武神電王はリュウタロスとキンタロスを連れて合流していたウラタロスとモモタロスに合流した。
「おう、良太郎。こっちは終わったぜ」
「先輩。今は良太郎じゃなくて光成様だよ」
「あぁ、そうか。間違えてすまないな」
「べつにいいよ。僕たちだけの時はその呼び方でいこ」
「やっぱり堅苦しい呼び方は良くないね」
「よし、今度はジークと合流しよう」
「「「「「わかった」」」」」
良太郎はモモタロスたちを体の中に憑依させジークのもとにむかった。
「ジーク、待たせてごめん」
「いいや、これも姫のためになる」
「よし、武神ビーストとも合流しよう」
今度はジークと捕虜二人を連れて武神ビーストと合流を目指す。
そんな感じで武神ビーストを探していたのだが、案外簡単に見つかるのである。
なにせ武神ビーストはバイクに乗り、スキンヘッドの男と一緒に乗せ走っていた。
「おーい、ビーストさん!」
「おれっちの名前が呼ばれた気が」
とりあえずこんな感じでみんなは合流した。
sidechange 涼神 十六夜
「夏音、俺は動けるまで回復したから、武田のとこ行くぞ」
「わかった。だけど無茶はしないでね」
「わかってるよ。お前を一人にして死んだりしねーよ。なにせ、俺はお前の兄貴だぜ!」
「そうだね、お兄ちゃんは無敵だもんね」
「いや、そこまではちょっと」
俺は布団から出ると、近くにたたまれていた浴衣にそでを通し、優真たちのいる部屋まで足を運んだ。
「涼神 十六夜ただいま復活だ。作戦会議に混ぜろ」
「うぬの傷は大丈夫なのか?」
伊達姫は俺の傷を心配してか質問してきた。
「大丈夫だと言いたいが、そこまで俺の傷の治る速度は速くない。だがまた出血することはまずないぐらいまでは治った」
「なら、よかった」
「それで俺が寝てる間に何が起こったんだ?」
「なら順を追って話していこう」
話を聞くので近くの座布団に腰かけた。
「まず武神 オーズと武神 響、武神 ダブル、武神 フォーゼ、織田 信長と明智 光秀が打たれた」
「明智は裏切り者じゃなかったのか?」
「それがな、武神 王蛇の裏切りによって殺されてしまったようなだ」
「そのほかの武神たちは?」
「ドレイクゼクターによって、生存は確認された。ゲンノスケという者に助けてもらったらしい」
(ゲンノスケ?どっかで聞いたことあるような?)
「それと織田軍に新たな武神が出てきたという話が出た」
「新たな武神?つまり現存する武神がついたってことか?」
「いいや、それが見たことがない武神でな。名前はバロンと言われておった」
「バロン!」
「知っておるのか?」
「知ってるも何も知り合いだ」
「そうなのか」
「どうせ、あいつはちょうどいい戦場が手に入った程度しか考えてないだろうから止めに行く」
「ならばちょうどよかろう、武神鎧武のことだ新しい武神を打ち取りに来るだろう。それに白い魔法使いとやらがいるのだろう、黒野 一真?」
「たぶん、いると思う」
「なら、行きましょう。マスター、それにフェニックスさんたちお出かけです」
「なら皆の者、二刻のうちに準備を済ませよ」
武田の号令とともに俺たちは準備に入った。
俺は浴衣を脱ぎ、いつものTシャツとパーカーに着替え、腰に戦極ドライバーを装着し、ロックシードホルダーに手持ちのロックシードすべてを付けた。
「優真、夏音、準備はできたか?」
俺が横目で見ると、二人とも腰に戦極ドライバーをセットしていた。
「できたよ」
「問題ないよ、お兄ちゃん」
「よし、あとは腹ごしらえだ。使用人にでも用意してもらおう」
俺は廊下に出て適当な使用人に飯を持ってくるように頼んだ。
「どうせ、半刻ってことは60分あるってことだ。なら、ビーストのチビを呼んでおいても問題ないだろう」
俺はそのまま部屋には帰らず、黒野を探しに出た。
歩きながら、探しているとフェニックスと呼ばれていた青年とメデューサと呼ばれていた女性がいた。
「おまえ、たしかパーシヴァルだったけ?」
「ちがうわよ。フェニックス、この人は、涼神さんよ」
なんというか、怪物だけどメデューサは礼儀正しい。
「変身してない時は、涼神でいい。それよりも黒野知らないか?」
「一真ならたぶん準備の途中だと思うぞ?」
「なら、準備が終わったら。飯、食おうぜって言っといてくれ。無論のこと、お前らも来いよ」
「わかりました伝えておきます」
とりあえず目的が終わったので部屋まで戻った。
部屋に帰ると机が用意されており、優真と夏音とグレムリンが座っていた。
「グレムリンさん、俺、さっきフェニックスたちに伝えたばかりなんですが?」
「さんはいらないよ。それにごはんって聞いたら、黙っていられないからね」
俺をそのまま机の前に座り飯を待つことにした。
それから5分ぐらいでフェニックスとメデューサが来た。
「グレムリン、早いじゃねーか」
「べつに早くはないよ」
フェニックスとメデューサも机の前に座った。
それから2分後に黒野とドルフィが来た。
「遅れてすまねぇ、ちょっと荷物整理に時間がかかった」
「私もマスターの荷物整理で時間がかかりました」
「たぶんだが、もうそろそろ飯が届くころだと思うから座れよ」
俺がそう言うと二人とも机の前に座った。
それと同時に飯を持ってきた使用人と伊達姫だった。
「伊達さん、何やってるの?」
俺が質問すると戸のむこうにいた武田から答えが返ってきた。
「飯を運んでいるのじゃよ」
「いや、それは分かるけどさ、なんで飯なんか運んでるの?」
「わしはやめておけといったのじゃがな、伊達姫は武神ビーストに帰ったら飯を振舞うために飯を作ると言い聞かんからの手伝はせてやったというわけじゃ」
「てことは、その料理は伊達姫が作ったのなのか?」
黒野が質問すると武田は首を横に振った。
「残念じゃが、伊達姫が作ったのはすべて野鳥の餌になってしまった」
何となく予想はつくが、まぁ、失敗したんだろうな。
そして、それから15分ぐらいは伊達姫や武田を合わせて10人、楽しく飯を食った。
「それでは、これより武神バロンとの接触、及び武神鎧武との接触しだい討伐を開始する」
外に出た俺たちは俺と夏音と優真はロックビークルを開錠しそれに乗った。
武田と伊達姫と黒野一家はキマイラに乗って移動するみたいだ。
そして俺たちはキマイラが走り出すのに合わせてバイクで走り出した。
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