Fallout4 Another War Story 作:Gombei
中に入る手立てを彼女は心配したが、ファラデーとDiMAが作ってくれたプログラムで、メモリーバンクにアクセスする事を伝えると、彼女はほんの少し思案した。このプログラムの仕組みを理解しかけていたようだ。ファラデーが作業する時は、DiMAは椅子に座っていると言った。このプログラムはDiMAの考えやデータを翻訳する物ではないかと推測した。彼女はとても頭がいいと僕は思った。将来有望なのは間違いない。
僕達がニュークリアスに潜入する間は、カスミがアカディアを監視しておくと言った。そして、お互い注意して行動しようと言って解散した。
僕は旅の準備のためにロングフェローの山小屋を訪れた。ファー・ハーバーに詳しいからだ。ニックは大丈夫か心配したが、ロングフェローは軽口を叩いた。それを受けてニックは溜息をついた。ロングフェローはまだニックを信用していないようだった。まだ最初だしその内仲良くなってほしいと僕は思った。
ロングフェロー「安心しろ、金属野郎」
ニック「評判通りの偏屈さだな...」
今後の旅のために物資調達でアレンさんの店に立ち寄った。彼は介入した僕達を快く思っておらず、「俺達の戦いだ」と言って拒んでいた。僕達が帰った後の事を気にしており、自分達のやり方で生き残るか、島から離れて放浪の旅に出るしかないと言っていた。
狂信的な所はあるかもしれないが、少なくとも島の安全を考えている事だけは分かった。彼な彼なりに不安なのだった。
その次にアレンさんの隣の店にも立ち寄ってみた。そこはブルックスという名前の男性が経営している店だった。余所者嫌いではない感じだが何となく怪しいような気がする人物だった。悪い人ではないのは確かだけどよく分からない。
パワ―ツールを手に入れろ!
僕はマリナーという名前の女性に挨拶をした。彼女は僕とニックがいなかったらガルパーやアングラーの攻撃で酷い事になっていたと言って感謝してくれた。照れるなぁ。船大工や便利屋のような仕事を1人で行っているらしい。
パーマー「貴女のような人がいてくれることは、町の人々にとって幸運ですね」
マリナー「おだてたって無駄よ」
マリナーは冗談めかして言い返したが、悪い気はしなかったようだ。
仕事で手を貸してほしいらしく、報酬は450キャップ支払うと言ってくれた。場所はイーグルズ・コーヴ製革所と呼ばれる工場だ。そこにパワーツールがあるので入手してほしいというのが仕事だ。早速取り掛かりますかね。
そこまでの道中も中々危険だった。発光するアングラーやヤオ・グアイを更に凶暴にしたシャギー・ヤオ・グアイ等の凶暴な怪物と交戦する事になった。ロングフェローの助けもあって、何とかイーグルズ・コーヴ製革所に辿り着いた。
だが、そこにはフェラル・グールやトラッパーが潜んでいた。奇襲される形となりかなり危なかったが、ここでもロングフェローの助けを受けて返り討ちに成功した。1人だと助からなかっただろう。
内部に入るとそこでもフェラル・グールがいたが、倒しつつ進んだ。
最深部では光りし者と遭遇したが凄い臭いだった。全身が腐敗していたのだ。だが、耐久力が高いので大変だったが遮蔽物を利用して進行方向を防ぎつつ殺す事に成功し、マリナーが所望するパワーツールを発見した。これを持ちかえればいいのだろう。
腐敗した光りし者の懐から鍵を取って脱出したら、男性が現れた。その男性はフェラル・グールを数週間閉じ込めて開くのを待ち、その中に飛び込んで、切り刻んで撃ちまくって全滅させると唐突に言った。何者なんだろうか?彼はマチェット・マイクという名前らしい。切り刻むと言っていたので近接戦闘が得意なのだろうか?
これは「ぺルメンのパワーツール」と呼ばれる代物のようで、戦前の高級セットらしい。これのポンプは「サイコをキメたデスクローよりも、トルクが凄い」らしい。その当時はパワーツールには興味がなかったから知らないなぁ。
マチェット・マイクは僕達がマリナーさんの仕事でパワーツールを欲していると分かると対抗心を燃やし、彼女に加担するなと僕達を説得しようとした。この道具のために「建設業者はどんな犠牲も厭わない」と豪語していた。
マチェット・マイクはダメ押しとして2,000キャップ支払うと交渉してきた。破格も破格だったので、揺らぎそうになったが、マリナーさんの約束が先決だ。悪いけれど断る事にした。
パーマー「申し訳ないですが、先約なので」
マチェット・マイク「何だとちくしょうめ!早く出て行かないと後悔するぞ!」
マチェット・マイクは入手出来ない事に苛立ちを募らせ脅してきたが特に何もされなかった。根は優しいのかもしれない。悪い事したかな?
先約を果たすために僕はパワーツールをマリナーさんに渡した事で、報酬の450キャップを支払ってくれた。彼女はとても喜び、これを仕事で活用する事を想像してウキウキしているように見えた。手助け出来て何よりだ。
キャシー・ダルトンの復讐 序章
マリナーさんの仕事を終えて、休憩しようと思った矢先にある老婆に話し掛けられた。僕がコモンウェルスから来たことを知っているようだった。ここでは島以外からの人間は「本土人」と呼ばれているようだ。
彼女は「島は貴方の行動を全て監視している」と警告した。島自体が?う~ん、そんなことがあるのかなぁ?よく分からないが話を聞こうと思った。
彼女はキャシー・ダルトンという名前らしい。彼女は偉大な家族の物語を話し始めた。強欲と血と復讐の物語だと。それは彼女の家族にまつわる話だったのだ。
ダルトン家はファー・ハーバーの戦前からの誇りで、木材と漁業で富を成したそうな。しかし、段々と強欲になったようで、島から奪い過ぎてしまったらしい。そのため島が復讐のためにダルトン家を1人ずつ殺していくようになったのだという。キャシーが最後のダルトン家の生き残りになるようだ。
だが、ここで転機が訪れたようで、謎の余所者が現れたようだ。強くて腕の立つ人で、その人物の助けを借りて、代々の無念を晴らす機会を得たという話をした。もしかしてそれは僕の事ではないだろうか?それを聞くとその通りだったようで、危険な仕事をこなさなくてはならないらしい。上手くいくように頑張ろうと思う。
復讐の第1章として、そばかす顔のビーティーの悲しい物語について話した。従兄弟の関係だったようで、問題は起こさない子で、そばかすはラッキーの証拠という位に活発な人物だったらしいが、島がフェラル・グールを使い、国立公園キャンプ地で食料探しをしていた時に襲わせたと言った。
何とかビーティーは生き残って帰れたが襲われた怪我が原因で亡くなってしまったようだ。僕の仕事はそのフェラル・グールを全滅させる事なのだろう。
国立公園キャンプ地に赴き、フェラル・グール全滅のために攻撃を開始した。そこで見た事がないグールを見かけた。ロングフェローに聞くと、「フォグ・グール」と呼ばれる種類のフェラル・グールらしい。見た目だけ違うだけのようだ。それ等もしっかり始末した。
国立公園キャンプ地のフェラル・グールを全滅させた事を報告するとキャシーはとても喜んでいた。報酬の200キャップを支払ってくれた。僕は「報酬よりも、手助け出来た事が何よりですよ」と答えた。彼女は更に喜んで、僕の事を「良い人」と言ってくれた。照れるなぁ。
キャシー・ダルトンの復讐 第2章
気分良くしたキャシーさんは、次の復讐を考案した。祖父母の事は誰でも好きであると持ち出した上で、彼女の祖父のジョージが殺された復讐を果たしてほしいと持ち掛けた。僕は「お気の毒に」と答え、彼女の深い悲しみと絶望を察した。
ファー・ハーバーの人々に愛されていたが、島にとってはどうでも良かったと考えているようだ。生まれた瞬間から呪われていたと言っていた。ジョージは昔ここから北にある土地で農場を開いていたようだ。
人に迷惑を掛けずにのどかな暮らしをしていたが、「フォグ・クロウラー」と呼ばれる怪物に殺されてしまったと言った。他の人達が逃げる中でジョージは逃げる事なく、ショットガンを使って最後まで戦って果てたとキャシーさんは言った。ならばその仇打ちは僕達が成し遂げてみせましょう!
キャシーさんの教えてもらったダルトン農場に赴いた。そこには何もいないと思われたが、巨大な甲殻類のような怪物に出くわした。ロングフェローはあれがそうだと耳打ちした。あれがフォグ・クロウラーか...。注意して戦おう。
僕はアレンさんから買ったハープーンガンを使って頭部めがけて発射発したが決定打にならない。ロングフェローが撃っている間にプラズマ・グレネードやフラググレネードを足元めがけて投げつけた。それにより動きが鈍ったので畳みかけるように撃ち続けた。
逃走を試みたフォグ・クロウラーを僕はショットガンでとどめを刺した。ジョージさんの無念を晴らすために生前に使った種類の武器でとどめを刺すことが弔いになると思ったのだ。
フォグ・クロウラーを討伐した事をキャシーさんに報告した。それを聞いた彼女はとても喜び、報酬の200キャップとダルトン農場を僕にくれた。再開するのは大変だが協力は得られると言った。
僕は「無念を晴らせて良かったです」と答えた。彼女はジョージさんが安らかに眠れる事に安堵していた。
キャシー・ダルトンの復讐 最終章
祖父の無念を晴らした後は、血の繋がりや家族の絆の大切さや強さの話を持ち出した。その中で1番強いのは夫婦間の絆のようで、これは彼女自身、話のはとても辛いのだそうだ。
亡き夫のダニエルはファー・ハーバーで1番の漁師だった。クルーを引き連れてブルックスヘッド灯台と呼ばれる場所の近くで釣りをすることが多かったようだ。
だが、ある日に悲劇が起きた。ダニエルが眉間を撃ち抜かれ射殺されたのだ。実行者はトラッパーだった。これも彼女は島が襲わせたと思っているようだ。トラッパーのリーダーが射撃訓練でブルックスヘッド灯台に来ていたようだ。その無念をしっかりと晴らすことにしよう!
ブルックスヘッド灯台に赴くと、トラッパーの銃弾の挨拶を受けた。こちらも反撃をしてトラッパー達を殺していく。数が多く苦戦もしたが灯台に到着した。灯台上層付近にこのトラッパーのリーダーであるダグラスという名前の男性と交戦した。
とても強かったがこれもロングフェローと協力して殺す事に成功した。これでダニエルさんの無念を晴らせた。報告に戻ろう。
ダニエルさんの無念を晴らせた事をキャシーさんに報告した。全ての復讐をやり遂げた事で今までに見た事がない安らかな顔をしていた。日本の言葉で「憑き物が落ちた」ような顔をしていた。そして、ダルトン家の復讐のために手を貸したのはファー・ハーバーの住人ではなく、本土人だった僕の事を称賛した。
生きて復讐を見届けることが出来るとは思っていなかったらしく、僕に「ありがとう」と感謝を述べた。これで心が楽になったと思いたい。キャシーさんは確実に楽になったと快活に答えた。
キャシーさんは「良い物語はハッピーエンドに限る」と言っていた。ヒーローは宝を探し、恋人を助けて、夕日の中に去っていくような物語だ。僕もそれが好きだ。日本の特撮番組でもそんな感じのフレーズがある。嵐のように戦って風のように去っていくヒーローの物語だ。
そして、キャシーさんは僕にダルトン家に代々伝わる家宝を譲ると言った。もう受け継ぐべきダルトンがいないから僕が持っていた方がいいと言った。それは島の人々も知っているもので、これを持っていることで真剣に僕の事を受け止めると言った。
キャシーさんは復讐の物語を終えて、いつでも墓に入る覚悟を決めたと言った。やり残した事を後悔する事が無いように出来たからだ。そして、僕の物語はまだ続くと鼓舞させて、「血の手紙」と呼ばれる武器をくれた。彼女の一族の無念を晴らせた事はとても意義ある仕事だったと思う。最後まで出来て良かった。
オールド・ロングフェローの胸中
キャシーさんの仕事を終えた後に、ロングフェローは話があると言って、僕をバリケード付近に来るように言った。彼女の仕事をやり遂げた事で感心したらしいのだ。そう言ってくれると嬉しい気分になる。
ロングフェロー「俺並みに頑固なキャシーの心を動かすなんて大した奴だよ」
そうなのだろうか?僕は出来る事を精一杯しただけなんだけどね。
ロングフェローは自分が扱いにくい人間であり、世渡り上手ではない事を打ち明けた。次にファー・ハーバーの人々で値打ちのある人はほとんどいないと評価していた。皆自分の家のために戦うのが怖くて、壁の内側で縮こまっていると言った。だから、尊敬出来ない人間は好きになれないと言い、僕の所に来たのだと言った。
ロングフェロー「甘くなったとかじゃないんだ。強い奴に会えたのが久しぶりだから嬉しかったのさ」
パーマー「ありがとうございます、ロングフェロー。そう言ってくれるなんてありがたいです!」
ロングフェローは人と仲良くなるのが苦手だから、友達と呼べる人間は少ないと言った。それなりの付き合いになった事で僕の事をキャプテンと呼ぶようになった。先頭に立ち、引き連れるように頑張っているからそう呼ぶことにしたようだ。その気持ちに応えられるように頑張ろうと僕は思った。
僕はロングフェローとの話を終えた直後に、白衣を着た男性が僕に話し掛けてきた。テディ・ライトという名前らしい。彼はファー・ハーバーの人々から良い扱いを受けていないのにどうして助けてくれるのかと疑問を抱いてるようだった。
僕は良い人たちを助けたいだけだと答えた。そうしない理由は無いからだ。テディは今どきそういう人がいるのかと訝しみ、ロングフェローは利用されないように気を付けた方がいいと僕に警告した。確かに、今時そういうのは危ういのは分かるけどね。僕はそうしたいからそうするんだ。
パーマー「良い人たちが本当に困っていると思ったから、助けるべきだと思ったんです」
テディ「選挙にでも立候補するのかい?」
ロングフェロー「利用されないように気を付けろよ」
テディはもし本当にそうなら我々にはもったいない人だと言い、労ってくれた。ロング・フェローは警戒していた。多分だけど、テディは悪い人ではないと思う。
テディはファー・ハーバーの人々が頑固であるため、気に入られようと努力しても無意味だと僕に告げた。彼自身の家庭も3代かけてようやくダルトン家からパンの耳を買うことが出来るようになった程らしい。
この状態を改善する方法をテディは知っているらしい。常軌を逸した方法のようだがその方法なら頑固者達の目を覚まさせられると彼は言った。本土人に対する意識改革にもなる様だ。それならやってみようと僕は思った。
キャプテンズ・ダンスを成功させろ!
その方法とは「キャプテンズ・ダンス」と呼ばれる儀式で、リーダーを選出するものらしい。
最も強くて卑劣で完全に頭がイカれている有望な者が、島で1番質の悪い生物を海から誘き寄せる事が出来ると言っていた。その志望者がマイアラーククイーンやフォグ・クロウラーを倒せば、その獲物目当てに島中に人間が集まるのだとか。
成功すればキャプテンには成れなくても尊敬は集めることが出来るらしい。島中の尊敬をだ。
場所はエメットコーズウェイ沿いにマイアラークの古い餌場があるようで、そこに行ったら肉を投げ入れるといいらしい。その血と内蔵で確実に呼び寄せられるようだ。後は待つだけとなる。
そして、立会人を1人か2人用意するそうだ。島の人々に納得してもらうためだ。それではやってみますかね。
そうして長旅をして古い餌場に辿り着いた。もう夜中になりかけていたが、早速やることにした。僕はアングラーの肉を投げ入れた。数分経つとマイアラークが数匹誘き寄せられた。キャプテンズ・ダンスの開始である。
水辺で戦うのでやりにくかったが、マイアラークを全て倒すことが出来た。まだまだ大物が出そうになかったので、今度はガルパーの肉を投げ入れた。
また数分後には今度はなんと半魚人のような怪物が現れた!ロングフェロー曰く、「マイアラークキング」と呼ばれる存在のようだ。両手の爪による攻撃も危なかったが、最も危なかったのは衝撃波か超音波のような攻撃だった。たまらずに膝をつきかけたがロングフェローに救助されて何とか持ち直した。その後は挟撃してマイアラークキングを殺す事に成功した。
更に後はバラモンの肉とマイアラークの肉、アングラーや先程殺したマイアラークキングの肉をふんだんに投げ入れた。その後、時を待たずしてマイアラーククイーンが襲来した。いよいよ大詰めという具合になるだろう。
この手の巨大怪物についての戦い方はそれなりに学習したと思っている。その巨大さ故に足元の防御は疎かになりがちだ。だから、僕はありったけのプラズマ・グレネードを投げて体力を奪うと共に足元への負荷を増大させた。
そうすることで動きの鈍ったマイアラーククイーンを僕達は攻撃した。それでも毒液やハサミを使った攻撃は驚異的だったが隙を伺いつつ、ショットガンを使用して撃ち殺すことに成功した。これにてキャプテンズ・ダンスは成功と見ていいだろう。
ファー・ハーバーに戻ると、テディさんは僕が殺したマイアラーククイーンの肉を用いてご馳走に仕上げていた。これをキャプテンズ・ダンスを終えた証拠とするためだ。立会人は彼の隣にいたドッティという名前の男性がその一部始終を伝えていたのだ。
この報告により人々は歓喜の声をあげ、僕を称えてくれたのだ。称賛目的ではなかったけれど、これは嬉しいと思った。
テディさんはこれで人々の認識が変わった事を僕に教えてくれた。他に仕事が欲しくなったらラストプランクのミッチという名前の男性に会うといいだろうと言われた。
テディさんは僕の事を一番変わった本土人と言いかけたが訂正した。僕は特に呼び方は気にしないけど彼の気持ちを尊重して黙っている事にした。皆とはこれからも交流してほしいとお願いされた。僕としてもそのつもりだ。何とか力に慣れたのは僕としても嬉しかったのだから。
そして、報酬として「キャプテンの帽子」と呼ばれる帽子をくれた。僕は皆の期待に応えられるように頑張ろうと心に誓った。
マリナーの仕事 再び
ファー・ハーバーの人々に受け入れられるようになったが必ずしも賛同する人ばかりではなかった。サンドラ・リーという名前の女性はアレンさんの妹らしく、チルドレン・オブ・アトムを危険視しるのと同時に、僕を心から受け入れるつもりはないようだ。僕としては残念だが、彼女の考えがいつか変わることを期待しようと思う。
再びマリナーさんを訪ねると仕事をお願いされた。大昔に沈んだ貨物船に行ってトラッパーを全滅させて、アーク溶接といくらかの力仕事をすればファー・ハーバーを強化出来ると言っていた。だが、マリナーさんは時間が無いと呟いており、何かしらの事情を抱えているようだった。
その貨物船はMSアゼリアと呼ばれる船だ。事情はどうあれ早速取り掛かろうと思う。
早速MSアゼリアに向かったがやはりというか問答無用でトラッパーはこちらを見るなり攻撃してきた。これはレイダーと変わらない習性のようなものなのだろうと僕は思った。あらかた始末した後はビルジという名前のパワーアーマー装備のトラッパーが攻撃してきた。
僕は常套手段になりつつあるプラズマ・グレネードを使い、追加ダメージを狙いつつ脆くなったパワーアーマーの関節部分を狙い着実に追い詰めてとどめを刺した。
トラッパーを全滅させた事をマリナーさんに報告したら、すぐにクルーを向かわせると言った。引き上げが成功したらどれだけ強化されるかは見物であると彼女は言った。僕としてもどうなるかは楽しみだ。
島の土地を取り戻せ!
マリナーさんの仕事が一段落付いた後に少女から仕事を依頼された。バーサという名前らしい。なけなしの14.5キャップでやってほしい仕事があると言った。
僕はお金は要求しなかった。子供から巻き上げるような真似はしたくなかったからだ。それでも仕事だからと渡すべきだと彼女は考えている。しっかりした子だと思った。
ハーバーマンはドッグに籠っているだけでは血を流して死んでしまうとバーサは危惧していた。立ち直り、強くなるためには土地がいると言った。エコーレイク製材所と呼ばれる場所には、古い風力発電に繋がる送電線があり、脅威を取り除いたら霧コンデンサーの配線と繋げる事が出来ると言った。霧からの防衛手段が出来るからだ。
お金は足りないけど、住み場所の問題が解決したら、皆が何でもしてくれるとバーサは言った。そして、感謝されるとも言った。子供のお願いはしっかり聞くのが大人としての務めであると思うので僕はベストを尽くすつもりだ。早速取り掛かりますかね。
エコーレイク製材所に行くと、潜伏していたフェラル・グールからの奇襲を受けた。干からびたフェラル・グールもいたので後手に回りながらもしっかり殺す事に成功した。最後は上層にいた光りし者を倒して制圧完了した。その後は「ハーヴェスター」と呼ばれる軍用らしき多目的チェーンソーを見つけた。近接戦では頼りになるだろうから、これを報酬代わりに持ち帰ることにした。
エコーレイク製材所を制圧した事をバーサに報告した。彼女はすぐさまアヴェリーさんにこの事を報告しに行った。ドッグから離れ、アカディアの霧コンデンサーを使ってその場所に移住すべきと進言した。
アヴェリーさんは霧以外にも問題があるとして、ここに残るべきだと否定した。それを聞いたバーサは「守るべき土地がいる」と反論した。
テディさんはバーサの提案は島の事をよく知っての事であると考え、皆に霧コンデンサーと道具を渡して、防御を固めれば上手く生き残れるし、栄える事も出来るかもしれないと言って肯定した。僕もそうすべきだと思った。
そして、テディさんは霧コンデンサーを渡すようにと進言した。アヴェリーさんはチャイルド・オブ・アトムの問題が片付けてからでないと心配でしょうがない様子だ。それに関してはエコーレイク製材所に向かう事になるバーサの友達の様子を見に行く事で落ち着く流れになった。折を見て確認しに行くべきだろうと思った。
ドッグを強化せよ!
エコーレイク製材所の件が片付いた後に再びマリナーさんに呼び出された。彼女は「ラッドローチよりも、クレイジーなアイデア」を提案してきた。気になるので聞いてみると、ファー・ハーバーはかなり強化されたが、マイアラーククイーンが襲撃したらひとたまりもないと言った。
壁を強化しても、マイアラーククイーンの吐く酸(毒液ではなかったのに今更気付いた僕)は、同種のマイアラークしか防げない性質であることを教えてくれた。そのためマイアラークの甲羅を3つほど手に入れる必要があると言った。それで最大限強化出来ると確信しているようだ。僕はマリナーさんに賛辞を述べた。しかし、マリナーさんはそうとも言えるしそうでないとも言えると返した。
パーマー「貴女がいる事で、ファー・ハーバーの人々は救われてますね」
マリナー「自分が困るからやっているだけなのよ」
ここが皆の居場所として定着しているのもあるが、自分のドッグの事でもあるとも言っていた。だが、僕はやはり彼女は優しく,皆を守りたいから行動していると思うのだった。
僕達はマイアラークの穴場であるとされるハドック・コーヴに行く事になった。確かにそこはマイアラークが沢山おり、マイアラークキングやロングフェロー曰く、「ブラッドレイジ・マイアラーク」と呼ばれる屈強なマイアラークもいた。苦戦はしたが何とか甲羅を3つ入手したのでマリナーさんに届けなくては。
マイアラークの甲羅をマリナーさんに渡すと、ドッグに溶接したり、貼り合わせたり、接着したりする物は全て入手出来たとして、これで休めると言っていた。僕は「休暇を楽しんで下さい」と労ったが、彼女は「もうどれくらい休めるか分からない」と達観したような事を呟いた。何と言うべきか日本の言葉で「今生の別れ」のような寂しさを感じた。彼女は何をしようとしているのだろうか?
マリナーさんは「元気でね」と言ってから、報酬として「ディフェンダーのハープーンガン」と呼ばれる武器をくれた。だが、マリナーさんの今後が気になる。折を見てどうなるかを確認しなければならないだろう。
マリナーさんの含みのある会話を疑問に思いながらも今度はアヴェリーさんが抱える問題について話を聞くことにした。彼女はここでは頼みごとをするなんて簡単ではないと言った。それも余所者相手にだ。それでも彼女は皆に対する責任があるとして、僕の腕を見込んで頼みたい事があるようだ。
アヴェリーさんはここからそう遠くない場所に浄水器がありそこから飲み水を得ていたが、僕達がここに来る前に霧が酷い時に霧コンデンサーが被害を受けたに違いないと話した。
霧コンデンサーを修理せよ!
その霧コンデンサーの修理にはハワード・ダンバーという名前の男性を向かわせたそうだ。マイアラークの襲撃から身を守っている間はハワードは外にいたらしい。襲われたかどうか心配なのだと言った。その確認を僕に依頼したいのだそうだ。最悪の場合は、霧コンデンサーを修理しなければならない。
ここから南に向かえば霧コンデンサーがあるらしい。危険な分報酬は弾むとアヴェリーさんは言った。僕も期待に応えるために頑張ろうと思う。
指示通りに南に向かうと、マイアラークの襲撃を受けた。ハープーンガンで難なく撃退出来たが、ハワードは残念ながら殺された後だった。僕はハワードの懐から失敬して、霧コンデンサーの部品を手に入れた。これを使って自分で修理するしかない。
上手く修理出来るか不安だったが、部品を挿入するだけの作業だったみたいなので僕でも簡単に出来た。修理すると霧コンデンサーが青白い光を灯しながら霧を吸収していく様を見届けた。
そして、部品の数分の霧コンデンサーを修理して、浄水器までの道のりを確保した。再びマイアラークが現れたが、ロング・フェローと協力して返り討ちにした。
僕は霧コンデンサーを修理して、浄水器の道のりを安全にした事を報告した。アヴェリーさんはもう少しで水が無くなりそうだったから助かったと言った。間に合って良かった。
アヴェリーさんはハワードさんの事が気掛かりだったので、僕は真実を話した。彼は皆の為に戦った英雄だと。
パーマー「彼はファー・ハーバーのために霧コンデンサーの修理の務めを果たそうとしました。あの人は英雄です」
アヴェリー「そうね。彼の事は英雄として語り継がせましょう」
そして、報酬の200キャップを僕に支払い、ハワードのために弔いをする準備へと彼女は向かう事となった。ハワードさんの件は残念だが、何とか飲み水の確保が出来て良かったと思う。
レッドデスを討伐せよ!
アヴェリーさんの仕事が一段落付いた後に、再びマリナーさんに呼び出された。今度は何事かと思って聞いてみると、唐突におかしなことを言ってきた。
マリナー「クレイジーな事をしたくて堪らなくなってない?それを理性と分別で何とか思いとどまっているとか?」
パーマー「う~ん...。とりあえず、安全策の方が好きです」
マリナーさんは不満げな顔をしながらも話だけでも聞いてから決めてほしいと言った。
マリナーさんが急ぐようにファー・ハーバーの強化を押し進めていたのは理由があったようだ。それがレッドデスとと呼ばれる怪物に対抗するためだ。生きて帰れないかもしれないので今生の別れみたいな話し方をしていたのを今理解した。
酔っ払いの戯言として語り継がれている節があるが、霧の時は誰も航海しないと言う事実があるようで、直感で皆恐怖を抱いているようだ。マリナーさんの問題が解決して、僕と出会ったからには何としてもレッドデスを殺したいという決意を露わにした。
そのため強力で大量に破壊出来る武器を持参し、お互いの船でレッドデスの潜伏する島に強襲する計画を持ち掛けた。マリナーさんはこの旅は「これまで以上の勇気が試される」と言った。海の悪魔と称される怪物はファー・ハーバーにとって危険である。お互いに生き残れる様に最善を尽くすつもりだ。
僕達は船に行くと、アヴェリーさんはレッドデス討伐のための遠征を聞きつけたらしく、何とか引き留めようとマリナーさんを説得していた。
対するマリナーさんは、伝説を信じないアヴェリーさんを非難していた。彼女は自分がファー・ハーバーのために死地に赴くのを邪魔していると思っている節があった。
その後僕に気付いたアヴェリーさんは、レッドデスが本当にいた場合は2人を失うことを恐れていた。ハワードさんの件もあり、否定的だ。
アヴェリーさんは呆れ顔で僕達の話を終わらせた。確かにこの旅は端から見れば無謀で馬鹿げている事に全力で取り組んでいるようにしか見えない。
パーマー「今まで色んな相手と戦ってきたので、レッドデスなんか怖くないです!」
アヴェリー「あらそう?後で警告されていなかったなんて言わないでね...」
僕は内心ショックを受けながらも、レッドデスの潜伏地のガイドビーコンを基に船を走らせた。
満を持してレッドデスの潜伏先の島に乗り込むと、そこには思いもよらなかった事実を見せつけられた。伝説のレッドデスの正体は、異様に小さく、サーチライトの如く赤い光を両目から放つマイアラークだったのだ!これが伝説の正体?日本で言う所の「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という諺がピッタリの有様だった。
この事実に愕然としたマリナーさんは皆にどう説明すればいいか分からないと言った。本当の事を言ったら笑い者になると不安に駆られていた。
僕はこの際、大幅に脚色するべきだと提案した。永遠に語り継がれるような伝説にするのだ。これを聞いたマリナーさんは気が進まないがそうするしかないと分かってくれた。
そして、僕は心の中で謝罪しながらこの小さなレッドデスの正体である小さなマイアラークを殺した。その後、マリナーさんは僕へのお祝いのつもりで持ってきた「ハーバーの伝説」と呼ばれる装備を報酬としてくれた。
この後の事に気が重くなりつつも、僕達はファー・ハーバーに帰還した。
戻ってみると、人々に歓迎されていた。本当の事なんて言える余地は微塵もなかった。彼等は海の災厄は始末出来たか、殺したのかをマリナーさんに聞くと彼女は苦しそうに嘘を吐いた。元々真面目な人なだけに良心が咎めるのだろう。しかし、これも彼女の名誉のためなので仕方がない。海に出て、しっかり殺して、かなり凄い戦いだったと言うしかなかった。
それを聞いた人々はマリナーさんを祝福した。ある女性は時間は掛かったかと聞いてきた。彼女の祖父の計算では、レッドデスの目にミニ・ニュークを当てないと中に入らないと言っていた。知らぬ間に伝説は島中の人々の間で1人歩きしていたようだ。ここでまたしても嘘を吐かなくてはいかなくなり、マリナーさんは「他の方法で倒した」としか言えなかった。
これでマリナーさんのおかげで海に出て釣りが出来ると思い込んだ彼らは更に彼女を称えた。こうするしかなかったんだと自分に言い聞かせるしかない。
最後の方になると、マリナーさんは嘘を吐き続ける事に疲れてしまったらしく、「何とか無傷で倒した」とだけ言って締めくくった。祖父の計算を話した女性は「絶対にお墓行きの航海に出たと思っていた」と話した。まぁ、確かに後悔の航海で、伝説は墓までお互い持って行くしかないなぁと僕は思った。
最後は人々の「英雄達を称えて!」の掛け声で幕を閉じた。伝説は伝説のままが良かったのかもしれないと僕は思うのだった。マリナーさん、どうか気を確かに生きて下さい...。
ケンおじさんを連れ戻せ!
マリナーさんの名誉を守った事で、休憩しようと思いラストプランクを訪れた。休んだ後で以前テディさんが言っていたミッチの仕事を手伝おうと思った。彼は僕の事を誤解していた事を謝罪した。デビーという名前の女性はアヴェリーさんは気付いていた事を話していた。
ミッチはファー・ハーバーの人々が無礼を働いたことを謝罪した。僕は気にしていなかったが、その気持ちはありがたかった。そして、ミッチは僕にお酒のボトルを振る舞った。ありがたく受け取るけど、お酒が飲めないのでロングフェローにお土産としてあげようと思う。でも、気持ちはしっかり受け取ろう。
ミッチは本土人は盗みや殺人を行うような連中が多いと愚痴を零し、その手の連中は港で死体として浮かび上がるがそうじゃない僕を褒めていた。何だか照れるなぁ。
今度はデビーがミッチに話し掛けた。キャプテンズ・ダンスを終えた僕に彼の叔父さんの事を話してもいいのではと提案した。だが、それを家族の問題としてミッチは拒んだ。
デビーは心配なので僕に詳細を話した。ミッチの叔父は「ケンおじさん」と呼ばれており、彼は島で最後まで残っている住人らしい。抵抗を続けて生活しているようだ。
ミッチは頑固にも「モールラットの大群よりもイカれている人」と評し、お願いするつもりはないらしい。デビーはミッチが霧コンデンサーを贈った事を僕に話してくれた。口では悪態を付きつつも愛しているのだと分かった。
ミッチは最後には折れて、ケンおじさんを連れ戻してほしいとお願いされた。不本意ではあるが親類だから見過ごせないと不器用ながら僕に頼んできた。その気持ちを汲んでしっかり連れ戻しましょう!
場所は内陸の国立公園案内所にいるらしい。だが、罠が満載のようなので注意して進もう。
そして、国立公園案内所に行くと、地雷が仕掛けられていた。解除しつつ進むとフェラル・グールやトラッパーの死体が転がっていたのだ。罠で殺されたと見るべきだろう。
ある程度解除して進むと、老人が僕達に出て行けと叫んでいた。それに死体の山は自分が殺したからああなったと言い、追い返そうと必死だった。時々「ヴァッ!」とかいうのは口癖なのだろうか?
僕は落ち着くように説得し、ミッチに言われて来た事を伝えた。ケンおじさんはさっきの脅しを止めて僕達の話を聞く気になったようだ。彼はミッチが賢い子であると言い、霧コンデンサーのおかげでこうして息が出来て生活出来ている事に感謝していると言っていた。
ケンおじさんは、年老いた自分の事を気に掛けてくれる事を喜んだがその後、表情が強張った。しきりに「奴等が来る!」と言って警戒しだした。僕が罠を解除したからだろう。
今回の敵は誰にも分からないと言い、罠はそのままだが防御が出来ていないと嘆いた。解除した分は僕がワークショップを起動させて、それを補うようにしようと思う。
僕は資材を集めてマシンガンタレットやヘビーマシンガンタレットを製作して四方八方に設置した。その後、すぐに敵が現れた。その相手とはトラッパーだった。分からないと言ったのはそれ以外にも狙われるからだろうか?
真相は分からないが、設置したマシンガンタレットの集中砲火を浴びる形となり大勢いたトラッパーは追い詰められる形となった。これで戦いやすくなった。そして、残ったトラッパーを僕達は全滅させた。
全てのトラッパーを始末した後に、ケンおじさんはミッチさんの事を感謝しつつ、別れの時だと言って僕達を返そうとした。ここが家であり、ファー・ハーバーで物乞いのように縮こまるような真似はしたくないと言った。それでも粘り強く僕は説得するのだった。
パーマー「これは休暇と考えたらいいんじゃないですか?安全になったらまた戻ればいいのではないでしょうか?」
ケン「ああもう分かったよ!お前も強情だな!」
ケンおじさんは最終的には折れてファー・ハーバーに行く事を決心した。彼からしたら、僕は無理矢理に追い出した形になるので恨まれるのかもしれない。留まるのが良かったのかどうかは僕には分からないが、ミッチさんの約束は守れたと思う。後は戻ってから拗れない様にするしかない。
ラストプランクに戻ると、物凄い剣幕でケンおじさんは僕の事を非難していた。「ハーバーに投げ捨てるべきだ!」と吐き捨てていた。やはり留めていた方が良かったのだろうか?悪いことしちゃったなぁ。
だが、ミッチさんは言葉に詰まりながらも、僕に感謝の言葉を述べようとした。デビーさんはミッチさんが言葉に詰まるのを、笑いを堪えながら後ろ向きで話していた。彼女に対して文句を言いながらも、彼はきちんと最後まで感謝の言葉を述べた。これで良かったのかは分からないけど、家族を助けられて良かったと思う。
ファー・ハーバーからの感謝
それからすぐ後に、アヴェリーさんは僕に話があると言った。僕がやって来るまではここは全ての希望を失っていた事、それでも今では家屋敷を取り戻す事に成功した事、皆が集まれるようになったのは僕のおかげであると称賛してくれた。
パーマー「何とか力になりたかったので出来る事をしただけです」
アヴェリー「私達はあんたに相応しくない。心からそう思うわ」
自分達の心配で頭がいっぱいで、救ってもらった事にさえ気付いていないと僕に説明した。そうかもしれないけど、何とか力になれただけでも良かったと僕は思った。
何をあげても何をしても不十分だけど、受け取ってほしい物があるとアヴェリーさんは言った。それはレスキューダイバースーツだった。水中での探索で活用出来ると思うので、ありがたく頂戴した。
最後にアヴェリーさんは、ファー・ハーバーの人々を代表して「ありがとう」と言って感謝を表明した。僕としても手助けが出来て良かった。これからも良い付き合いが出来るように貢献したいと思った。
オールド・ロングフェローとの絆
ファー・ハーバーの人々を救った事でロングフェローは僕に関心を示し、過去の話を聞いてもらいたいと言った。彼は自分位の歳になると、新しい友達を得る機会が期待する程無いと言いつつ、今回はその機会があって嬉しく思っているようだ。
ロングフェローがまだ若かった頃に恋人がおり、その女性はハンナという名前だったらしい。一緒になって家庭を持つはずだったと言った。かつては2人きりになれる場所によく行っていたらしいが、そこでチルドレン・オブ・アトムの襲撃を受けて彼は負傷し、ハンナは誘拐されてしまったのだと言う。
怪我の回復から2カ月掛かったが、その頃には既にハンナの心は歪められ、思い通りにされてしまった後だったのだ。
後にハンナが身籠っていた事が判明したが、放射線により絶望的だった事とアトムの意志により堕ろしたという事実を知った。彼女はどのみち長くは生きられず、トラッパーに殺されたと聞かされていたが、アトムの意志ではないかと疑っている。
そんな出来事があるなんて知らなかった。ロングフェローのチルドレン・オブ・アトムへの憎しみの根源を見た気がする。本当にいたたまれないと思う。
そして、ハンナの身に起きた事は彼女自身が望んだ事だったとロングフェローは打ち明けた。それならば仕方ないと割り切れるが、悔しいのは「父親になれなかったこと」だった。息子か娘がいれば、自分が学んだこと全てを伝えられるのにと悔やんでいた。本当に気の毒に思う。
でも、そんな中で僕に出会って、初めて自分が学んだ事を教える価値のある人間に出会えた事を心の底から喜んでいた。ロングフェローは人に感謝の気持ちを伝える事は得意ではないが、年老いた自分に目的と生きる理由を与えてくれたと称賛してくれた。
パーマー「そう思ってもらえるのは自分にとって大きな意味がある。本当にありがとうございます」
ロングフェロー「お前さんだからこそ話したんだ。これからもよろしくな!」
ロングフェローは最後まで話を聞いてくれたことに感謝して、この会話を終えた。自分にはその価値があるかは分からないけど、精一杯頑張ろうと思うのだった。
サブクエストだけでも人情味が伝わってくるのは素晴らしいと思う今日この頃です。
文中をいくつか修正しました。令和7年3月現在