仮面ライダーパーシヴァル 奇跡の果実   作:ルノア

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今回も駄文だと思いますがなにとぞご容赦ください。


武神ライダーとマヨラーその17

「一つ提案があるんだが」

俺はこの勝負に早く終止符を討つためにキングに話を持ち掛けた。

「うーん、内容次第だね」

キングはそう言うと落ちた腕を拾い上げ切れた腕を合わせるように傷口に押し当てた。

すると、見る見るうちに傷が治り、キングの腕は完璧に元に戻った。

(あいつの体、どうなってるんだ?)

そんな疑問を胸の内にしまい、キングに内容を話初めた。

「このままじゃ、俺もお前を持久戦になっちまう。

それじゃ、面白くないし俺が困る。

だからお互いに全力を一撃にかけてみないか?」

「たしかに面白そうだけど、僕に得って?」

「そうだな、俺を倒せばほかの奴とも殺し合いができる。

そして、もう一つはお互いに本気で全力をぶつけあえるってところかな」

「ほんとに微妙な得だな~」

「で、答えは?」

「もちろんOKだよ。君と全力で殺しあえるっていてるんだよ、受けないわけにはいかないよ」

(受けないと、思ったが。案外快く受けてくれたな)

「それじゃ、1,2,3の掛け声で全力をぶつけあおう」

「あぁ、わかった」

「1、2、・・・・3!」

キングの掛け声とともに戦極ドライバーのブレードを3回たおした。

『COMEON!ライトニングスラッシュ!』

俺は轟雷をまとったブレラウザーをキングめがけて一閃した。

キングも全力を込めた突きを放った。

二つの剣先はぶつかり火花を散らす。

そして、ぶつかり合う衝撃で腕にとてつもない痛みが走る。

さらにキングの剣先がじりじりと俺の攻撃を押し帰してくる。

「負けて・・・!堪るかー!」

俺は武器からに取り出したカードを1枚、ブレイラウザーにリードした。

『スラッシュ!』

その瞬間、攻撃に切れ味がまし、キングの攻撃を押し帰し始めた。

しかし、突如キングの武器から力が抜けた。

そのままキングの武器を貫通し目の前へと全力のツキが放たれる。

だが、すでにその場にキングはいなかった。

「全力の攻撃の懸けは君の勝ちだ。

だけど、この勝負の勝ちは僕がもらう」

キングは一瞬のうちにがら空きの腹へと移動していた。

「これでバイバイだ。楽しかったよ、君との殺し合い」

キングの手刀は俺の心臓めがけて放たれた。

「あきらめるな!」

俺があきらめかけた瞬間、どこからか声が聞こえた。

『タイム!』

その声と同時にブレイラウザーから勝手に飛び出したカードがリードされた。

それと同時にキングの動きが止まった。

すぐに俺はここでキングのとどめを刺さなければと思い、

全力のツキにさらに力を咥え自分の体ごと回転させ、

キングの体へと全力の斬撃を放った。

そして斬り終わった瞬間、キングの動きが元に戻った。

斬られた個所を雷で焼きながら。

「ばかな!いつの間に!?」

キングは斬られた跡を押さえながら叫んだ。

 カシャッン!

そんな音が鳴ると同時にキングのベルトのバックルが開いた。

そして俺は何かに導かれるようにカードをキングに投げた。

無造作に投げたにも関わらず、

吸い込まれるようにキングのバックルにカードが刺さる。

「ここで僕は終わりか・・・・」

カードはキングを吸収すると俺の手元に戻ってきた。

「こっちは敵をたおしたから、ほかの増援に行くか」

(それにしても、あの絶体絶命のピンチの時に声をかけたのは誰だったのだろう?)

まだ痛む腕を押さえながらほかのメンバーがいるほうへ足を向けた。

 

sidechange スサノオ

 

「よーし、俺は誰をねらおーかなー」

重鈍な体で歩きながら、狙いを定めた。

どうせ端から狙う敵なんて決めている、あの紫の野郎だ。

なぜかあいつを見ているとむかむかする。

そもそも自分はそんなに見境なくイライラするたちではない。

「とりあえず、あの紫から仕留めるか」

「誰を仕留めるだって?」

紫の野郎は、きずかないうちに俺の目の前まで来ていた。

しかし、これぐらいなら戸惑うほどではない。

すぐに俺はベルトのブレードに手をかけ動かした。

『ソイヤ!CASTOFF!』

すると今まで俺の体を覆っていた装甲がはじけ飛び、

中から本来の形である紅い装甲をまとった姿が出てきた。

はじけ飛んだ装甲は目の前の紫の怪物に直撃した。

「グワッ!この私、カッシスワームに一撃きめるとは」

(この程度のものがあたった?さっきは一瞬にして、俺の眼の前に現れたのに?)

これならすぐに仕留められるじゃないか?と思い、ベルトのブレードを2回たおした。

『クロックアップ!』

超高速スピードで走り、カッシスワームへと専用武器のクナイガンを一閃する。

「遅いですね」

しかし、きずかないうちにカッシスワームは後ろへと回り込んでいた。

後ろにいるときずいた瞬間、俺はクナイガンをガンモードへと戻し

カッシスワームめがけて引き金を引いた。

「遅いと言っているでしょう」

またしても、当たらなかった。

「どうなってるんだ?」

訳が分からない。

いくらなんでも不意打ちの射撃を避けるだなんて。

「お次はこっちから行かせてもらおうか」

カッシスワームはまたしても一瞬のうちに俺の前に現れた。

そして腕から生えている、剣で俺の体に3回の斬撃を浴びせた。

だが俺は1回目で敵の動きを観察し、2回目でどうすればつかめるかを予測し、3度目で次の軌道を予測、

そして振り下ろされた4度目をアックスモードのクナイガンではじいた。

「なに、はじかれた!」

さらに逃げられないように相手の剣のついていないほうの腕をつかむ。

「逃げ道は、無しだ」

ベルトのブレードを3回たおした。

『ライダーキック!』

そのまま相手を引きよせて、膝蹴りを叩き込んだ。

それに合わせてカッシスワームも剣を再びこちらへとふるうが、

上空から飛んできたパーフェクトゼクターがその腕を切り落とす。

「ハイパースラッシュ!これでお前はTHE ENDだ」

「そんな馬鹿な、何故だ私のフリーズは最速のはず」

「その答えは簡単だ、お前は視界外からの不意打ちに弱すぎるし、

最速なら放さなけれいいだけだ、そして最大の理由がその慢心だ。

戦場ではそれが命取りになるって知らないか?」

実のとこパーフェクトゼクターが来てくれるかどうかは懸けだった。

何となくだがわかる。

パーフェクトゼクターは、今の俺では触れることが許されないと。

だから呼んでみたのだ。

触れなければいいだけなのだから。

「じゃあな、今度会うことがあればもっと精進しろよ」

俺はそう言い残し振り返った。

 

sidechangeカッシスワーム

 

(いまなら、あいつを殺せるはず。人を殺すのと同じように!)

何が慢心だ、慢心しているのは貴様の方だ。

そう思って、殺すために体を動かそうとするが動かない。

「なぜだ!なぜ体が動かない!」

「よく見てみな。

パーフェクトゼクターについているのは、サソードゼクターだぜ。

お前は毒にかかったんだよ、そこでくたばりなカッシスワーム」

その瞬間あいつに向けていた怒りは、恐怖へと変わり、

その誰にも負けないと思っていた慢心は、絶望へとかわった。

「さよならだな」

その言葉聞き終えるとすでに自分の体は塵となっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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