仮面ライダーパーシヴァル 奇跡の果実   作:ルノア

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武神ライダーとマヨラーその11

本能に任せた武神オーズの攻撃は武神鎧武の武器に重く降りかかった。

「グガーウ!」

「理性を捨て、力を得たか。たしかに強くなった、だが今の我も強くなったのだ!」

『ギュンギュンギューン!テレポート!』

武神鎧武は戦極ドライバーのブレードを1回たおした。

武神鎧武の体は魔方陣を通ると姿が消え武神オーズの後ろから突然現れた。

「グッガ!」

武神オーズはすぐに場所を察知し、メダガブリューを後ろの武神鎧武にぶつけた。

「さすがは、本能だけで戦っているというところか」

「見つけたぞ!武神鎧武、あの時は良くもやってくれたな!」

武神鎧武が武神オーズと撃ち合っていると、武神鎧武めがけて赤い刃が振り下ろされた。

「ガハッ!」

その一撃は武神鎧武に直撃した。

「ヨシ!これで、あの時の借りは返させてもらったぞ!」

「先輩!僕にも遊ばせてよ。光成のお姉さんに見せてあげたいからさ」

「お前らには、任せられん。わしがあいつを泣かせたる!」

「僕も遊びたいよ!」

武神電王の周りに3人の怪物が現れ、口々と喋り始める。

「ごちゃ、ごちゃ、うるさいぞ。まとめてかかってこい武神電王!」

「「「「いいのか?」」」」

「構わぬ」

「ならば、私も混ぜてもらおうかな」

武神鎧武が声のした方へと目を向けると白い白鳥のような怪物がこちらにむかってきていた。

「手羽野郎じゃねーか!」

「まだ、いたのか。よかろう全員まとめてかかってこい!」

「「「「「なら、全員集合!」」」」」

イマジンたちは一斉に声を上げると武神電王は、ベルトに赤い携帯を付けた。

『クライマックスフォーム!』

4人の怪物は一斉に武神電王の中に入って行った。

すると武神電王が持つ、4つの仮面が体の両肩、顔、胸にくっつき、さらに背中からは羽が生えた。

「これなら、お前なんかに後れを取ることは絶対ないぜ!」

「ほざいてろ!」

「よし、リュウタ!やっちまえ!」

武神電王の胸の仮面が口を開けると、そこから大量のミサイルが飛び出していった。

「なぬ!それなら」

『ギュンギュンギューン!エクスプロージョン!』

武神鎧武はベルトのブレードを2回たおして、ミサイルにめがけて魔方陣を放った。

魔方陣はミサイルにあたると爆発を起こした。

「グガーウ!」

その隙をついて、武神オーズは武神鎧武の背後をとった。

『プットティラ~ノ必殺!』

武神オーズはメダガブリューの銃口を武神鎧武に向け引き金を引いた。

「さすがにこれは!」

『ギュンギュンギューン!テレポート』

武神鎧武は直撃を避けるため、ベルトのブレードを1回たおした。

魔方陣は武神鎧武の体を半分まで包み込んだが、もう半分までは間に合わずエネルギー砲が体にぶつかる。

「グァー!!!!」

直撃した右手はエネルギー砲によりえぐり取られ、跡形も残さず消し去られた。

「うわ、あれはえぐいね」

あまりの威力の前に武神電王は、驚きの言葉を口にした。

武神オーズも不可に耐えられずに膝をついていた。

するとオーズドライバーから紫色のコアメダルが弾き出され、赤と黄と緑のメダルがセットされスキャンされた。

『タカ!トラ!バッタ!タトバ!タトバタトバ!』

「はぁ、・・・はぁ」

「これは、あのお方に言われたとおりだ。重症じゃないか」

「だれだ!」

武神電王が声のした方に目を向けると、そこには青い体の怪物が空に浮いていた。

「私の名は、シルフィ。以後、お見知りおきを。と言っても、ここで死んでもらいますがね」

「おい、シルフィ。あそこの仮面まみれの野郎は俺が殺る」

シルフィの後ろからさらに赤い竜人のような怪物が現れた。

「バハムートですか。まぁ、いいでしょ。ですが一応、呼んでおきますよ。バンダースナッチ!」

シルフィが何者かの名前を呼ぶと、それは空から現れた。

鉤爪とコウモリの羽のようなものが連なった蛇のような巨大な化け物が現れた。

「では、武神鎧武どの。あなたはまだ計画に必要です。だから死なせるわけにはいきません」

「わかった。戦場から決着をつけづに消えるというのも癪だが、計画のためだ、仕方ない」

武神鎧武は傷をいたわりながら、シルフィに連れられどこかに行ってしまった。

「待て!逃げるな!」

「よそ見してんじゃねーよ!」

よそ見している武神電王めがけて、バンダースナッチが体当たりを決めようとした。

「そんなへなちょこ攻撃で俺がたおせるかってんだ!」

武神電王の両肩と胸の仮面が腕に集まり、そのままパンチをバンダースナッチめがけて放った。

「やべ!」

武神電王の一撃は真正面からバンダースナッチを叩き潰した。

「おい、バハムート。助けにきてやったから感謝しろ」

「なんだ、ぞろぞろやってきやがって」

「俺の名前は武神王蛇。覚えなくていいぜ、どうせ殺すからな。なぁー、ガイ」

「たのしい、ゲームになりそうだ」

次に現れた2人は何と武神鎧武の手引きをしたとうわさされていた、武神王蛇と武神外ガイだった。

「まずは、そこで動けなさそうにしているオーズから殺すか」

「そうだな。気負つけろよ、あとでウツボカズラが死体を回収するなだからな」

『『ファイナルベント!!』』

二人がそれぞれの武器にカードを入れるとグレーのサイのような怪物と紫色の蛇のような怪物が現れた。

ガイはサイに乗り、突撃し、王蛇は蛇の間に出て、まるで削るように足を上下させ武神オーズに連続で叩き付けた。

体が動かない武神オーズは直撃を受け命を奪われた。

「これでお前は一人だ。お得意の多重人格にでも助けてもらうか?」

挑発もかねてあきらめろというつもりで言った言葉は、思わぬ形で返された。

「そうだな、助けてお貰おうかな。モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス、ジーク!」

『ライナーフォーム!』

胸と両肩と背中にあった仮面はなくなり、それぞれ人型の怪物になった。

さらに皮の向けたようになっていた仮面は、元に戻り両端に青、黄、紫の羽のようなものが飛び出した仮面になった。

そして最終的には、怪物5人と武神電王になった。

「みんなベルト用意してあるから使って」

武神電王がそう言うと電車が一台、走ってきた。

「皆さん、持ってきましたよ」

その電車から出てきたのは、スーツを着た初老のおじさんだった。

「オーナー、ありがとうございます」

武神電王は、オーナーと呼ばれる初老のおじさんから大きな包みをもらった。

「みんな、ベルト用意したよ」

「おう、ありがてー!」

「これでまともに戦えるね」

「武神オーズの敵、ワイが獲ってやる」

「じゃぁ、僕はあの蛇たおそうかな」

「私は、姫のためになるのであれば」

武神電王からベルトを受け取った怪物たちは、それぞれベルトを腰に巻きライナーパスを取り出した。

「「「「「変身!!!!!」」」」」

『ソードフォーム!』

『ロットフォーム!』

『アックスフォーム!』

『ガンフォーム!』

『ウィングフォーム!』

怪物たちは皆、アンダーースーツにつつまれ、

それぞれ自分のスタイルに特化した姿になった。

「俺、参上!」

「僕につられてみない?」

「ワイの強さにお前が泣いた!」

「たおしてもいいよね?答えは聞いてない!」

「降臨、満を持して!」

「みんな、行くよ」

これで敵は3人、それに対してこちらは6人になった。

「「王蛇さん、僕たちを手助けしますよ!」」

そこに新たに現れたのは、黒い歩兵のようなライダーと茶色いローマ風の鎧を着こんだライダーだった。

「いいとこに来たじゃねーか」

「戻ってきたがバハムート、これはどういうことだ?手が増えているじゃないか」

「シルフィ、もっと悪い報告があるぜ。バンダースナッチがやられちまった」

「だがオーズは殺れたようだな」

そして王蛇は、自分の味方と敵を見渡し笑った。

「これで6対6だな」

その言葉を合図に6対6の戦いが始まった。




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