ダンガンロンパシンフォニア〜ボクの愛と希望の法廷〜   作:パルティアン

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CHAPTER2 学級裁判 閉廷

この事件の全てをまとめてこんな悲しい学級裁判なんて終わらせる!

 

 

 

クライマックス再現

 

ACT1

「今回の事件の発端は昨日の朝のこと、タブレット端末を通してコロシアイの動機となるビデオが配られたことだった。」

 

「モノトラの想定としては動画を見て外に出たいと考えさせてコロシアイに繋げることだったんだけど、大地クンの場合はそのビデオに絶望して自殺することを決めてしまった。」

 

「ただここで自殺をするに当たって大地クンが選んだ手段が問題だった。」

 

「大地クンは普通に自殺するのではなく、誰かに自分を殺させることを目論んだ。そしてその大地クンを殺害する人物として選ばれたのが今回のクロだったんだ。」

 

 

ACT2

「ある程度の計画を立てた後、その成功率を上げるために大地クンとクロは昨日の夜、映画館で犯行手順が上手くいくかどうかの実験を行っていた。」

 

「その中の音の一部と大地クンの話し声は言村さんに聞かれていたんだけどね。」

 

 

ACT3

「実際に今日行われた犯行の手順は次の通りだ。」

 

「まずクロはポップコーンとドリンクを持って映画館で大地クンと合流した。もしかしたらその時にキッチンのワゴンなんかを使ってバーベルの重りを持ち込んだのかも知れないね。」

 

「こうして持ち込んだバーベルの重りにクロはガットを結びつけた。更に反対側の端にはシャトルを結びつけてトリックの準備の第一段階は完成さ。」

 

「こうしてガットの結びつけられたシャトルを天井打ちの要領で打ち上げて梁の上を通し、更に梁を跨いで落ちてきたシャトルを引っ張り下ろしていつでも重りが持ち上げられるような状態を作ったんだ。」

 

「下ろしてきたシャトルからガットを外し、今度は倉庫に置いてあったフックにガットを縛りつけた。」

 

「この状態でクロはフックを映画館の外まで引っ張って重りを持ち上げたんだ。そしてそこから大地クンが扉を閉めて映画をスタートさせて扉をロックしたんだ。」

 

「そしてこの状態のドアの隙間から少しだけ覗いているデッドボルトにフックを引っかけることで映画館の中では重りがぶら下がった状態を維持することになったんだ。」

 

 

ACT4

「ここまでの準備を終えた上で大地クンはその重りがぶら下がっている真下の席に座った。」

 

「そしてその場で映画を鑑賞した。映画が終了すると同時にドアのロックが開き、デッドボルトからフックが外れたことで重りは大地クンの頭頂部めがけて落ちてきた。それがクリーンヒットしたことによって大地クンは死亡することとなったんだ。」

 

 

ACT5

「一方クロの方は重りが落ちるまでの一定の時間差を利用してちょうどその時間に真理ちゃんと言村さんと一緒にいるようにした。」

 

「こうすることによって大地クンの死亡推定時刻当時には誰かと一緒にいたという偽のアリバイを立証したんだ。」

 

 

ACT6

「その後クロは時間を見計らってもう一度映画館へと向かった。現場の証拠隠滅のためだね。」

 

「大方を隠し終わった後は、先に大地クンに伝えられていた映画の終了時刻に合わせて第一発見者を装ってみんなを呼ぶことになったんだ。」

 

 

「そして、ここまでの一連のトリック、それが実行可能な道具と能力、その両方を持ち合わせていたのは、羽月翔子さん、キミしかいないんだ!!!」

 

 

 

「うっ…!ううっ…。」

 

未だに羽月さんは泣きじゃくるだけで何かを話してくれる様子はない。ならばまずは先に。

 

「モノトラ、まずは投票を。」

「冷静だな。話は聞きたくねーのか?」

「どうせ先に投票させるでしょ?それに今のままじゃ話すこともままならなそうだしね。まずは投票をして犯人を確定させる。」

「そうか。よし、それならオマエラ!それぞれがクロだと思う人物に投票してくれ!!」

 

ボクは再び見ることとなったそのボタンに手をかける。そしてゆっくりとこれまでの推理で犯人と導き出した人にその票を入れた。

 

 

 

投票結果→ハツキショウコ

 

 

 

【学級裁判閉廷】

 

「投票完了、でござるな…。」

「結果はどうなんだ?もったいぶらずに早く言え。」

「そう焦んなよ。ちゃあんと発表してやるからよ。それじゃあ発表するぜ!今回の学級裁判は!なんと?意外や意外!!?大!正かーい!!!そう、超高校級の地主・大地真英の自殺に付き合って、そしてクロとなったのは!!羽月翔子だったんだぜーー!!!」

「……。」

「くそっ!!」

 

みんなは各々の悔しさの表現をしている。そんな中でボクは先ほどまで子どものように泣きじゃくっていた彼女に目を向ける。すると彼女はいつの間にか泣き止んでいたがその代わりに俯いたままボク達の方に目を向けることはしなかった。

 

「…羽月さん、どうして大地クンの計画に乗ったの?」

「え…?」

 

ボクの言葉に少しだけ顔が上がる。

 

「確かにキミもあの動機ビデオは見てたはずだけど、どうしてわざわざこんなクロとして死ぬようなリスクを取ったの?」

 

これまでの彼女は一般的な女子高生そのもののスタンスであり、コロシアイに関連する物事に関してはむしろ臆病なくらいだったようにも思う。そんな彼女がどうしてこんな凶行に及んだのか。ボク達には聞く権利があると思った。

 

「それはね、あの日、動機ビデオが配られた日にね、大地君に殺してほしいって頼まれたんだ…。」

 

そう言えば大地クンはあの日の映画鑑賞会のポップコーンやドリンクの準備も羽月さんに頼んでいたはずだ。もしかしたらその時かも知れない。

 

「でもこれまでのキミだったらそんなリスクの高い頼み事は引き受けなかったと思うんだけど。」

「大地クンね、あのとき殺してほしいって事の他にもう1つうちに伝えてきたことがあるの。」

「それは?」

「“好き”だって。」

「何ぃ!!?」

 

なんとも驚きの告白だ。

 

「だから最初は止めたんだよ?だったら一緒にいようよって。でも大地クンの動機ビデオを見せられて、ぼくにはもう生きる理由も意味もないって言われちゃって…。そして、『だからこそ最期に自分の命は好きな人を生かすために使いたい』って…。」

「重ぉ…。むしろそんなん迷惑極まりねえっしょ…。」

「…否定出来んな。」

「みんなが言うことも分かるよ?でも大地君はそのときにはもう覚悟を決めてて、だったら最期のお願いくらい聞いてあげたいって、そう思っちゃったんだ…。」

「だから大地クンを殺したってワケかい。」

 

でもその優しさは否定できない。彼女が死に逝こうとする人の最後の願いだけでも聞き入れてあげたいとそう思ってしまった、その心根の優しさをボクは理解できてしまう。でもだからこそ。

 

「それでも殺人は殺人だよ。現実世界では自殺幇助くらいになるかも知れないけれど、それでも1人の人の命を奪ってしまったというその事実は変わらないんだ。」

「うん、そう、だよね…。分かってる。大地君の願いを聞き入れるって決めた時点でもううちはこうなることも覚悟の内だったから。だって大地君がうちのために命を捨てるって覚悟を決めているのにうちが同じ覚悟を決めないなんてそういう訳にはいかないでしょ?」

 

彼女はそこまでの覚悟を持って…。

 

「本当にそうかぁ?」

 

羽月さんの思いを吐露した言葉にモノトラが茶々を入れてくる。

 

「邪魔すんじゃねえやい!!」

「いや、そんなつもりはねーんだぜ?ただ本当に羽月は大地のためにこの事件の計画に乗ったのかってことにゃ甚だ疑問だったんでな。」

「それはどういう意味だ?」

「そりゃもちろんこれのことだろ?」

 

そういうとモノトラはリモコンを操作して先ほどのスクリーンを下ろしてきた。

そしてそのままとある映像を再生し始めた。

 

「…っ!!」

 

その様子を見た羽月さんは顔をサァッと青くする。

 

 

 

『羽月翔子サンの動機ビデオ』

 

一度暗転した画面が再び点灯するとどこかの一室のソファで大学生くらいの女の人が少し緊張した面持ちで座っていた。

 

『アスリート夫婦の間に生まれた羽月翔子サン、その幼少期は両親が忙しいことも多く、一人で過ごすことが多くありました。』

 

『そんな彼女の面倒をよく見てくれていたのがお隣のおうちに住んでいたお姉さんでした。』

 

『彼女はまるで実の妹のように羽月サンとの時間を過ごしてくれました。』

 

そんな説明が入ると映像の中の女性が話し始める。

 

『えっと翔子ちゃん、お久しぶりです!あはは、改めて何か話してって言われると緊張しちゃうね。』

 

そう言って画面の中の女性ははにかみながら話し始めた。

 

『あんなにちっちゃかった翔子ちゃんももう高校生かぁ。ビックリしちゃうなぁ。でもいつも活躍はテレビを通して見てました!かっこいいなぁってずっと思ってたよ!』

 

でもやっぱりこの人の羽月さんに対する愛情はかなり深いものがあると感じさせられた。以前羽月さんが言っていたとおり、姉代わりの人だったのだろう。

 

『希望ヶ峰学園に行ったって事はきっと翔子ちゃんはこれまで以上にスゴい選手になっていくんだと思います!ずっと応援してるからね!』

 

そう彼女が言い終えた直後、ザザッという音と共に画面が暗転した。そしてそこに映ったのは切り裂かれたソファ。それだけでなくそこには血痕とおぼしきものが付着している。

 

『そんな彼女も今年で大学2年生、学校にも慣れて、多くの友人に恵まれて楽しい学生生活を送るはずでしたが、それはもう叶いません。』

 

まるで希望と絶望を一度にない交ぜにしてぶつけられた感覚。

 

『それは一体なぜなのか?一体彼女の身に何が起こったのか?』

 

そして最後にはお決まりのあのフレーズが表示される。

 

『正解は“卒業”の後で!!』

 

 

 

モニターが再び黒くなり、映像が終わるとみんなは絶句という表情で真っ暗な画面を睨み付けている。その一方で自分の動機ビデオをみんなに発表されてしまった羽月さんは真っ青な顔をして震えている。

 

「ま、そこの女の動機はこんな感じになっていたわけだが、本当の動機は大地のためなんかじゃなくてこのビデオに出てきた女のためじゃねーのか?」

「っ…!」

「大地の好意につけ込んで、そのビデオの中の女を助けに行こうとしたんじゃねーのか?」

 

モノトラが追い打ちをかけていく。羽月さんは今にも倒れそうな様子だ。

 

「おいテメエ!!そこまでにしとけよ!!」

 

見かねた雷文クンがモノトラを怒鳴りつける。だけどモノトラは止まる様子を見せない。

 

「なぁに言ってんだ?オマエラもコイツの身勝手で死にかけてんだろーが。むしろオマエラも一緒に罵声を浴びせてやればいいじゃねーか!」

「ぐっ…!」

 

雷文クンが痛いところを突かれたとばかりに言葉を詰まらせる。

 

「それとこれとは別でござる。理由はどうあれ、某達も一歩間違っていたらこうなっていた。それが分かっているのに罵声を浴びせることなんてできんよ。」

「それに羽月は私達にとって大事な仲間であることに変わりはない。暴言はそこまでにしてもらおうか。」

「そ、そうだよー!翔子ちゃんは香奈達にとって…」

 

 

「もうやめて!!!」

 

 

雷文クンが言葉を詰まらせたのに代わって伊達クン、靏蒔さん、言村さんが声を上げると、それを遮るような叫び声が聞こえた。その声のした方を見ると、肩で息をしながら羽月さんがこちらを見ていた。

 

「もう…、やめて…!」

「羽月殿、何故止める!!」

「もう、うちなんかのために争わないで…!うちは、うちにはもう、みんなにそんなに思ってもらえるほど価値なんてないのに…!!うちは大事な仲間の一人を殺した人殺しなのに!!!」

 

腹の底から、いや、心の底から絞り出すような叫びにボク達は言葉を失った。

 

「…じゃあなんでだよ…!じゃあ、なんで真英を殺した!!?」

「そんなのモノトラが言ったとおりだよ!!お姉ちゃんが大変な事になったかも知れない!!それでいても立ってもいられなかったから!!死にたがってる人ならうちの罪悪感が少しでも軽くなるって思ったから!!!」

 

速瀬さんの問いかけに今までにないくらいはっきりと答えが返ってくる。“罪悪感”。きっと彼女の中でずっとあのビデオを見たときから「ここを出なきゃ」という想いがあったはずだ。でもそれはできなかった。自分が誰かを殺すという罪悪感に耐えられそうになかったから。でもその状況は変わってしまった。羽月さんの心情を知ってか知らずか、大地クンは彼女に自分を殺す計画を持ちかけた。その出来事こそが彼女の心を抑え続けていた“罪悪感”というブレーキを緩めさせてしまったんだ。

 

「庇われたいとは思わないけれど、責められる道理もないよ。だって、さっき伊達君が言ったとおり、同じような動機ビデオを見せられて、一歩間違ったらみんながうちの立場だったかも知れないんだから。」

 

ギリギリと音がしそうな程に強く拳を握りしめて羽月さんは最後にそう絞り出した。

ボク達はみんな無言だった。分かっているからだ。今回の大地クンの計画のようなきっかけさえあればクロになっていたのは自分だった、と。今回の羽月さんは被害者自身がそのきっかけを持ってやってきてしまった。いわば大地クンはネギを背負ったカモだった。そのたった1つの出来事が羽月さんに殺人を決意させてしまった。

 

「…だから、うちを許さないでね。」

「!」

 

他のみんなには聞こえていないみたいだけどボクには聞こえてしまった。たった一言、誰にも聞かせないつもりで羽月さんが零した一言。ああ、まさかキミは…。

 

「じゃあ、モノトラ、お願い。」

「なーんかつまんねーなー。どうせだったらさっきまでのテンションで最後まで泣き喚いてくれればよかったのによー。」

「全部バレてそれでもわめく程、うちは往生際悪くないよ。これでもう終わり。」

「ま、それならそれでいいぜ。じゃあ行くとするか。」

「あ、待っ…!」

「それじゃ!!超高校級のバドミントン選手、羽月翔子のために!!!スペシャルなおしおきを!!!用意したぜ!!!!」

 

聞こえてしまった彼女の言葉。それに反応して手を伸ばしてしまう。けれどその手は空しく空を掴み、モノトラがボタンを押すと同時に出てきた鎖に繋がれて羽月さんは連れて行かれてしまった。

 

 

 

ハツキさんがクロにきまりました。

おしおきをかいしします。

 

 

 

鎖に繋がれて羽月さんが連れて行かれた先はバドミントンのコート。

 

そのコートの中では4体の巨大なモノトラがダブルスの試合を行っている。

 

するとその中の1体が足を滑らせて転び、試合続行が不可能になるかも知れない状況に陥った。

 

ペアのモノトラは近くに連れてこられた羽月さんに強制的にラケットを握らせてコートの中に立たせる。

 

 

超高校級のバドミントン選手・羽月翔子のおしおき

《ボディをねらえ!》

 

 

新たなゲームの最初のサーブは羽月さん。彼女がこれまでにも何度もやってきたとおり、サーブを打つ。

 

それに対して相手方のモノトラが強い球を返してくる。

 

その返球に対しても羽月さんはこれまでの通りきちんと返した

 

ハズだった。

 

強い返球を受けた彼女の肘はこれまで見たことのない方向に曲がり、彼女の顔が苦悶に歪む。

 

球自体はきちんと返せており、もう一度とばかりにモノトラは更に強い球を打つ。

 

動かない肘をムリに動かし、彼女は返球を試みる。

 

ムリに強い球を受けた彼女の身体は肘のみならずダメージを受けていく。

 

かばいながら球を受ける分、他の場所に負担がかかり、そしてその箇所が壊れていく。

 

そうするうちにいつの間にか羽月さんは息も絶え絶えに鳴りながらコートに立っていた。

 

最後にどうにか返した球は緩く高く上がった。もうどこの骨が折れていないのかも分からない。

 

それでもどうにか次の球を返そうとする羽月さんに向かってモノトラはスマッシュを打つ。

 

その球はこれまでの中でも最も強い勢いで羽月さんに向かっていく。

 

シャトルを受けようと羽月さんはラケットを胸の前に持っていく。

 

刹那。

 

ガットを突き破り、羽月さんの胸も突き破り、鮮血に染まりながらシャトルはコートへ落ちた。

 

羽月さんはその胸の孔と同じくらい虚ろな目をして床に斃れ臥した。

 

 

 

「エクストリーーーーーム!!!いやあ、思いの外根性あったが、オレの手にかかればこんなもんよ!!!」

「…っ!!」

 

また失ってしまった。死なせてしまった。仲間を、ボク達の手で。鮮血の中で斃れる羽月さんの姿を見てボクは拳を握りしめることしか出来ない。ボクにはまた救うことが出来なかった。

 

「優クン…。キミが…」

「何ヘコんでんだよ深見ちん。俺ちん達が気にすることじゃねえだろ?だって理由はどうあれ羽月ちんは俺ちん達を騙して殺そうとしたんだぜ?当然の報いさ。」

「クレイグ、貴様っ!」

「大地ちんだってそうだぜ?みんな忘れてっかも知んねえけど、そもそもこの計画は大地ちんが立てたものだ。羽月ちんは乗っただけ。俺ちん達を殺そうとした2人をボロクソ言って何がわりいってんだい?俺ちん達にはそれくらい愚痴る権利はあると思うぜ?」

「…。」

 

一度クレイグクンに食ってかかろうとした靏蒔さんが苦虫を噛み潰したような顔で黙りこむ。ボク達は確かに2人の計画で死にかけた。でもだからってそれが死んだ2人を貶していい理由にはならない。

 

「それは…、違うよ。2人は悪くない。」

 

だって…。

 

「だって…、黒幕がこんなコロシアイなんてさせなければ、あんな動機ビデオなんて用意さえしなければ、2人だってこんなことしなかったんだ…!ボク達の敵は2人じゃない。このコロシアイを仕組んだ黒幕だよ。」

「優クン…。」

 

そう言い切るとクレイグクンはフッと笑う。

 

「なあんだ。大事なこと分かってんじゃねえの。そーそー、俺ちん達にとっての敵はそこのモノトラちんの裏にいる黒幕さ。それの確認さえ出来りゃいい。」

「クレイグくん、ほんとにそう思ってたー?」

「もっちろんさあ。本心よ、本心。」

「疑わしいがな。」

「言村ちんも靏蒔ちんもひでえなぁ。ま、日頃の行いか。」

「…分かってるなら直したらどうだ?」

「人間ここまで育っちゃそうは変わらんのさ。」

 

今ボク達は2人もの仲間を失った。そしてそれによって心に大きな傷を再び負った。だけど、ボク達は良くか悪くか、強くなっている。こうして、すぐに冗談を言い合えるくらいには。

今回起こった事件も、その結末も悲しいものだ、だけど、みんながこうして笑っている光景はボク達に二度とコロシアイを起こさせないと予感も決意もさせるのに充分なものだった。

 

 

 

CHAPTER2 我がクララに愛を込めて  END

 

TO BE CONTINUED…

 

                    ・

                    ・

                    ・

 

【生存者】

超高校級の探偵          深見優(フカミユウ)

超高校級のレーサー        速瀬マハ(ハヤセマハ)

超高校級のバスケットボール選手  雷文竜(ライモンリュウ)

超高校級の外交官         金谷秀征(カナヤシュウセイ)

超高校級の医者          津田真理奈(ツダマリナ)

超高校級の歴史学者        伊達小十郎(ダテコジュウロウ)

超高校級の大工          鷹岡筋次(タカオカキンジ)

超高校級の数学者         言村香奈(コトムラカナ)

超高校級の???         鏑木麗(カブラギレイ)

超高校級のハッカー        クレイグ・ホワイトバーチ

超高校級の弓道家         靏蒔由衣(ツルマキユイ)

超高校級のバイオリニスト     木田結弦(キダユヅル)

 

残り12人




さてさて、時間がかかってしまいましたが、2章はここまでです!!
2度の裁判を経て確実に成長もしている深見クン達は今後どのような物語を紡いで行くのでしょうか…?


それでは設定裏話、今回でキャラクター編はラスト、木田結弦さんのお話です。
木田さんは超高校級のバイオリニストとして希望ヶ峰学園にスカウトされていますが、実は彼女の両親も学年は異なりますが超高校級の才能を持った音楽家でした。その2人の期待に添う結果は見せてきた彼女ですが、一時期、これからも期待に応えられるのか、その不安が転じての反抗期が高じて家出をしてしまった時期もあるようです。
名前に関してはバイオリンの大雑把な材質である木、そしてバイオリンに張ってある弦を用いた名前になっています。


次回からはここのコーナーでは前作の時と動揺、各章における設定裏話や超高校級の○○をやっていこうかな、と思いますので、乞うご期待です!それではまた次回!!

前作の反省を生かして早々に推しのアンケートをしてみたいと思います!

  • 深見優
  • 速瀬マハ
  • 雷文竜
  • 金谷秀征
  • 羽月翔子
  • 津田真理奈
  • 伊達小十郎
  • 鷹岡筋次
  • 言村香奈
  • 美作奏
  • 鏑木麗
  • 泊直哉
  • クレイグ・ホワイトバーチ
  • 靏蒔由衣
  • 大地真英
  • 木田結弦

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