだでもそれなr」

 

まっすぐサイトに向けてナイフを投げると同時に走り出す。

 

そして躱そうとするサイトの背後に周りつつ途中で放ったナイフを掴み背後からサイトの喉笛を掻っ切る。

 

黒姫零「……白露」

 

切り開かられた首からは血が雨のように大量に降り注ぎ辺り一面を血に染める。

 

サイト「……惜しかったね☆」

 

黒姫零「がっ…」

 

次の瞬間首に手をかけられ前へと放り投げられる。

 

黒姫零「…ゲームオーバー…か」《勝てなかったや》

 

サイト「私の勝ち〜」

 

黒姫零「キミカ…ちゃんには手を出さない…で」

 

サイト「いいよ〜?」(元々君にしか興味無かったし)

 

黒姫零「そっか…よかった」(ここで死んじゃうけど…)

 

黒姫零(大切な友達を守れたなら…)

 

黒姫零(残念ながら幸せ……だ)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

祠の外の山道では小山左佳と武拳振男、神凪霊徒は迎えに来ていたエーリカや雨音と合流をしていた。

 

雨音「…零さんはまだその祠の地下にいるんですか!?」

 

武拳「そうだが…そこには」

 

雨音「零さん!」

 

小山「あっちょっと!?」

 

エーリカ「私も行く!」

 

武拳「…待ってくれ!」

 

走って、走って走って走って……走り抜いた先にあった祠の地下へと向かう階段を駆け下りる。

 

雨音「零さん!」

 

そこには階段の近くの壁に大怪我をして気を失っているキミカが1人いるだけで黒姫零の姿はどこにもなかった。

 

〜事象解決?〜




少し駆け足気味になってしまった気がしますが反省はしていません()

成長
黒姫零
目星70→24 失敗
日本刀70→74 成功 1d10→5 70→75
武道武器術65→46 失敗
芸術[料理]25→43 成功 1d10→8 25→33
神凪霊徒
卒塔婆砲80→61 失敗
キミカ
応急手当85→57 失敗
拳銃45→17 失敗
小山左佳
目星80→23 失敗

SAN値回復 2+1d6
黒姫零SAN値66→70
神凪霊徒 75→79
武拳振男 73→78
キミカ 78→84
小山左佳 61→67
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