Fallout4 Another War Story   作:Gombei

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 ケロッグとの決着までを書き綴りました。ニックと共に情報収集して潜伏先に辿り着いて決着を付けるという王道っぽく描いたつもりです。


第7話 ケロッグとの決着!

 マイホームを手に入れた僕はある程度生活できる物を揃えることにした。電気関連は市長の秘書のジェネバさんにお願いして通してもらい、家具関連はマーケットで買ったりした。インテリアとして廃墟からボルトボーイを拾ってきて飾ることにした。パイパーはどうしてそんな物がいいのか理解出来ないという感じであるが、僕はVault-Tecのやっていることはとんでもない事と理解しているがこのキャラクターは大好きなので外せなかったのだ。

 

ダイヤモンドシティ巡り2

 上層に行ったことがないなと思い、上がってみると下層にいる人々を格下に見ているような発言をする人とMr.ハンディがいた。Mr.ハンディの方はウェリンガムという名前でウェイトレスをやっているようだが余所者や下層の人々をお客として扱うようなことはしたくないと言い、サングラスをかけた初老の男性,名前はマルコムというらしい。そのマルコムは余所者と話たくないと言う。エリート主義なのか金持ち主義なのかは分からないが友達になれそうにもない印象だ。彼らにも色々とあるようだがその内に普通に話し合える日が来ることを願うばかりだ。

 今度は医療施設はあるかどうか調べて回ったら、そこの医師であるスーンという名前の男性に声を掛けられた。ソロモンさんと同じく安易な違法薬物を提供したりしない真面目な医療関係者のようだ。しかし、整形外科のサービスをくだらないと愚痴を零していた。

 

 その整形外科とはダグアウトインで声を掛けられたクロッカーの専門施設、メガ整形外科の事だろうか?少し話を聞いてみようかな?

 その施設は真横にあり地下に下るとすぐそこにDr.クロッカーがそこにいた。彼は少しのキャップで自分が夢見た顔に整形してあげようと提案して来た。腕は立つような印象は受けたが今は別に整形する気はないので話だけ聞いてその場を後にした。気が向いたら来よう。

 その後は街中を歩いていると学校になっている施設を見つけた。守られた町なので教育機関があるのかと感心して見学しようと思い中に入った。

 そこでは先生と生徒が小テストに関しての話をしており、それをロボットが休憩を提案して中断となった。そのロボットは医療関係で確かMs.ナニーと呼ばれるタイプのロボットだ。ロボット関連は詳しくないがCMで新発売と大々的に出ていたので覚えている。ここにあるなんて驚きだ。

 見学して回る中でセキュリティにここに来るには歳を食っているなと嫌味を言われた。確かに。大の大人が昼間に来たら不審者と思うかもしれない。それは失念していたなぁ。

 

 このMs.ナニーはエドナという名前のようで先生をやっているようだ。簡単な算数の計算テストを受けて正解したら、「いいご両親を持ちましたね」と言ってくれた。何だか照れくさいなぁ。

 その後にエドナ先生は家族、特に「愛」についての相談をしてきた。2人が全く違っていてもその相手に愛情を抱くことが出来るのだろうかと相談して来たのだ。

 僕は恋愛経験はないがよくある恋愛映画でのシーンではその相手を優しく抱きしめるシーンがよくあった。なのでその相手を想って抱きしめたらいいのではとアドバイスした。その後彼女は決心がついたと言った。どういう意味かは分からないがうまく後押しできたと思いたい。

 そして、小テストを提案した先生はズウィッキーという名前の男性に「ここはお店ではない」と注意された。純粋に見学のつもりだったが邪魔をしてしまっていたようだ。これは申し訳ない事をした。僕はすぐに謝ったら彼は寛大に許してくれた。間違って旅行者が来ることが多く、子供たちの集中力を持続させるのに苦労していると言った。

 しかし、ここは公共の施設なので見て回ってもいいと言っていた。僕はその心遣いに感謝した。

 

 学校を出た後は私服を購入したいと思い、ファロンの地下室と呼ばれる服屋に行ってみた。店主はベッキー・ファロンという名前の女性だ。万引きは許さず、品質と適正価格の教えを大切にしてここを切り盛りしているようだ。

 だが彼女の夫はインスティチュートに攫われてしまい、ダイヤモンドシティ・セキュリティは行動しなかったことでどちらも憎んでいるようだ。どうにも辛い境遇のようだ。出来ることはないが服をしっかり買ってお店に貢献しようと思う。

 ファロンの地下室で私服をしっかり購入した後に、外に出るとエドナ先生とズウィッキー先生が教会の前で何かを話していた。どうやら愛の告白のようだ。エドナ先生は自分でもいいのかと問うたらズウィッキー先生は自分の気持ちにもっと早く気づけば良かったと言っていた。

 その2人の仲を取り持ったクレメンツ神父は正式に彼らを夫婦として祝福した。エドナ先生が言っていた悩みはズウィッキー先生への愛の事だったのかと今理解した。

 ロボットにも心があると思っていたが恋愛感情もあるとは驚きだ。これは進化か持ち合わせたプログラムなのかは分からないが2人とも幸せのようだ。好奇の目で見られるかもしれないが彼等の愛の前ではそれは霞むだろう。僕は心からこの愛の結実を祝福し、応援する。

 

 

 

 

 

 

 

目撃証言から手掛かりを掴め!

 僕はそろそろバレンタイン探偵事務所に行くことにした。救出して3,4日経ったのでニックも良い休息が取れたことだろう。捜索活動を依頼するには良い頃合いだと思う。部屋に入るとエリーさんはニックと再び会えた事をとても喜び、ニックはニヒルな態度でそれを受け止めた。一昔前の映画みたいでいい場面だと思う。

 エリーさんは報酬のキャップをくれた。そしてニックの手伝いをしてみる気はないかと提案して来た。手伝いとは探偵の事だろうか?ミステリー映画の緊迫した展開は好きなので捜索活動に一区切りがついたら手伝うのも面白いかもしれない。検討しておこう。

 僕が見ていた誘拐の状況を当時の記憶を基に調べることとなった。機能していないVault111に入り込める技術力を持っていたこと、特殊なハザードスーツのようなものを着ていた集団、僕もしくはネイトさんの事を「バックアップ」と呼んでいたことを考えるに組織としての犯行という事になるようだ。

 当時の見た目からしてスーパーミュータントではないからそれは除外して、ガンナーは一級の傭兵だが残虐なことはやらず、裏で糸を引く存在ではないとのこと。ガンナーとはまだ戦っていないがそうなのだろうか?レイダーはそもそも組織が作れず複雑な状況を生き残る術を持たないとのことだ。

 

 そうなると考えられるのは謎の組織であるインスティチュートのみとなる。都市伝説のような存在だが可能性はない訳ではない。人造人間がいるという事は物質的にもきちんと存在する訳だからだ。ニックはプロトタイプの人造人間だがそれらの手先とは考えられない。今の短い付き合いではあるが彼は正義感の強い男性だ。その彼が暗躍なんてことが出来るとは思えない。憶測では測れないので主犯の男性について思い出すことにしなければ。

 

謎の人物 ケロッグの行方を追え!

 僕は覚えていることを必死で思い出し、特徴的な声と、分かりやすい大口径のリボルバーを愛用していた事、特殊なアーマーを着用していた事、禿げ頭で顔に傷がついていた事からその男性が「ケロッグ」という名前の人物ではないかと推測したようだ。

 エリーさんの記録では危険は傭兵仕事を生業としていること、雇い主は誰も知らないこと、ウエストスタンズに10歳の少年と一緒に生活していたことが分かった。その子供はケロッグの実子だろうか?それとも別の子供を誘拐したのだろうか?ショーン君は乳幼児だからそれには当てはまらないし、ニックはだいぶ前に家を出たと言っていた。何か手掛かりのようなものは残っていないのだろうか?

 エリーさんは僕達を心配したがニックは大丈夫だと言ってその場を後にした。だが外に出るとニックはエリーさんには聞かれたくなかったと前置きしてからケロッグの恐ろしさを教えてくれた。その男性がプロで、素早く、手際よく、完璧に行動する人物だと。

 

 僕の証言でヒットしたのは幸いだった。しかし、家の鍵はかなり頑丈でニックのピッキングの腕前でも無理だった。こうなると市長室で何とかして鍵を受け取るしかない。早急にお願いに行くべきだろう。

 ジェネバさんにケロッグの家の鍵を譲ってもらいたいとお願いした。物件の担保権を行使して鍵をかけたとのことなので、所持品に所有権を主張するなら市長に話して鍵を受け取るしかないと言う。うまくいけばいいけど。

 マクドナウ市長に直談判を願い出たが、「市民のプライバシー」を盾にいなくなった後でもそれには応じられないと言うのだ。侵入になるので許されないのだと。

 僕は子供の命が掛かっているのだと心からの訴えを行った。純粋にショーン君が心配で何とかしたかったからだ。そしたらマクドナウ市長は心を動かされ、ケロッグは個人的に好きな部類ではなかったと言い、家の鍵を譲ってくれた。捜索がうまくいくことを願っていると言ってくれた。パイパーの書くような悪い人間ではないのかもしれないなと思った。嫌な側面はあるけど個人的には嫌いではないと思う。

 

ニックと組んでケロッグを追え!

 鍵を受け取り家に入ることが出来た。内部は簡素で特に何かあるようには見えない。ニックもパイパーも一緒に捜索したが中々見つからない。そんな中でニックが「スイッチはどこかにないか」と言ったので床とか壁とかを調べていくことにした。そして机の下にスイッチがあったのでそれを押すと隠し部屋を発見した。

 武器や食料が保管されている傭兵の隠し部屋だった。その他は机にグインネット・スタウト・ビールや44口径の弾丸、そして葉巻があった。僕は吸わないので分からないが「サンフランシスコ・サンライツ」という銘柄を好んでいたようだ。

 この葉巻が手掛かりになる。ドッグミートに嗅いでもらって追跡してもらうのはどうだろうか?ニックは「悪い考えではない」と言って賛成してくれた。これで上手くいけばいいのだが。

 そして、彼は僕に同行してもいいと申し出てきた。少人数で行動して敵に悟られないようにするためだ。パイパーには今回は休んでもらおう。彼女には沢山同行してもらっているので休息が必要だ。ニックは探偵であるが人造人間故のタフさがある。ケロッグの潜伏先には人造人間が待ち構えているだろうから優位性はそれなりに上がる。僕はそれを了承するのだった。

 

 部屋を出ようとしたら武器や食料のある棚に人は選ぶが個人的には大好きなヌカ・チェリー3つ、以前1つだけ手に入れたヌカ・コーラ・クアンタムが2つも陳列しているのに気づいた。ヌカ・コーラマニアなのかな?何となく嫌いになれない気分だ。ネイトさんやノーラさんからしたら憎き敵だけど個人的にはヌカ・コーラについて語り合いたいと思った。

 外に出ると話をしたすぐ後なのにドッグミートが来ていた。早いなぁ、勘がいいのか賢いのかはよく分からないがグッドタイミングだ。早速葉巻を嗅いでもらって追跡開始しよう。

 

 

 

 

 

 僕達はケロッグの行方を探るためにドッグミートに匂いを追跡してもらうことにした。この子はとても優秀な犬のようで遠くまでしっかり追跡出来る程だ。ニックもドッグミートに信頼を置いている。それだけ凄い存在なのだ。

 休憩地点と思われる場所でケロッグの愛用するサンフランシスコ・サンライツの葉巻を見つけることが出来た。これらの匂いを全て追跡出来ればいずれは辿り着けるだろう。

 

ケロッグの居場所を突き止めろ!

 道中でレイダーの死体を発見した。任務の最中に殺し合いになったのだろうか?戦闘中に負傷したのだろうか、大量の血痕と血で汚れた包帯があった。これをドッグミートに匂ってもらえば新たな手掛かりになるだろう。そう思いながら周りを見るとタレットを一発で破壊したと思われる痕跡があった。どうやらプロ中のプロ、殺しの達人だと実感せざるを得ない。それだけ強大な存在なのだ。

 更に進むと、ヤオ・グアイやフェラル・グールに襲われながらも手がかりを見つけることに成功した。戦前の高性能な軍事用ロボットのアサルトロンの残骸や血で汚れた包帯を発見した。その能力は当時の世論に疎い(今でも疎いけどね)僕にも恐ろしい存在だと分かるロボットだった。それを簡単に倒せたことにその実力は高いとよく分かる。

 

 それからにおいを追いつつ、道を辿って行くと戦前の軍の司令施設とされていたへーゲン砦にやってきた。そこでドッグミートは止まり穴を掘ろうとする仕草をした。どうやらここでケロッグは潜伏しているようだ。だがバリケードで固定されており人の力ではどうにもなりそうにない。

 ニックはドッグミートを休ませてこれからは2人で侵入すべきだと言った。確かにこの子はかなり頑張ったので休ませるべきだろう。この中にはケロッグと恐らく人造人間の部隊がいるのは間違いない。注意して行動しよう。

 

脅威!人造人間部隊!

 へーゲン砦のタレットを破壊して裏口を見つけて侵入した。そこから侵入すると機械的な音声で話声がした。階段を上ると僕は度肝を抜かれた。人造人間が襲ってくるのは分かっていたがその見た目が僕がスーツアクターで務めた映画「スペース・ウォーズ」の敵役の戦闘員「インペリアル・トルーパー」の見た目のままだったのだ!

 何とも懐かしく愛着が沸くので攻撃に戸惑ったが向こうは容赦なく攻撃してくる。その武器もブラスターライフルそのものだったし。エナジー系の武器の威力は実際に使ったことがないから分からないが、ダメージを受けるとかなり痛い!スティムパックを何回使った事か...。戦闘の合間にターミナルを使いプロテクトロンを起動して加勢してもらい何とか倒すことに成功した。しかし、余りいい気分ではない心血を注いだ作品のキャラクターが襲ってくるのは辛いものだ。仲間なら心強いのに。とりあえずブラスターライフルはもらっておこう。エナジー武器の使用にも慣れる必要があるだろうし、ブラスターライフルが映画通りの威力なら心強い武器になる。

 

 最深部を目指す中でスピーカーから僕を挑発する声が聞こえてきた。この声は覚えている。ノーラさんを射殺し、ショーン君を攫った主犯の男性の声だ。ニックの推理が正しいならばこの男性がケロッグだ。向こうは僕だけを希望しているようでニックはお呼びでないらしい。

 ここでやり遂げても何もならないと言うが僕はネイトさんやノーラさんの無念を晴らすこととショーン君の奪還のためにここまで来たのだ。何より冷凍ポッドの中で何も出来なかった僕が一矢報いる事をしなければならない。ここまで来て引き下がれるわけがないのだ。

 ケロッグは進む僕に尚も話し掛ける。状況が吞み込めていないこと、まだ間に合うから引き返せと言ってくること等だ。ヌカ・コーラ好き同士と思われる相手を殺したくはないが決着を付けなければいけないのでそれは無理だろうと思う。

 その道中で特殊なバズーカ砲を見つけた。名前はヌカランチャーと呼ばれる武器らしい。ケロッグは手強いからこれで一瞬で終わらせるのもいいかもしれないと思いとりあえず入手した。その他にも砦のパスワードも手に入れたので施錠した扉もターミナルで入力して開くことに成功した。

 そして、ケロッグ本人がいる部屋に到着した。話し合おうと持ち掛けてきた。僕は細心の注意をして進むことにした。

 

 

 

 

 

ケロッグと決着を付けろ!

 部屋を開く前に冷凍ポッドの中で見かけたハザードスーツと同じものがあった。これで関係者なのは明白だろう。ニックは注意して進むべきだと警告した。僕もその辺は理解している。緊張して来た。

 僕が対峙した時にはケロッグは当時の見た目のままだった。強者の表れか余裕の態度だったが僕の顔を見て困惑していた。思っていた人物ではなかったという顔だったのだ。待っていたのはネイトさんの方だったのだろう。僕は運が良かったことがここでも証明された。解凍されるべき人間はネイトさんの方だったのだ。どういう流れでそうなったかは知らないが僕はここにいる。僕が代わりに戦うしかないのだ。

 その困惑した顔を止めて冷静さを取り戻して、ケロッグは僕と「同じ操り人形だ」と言った。意味が分からないが向こうは雇われの傭兵なのだろうか。僕は傭兵ではないが何か仕組まれてここにいるのだろうか?

 ショーン君の事を尋ねると「思っていたよりも年上だったろう」と言っていた。よく分からないがもしかしたら10歳の少年はショーン君の事かもしれない。あの冷凍ポッドの出来事から10年経過しているのだろうか?

 

 ショーン君の現在位置は「すごく近いのにすごく遠い」所にいるとのこと。それがインスティチュートだという事か。必ず見つけ出すと宣言した僕に対してケロッグは涼しい顔をして話し合いは終わりだと告げた。後は戦うだけだと言う。

 先ほど手に入れたヌカランチャーを使って一瞬で終わらせようかとも頭がよぎったがそんなことはしない。あの時のリベンジはきちんと戦って決着をつける事にした。勝とうが負けようがそのことはどうだっていい。

 ヌカランチャーなどの安易な方法で勝ったりしてもプロの傭兵であるケロッグに真に勝ったことにならない。ならば正々堂々戦って決着をつけるべきだ。人間として戦って勝つ!ケロッグを、過去の何も出来ずに見殺しにした無力な自分を超える!それだけだ!

 

 ケロッグ「縁もゆかりもないのに、よくここまで来たもんだ...。何のためだ?あの親子の復讐のつもりか?」

 パーマー「それもある。けれど、ショーン君の救出とあの時に何も出来なかった僕を超えるためでもあるんだ!」

 

 火蓋は切って落とされた!人造人間達はブラスターライフルを連射してきた。僕は早急に物陰に隠れてから手に入れたブラスターライフルを撃ち返した。当たった人造人間にダメージが通り、何度か撃ったら機能停止した。良かった、効果はこちらが撃っても有効なようだ。

 だが、その過程でニックはダメージを受けすぎて倒れてしまった。早く回復させたかったがケロッグはその隙を逃がしはしなかった。あの時の大口径リボルバーが唸る。そして「ショーンは行った。二度と会えない」や「「何の成果も上げられない」と戦闘中に煽って来た。負けてたまるか、必ず超えてみせる!

 何とか時間を掛けてケロッグを追い詰めたがこちらは弾切れを起こしてしまった。人造人間との戦闘で使い果たしたのだ!対するケロッグはまだリボルバーの弾を持ち合わせている。このままでは死んでしまうだろう。だが僕にも意地がある。使ったことはないがコンバットナイフを使うことにした。

 

 リボルバーの弾を装填する時がチャンスだ。撃ち終わって装填をしようとしたケロッグの隙を突いて僕はコンバットナイフを心臓にめがけて突き刺した。意表を突かれたケロッグは驚きと共に絶命した。勝った、何とかではあるが。これでネイトさんやノーラさんの無念は晴れただろうか?そうであって欲しい。

 そして、ケロッグから手掛かりを探ろうとしたら何やら機械類が出てきた。驚いたことにケロッグはサイボーグだったのだ!映画の中の存在だったものが現実に可能になっていたとは驚きだ。その後、パスワードを入手してターミナルを見てみるとショーン君はインスティチュートに連れ戻されてしまったようだ。そしてここで侵入者を迎え撃つのが新たな任務だったらしい。どのみちインスティチュートに行くしかない。

 回復したニックはケロッグの言うことは嘘ではないと断言した。インスティチュートはどこにあるかは知らないがニックを作ったのは事実だから必ずいるとのことだ。そのためには情報が必要になる。ダイアモンドシティに戻りパイパーに話を通さなくては。先行きは暗いが前を向くように励まされた。確かにそうだ。ここで悩んでも仕方がないのだ。

 

追憶の彼方に答えを求めて

 へーゲン砦を脱出すると、飛行船が飛んでいるのが見えた。この時代に戦前の、しかも軍事用の飛行船が飛んでいるなんて!いったいどんな組織何だろうか?

 飛行船が飛んでいくのを見送った後にニックが詩的な言葉を呟いた。未知の存在に対しての不安や恐怖を込めた詩なのだろうか?ニックはあの飛行船はB.O.Sと呼ばれる存在が来たことを告げた。僕はその存在について全く知らないがコモンウェルスで波乱の幕開けにあることは想像がついた。インスティチュート、まだ接触したことがないレールロード、そしてこのB.O.Sが連邦を巻き込んだ闘争に発展することは確かだ。どちらに参加するにしても平和的解決は難しいだろうと思った。

 ダイヤモンドシティに戻った後にパイパーのオフィスに行き、ケロッグはインスティチュートの関係者であったことを報告した。入り方は誰も知らない。ケロッグを除いては。パイパーも「この謎が残っていなかったらハッピーエンドだったのに」と言った。

 

 だが、ニックはこの問題は解決出来るかもしれないと言った。グッドネイバーにある「メモリーデン」と呼ばれる場所にDr.アマリという名前の人物がおり、その人にお願いしたらどうかと言われた。その場所では何と過去の記憶の再現が出来るらしい。俄かには信じられないが試してみる価値はあるだろう。

 そのためにはケロッグの脳が必要になる。パイパーは気色悪がり、ニックは仕方がないと諫める。ケロッグの脳か...。あの時手に入れた機械類が役立つかもしれないと思いもう既に持っていることを打ち明けた。

 とりあえずはこの機械類を使ってケロッグの記憶を辿ることになる。僕はニックに引き続き同行してもらうことにして、パイパーにはダイヤモンドシティで調べ物をしてもらうことになった。

 あの激闘にはとても疲れた。リベンジを果たしたので少し休んでからグッドネイバーに向かおうと思う。

 




 プレイヤーによってはヌカランチャーですぐに殺す事もあるでしょうけれど、弊主人公は過去を超えるためにしっかり対峙した形としました。
 筆者自身がケロッグが好きなのもあります。やってきた事はろくでもないですが、結構いいキャラしているように感じました。
 文中をいくつか修正しました。令和7年3月現在
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