使い魔?違う。俺は友達だ。   作:ふれんちとーすと

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4.【俺の名前が決定する程度のお話】

 

 

 

とりあえず、何時迄も苗字が無いのもあれだから苗字を考えてみようと思う。

 

みんなから聞いてみよう。

 

アリサの場合

 

「え・・・えっとね・・・・う、家の名前使えば」

 

却下

 

月村の場合

 

「うーん・・・リュウ君の苗字かぁ・・・

 

月むr「却下!」」

 

なのはの場合

 

「高まt「却下ぁ!」」

 

 

なんで皆考え方が一緒なんだ・・・・というかなんで自分の苗字なんだよ・・・・

 

 

結城さんの名前借りようかな・・・・

 

 

〜二時間後〜

 

 

考えに考えた末、

 

「【リュウ・レイラント】にしよう」

 

3のレイとガーランドから取りました。

 

うん。あの二人はかっこよかったなぁ・・・・

 

この事を話した時の反応

 

アリサの場合

 

「・・・・そんなすぐ決めなくたって良いじゃないのよ・・・・・」

 

なんでそんな悲しそうなのさ。

 

すずか(そう呼ぶように強制させられた)の場合

 

「そう!良かったねリュウ君!」

 

可愛い笑顔が見れました。イメージはアサガオ。

 

なのはの場合

 

「えへへ・・・・私の名前じゃごろ悪いなぁ・・・・・やっぱり母さんの言うように婿にするべきなの・・・・・えへへ」

 

すごくクネクネしとる・・・・。

 

 

 

まあ、そんな事があったりで今、俺は図書館にいる。

 

昔、転生前の俺は結城さんに告白以外に夢があった。

 

ゲーム製作者になりたい。

 

俺は、ブレスオブファイアをプレイして感動したのだ。

 

面白い。楽しい。感動した。色々な感情をひっくるめて楽しめたのだと思う。

 

俺もそう思ってもらえるようなゲームを作りたい。

 

で、今はプログラミングやら設定資料になりそうな風景画。そして、小説。それらを読んで色々な世界観を覚えよう。

 

というわけで、今勉強中だ。

 

因みになのはは、家の手伝い。すずかとアリサは塾だそうだ。

 

気が付くと17:00を過ぎていたので帰る事にしたのだが、帰り道で

 

「すいません言うたやないか!」

 

「すいませんで許されるとでも思ってんのか!このガキ!」

 

車椅子の女の子転ばせて威張り散らすチンピラ×2車椅子の女の子。

そして、見て見ぬふりをする人達。

 

 

流石に女の子には手を出しちゃいかんでしょ。

車椅子壊れてるし。

 

「いやや!離して!」

 

「大人しくしろ!」

 

とりあえず俺からの一言(と言う名のとびげり)

 

「暴行は犯罪です!」

 

「ぐぼぉ!?」

 

とびげりは顔面に入って一人はそのまま気絶した。

 

「おいあんたら!女の子になんてことしやがる!警察呼ぶぞ!」

 

「このガキ!」

 

掴みかかって来たので遠慮なく

 

「目潰し!」

 

「あぎゃああああ!」

 

目潰しした俺は悪くないと思う。

 

「さっさと行かないと警察呼ぶぞ!」

 

「ちくしょう!」

 

目潰しされたやつは倒れたやつを連れて逃げ出した。

 

 

「ふぅ・・・すっきり」

 

「あ!あの!」

 

「うん?」

 

車椅子の女の子だ。

 

「大丈夫か?怪我はしてないか?」

 

「大丈夫や・・・ほんまありがとうな・・・・」

 

女の子は嬉しそう顔をしている。

 

「気にすんなよ、さて・・・」

 

「どないしたん?」

 

「家は何処?」

 

「え?」

 

不思議そうな顔してる彼女。

 

「いやさ、車椅子壊れてるし送ってくよ」

 

「え?・・・でもいいんか?」

 

「困ったらお互い様だろ」

 

俺はその女の子を壊れた車椅子ごと持って彼女の家に向かった。

 

その時に気付いたんだけどこの子が呪われてる。

何かこう、足からドス黒い何かが上がって来てる。

 

とりあえず、家に着いたので上がらせて貰うと

 

禍々しい何かを放つ本が。

 

「そういえば、自己紹介してへんかったなぁ!わいは八神ハヤテや!よろしなぁ」

 

元気だなぁ・・・

 

「俺はリュウ・レイラントだ。よろしくな八神」

 

「ハヤテでええよ」

 

「分かったよハヤテ、所でこの本は?」

 

「ああその本?うちが産まれた時からあるみたいやで?よく分からん本やけど」

 

そこで俺は切り出した。

 

「なあハヤテ、少し後ろ向いててくれるか?」

 

「うん、良いで?何するん?」

 

 

俺は問答無用でオーラスマッシュをぶつけた。

 

すると禍々しい気配が霧散して消えた。

 

そして、

 

「ヤクリフ!」

 

ハヤテにヤクリフをした。

 

「ふわぁ!?なんや!?体の痛みが引いたで!?何したん!?」

 

驚く彼女の手を俺は掴んで無理やり立たせた。

 

「!?何するん!?」

 

そして軽く離れた。

 

「これで問題ないよね?」

 

「何がって・・・・え?・・・私・・・立ってるん?」

 

そこには、普通に立ってるハヤテの姿が。

 

「え・・・これって・・・・・」

 

「世の中には魔法も奇跡も有るんだよ?」

 

何処かの私って本当にバカな人のセリフを使った。

 

「え?え?あは、あははは・・・・ほんまありがとうな・・・リュウ・・・・・」

 

泣きはじめた彼女をそっと座らせて泣き止むまで待った。

 

その後、聞いたのだが両親が他界してしまい、親族と名乗る男性が毎月お金を振り込んでいるらしくそれで生活を立てているらしい。

 

しばらくして大分遅くなったから帰ることにした。

 

「それじゃあ、またなハヤテ・・・そういや学校どこ?」

 

「え?・・・私立聖祥大附属小学校やけど・・・・」

 

「じゃあ同じだな、まだ治ったばかりだから無理せずに治して学校でまた会おうぜ?」

 

「・・・ほんまありがとうなリュウ」

 

「おう!そんじゃあな!今まで出来なかった分思い出沢山作ろうぜ!」

 

 

 

???side

 

「お父様に伝えなくては・・・」

 

 

あの謎の少年。一体何者なのだろう?

だが止めるわけにはいかない。

 

 

 

物語は既に動きはじめていた。


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