特急「ひだ」奥飛騨旅情殺人事件   作:新庄雄太郎

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遂に、新幹線「のぞみ」で起きた殺人の被害者の身元が割れた。


第7章 事件の足取り

「ほう、先日は新幹線「のぞみ」で殺人が起きたんですか。」

 

「ええ。」

 

「それで、被害者の女性の方は。」

 

と、寺岡部長刑事は言った。

 

「いや、今警視庁が調査しています。」

 

「そうですか。」

 

「はい。」

 

そこへ、唐沢警部が寺岡に言った。

 

「寺岡部長、緊急連絡です。」

 

「どうした、長さん。」

 

「今下呂で、男性の他殺死体が発見されました。」

 

「えっ。」

 

と、南と高山は驚く。

 

「何だって、場所は。」

 

「場所は、下呂合掌村民芸の郷です。」

 

「よし、すぐ向かおう。」

 

南と高山は、岐阜県警・捜査一課のパトカーに乗って下呂合掌村へ向かった。

 

現場には、所轄の下呂署の刑事も到着していた。

 

「どうも、下呂署の藤島です。」

 

「いやーご苦労、それで発見者は。」

 

「警部、発見者はこの女の子達です。」

 

「そうか。」

 

「あっ、歩夢ちゃんと侑ちゃんもここに来てたの。」

 

と、南は驚いていた。

 

「そうよ、私は侑ちゃんとかのんちゃん達と一緒に観光していたら男の人が死んでいたのを発見したのよ。」

 

「ほう、なるほど。」

 

「それで、このかのんちゃんと千砂都ちゃんもこの事件の発見者か。」

 

「いや、彼女は高山の事件の発見者何だ。」

 

「ほう、なるほど、今回の事件は君たちが発見したんだな。」

 

「ええ。」

 

「高山を観光した後は、下呂へ行って合掌村へ行ったの。」

 

「そしたら、男の人が死んでるのを発見したんだから。」

 

そして、南と高山も現場へ向かった。

 

「主任、どうですか。」

 

「どうやら、犯人ともめた後に後頭部を一撃を受けたようですね。」

 

「ええ、その可能性がありますね。」

 

と、橋口刑事は言った。

 

「それで、身元は。」

 

「さぁね。」

 

「警部、被害者の身元が分かりました。」

 

そこへ、部下の江藤警部補がやって来た。

 

「おう、やっとわかったか。」

 

「はい、被害者は東京在住の熊崎 源五郎です。」

 

「そうか、わかった。」

 

「よし、すぐに高杉班長に連絡しよう。」

 

「うん。」

 

高山はすぐに、高杉班長に報告した。

 

「何、下呂で死体が発見された。」

 

「はい、被害者の身元は東京の板橋区の熊崎 源五郎と判明しました。」

 

「そうか、あ、そうそう。そっちからも連絡しようと思っていたところなんだ、先日起きた新幹線「のぞみ」の死体の事なんだけど、被害者の女性の身元が割れたよ。」

 

「えっ、本当ですか。」

 

「ああ、名前は一宮 麗香と判明した。」

 

「そうか、やはり彼女は広島から乗っていたのか。」

 

「ええ、バックの中身を調べていたら彼女が買ったものと確認した。」

 

「そうですか。」

 

「とにかく、引き続き捜査を続けてくれ。」

 

「わかりました。」

 

そう言って、南と高山は捜査を続けていた。

 

「洋子は友人と一緒に高山の三町通りのを観光していたのは確認されている。」

 

「つまり、犯人は洋子と一緒に行ったが、途中で別れた。」

 

「なるほど、1日目は高山の旅館を泊まってその後に列車に乗って下呂へ行ったと確認された。」

 

「ええ、もう1人の子は咳と熱で行けれなくなったと連絡が会ったと確認されています。」

 

「ほう、そうか。」

 

早速、高山の旅館へ行き確認してみた。

 

「ええ、確かにこの3人でしたよ。」

 

「そうですか。」

 

「それで、何か変わったことはありませんでしたか。」

 

「そうですね、あっ、そう言えばここで電話していたけど。」

 

と、女将は言う。

 

「あのー、電話かけた人は男でしたか女の人でしたか?。」

 

「女の人でしたよ、確か35歳から40代前後ね。」

 

「なるほど。」

 

「それで、どんなこと聞かれたか覚えています。」

 

「さぁね、そこまではね。」

 

「そうですか、心当たりありませんか?。」

 

「ええ、申し訳ありません。」

 

「いえいえ、ご協力ありがとうございました。」

 

「なるほど、つまり犯人は三角関係の可能性って事も考えられますね。」

 

そして、高山署へ戻った。

 

「高山と下呂の殺人と新幹線「のぞみ」で起きた殺人はその三角関係の可能性があると。」

 

「ええ、今の段階ではね。」

 

「と言う事は、問題はその女性ですね。」

 

「ええ。」

 

「とにかく、調べる必要がありますね。」

 

と、南は高山の旅館へ向かった。

 

「35歳から40代前後で女性の身元ですか。」

 

「はい、そうです。」

 

「ええ、覚えていますよ、確か東京から来た人で名前は水沢 夏見だそうよ。」

 

「そうですか、どうもありがとうございました。」

 

南は旅館を後にした。




そして、1人の女が浮かび上がったのだ

しかし、彼女には鉄壁のアリバイがあった。
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