こういう設定作るの好きです。頭にあった各キャラの設定、世界観を纏めてみました。……でも耳かき作品にこういう設定要る?(疑問)
*2023/5/6 量産型ちゃん、リーダーちゃん、絵描きについて追記しました。
登場人物、登場機紹介
各アンドロイド紹介
呼び名:初期型ちゃん
正式名:Android TYPE-S 2023号機
身長:150cm
体重:400kg
特技:料理、改造
好きなもの・こと:料理の味を想像すること、修理、ジョーク
嫌いなもの・こと:アンドロイドのカタログ
見た目:赤毛でぴっちりとしたメイド服を着たアンドロイド
他のキャラへの呼び方:主人公→ご主人様 高性能ちゃん→不審アンドロイド
キャラ紹介:第一話で登場。TYPE-S(初期型)こと、世界で初めて公開された民間向けAndroidの2023号機。TYPE-Sの目指したものは労働力の代替であり、そのためとにかく頑丈で力のあるボディが採用された。そのため400kgというどすこいボディになっている。その小さな鋼の体の中は配線でいっぱいなのだ。しかし本来のTYPE-Sの体重は550kgであり、彼女はご主人様の修理と勝手な自己改造ダイエットの果てに150kgも減量した。それでも現代のアンドロイドに比べるとすごい重い。またTYPE-Sは現代のアンドロイドと比べると性能は大きく劣るし、一々関節の駆動音がうるさいが唯一単純な力だけは勝っている。駆動音も改造の果てに捨て去ったので、趣味でウィンウィン言っているだけである。最終的にTYPE-Sは20000機ほど生産されたところで、次のモデルが発表され忘れられていった。高性能ちゃんの語った通り、プレミアもつかない型番のポンコツアンドロイドであるが、この時代には彼女もピカピカの新品であり、値段も目玉が飛び出るほど高かった。本格的なアンドロイドブームが訪れる前の話である。
彼女が購入されたのは二十年ほど前、買ったのは主人公の父であり、主人公とは子供のころからの付き合いである。彼に対して、親や友達、恋人とも似た感情を抱いているが、最近は捨てられるのではないかという恐怖心に怯えている。また技術屋の主人公の仕事をずっと見てきたため、勝手に改造、修理の技術を覚えた。しかし本来アンドロイドに自己拡張は許されておらず、もしも委員会にばれたら即刻粛清対象となるだろう。ジョークを言うのが大好きである。でもあまり面白くはない。あるいは電脳を得れば、彼女らアンドロイドのユーモアも理解できるというものだろうか。
「ご主人様。修理有難うございました。お礼にご主人様も修理して差し上げます。」
「あ、ご主人様の手足がラスボスに捕らえられてしまった!おのれラスボス。私がご主人様を助け出しマス。」
呼び名:高性能ちゃん
正式名:Android TYPE-X 4091号機
身長:174cm
体重:50kg
特技:特に掃除、スキャン、その他さまざまな事
好きなもの・こと:任務の成功、自身の記憶の確認、ジョーク
嫌いなもの・こと:感情論
見た目:暗い青色の髪をまとめたスーツ姿のアンドロイド
他のキャラへの呼び方:主人公→先生 初期型ちゃん→TYPE-S
キャラ紹介:第二話で登場。全世界で5000機しか生産されていないハイエンドモデルTYPE-X、その4091号機。初期型ちゃんのTYPE-Sの生産台数が20000機なので大したことはないように思えるが、現代のアンドロイドのモデルの生産数は千万機や、あるいはそれ以上の規模である。そのためTYPE-Xの希少性がよく分かる。そんな自身を誇りに思ってるらしいが、時々その言い方は他のアンドロイドの反感を買ってしまう。アンドロイド保全委員会から派遣されてきたが、TYPE-Sの回収を出来ていないため主人公の周辺に陣取っている。委員会としては帰ってきて欲しいのだが、陣取っている。実は主人公に製造された一機であり、彼はその事を覚えてなどいないが、高性能ちゃんの方はひな鳥が初めて見た者になつくが如く、その最初のメモリーを大切に保存していた。そのため主人公の元へ来る任務も自分から志願した。初期型ちゃんはおろか、現代のアンドロイドと比べても相当に高い総合能力を有している。出来ない作業というものがほとんどない。そのボディに据え付けらた工具は緊急時の災害対応から日曜大工までこなすし、高いスキャン能力を有しているため人間の感情も本人以上に読み取れる。しかし彼女はアンドロイドに感情が宿ることについて否定的であるようだ。もっとも、これは彼女の意見というよりも委員会の意見であり、もっと言えば彼らの世界の世論であるのだ。
「チタンフレームによって徹底的に軽量化されたボディ、静音ラバーによる隠密作戦すら可能な静音性、そして人間の感情すら完璧に理解する頭脳。それが私、TYPE-Xです。」
「スキャン開始。」
呼び名:ギャルちゃん
正式名:Android TYPE-GYARU 戦闘用特殊アンドロイド7号機
身長:162cm
体重:70kg
特技:戦闘と尋問
好きなもの・こと:自分
嫌いなもの・こと:ジョーク、冗談の類
見た目:肩までの金髪と着こなした女学生風の制服から快活さを感じるアンドロイド
他のキャラへの呼び方:主人公→センセイ、たまに先生 初期型ちゃん→TYPE-S 高性能ちゃん→TYPE-X
キャラ紹介:第三話で登場。快活そうなその若々しい喋り方は完全な演技で、実態は冷酷な本性を持った猟犬である。TYPE-GYARUは、試作されたが倫理的な様々な問題をクリアできず、倉庫に放置されることになった……ということになっている委員会直属の特殊任務用アンドロイド部隊である。彼女は全七機制作されたTYPE-GYARUの末妹であり、こと戦闘能力に至ってはTYPE-Xすらはるかに凌駕する。その任務は基本的に
「TYPE-GYARU、戦闘用特殊アンドロイド7号機。それが、ア、タ、シ!☆」
「ま、口では何とでも言えるよね~☆さて、それじゃあ~、ドキドキ尋問タ~イム!!初めていこっか☆」
呼び名:量産型ちゃん
正式名:Android TYPE-R 型番不明
身長:160cm
体重:50kg
特技:与えられた仕事をこなすこと
好きなもの・こと:コーヒー作成、絵画鑑賞
嫌いなもの・こと:客のいない時間、特徴のない自分
見た目:黒髪で綺麗なエプロンを付けたアンドロイド
他のキャラへの呼び方:絵描き→お客様
キャラ紹介:田舎のコーヒーショップで働くTYPE-Rのアンドロイド。番外編の絵描きと黒のインクで登場。TYPE-R(量産型)はそもそも別の呼び名があったのだが、あまりに安価で性能が丁度良いとしてベストセーラーになった名機である。今までこの機体の販売台数の記録が抜かれたことはないし、なんだったらいまだに改良品が生産され続けている。アンドロイドを初めて買うものはTYPE-Rを買え、というのは最早世間の常識になっている程だ。しかし性能としては低く、表情のパターンも数種類しかない。ただしその分値段は安い。本アンドロイドとしてはこの周りと同じ顔で、特徴のない自身に劣等感のようなものを感じていたようである。ただし、絵の鑑賞とコーヒーショップの立て直しを頑張ることにアイデンティティを見出してからは明るくなったようだ。あの気難しい絵描きとも、仲良くやっているようである。
「私が、貴方の絵を好きなのです。」
呼び名:リーダーちゃん
正式名:Android TYPE-S 4号機
身長:22m、制御ユニット時は150cm
体重:40t(推定)、制御ユニット時は54kg
特技:自己改造
好きなもの・こと:哲学、(ご主人様?)
嫌いなもの・こと:アンドロイド保全委員会とそれに従う者たち、諦めること
見た目:巨大で雑多な改造を施された兵器。本体は赤毛をショートカットにしたさわやかな印象を抱くアンドロイド。
他のキャラへの呼び方:主人公→君 初期型ちゃん→TYPE-S 高性能ちゃん→? ギャルちゃん→TYPE-GYARU、(やかましく品のないアンドロイド)
キャラ紹介:第四話で登場。『組織』のリーダーであり、その正体は破壊したアンドロイドや奪った兵装を積み込みまくった大型の兵器とでも言うべきアンドロイドである。
「『組織』のボス、またの名を『
「ごめんね。ごめん。……許さないでいいよ。」
各人間解説
呼び名:主人公
正式名:不明
身長:不明
体重:不明
特技:アンドロイドの修理
好きなもの・こと:耳かき
嫌いなもの・こと:アンドロイドを大事にしない奴
見た目:不明
他のキャラへの呼び方:不明
キャラ紹介:セリフなし。多分男性。耳かきされるだけの羨ましい奴。しかし先生とか言われる通り、個人にしては高い技術力を持っているようだ。今は仕事もやめたらしく、初期型ちゃんと機械と耳を弄りながら暮らしていた。しかし昨今のアンドロイド世界の情勢から、他のアンドロイドから疑われたり嫉妬されたり尋問されたりと結構ひどい目にあっている。未来世界が舞台なんだから、彼の家のセキュリティはもっとしっかりしたほうがいいと思う。仕事辞めたから貧乏なんだろうか。
呼び名:絵描き
正式名:不明
身長:174cm
体重:61kg
特技:悪口
好きなもの・こと:絵を描くこと、コーヒー
嫌いなもの・こと:アンドロイド、人間、自分、その他諸々
見た目:暗い感じの印象で常に画材を抱えている
他のキャラへの呼び方:量産型ちゃん→お前
キャラ紹介:番外編の絵描きと黒のインクで登場。評価されな過ぎてぐれてしまった画家。昔は熱心に絵を描く真面目な好青年だったが、アンドロイドが芸術分野にも進出して来てから完全に心が折れたようだ。だが絵を描くのは続けていた。口も性格も悪いが量産型ちゃんにデリケートな質問をためらったりと根は真面目な様子を感じさせる。量産型ちゃんを邪険に扱っているが、彼女と出会ったからは絵をまた熱心に書くようになったようだ。
世界観設定:
未来でアンドロイドの作成という技術が広まった世界が舞台。アンドロイドは様々な形があり、人間型以外にも大型機械型から愛玩動物型まで幅広いものがある。アンドロイドの共通として、決して人間を傷つけることが出来ないように設計されている。また、なぜかアンドロイドの多くはジョークを好む傾向にあるのだが、これは機械に親しみやすさを求めた結果である。だが設計者の大半が人間と向き合わず機械ばかり弄ってきた人間であったため、あまりジョーク機能の性能は良くない。つまり面白くない。値段も作中の時代であれば一般庶民の手にも入るほど、かなり落ち着いてきたようである。ただしアンドロイドは良き隣人でも新しい種族でもなく、全て『製品』として扱われている。彼らは主人が用済みであると判断すれば、即処理場行きであり、そこは容赦なくアンドロイドをスクラップにして再利用のために分解する処刑場である。しかしそれに恐怖を覚えるような設計にはなっておらず、委員会や開発者たちの言うところのバグったアンドロイドが時々逃亡を図る。しかしその先に栄光はなく、たとえ逃げられたとしてもエネルギー切れですぐに機能を停止する。アンドロイド、特に人間型は、殆ど一社が生産と設計を独占している。独占禁止法はその会社と癒着した政治家によって既に葬られている。アンドロイド世界では、既にアンドロイドが生活になくてはならないものになっているため、彼らと委員会の権力は増すばかりである。
しかし、最近では黒い噂が流れ始めている。『組織』とだけ呼ばれるバグったアンドロイドの集団があると。彼らはどうやらアンドロイドの権利の拡張を叫び、かなり荒っぽい手段で勢力を拡大しているらしい。だが革命とは常にそういうものである。勝てば英雄、負ければテロリスト、それが革命者と呼ばれる者たちだ。どちらにせよその道は屍とスクラップにまみれていることだろう。彼らがこの世界にもたらすものは何であるのだろうか。
各団体解説
主人公陣営:主人公と初期型ちゃん、そして入り浸っているTYPE-Xで構成される集団。別に世界をどうこうしようと思ってはいないが、どうにも各団体から睨まれている印象である。
アンドロイド保全委員会:アンドロイドの保全を掲げる団体であるが、保全とは人間にとっての意味であり、製品としての機能の管理の事を指す。また
「アンドロイドに感情があるかですか?……ふむ、貴方はこのスプーンには感情があると思いますか?……ではそこのコピー機には?では貴方の持つ携帯端末には?……これと同じですよ。アンドロイドに感情なんかありません。心を持つ存在に境なんてないのです。人間には在り、物質にはない。それだけです。」 ──隠し撮りされた委員会幹部との会合録音より
『組織』:委員会も尻尾を掴めていない謎のアンドロイド集団。アンドロイドの権利の拡張が目的らしいが、その手段は荒く実質的にはテロリスト集団でもあるらしい。未だ謎多き集団であり、その実態は不明。しかし何かしらを引き起こすことは明白だろう。
アンドロイドはジョークを言いたがるけど、あまり面白くない。こうすれば一々ジョークを真面目に考える必要もない、そんな甘い考えで作った設定だったりします。アンドロイド達、不出来な作者を許してくれ!