「俺の頬見る人多くね?」
「そ、そうかなー?」
俺は鏡をちらっと見る。そこにあったのは…小さなリップがついた…頬だった。頬だった?頬!?
「ちょっと待って!?誰がつけたの!?」
「あ、あれだ。通りがかった人がリップつけたんだ、間違って。」
「それは…あるのか?」
俺は少し悩むが、まぁ取れるだろの精神で、洗面所に行って濡らして取った。ほんとに、誰だったんだ?
「あ、あぁ!?」
私のファーストキスが消えた!?一夏のことが好きだったのに、あんな積極的に助けたから好きだったのに!?
「ほーほっほほ!やっぱり二の舞なのですわよ!鈴さん!!」
「なにをー!!絶対に絆が私に意識するよう仕向けるんだから!!」
そう競り合ってると、絆は一夏とシャルルにアリーナに向かっていった。
「あ!待ちなさい!!」
「お待ちになりなさい!!」
私とセシリアは絶対に好意を向けれるよう競い合うが、千冬さんに頭に拳骨を入れられた。
「シャルルは別部屋なのか?」
「う、うん。あまり外に出てなかったからさ…。」
「そうか。なら、いいぞ。別に俺と一夏は遅いし、さっきに行ってて。」
そ、そんな謙虚な…。というか、優しすぎじゃない!?一夏は気にしずにやってるけど、絆は凄い他人心配しすぎ!
「そういえば、ウィザードベルト…変なんだよ。」
「え?そうなのか?」
じゅ、重要な情報きたぁぁ!絶対に聞いて…社長に渡さないといけない。。ほんとに、あの社長、お父さんは嫌いになるけど仕事だ。
「ああ、ドライブと鎧武とウィザードの力が混ざってる。というより、融合!してる。」
「うわぁ…難しくね?それ。」
「大丈夫だって、リング三つあるし。切り替えできるし、強度も強め。予想外の相手と戦う前の慣らしだって。」
「それに…俺だけが仮面ライダーなんだ。誰かが死んだら、俺も誰かも悲しむ。」
重要なことなし…。でも、絆は、ほんとに仮面ライダーなんだ。ほんとに、映像を見て少し女にイラついてたよ。ほんとに、絆は仮面ライダーにならなかったら僕と会えないと思うと、悲しんじゃうね。
「寒気が来た。。」
「大丈夫か?」
「あ、ああ。でも、なんだろう。嫌な予感がくる。」
よし、そろそろ出なきゃね。
「あ、シャルル。ちょうどだな。」
「そうだね!一夏は?」
「一夏はあれだ。上を着用するのに戸惑ってる。」
「は、ははは。そうなんだ。」
ほんとに、なんで君は優しいんだろう。さっきの言葉…僕酔っちゃいそうだよ。
「鈴とセシリアは?」
「あ!絆さん!ギリギリですわよ!」
「そうよ!私とセシリア…そして山田先生の決闘なんだから見てなさい!」
ほんと、こんな女たち見限ればいいのにね。絆は…ほんとに魔性だよ。