ダンガンロンパシンフォニア〜ボクの愛と希望の法廷〜 作:パルティアン
キーン,コーン… カーン、コーン…
「おはようございます。7時です。今日も1日元気に頑張りましょう。」
いたた…。昨日は思いっきり枕投げしたせいで少し腕が筋肉痛だ…。だけどあれだけしっかり運動した後の睡眠の質はかなりよかったようで、とてもスッキリ目が覚めた。その気分が良い状態のままボクは食堂に向かっていった。
ホテルに入るとまずすぐにその異様さに気付いた。ロビーに人だかりができている。
「あれ、雷文クン、どうしたの?」
「いや、これ見てみろよ。」
雷文クンは首を押さえながら指で指し示す。その方向に目を遣るとロビーのカーペットの上に血が垂れていた。
「これは…!?」
「…わからない。」
鏑木クンが首を横に振る。他に集まっている3人もよく分からない、という感じだった。そうしている内に他のみんなも集まってくる。みんなもボク達の異様な様子に気付いたらしく、中には床の血痕を見て口を押さえている人もいる。すると最後にクレイグクンと言村さん、そして真理ちゃんが最後にやってきた。
「あれ、どうしたのー?」
「Gでも見つけた?」
「Gだったらよかったんだけど…。」
一連の流れを説明する。話を聞いた真理ちゃんがボク達にこう提案してきた。
「ま、とりあえずここでじっとしていても仕方ない。一度食堂で朝食を摂りながら考えようじゃないか。」
真理ちゃんの提案に乗ってボク達は食堂に入る。するとまたそこで違和感を覚えた。
「あれ、いつもだったらもう朝ご飯置いてあったよね?」
羽月さんの一言がその違和感の正体を言い当てた。
「あ、ほんとだ。」
「えー、俺ちんお腹空いちゃったよー。」
みんなが文句を言いながら普段自分が座っている椅子に座る。そしてその瞬間、3つ目にして最大の違和感がボク達を襲う。椅子が1つ空いている。
「おい、今いねえの誰だ?」
速瀬さんが疑問を口にする。ボク達は周囲を見回す。すぐに誰がいないのかは分かった。
「…泊クンだ!」
「まさかとは思うけど…。」
みんなで再び食堂を出る。ロビーに垂れた血痕はよく見るとまっすぐキッチンの方と土産物屋とかコンビニとかの方へ伸びている。その場で2手に別れて泊クンを探す。そしてボクはキッチンの前に立つ。入り口から見ただけでその異常な状況は分かる。
「血塗れではござらぬか…!」
そう、キッチンの床は全体的に血に濡れているようだった。
足が重い。…ボクは今何を考えている…?ありえない…。昨日、あんなにみんなで楽しく過ごしたじゃないか…!なのにそんなことっ…!!!
覚悟を決め、一息吐くとボクは意を決してキッチンに踏み込んだ。
ありえない。ありえないはずなんだ。
こんな、コロシアイなんか…。起こる…、ハズ…。
「いやあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「うぷっ…!!すまぬ…!ちょっと外にっ…!!」
でもそんな自分に言い聞かせるような言葉に意味などなかった。
"超高校級の銀行員"泊尚輝の死体はボク達のそんな願いをあざ笑うかのようにそこに横たわっていた。
CHAPTER1 小さな夜の絶望 非日常編
泊…クン…?なん…で…?頭が回らない。どうして…?
ぐるぐると混乱する頭に整理を付けようと必死になっていると、それは突然に鳴った。
ピンポンパンポーン…!
「死体が発見されました。一定の捜査時間の後、学級裁判を行います。」
圧倒的に悪趣味な放送。そして,泊クンの死を告げる放送。だけどその放送のおかげでボクは冷静になれた。フッと一息吐くと、
「雷文クン、別れた方のみんなを呼んできてもらえる?」
「お、おう…!」
「みんなは一度現場から出て。これから捜査はしなきゃならないんだけど、それより前に現場に入って荒らしてしまうとマズい。」
「ああ…。」
一度みんなを現場から出した状態で待っていると、反対側の方に探しに行ったみんなもキッチンの前に集まってくる。
「…どういう、ことですの?」
「…始まってしまったんだよ、"コロシアイ"が…!」
「…中で死んでいたのか?」
「うん。少なくともあのアナウンスが流れたって事は死亡確認が取れているんだと思う。」
遅れてきたみんなに状況を説明していると、奴は現れた。
「お、遂に始まったみてーだなぁ。やーっとか。みんな飽きちまうんじゃねーかと心配だったんだぜ。」
「みんな?」
「おっと。それは後のお楽しみってことで。」
「何をしに来た?」
「なーに、別にオマエラの邪魔をしにきたわけじゃねー。今回は医者もいるとはいえ、監察医じゃねーだろうからな。オレが先に検死しといてやったぜ。ザ・モノトラファイル!!」
そう言うとモノトラはどこからかタブレット端末を取り出してボク達1人1人に配っていく。
「これを活用しながら犯人捜ししろってことねぇ?」
タブレットの中身を見ながらクレイグクンがそう零す。
「犯人捜しって…!」
「そうだろ?俺ちん達にゃモノトラが用意した物とはいえ動機があった。でもモノトラにはない。モノトラが泊ちんを殺しても俺達がコロシアイを始めるとは限らねえんだからな。むしろ俺ちん達を上手くそそのかしてコロシアイを始めさせた、って考える方が自然だろ?」
「貴様、こんなときまで…!!」
「靏蒔さん、待って。クレイグクンの言うことにも一理あるよ。」
「深見、お前まで私たちの中に犯人がいると言うのか!!?」
「そういう訳じゃないよ。それはこれから捜査してみないと分からない話だし。だけど、お互いに疑い合って、その上で得た信頼なら今よりももっと強固な物になるはずだよ。」
「深見…。」
「ボクは小説家じゃないから陳腐な言い回しになっちゃうけど、これは疑うためじゃなくて信じるためにやるんだ。疑うのはその手段だよ。」
ま、昔やったゲームの受け売りだけどね。
「…うん、すまない。私も冷静ではなかったようだ。」
「じゃあ捜査をはじめよっか。」
「優クン、それならボクが検死をしよう。モノトラファイルだけじゃいかんせん情報が足りない。モノトラの言ったとおり、ボクは監察医ではないけれど、死体もそれ相応に見てきてる。慣れているはずさ。」
「うん、じゃあ任せるよ。」
「後は…。現場の監視も必要じゃねえの?犯人が何か隠したりするかも知れねえし。」
「それならオイラが受け持つぜ!!」
「それなら安心だな!」
「あ、香奈も見張りして良い?」
「言村サンがっすか?」
「昨日の枕投げで足くじいちゃってあんまり歩けないんだよねー。」
「じゃあ任せても良いかな?」
「合点承知の助!」
今日日聞かないな…。
「じゃ、こんな形で捜査開始だ!」
-捜査開始-
それじゃあまず、一応さっき配られたファイルを確認しておこうか。
モノトラファイル1
被害者は"超高校級の銀行員"泊尚輝。死亡推定時刻は午前2時頃。死因は鋭利なもので刺されたことによる喉の傷。死体が発見されたのはキッチンの倉庫扉前である。他には目立った外傷はない。
確かに情報はそこそこ載っているけどこれだけじゃ情報は足りないかも知れない。だけど推理の参考にはなりそうかも。
コトダマゲット!
【モノトラファイル1)
被害者は"超高校級の銀行員"泊尚輝。死亡推定時刻は午前2時頃。死因は鋭利なもので刺されたことによる喉の傷。死体が発見されたのはキッチンの倉庫扉前。
他には目立った外傷はない。
よし、じゃあ事件の概要も分かったところで捜査を開始しよう。
「あ、深見サン、一緒に捜査しましょ!」
「うん、いいよ!」
「よーし、じゃあレッツラゴっつつ…。」
「どうしたの?どこか痛いの?」
「うーん、昨日の枕投げで腰を捻っちゃったみたいでして、朝起きたらずっと痛いんすよ…。」
「じゃあ、ゆっくり急いで捜査していこうか。」
すると死体の方から真理ちゃんが声をかけてきた。
「あれ、どうしたの?」
「いやぁ、ちょっとこれだけ預かってほしくてね。」
「これは?」
「うーん、キーホルダー、かな?喉に刺さってたんだけど、さすがに検死の邪魔だからね。」
「うん、分かった。」
「それ、どこかで見たことあるっすね…。」
「ボクもだよ…。どこだったかな?」
「ん?それ土産物屋にあったやつじゃねえの?」
すると横からクレイグクンが声をかけてきた。そういえば…。
『深見ちん深見ちん、見てみてー。刀ー。』
2回目の探索の時、クレイグクンは土産物屋で同じような刀の形をしたキーホルダーを見つけてはしゃいでいた。確かにこれは似たようなものかもしれない。でもなんでこんなものが死体の喉に刺さっていたんだ…?
コトダマゲット!
【刀のキーホルダー)
泊の死体の喉に刺さっていた。恐らく土産物屋に売られていたものだと思われる。
「それじゃ本格的に捜査を開始しよっか。」
「はいっす!」
まずは…。…ん?
「ごめん、真理ちゃん、横通るよ。」
「ああ。」
ふと目に付いたのはコンロの横に置いてあるティーカップだ。そこにはティーバッグが引っかけられたまま放置されていた。
「おや、誰っすかね?こんなとこに出しっぱなしにしておいたのは?」
「うーん、でもただの出しっぱなしとも違う気がするよ?」
「そうっすか?」
「だってほら。コンロにはヤカンに水が入れられたまま放置されてるでしょ?」
「あ、ほんとっすね。じゃあ誰かが紅茶を飲もうとしたのに結局飲まずに紅茶を入れる準備だけしたまま置いていったってことっすか?」
「うん、そういうことになるね。」
「うーん、ほんとにどういうことなんすかね?」
コトダマゲット!
【淹れかけの紅茶)
ティーカップとティーバッグが出しっぱなしのままになっている。
横のコンロには水の入ったヤカンも放置されていた。
「…にしても、これキッツいっすねぇ。」
「血の臭いもスゴいしね。もしかして気分悪くなっちゃった?」
「いや、そんなことはないんすけど、泊サン、どれだけこの中で逃げ回ったんだろう、と思ったら居たたまれなくて。」
「確かにね…。」
「全く、こんなことをした犯人が許せないっすよ。」
「…うん、そうだね。」
コトダマゲット!
【血痕)
キッチンが全体的に血で汚れていた。誰のものであるかは不明。
床の血痕もそうだけど、今回の事件の悲惨さを示すのはそれだけじゃない。
「それに、周りもひどいね。」
そう言ってボクは周囲を見回す。キッチンには様々な設備が用意されていて、大概の料理はできるようになっているんだけど、その設備の多くには数々の何かで切りつけられたような傷が付いていた。
「これ、昨日調べたときにはなかった傷っすよね?」
「うん。だから、昨日の夜、泊クンが死ぬまでの間に付けられたものだと思う。きっと、相当揉み合ったんだろうね。」
「うわぁ、そんなニュースでよく聞くワードを自分で体験したくなかったっすよ…。」
「…ボクはまあ慣れてるけど、他のみんなはきっとそうだろうね…。」
コトダマゲット!
【傷だらけのキッチン)
キッチンの至る所に何かで切りつけられたような傷が付いている。泊は昨夜ここで相当犯人と揉み合ったものと思われる。
キッチンが傷だらけになっているのも気になるが、その他にも気になる部分、というか違和感を感じた部分があった。
「うーん、この違和感はなんだ…?」
「争った形跡ってやつのせいじゃないっすか?」
「どういうこと?」
「いや、傷だらけなのもそうなんすけど、他にも散らばったりしてるじゃないっすか。」
「あー。」
美作さんの言葉を元にキッチンを見回ると、その正体に気付いたかも知れない。
「これは…。」
キッチンのテーブルの上に鉄の串が何本も置いてあった。
「あれ?」
その串を見ていると羽月さんが首を傾げている。
「どうしたの?」
「え?ああ、深見君。いや何日か前にここを探索したときにはこの串こんなに乱雑だったかなって思って。ちゃんと立てて整理されてたと思うんだよね。」
そう言えば昨日ボク達が探索したときもこんなに乱雑には置かれていなかったような気がする。
「うーん、でもシュラスコの串だし、仕方ないのかなぁ?」
「シュラスコ?」
「南米の方の料理だよ。さすがにうちも作ったことはないけど肉の塊を串に刺して焼いて、食べるときにはそれをナイフで削いで食べるんだよ。」
どうやら羽月さんは料理にも詳しいらしい。
「で、串なんて立てといたって不安定でしょ?」
「うん、そうだね。」
「だからさ、昨日の事件が起きてる間にぶつかって倒れちゃったのかな、って。」
「確かに…。その可能性は考えられるかもね…。」
コトダマゲット!
【シュラスコの串)
キッチンに乱雑に置かれていた。羽月曰く、数日前にキッチンに探索に来たときにはきちんと整理して立てられていたと思われる。
「すまない、少し良いか?」
「どうしたの?」
シュラスコの串に意識を取られていると、いつの間にか近くに来ていた靏蒔さんが声をかけてくる。
「どうしたの?」
「これを見てほしい。」
そう言うと靏蒔さんは食堂に繋がる扉の前を指さす。そちらを見てみると何かキラキラと光っている。何かと思って近づいてみると、扉の前に何か金属の破片のようなものが落ちていた。
「これ、なんだと思う?」
「うーん、なんだろう?さすがに捜査を進めてみないと分からないかな。」
「そうか、すまない。」
「いや、ありがとう。むしろ重要な情報かも知れない。」
「それならいいんだが…。」
他に金属片の周りに何かないかと見回してみると、近くの食堂に繋がる扉にはボクの腰より少し低い位置に深い傷が付いていた。
「…これ、もしかしてこの金属片に関係してるのかな?」
「扉にぶつかった結果金属製の何かが壊れた、ってとこっすかね?」
扉も金属製だし、金属の何かが壊れるのはあり得るんだけど、どういう傷なんだろうか…?
コトダマゲット!
【ドアの傷)
食堂に向かう金属製のドアに深い傷がついていた。また、ドアの付近には金属の破片が落ちており、金属製の何かがここで破壊されたものと思われる。
ふう、一通りキッチンの中は調べ終わったかな。そろそろ真理ちゃんに検死の結果を聞ける頃かも知れないな。
「真理ちゃん。」
「お、ちょうどいいね。つい今検死が終わったところだよ。さて、何が聞きたい?」
「いや、全部話してよ…。」
「じゃ、分かったことの中で大きなものを2つ。1つ目は死因について。」
「死因ってモノトラファイルに書いてあったよね?」
「うん。念のためね。で、端的に言うと、モノトラファイルに書いてあったとおりの死因だったよ。喉に付いた傷が原因で泊クンは死んだ、という訳だね。で、それだけじゃ検死の意味が薄いからね。調べたことで分かった情報をもう1つ。泊クンは即死だったよ。」
「即死?これだけキッチンが血塗れなのに?」
「うん。これもモノトラファイルの通り、喉の傷以外には外傷はないし、泊クンは犯人の手によって一撃で殺されてしまった、という状況じゃないかな。」
だとしたらこの血塗れのキッチンはどういうことなんだろう…?
コトダマゲット!
【津田の検死)
モノトラファイルに書かれているとおりの死因である。モノトラファイルに書かれていない情報としては、泊は即死である。
「で、もう1つの分かった事って?」
「ああ、それはね、喉に付いている傷の形だよ。」
「傷の形?」
「ああ。まず簡単に言うと泊クンは喉を2回刺されてる。」
「2回?」
「ああ。2つの形の傷が重なり合った形になっているからね。そのうちの1つは細長い形だしさっき優クンに渡した刀のキーホルダーじゃないかな。」
「もう1つは?」
「うーん、正直分からないな。ただ形状は分かるよ。直径5ミリ程度の細長い凶器じゃないかな。もしかしたらアイスピックとかかもしれないね。ここはホテルのキッチンだ、ジュースなんかを提供するときに使ってもおかしくないだろう?」
直径5ミリ、細長く鋭利なもの…。どこかで見たような気もするけど…。でもそれよりなんで犯人は2回、しかも別のものを使って刺したんだろう…?
コトダマゲット!
【死体の傷の形)
津田によると喉の傷は2つの傷が重なり合っているとのこと。その2つの傷は片方は細長いもので発見時に喉に刺さっていたキーホルダーによるものと思われる。もう1つの傷は直径5ミリ程度の細長い凶器を使われたと考えられる。
「真理ちゃんありがとう。」
「いいよいいよ。」
「じゃあもうちょっと死体を調べるね。」
「任せたよ!」
さてと、死体で気になるところと言えば…
「あれ?この右手に握ってるのって?」
「包丁、っすかね?」
「だよね…。」
「でも刃先が折れちゃってるっすよ?」
「なんでだろ…。」
しかもどうして被害者の泊クンが握ってるんだろう?
コトダマゲット!
【折れた包丁)
泊の手に握られていた包丁。
刃先の部分が折れてしまっている。
「…ちょっと失礼。」
ボクは少し気になって泊クンの手から包丁を取る。
「…やっぱ探偵って死体に触るの抵抗ないんすか…?」
「うーん、ないわけじゃないけど触れないと事件が解決しないからね。」
「…そういうもんすか。」
「そういうもんだよ。」
さてと、気になるところと言えば。
ボクは包丁を近いところに付いているキッチンの傷に当ててみる。
「…やっぱり。」
「何がっすか?」
「傷が一致するんだよ。包丁の刃の部分と。」
「ってことはキッチンの傷は包丁で付けられたものってことっすね?」
「うん。もう1つ推理するなら、この包丁もこうやっていろんなところを切りつけている内に折れちゃったんだろうね。」
「はえー、そういうことっすか。」
コトダマアップデート!
【傷だらけのキッチン)
キッチンの至る所に何かで切りつけられたような傷が付いている。泊は昨夜ここで相当犯人と揉み合ったものと思われる。
また、この傷は包丁によって付けられたものであると考えられ、泊の手に握られた包丁はその切りつける過程の中で折れてしまったものであると考えられる。
あともう1つ、死体に関して気になることがあった。
「この裾、どうして血がついているんだろう?」
「あ、ほんとっすね。さっき津田サンも喉の致命傷以外に傷はなかったって言ってたっすもんね。」
「だとすると…。凶器を拭いた、とかかな?」
「でも血って中々落ちなくないっすか?」
「だからこれだけしっかり擦った痕になってるんじゃないかな。一見血がついていないようにさえ見えればボク達は警察じゃないし、ルミノール反応までは調べられないからね。」
「だとすると凶器を探すのも一苦労、っすね…。」
コトダマゲット!
【スーツの裾)
泊のスーツの裾に血液が付着していた。恐らく凶器についた血を拭き取るのに使われた物と思われる。
キッチンの中も死体もとりあえず調べ終わった。そろそろ他の場所も調べに行こう。
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【生存者】
超高校級の探偵 深見優(フカミユウ)
超高校級のレーサー 速瀬マハ(ハヤセマハ)
超高校級のバスケットボール選手 雷文竜(ライモンリュウ)
超高校級の外交官 金谷秀征(カナヤシュウセイ)
超高校級のバドミントン選手 羽月翔子(ハツキショウコ)
超高校級の医者 津田真理奈(ツダマリナ)
超高校級の歴史学者 伊達小十郎(ダテコジュウロウ)
超高校級の大工 鷹岡筋次(タカオカキンジ)
超高校級の数学者 言村香奈(コトムラカナ)
超高校級の作曲家 美作奏(ミマサカカナデ)
超高校級の??? 鏑木麗(カブラギレイ)
超高校級のハッカー クレイグ・ホワイトバーチ
超高校級の弓道家 靏蒔由衣(ツルマキユイ)
超高校級の地主 大地真英(ダイチマサヒデ)
超高校級のバイオリニスト 木田結弦(キダユヅル)
残り15人
という訳で、最初の事件が遂に起こってしまいました…。最初の被害者は皆さんの予想通りでしたでしょうか?キッチンの捜査だけで色々謎がありましたが、一体誰がこの事件を起こしてしまったのでしょうか…?
さて、それでは今回の設定裏話は金谷秀征くんに関してです。
金谷くんのバックボーンに関してはこれまでに物語の中で説明された通りですが、そもそもどうして彼の両親は彼を仕事の場に連れて行っていたのでしょうか?というのが今回の裏話です。金谷くんは両親に憧れ、外交官を目指していました。また、家族も両親以外いなかったため、彼の事を心配した両親が特例で金谷くんを連れて行かせてもらっていたようです。ただ、それが裏目に出てテロリストに捕らえられてしまうみたいですが…。
名前のに関しては、まず苗字はホテルの名前からです。と言ってもただのホテルではなく、海外の著名人が多く訪れていたホテルの名前からです。続いて、名前に関しては外交官ということで「秀でた」者が海外へ「征く」というところからこういう名前になっています。
ということで今回はここまでです!また次回お会いしましょう!
前作の反省を生かして早々に推しのアンケートをしてみたいと思います!
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深見優
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速瀬マハ
-
雷文竜
-
金谷秀征
-
羽月翔子
-
津田真理奈
-
伊達小十郎
-
鷹岡筋次
-
言村香奈
-
美作奏
-
鏑木麗
-
泊直哉
-
クレイグ・ホワイトバーチ
-
靏蒔由衣
-
大地真英
-
木田結弦