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アーマードライダーパーシヴァル誕生
4月のはじめ急な父親の転勤でここ沢芽市に来た。
そして今、妹の夏音と引っ越しサービスの人たちと一緒に新しい家に
荷物を運んでいる途中である。
「それにしても不思議な髪の色していますね。」
引っ越しサービスの人が話しかけてきたので俺は、振り返った。
「俺のことかい?」
俺はそう返した。
「そうですよ。なんかまるで見ているだけで吸い込まれそうな黒色してますね。」
「この髪の色は、いわゆる突然変異というやつだよ。まぁ、俺たちの一族は、たいがい親とは違う
髪の色で生まれてくるんだがな。」
こんなたわいもない会話おしていると家の中から妹の夏音が出てきた。
「お兄ちゃん寝室は、終わったよ。」
「わかった。次はこっちを手伝ってくれ。」
すると妹は、まぶしいほどの笑顔で答えた。
「わかった。」
それからざっと10分ぐらいで荷物は運びおわった。
すると俺のポケットの中にいれていたスマホからバイブル音が聞こえた。
「ん?だれからだ?」
ポケットからスマホをとりだし画面を見た。
どうやら親父からのようだとりあえず出てみた。
「なにか用か親父?」
「十六夜か?」
「そうだが?」
「そうかすまんな実は転勤場所沢芽市じゃなかったんだ。」
スマホからそんなバカげた親父のセリフが聞こえた。
そして続けてこう言ってきた。
「わるいが仕送りするからそっちで当分の間そっちで暮らしといてもらえないか?」
そういわれると答えは1つである。
「わかった。どこに転勤するかわ知らんが用があれば電話するから心配するな。」
そう告げると親父は「妹はどうするんだ?」と聞いてきたので俺が面倒見ると言っておいた。
すると親父は納得して通話をきった。
「まったくあのおっさんの頭の中どうなっているんだろうな?」
と質問する相手もいない空に向かっていってみた。
とりあえず荷物は運び終えたので引っ越しサービスの人にお礼を言いかえってもらった。
それから30分ぐらいかけて妹と一緒に家の中の荷物を必要な場所においていった。
おわったあたりで妹が親の事を聞いてきた。
「そういやお兄ちゃんいつお父さんたち来るの?」
「転勤先まちがえたから当分の間はここだってさ。」
クーラーのついたリビングで涼みながらそう答えると妹は笑顔で喜び始めた。
「やったー!これで大好きなお兄ちゃんといっしょだ!」
実を言うと俺たち兄妹はあまり親の事が好きではないのである。
親がふがいないからこうなるのである。
「だけど夏音あんまり夜遅くまで出歩くなよ。」
「わかったよ。私のお兄ちゃん。」
実を言うと妹はブラコンだったりするのである。
「じゃあ俺はお隣さんにあいさつに行ってくるから留守番してろよ。」
そういって俺は玄関にむかった。
「行ってらっしゃい。」
妹のそのセリフを聞いた後、俺は外に出た。
とりあえずお隣のフルーツパーラーに行くことにした。
「こんにちは隣に引っ越して来た涼神と申します。」
とりあえず入店して近くの店員さんにいってみた。
「ごめんな俺、店員じゃないんだ。ちょっと待っといてくれ今、阪東さん呼んでくるから。」
19ぐらいの青年がそういって店の奥へといった。
とりあえず棒立ちもどうかと思うから近くの椅子に座った。
すると奥にいる黒服のおっさんが手招きしながらしゃべりかけてきた。
「少年ちょっとこっちに来てくれないか。」
そういわれたのでとりあえず行ってみた。
「なんでしょうか?」
「ちょっとあるもののテストプレイヤーを探しるんだが」
そういわれたのでとりあえず何が言いたいのかはわかった。
「俺にそのテストプレイヤーをやれと言いたいんですか?」
「あぁ、そうだで答えを聞きたいんだが?」
黒服のおっさんはニタニタしながら聞いてきた。
「そうですね。答えは物を見てからですかね。」
俺がそういうと黒服のおっさんはロックシードと呼ばれる錠前と錠前がはまりそうな黒い物体を机の上に
おいてコーヒーをすすった。
「これなら別にいいですよ。」
とりあえず黒服のおっさんの目を見ても危なそうには見えなかったので即答した。
「まだ、説明もしてないのに即答とは心が読めるのかバカなのかどっちなんだ?」
黒服のおっさんが不思議そうに聞いてきた。
「どっちでもないですよ。ちょっと読心術にたけてるだけですよ。」
すると黒服のおっさんはニタニタ笑いながらこのアイテムの使い方と名前を教えてくれた。
「それはやるから自由に使いな。」
「ありがとうございますおじさん。」
だがおっさんはおじさんという言い方が気に食わないのか訂正を求めてきた。
「俺の事はシドと呼んでくれ。」
「わかったこれからあんたのことはそう呼ばしてもらうよ。」
話し終えて席を立つと阪東さんとよばれている人がちょうど来た。
「すまないね。ちょっと忙しかったものだから遅れてしまったよ。」
とりあえずあいさつをすませて家に帰ることにした。
フルーツパーラーを出ると店前でインベスゲームがおこなわれていた。
「よしやっちまえ。」
ロックシードを片手で持った太り気味の青年がインベスと呼ばれる小型の生物に命令を出していた。
「くそもうどうにでもなれ。」
そういうともう一人の青年はロックシードを投げた、するとインベスが暴走し暴れ始めた。
「「「うわぁぁー!」」」
すると周りの人たちはいっせいに逃げ始めた。
「ちょうどいいこれのせいのう試してみるか。」
俺は戦極ドライバーを腰にあてたすると横から黄色のベルトが飛び出てきた。
そして14番目のロックシードを開錠した。
「レモン!」
開錠すると上空からレモンの形をした鎧が出てきた。
そのままロックシードを戦極ドライバーにセットし錠前を閉じる。
「ロックオン!」
そんな音声とともにファンファーレのような音楽が流れ始めた。
そしてブレードをたおした。
「カモン!レモンアームズ!PALADIN OF SPEAR!」
ブレードをたおすと上空にあったレモンが落ちてきてそのまま俺の体に落ちてきたと思うと
俺の体は西洋の鎧をもよおしたアンダースーツにつつまれた。
そして鎧は展開してアンダースーツにくっついて右手にレモンハルバードが握られた。
そして俺はなんとなくこうじょうを唱えてみた。
「さぁ、ゲームを始めよう。」