このすば×DOD 復活の紅と破滅の蒼   作:ワンちゃんファンクラブ会員

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マトモな人?を探す方が難しい

夕焼け、明日もきっと晴れだろう。綺麗に鮮やかな夕日がアクセルの町並みを照らしている。

 

「うっうっ……生臭いよ……生臭いよ……私女神なのに女神なのに!!」

『貴方達!!この後、お風呂に入るのよ!!もう、ヌメヌメで生臭くて構わないわ!!

ばっちいわよ。お風呂で全身を洗って温まったら、お風呂上がりに化粧水や乳液で保湿することね!!』

 

生臭くてヌメヌメした粘液に覆われたアクア、同じくヌメヌメの粘液に覆われたカズマの新しい仲間であるめぐみん。2人はアクセルの住民から奇妙に見られていた、無理もないだろう。ジャイアントトードは初心者向きの討伐モンスターであり、貴重な淡白源として狩られては精肉店や居酒屋で提供される。とは言え、初心者向きモンスターであり金作にも成るためか多くの駆け出しと戦う事に成るのだが同時に最も多くの冒険者の命を真っ先に奪うモンスターでも有るのだ。

 

「見て、あの女の子達……ヌメヌメよ。外できっとそんなプレイをしたのかしら?」

 

と住民に思われる始末。まあ、ジャイアントトードに丸飲みされたら後は食道で絞められて胃で溶かされる運命に有るから、助け出された人と救助者以外は粘液でヌメヌメに成るとは思わないだろう。その為か、外でそんなプレイをしたと思われているのだ。

 

アクアは涙を流しながら歩き、めぐみんは年長者であるユーリックの背中に背おられている。めぐみんが背おられているのには訳がある、めぐみんは爆裂魔法と呼ばれる破壊力と攻撃範囲なら最強の魔法を解き放ち……身体の魔力がすっからかんと成ってしまい歩く事が出来ないのだ。その為に魔力が回復するまでは全身に力が入らず、こうして文字通りおんぶされているのだ。

 

「でも……あのドラゴン達。と言うことはカイム様と同じく契約者かしら?」

「しっ。聞こえるわ」

 

なにやら不思議な声が聞こえる。契約者?カイム様?ドラゴン?なにやら関係が有るのだろうか?カズマはそんな言葉が気になるが、自分を助けてくれたカムイパーティーをチラチラっと見る。

チェスト!!だったり日本の確か薩摩だったか?其方の言葉を使いながらカエルを蒼い刀で斬殺するカムイ。常識人で周囲を和ませる兄貴分なユーリック、彼も斧を用いてパワフルな膂力でカエルを殺していた。そしてワン、少女ののうな見た目では想像できない膂力で戦輪と呼ばれる鎖で繋がれた円形の武器を使い、カエルを殺したり絞め殺したりしていた。

 

そして戦闘中でも獲物を良く食べる蒼いドラゴン ゼルエル、少し毒舌だが姉御肌のオカマな黒龍 ガブリエラ。ゼルエルは歩きながら焦げたカエルの肉を食べており、ガブリエラはヌメヌメに成っためぐみんとアクアに気遣い「お風呂に入れ」だ「お風呂上がりは肌の為に化粧水を使え」と小うるさく言っている。

 

「あの……ユーリックさん。契約者って何ですか?」

「契約者はドラゴン等の魔物と心臓を交換し、契約を結んで力を得た存在だ。カズマ、君は日本人じゃないかな?」

 

ユーリックからの言葉にカズマは驚いて声を出そうとするが、ユーリックは「お風呂で詳しくは話すよ」と告げて契約者に関する続きを教えてくれた。

 

「契約者に成れば強くなる。生命力、超人のような身体能力、魔力を得ることが出来る。だけど、その代償で身体の最も大切な身体能力を失うんだ」

「身体能力?」

「視力、声、内臓の機能、或いは内臓その物。他には肉体の時間の概念、感情、様々だ。契約者が最も大事な身体に関する物が喪われる。俺はそれで死の概念を喪ったよ」

「えっ?それって、不死身で超人に成ったんでしょ?メリットとメリットしかないじゃん」

 

ユーリックから契約のこと、そしてユーリックの契約の事を聞いたカズマ。しかし、話を聞く限りではユーリックの契約はメリットしか無いだろう。パワーアップし、更に死の概念が無いのだ。どこにデメリットが有るのだろうか?

 

「そう思うだろ?だけど不老じゃない。お爺ちゃんになればどうだい?老衰の一歩手前で永遠に生き続けるんだ」

 

そう、不死であって不老ではない。やがてはユーリックはお爺ちゃんに成るだろう。そうなってしまえば、寿命で死ぬ一歩手前で永遠に生き続ける事に成るのだ。満足に身体も動かせず、喉の渇きや飢えが限界に来ても死ぬことはない……老衰の一歩手前の状態で永遠に生き続ける。例え、地球が滅んでもだ。今は良いかも知れないが、将来的には考えるだけでも恐ろしい苦痛が待っているだろう。

 

「そっ……それは……」

 

カズマは自分が不死の状態と成った事を思い浮かべる。周りの知り合いは全員寿命で死に、自分は寿命を迎える寸前で永遠に生き続ける。死にたくても死の概念が肉体に無いために生き続ける。果たしてそれは生きていると言えるのだろうか?

 

「私の弟の子孫はゴーレムと契約し、時間の概念が無くなったそうだ。その子は6歳から成長と老化が泊まり……永遠に生き続ける……殺されない限りな」

 

今度はワンが教えてくれた。ワンの弟の子孫……英雄で快楽殺人者兼保護者兼赤いドラゴンの旦那であるカイムの仲間であったセエレという幼子は契約の対価として時間の概念を差し出した。その結果、殺されない限り死ななくなり……何万年後も地球がある限り生き続けるように成ったのだ。

 

「永遠に6歳!?」

「たしか……俺の時代でも6歳のままだったな。お偉いさんだけど」

 

お偉いさんに成っても6歳。そして……

 

「私がこの国(世界)に来る前にエリスという女神から聞いたが、西暦2023年では世界財閥の総帥として居るとかな」

「長生きしすぎてません!?」

 

2023年でも老いることもなく、ご健在であった。世界からドラゴン等の魔物が姿を消してもだ。

 

「私は契約者じゃない」

 

ワンは契約者ではない。そもそも元々が世界を滅ぼす力を持つ花から産み出されたウタウタイ。始まりのウタウタイと白きショタドラゴンの活躍により、花は封印されそれ以前に死んだワン達ウタウタイは花がない超人としてこの世界に特典無しで転生した。しかし、いくら超人とは言え……元々のスペックの都合上ウタウタイ<契約前カイムである。あの殺戮王子はなんなのだろうか?本当に。

 

「そっか……カムイは?」

「俺は契約者ぞ?相手は勿論、ゼルエルじゃ」

 

なお……その対価は……

 

「お陰で俺は種無しよ、種無し。子供が出来んわ」

「「種無し!?」」

 

種無しである。合体は出来ても、愛の結晶が出来ることは無いのだ。

 

「プププ、種無しですって!!」

『人の決断を笑うんじゃないわよ!!』

 

なお、笑ったアクアは契約という禁術の重さを知るガブリエラからどつかれた。

 

 

 

 

アクセルには公衆浴場が存在する。ギルドやホテルにもシャワーは有るのだが、冒険者は基本的に備蓄は有っても旅をしている。その為に固有の家は基本的に持っていないのだ。カイムアンヘル夫妻とトウちゃんにショタコン紳士も家はなく、何日も留まる際はホテルやギルドの宿泊施設で泊まるとか。だからお風呂なんて町にやって来た時しか入らず、町にやって来た冒険者や旅人の為に公衆浴場は有るのだ。

 

「やっぱり、風呂よ、風呂。日ノ本のぼっけもんは風呂と肉と酒が力の源よ」

「いや、君幾つよ?」

 

カムイパーティー+カズマパーティーはそんな公衆浴場にやって来ていた。やって来た理由は今日1日の疲れをお風呂で流すのと、アクアとめぐみんはカエルのヌメヌメと血を落とすためだ。

 

「さてと、めぐみんとアクアも居ないし……カズマ。日本や転生の事を言って大丈夫さ」

 

服を脱ぎながらそう告げたユーリック。と言うのも、本来なら契約とは昔の地球でしか原則的に行えないのだ。何故なら、この異世界で原則的に生息しているモンスターとは契約する事が出来ず、出来るのはかつて地球で生息し現在では姿を変えた魔物としか出来ないのだ。

 

「えっ?」

「俺とユーリックは地球産まれぞ。特典はなか……俺とゼルエルは()()()()()()()()()()()()

 

カムイは上半身素っ裸と成って告げた。その肉体は日々戦い、元の時代もカズマの時の平和な日本では送れないバイオレンスな日々を送っていたのも有るだろう。無駄な脂肪はなく、腹筋は割れていて胸板も分厚く腕もそこそこある。

 

「うわ……すんげー筋肉」

「カズマも毎日素振りしたり、毎日頑張ったらつくさ」

 

そう言いながら全裸に成ったユーリック。彼は獲物として重量武器である斧を使うためか、逞しい腕をしている。なお、胸には契約者としての刻印が刻まれていた。

 

「ユーリックさんも凄い筋肉……それに比べて俺は」

「まあ、おまんも頑張れ」

 

そして同じく全裸に成ったカムイ。その刻印の場所は……イチモツであった。

 

「そんなとこに刻印あんのかよ!!」

 

契約の刻印は代償に関わる所に有るのだ。ユーリックなら死=心臓の鼓動が止まるなので胸、カイムは言葉なので舌、カムイは生殖機能なのでイチモツである。

 

暖簾をくぐり、男湯に向かうと……そこには

 

「ニーアさん良い湯ですね!!」

「ああ、そうだな」

 

頭が丸い骨のようなナマモノと白髪のイケメン青年の先客が湯船に浸かっていた。

 

「うう……ニーアさん!!僕……ニーアさんとカイネさんが暮らした地球を守れませんでした!!」

「泣くなエミール。良くやったよ」

 

ナマモノとイケメンはDOD伝説の新宿エンドを向かえた世界線に産まれた人物だ。

ナマモノはエミール。話せば永くなるが(約10000年)、悠久の時を生きた男の子だ。魔法を扱え、任意で視界に入れた存在を石化させる正真正銘のチートだ。あと、自己増殖も出来る。地球最強のショタ。世界線としてはDOD新宿エンド→ニーアレプリカントDエンド→ニーアレプリカントEエンド→ニーア オートマタ(正しくはその前に散った)である。冒険職はアークウィザード……爆裂魔法は3連射余裕で出来る。

 

イケメンはニーア。エミールの恩人であり友人。妹ヨナの病気を治すために、エミールとイケメン下着女カイネと共に魔王を倒して世界を……たった1人を救うために世界を壊した最強のシスコン剣士である。世界線はDOD新宿エンド→ニーアレプリカントDエンドを辿りカイネを救うために自分から存在を消した男である。現在は此方で仲間に成ったウタウタイの少女と緑のドラゴン、エミールと共に魔王討伐に向けて冒険中。夢はエミールを人間の見た目に戻すこと、元の世界に帰ることだ。冒険職はソードマスター。

 

(なんか、まん丸頭で骸骨のナマモノと超イケメンの先客がおるぅぅう!!)

 

カズマが心の中で叫ぶが……

 

「おっ!!ニーア!!おまんさんも来たか!!」

「エミールも元気そうだな!!彼女出来たか?」

「やあ、カムイにユーリックさん。久しぶり」

「カムイさんとユーリックさんもお元気そうで!!」

「知り合いなの!?」

 

まさかのカムイとユーリックと知り合いであった。

 

 

一方の女湯。

 

「ワンお姉様!!まだ誰ともパーティーを組めてないの?残念ね!!私は新しくお兄様が出来たのよ!!てか、ワンお姉様胸ちっさ!!」

「なんで……お前が居るフォウ。パーティーならもう組んだ」

 

ワンちゃん、まだ身体が動けないめぐみんの身体を洗ってあげていた。

 

 

一方の外

 

『私はゾフィエル!!罵詈雑音はご褒美!!ビンタもご褒美!!さあ、私を叩いて下さい!!』

『貴方……そんなキャラだったの?』

 

フォウという少女はドMと縁が有るようで、魔獣からドラゴンに戻った緑のドラゴンはドMであった。

 

 

 




ワンちゃん→オリ主パーティー。フォウ→ニーアパーティー。トウ→我らがカイム様パーティー。スリイどうしよう……ファイブは決めてます(水繋がり、一番キャラ崩壊が酷いかも(笑)

カムイパーティーとカズマパーティー合体させる?

  • させる!!
  • 時々絡むぐらいで良いべ
  • 同居で良いんじゃない?
  • 狂喜のカイムパーティーと
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