ひとしきり騒いだ黒姫零の義両親と思われる2人に連れられて玄関先から屋敷へと入り、客間へと通される。
雨音「お邪魔します」
ノワール「………おじゃまします」
???「そっちの子は無口なのね〜かわいいわ〜」
???「…あ〜お客さんにお茶を持ってきてくれないか?」
少し申し訳なさそうに女性へと頼み込む。
???「もう、もっと話したかったのに〜今持ってきますね〜」
そう言ってニコニコと笑顔を浮かべながら部屋を後にする。
雨音「あっおかまい…なく」
???「はははっあいつせっかちだからさ、困っただろう?」
雨音「あっいえ…そんなことは」
???「……そういえばぁ…名前教えてなかったよね?」
ノワール「」((・・*)コク
黒城正二「うわぁ!申し訳ない、改めてはじめまして、僕の名前は黒城正二(くろきしょうじ)っていうんだ、さっき散々騒いでいたのは僕の奥さんの壱嘉(いちか)」
雨音「私は雨音って言います…こっちの子が」
ノワール「…ノワール」
2人の名前を聞くとウンウンと嬉しそうに頷きながら
正二「零もこんなかわいいお友達がいたなら教えて欲しかったなぁ…あっいや白に見つかると面倒なことになるか…」
と言って頭を抱える。
雨音「…白?」
正二「あぁ、えっと零が僕らが7年前に引き取った子だって言うのは…聞いてる?」
雨音「…何年っていうのは初めて聞きましたけど、血は繋がって無いっていうのは知っています」
正二「そう、まぁ要するにだ、白は僕ら夫婦の実子で零からしたらまぁ血の繋がっていない妹…になるね」
雨音「そうなんですね、妹さんがいるのは…初めて知りました」
正二「白は…頭は良いんだが、身体は弱くてな?今も2階の部屋に多分いるんじゃないかな?」
ノワール「」(˙˙*)?
ノワールは上を見つめている。
雨音「身体が弱いんですか?」
正二「そうなんだ、まぁ良い子ではあるから…できれば友達になってあげてくれ」
話をしていると部屋の扉をガラッと開け、カステラとお茶を持った黒城壱嘉が出てくる。
黒城壱嘉「なになに?白の話をしてるの〜?」
雨音「あっそうです、妹さんがいるのを知らなかったので」
壱嘉「そういえばあなたって白と歳近そうよね!?幾つ?」
雨音「えっと…1…4…です」
壱嘉「あらぁ同い歳〜、仲良くなってね〜えっと……あら?私名前聞いたかしら?」
雨音「あっ雨音です…それで隣にいるのがノワールです。」
壱嘉「雨音ちゃんに、ノワールちゃんね!とってもかわいいわ〜!」
正二「あっすっかり話が脱線していた!ところで今日はなんの用でここに来たんだい?」
雨音「えっと………実は」
そうして、苦い苦い経緯を伝えた。
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正二「…そうか、零が行方不明…か」
壱嘉「年齢的にも反抗期かしら?」
正二「すまない、危機感とかそういうのが無いんだ」
雨音「…いえ、私も正直、そうやって思いたいです。」
正二「所でどうしてわざわざ僕らにそれを報告しに来てくれたんだい?正直恨まれたりしないか心配だったんじゃないか?」
雨音「それは零さんは、 私達にとって…命の恩z」
ノワール「いとしいひとだから」
正二「ブフッ」
壱嘉「あらぁ〜やっぱり〜?」
雨音「ちょっちょちょちょちょっとノワールちゃん!?」
ノワール「……何か違った?」
雨音「…違くは……無いけど…タイミングとか色々さ!?」
正二「ゴホッ ンッ…まっまぁ要するに恨まれたとしても言わなきゃいけないと思ったってことかい?」
雨音「はっ…はい…」
壱嘉「若いっていいわね〜」
正二「ほんとにやるなぁ…あいつは…」
雨音「何か零さんに関して、手伝えることがあれば何でもします」
壱嘉「あの子が来たばかりの8年前なんかは結構考えられなかったわねぇ…あっでも1年経った辺りで正二さんに似て人助けする様になったわね〜」
雨音「……8年前?7年前じゃ」
正二「ゴホンゴホン、そうだな白が外に出て遊んだりしたのも零が連れ出したのが初めてだったか?」
雨音「」(間違い…かな?)
ノワール「」(時計を指さす)
雨音「あっ!すいません、暗町さんから探偵さんを紹介されてて、そこに挨拶とか色々しに行かなきゃ行けないので…そろそろ」
正二「そうなのかい?関係無い話が多くて申し訳なかったね、暗町くんにもよろしく伝えといてくれると助かるよ」
壱嘉「またいつでも来てねぇ〜」
雨音「はい!」
そう言って部屋を出て玄関へと向かう途中階段のそばを通ろうとした時、雨音とノワールは腕を捕まれ2階へと連れられる。
壱嘉「あら?もう行っちゃった?でも靴はあるし〜……う〜ん…あっ!きっとおトイレね!」
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2階の部屋へと投げ捨てる様に連れ込まれる。
雨音「いてて…」
ノワール「」( ×ω× )
2人の前には白に近い水色の様な髪の色をした背の低い少女がこちらを睨むように見つめている。
雨音「……もしかして…あなたが白…ちゃん?」
黒城白「………君達、お兄の匂いがする…お兄とどんな関係?」
雨音「えっ…と…」
言い淀んでいると目の前の少女は小刀を手に持ち、
黒城白「もし、恋人なら殺すけど…なに?」
そう言ってじっとこちらを見つめている。
雨音「」(零さーん?義妹さん私と同じくらいかもしかしたらそれ以上に重い感情持ってませんかぁ?)
黒城家の零くんへの好感度(家族なので+15補正)
黒城正二
好感度(55+15)70/100
黒城壱嘉
好感度(64+15)79/100
黒城白
好感度(89+15)100/100
愛されてますね(白目)