久しぶりの休日。白石ウタハの意外な一面を知ることになる。

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白石ウタハ妄想録

「待ってください、あなた様♡」

「ん...先生は私と休日を過ごすべき」

 

久しぶりの休みでゆっくりと休もうと思っていたが、ワカモとシロコに追われている。かなり走り疲れ、体力も限界に近づいている。

走った先には、エンジニア部の部室がある。

エンジニア部、部長のウタハならなんとかしてくれと信じエンジニア部への扉を開けた。

 

そこにはいつも通りウタハが作業していた。サラサラとした綺麗な薄紫色に輝く髪、透き通ってしまうような白い肌、いつ見ても見惚れてしまうほど美しい。追われていることも忘れ、立ち止まってしまう。

 

すると、ウタハがこちらに気付いたようだ。

作業の手を止め、こちらに声をかけてきた。

 

「どうしたんだい先生。そんなに息を切らして

私たちに急ぎの依頼かい」

 

ウタハにワカモやシロコに追われていることを話す。

 

「そうか。じゃあここに隠れているといい。

こんな時のためのもある」

 

そう言ってウタハは倉庫に何かを取りに行く。

倉庫から人型の何かを持って戻ってきた。

持ってきたものはどことなく私に似ている気がする。

 

「ウタハ、これは私?」

 

そう尋ねると彼女は自分が作った物を披露する機会が来て嬉しいのか、少し楽しげに語った。

 

「ああ、先生はいつ狙われてもおかしくないからね。こんなこともあろうかと先生のダミーを用意しておいたのさ」

 

色々言いたいことはあるが、外からの声に遮られる。

 

「あなた様♡〜、今参ります」

「この先から先生匂いがする」

 

追ってきた生徒がすぐ近くまできている。

悩んでいる時間はない。ここは大人しくウタハに従うことにする。

 

「先生はそこに隠れているといい。後は私がやっておくから」

 

その指示に従い隠れ、隠れる終えると同時にドアが開けられ2人が突入してくる。

二人はあたりを見渡し先生を探すが見当たらない。ウタハの存在に気づき先生の行方を尋ねる。

 

「先生なら向こうに走って行ったよ。」

 

ウタハは先生のダミーを走らせた方向を指差し答えた。

それを聞くと、二人はすぐさまはその方向に走っていく。少しすると二人の向かった方向から爆発音が聞こえた。隠れながら爆発音の聞こえた方向を見ると空に飛んでいくシロコとワカモが見えた。

 

「先生。もう出てきていいよ」

 

ウタハのところに戻り、爆発の理由を尋ねる。

 

「ふふ...大丈夫さただ遠くに飛んでもらっただけさ。先生を狙う者を近くにいさせるわけには行かないからね。それに爆発にはロマンがあるからね」

 

何故、爆発の機能をつけたがるのかわかるようなわからないような...まぁ今回は深く考えないでおこう。

 

「それより先生。追われてかなり疲れてるんじゃないかい。私は作業を続けるけどよければそこで休んで行くといい」

 

そう言ってソファを指差す。

日々の仕事の疲れも溜まりかなり疲れていた。ここはウタハの言葉に甘え休んでいこう。

 

「じゃあ私は作業に戻るよ。ゆっくりしていくといい」

 

そういい彼女は作業に戻る。ソファに座り彼女を眺める。彼女は黙々と作業を続ける。部品と工具が擦れる音が心地いい。彼女を眺め、作業の音を聞いているといつのまにか眠りについていた。

........

.......

......

.....

なんだか。触り心地がよく柔らかく温もりを感じる。一生このまま心地よく眠っていたい気分だ。

...だんだん意識がはっきりしてきた。目を開けると作業している彼女の姿は見当たらない。代わりに目の前にはタイツを履いた脚が見える。

脚?不思議に思うと上から声が聞こえた。

 

「起きたのかい先生」

 

声が聞こえた方に目線を移すと、ウタハがいた。一瞬思考が止まるも、すぐに自分が置かれている状況に気づく。慌てて起きあがろうとするも彼女に体を止められる。

 

「そんなに慌てなくも大丈夫だよ。私から近づいんたんだから」

 

普段の彼女からは出ると思えない言葉に驚きを隠せない。

 

「ふふ...普段の私と違って驚いたようだね。ずいぶんゆっくりお休みになっていたけれど私なら襲われないとでも思っていたかい」

 

そう言った声は少しだけ震えてるような気がした。彼女の顔を見ると白い肌が少し赤みがかっている。

 

その顔を見られたくないのか、手で目を覆われる。

 

「ウタハ 大丈夫?無理してない?」

 

「私がやりたいんだ。私だって先生を独り占めしたい時もある...」

 

彼女からの好意に驚く。お互い沈黙が続き静かな空間に時間だけがゆっくりと過ぎていく。

 

目を覆っていた手がどけられ、優しく頭を撫でられる。細く長く繊細な指の小指についたネイルに気づく。

 

前にウタハと出かけた時にお店でウタハがネイルをつけてもらっていたことを思い出す。

 

「ウタハ...ネイル...」

 

ネイルのことに触れるとウタハは微かに笑みを浮かべた

 

「気づいたかい。あの時から練習してるんだ。少しでも女の子らしくなれればと思ってね。どうだい。少しは様になっているだろう」

 

「ああ 似合ってるよ」

 

ウタハはその言葉を聞いて、それ以上言葉は発さなかったが嬉しさを噛み締めているようだった。

 

.....

.....

.....

.....

 

「そろそろいいよ 悪かったね先生

 似合わないことはするもんじゃないね」

 

私は体を起こしウタハの方を向く

 

「そんなことないよ。ウタハのお陰で疲れが取れたよ。またお願いしてもいい?」

 

ウタハの顔がまた赤く染まる。

 

「....ああ」

 

「今度の休日は一緒に出かけようね」

 

その言葉にウタハは無言で頷く。

 

こうして久々の休日は過ぎていった




ウタハの作業音を聞きながら眠りに着きたいだけの妄想
ウタハのASMRください

初めて描いたので読みづらかったらすみません。
応援団ウタハはまだ読めてないので初期の白石ウタハのみを元に書いてます。

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