悟空(GT)「はあああああああああああ!!!!」
合体ザマス「があああああああああああ!!!!」
超サイヤ人4孫悟空(GT)の紅い拳と、半身が崩壊した合体ザマスの紫色の巨大な右拳「崇高なる鉄槌」が正面衝突し、生じた衝撃で大地に亀裂が入る。
2人はそのまま押し切ろうとお互いオーラを全開で噴き出し、力を爆発させる。だが凄まじい拳同士のせめぎ合いは合体ザマスが押し勝ち、悟空(GT)は異形の腕の餌食になって後方に吹っ飛ばされる。
悟空(GT)「ぐっ……!!」
悟空(GT)はすぐに身体を一回転して体勢を整え、迫りくる追撃を紙一重で避けると合体ザマスの腹に回し蹴りを決め、さらに逆回転して後ろ回し蹴りを崩壊した方の顔面に繰り出す。
合体ザマスが少し後退すると、地を蹴った悟空(GT)は飛び上がって疾風のように姿を消し、それを追って合体ザマスも超スピードで姿を消す。
合体ザマス「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉーーー!!!!」
悟空(GT)「これならどうだ!!!!」
ブロリー以上の大きな右腕と、左手には長剣状の気の刃「激烈神裂斬」を作り上げて乱暴に振り回し、悟空(GT)を追い詰める。すると、悟空(GT)も同じく両手を手刀にして気の刃を形成、ブラックと違ってピンク色ではなく外側が黄金で内側が青白く光り、超サイヤ人2のようにスパークを伴った刃で合体ザマスの攻撃に対抗する。
合体ザマス「そんな猿真似で勝てると思うなあぁっ!!!!」
悟空(GT)「くっ…! デタラメな攻撃しやがって……!!」
金と青の剣と、赤紫色色の刃はぶつかるたびに火花を散らし、互いに残像が残るほどの素早い攻撃は変幻自在の軌道で繰り出されるが、力任せに来る合体ザマスの攻撃に悟空(GT)は徐々に劣勢になる。
合体ザマス「でぃああああああああ!!!!」
悟空(GT)「っ!!!」
突如、紫色の巨大な手から手のひらサイズの火球「聖なる逆鱗」を発動、それを悟空(GT)に押し当てゼロ距離で放った。火球は悟空(GT)を呑み込み、たちまち暗い世界が明るくなるほどの大爆発が起き、高熱と爆風が一気に広がった。
悟空(GT)「ぐわああっ!!!!」
即射撃ちのため威力は半身崩壊前に撃った時より低いが、防御の体勢を取る暇も無く直撃して大ダメージを受けて、粉塵を巻き上げながら大地に叩きつけられた。更に反動で身体が何度もバウンドしながら瓦礫に転がり、うつ伏せに倒れるものの即座に起き上がって突撃、合体ザマスが巨腕を振るって放った竜巻状の拡散する電撃「断罪の螺旋」を掻い潜って、勢いを付けた頭突きをおみまいする。
合体ザマス「ぐうっ…!! キサマごときにィ……人間ごときに我が負けるかああっ!!!!」
悟空(GT)「オメェこそ……神様だからって、何でもかんでも好き勝手すんじゃねぇぞ!!!!」
僅かに怯んだ合体ザマスだが、すぐに紫の巨大な右腕と左手の刃を一心不乱に振るい、悟空(GT)も対抗して攻撃を続行。重い一撃によるパワーでは合体ザマスが、手数の多さとスピードでは悟空(GT)が優勢となっていたが、少しずつ合体ザマスのパワーについていけなくなり、戦局がどんどん傾いていく。
ベジータ「一体どうなっているんだ…!? 何故ザマスの身体が元通りに再生していない!?」
シン「寧ろ再生するどころか……壊れてる?」
悟空(GT)と合体ザマスの一歩も引けない激戦が繰り広げる中、ガレージに居る悟空(超)達は合体ザマスが元通りに再生する事無く、異形な姿への豹変ぶりに驚く。シンの言う通り壊れているという表現が、まさに今の合体ザマスにピッタリだった。
一体何故あんな事が起きたのか――ゴワスは様々な要因をまとめて、1つの仮説を建てた。
ゴワス「…………どうやら今のザマスは、完全な不死身ではなくなったのかもしれん。 不死身の方のザマスと、不死身でないブラックの肉体と一体化した事で、不死身の力に綻びが生じ不完全になったようだ」
ブルマ「そうか。 ダメージを受けない身体と、ダメージを受ける度に強くなる肉体は力の性質が真逆だから、上手く噛み合わなかったんだわ」
ゴワス「うむ………そして先ほどの大きすぎるダメージを負ったことへの怒りで肉体、精神とも不安定な状態に陥ってしまったのだろう……」
マイ「それってつまり――!!」
トランクス「ザマスを倒せるチャンスかもしれないって事ですか!?」
それを聞いたトランクスとマイは、勝利の兆しが見えて来たと思い始める。
死なない身体と、ダメージを受ける度に強くなる肉体という両方の性質を持つ合体ザマスには絶対勝てないと思われたが、悟空(GT)の攻撃がその無敵の力が崩された。
不死身の身体が完全ではない状態ならば、もしかしたら勝てるのではないかと――。
ゴワス「恐らく、あの状態から“圧倒的なパワー”をぶつければ、或いは………」
悟空(超)「……“圧倒的なパワー”……か………」
しかし、完全に倒すには「圧倒的なパワー」が必要と言われて、3人のサイヤ人達は難しい表情になる。仮にゴワスの言う事が正しければ、少なくとも先ほどの悟空(GT)が撃った「10倍かめはめ波」という強大すぎる技よりも更に強い力が必要となるが、あれだけのパワーを発揮出来る者は今この場に居ない。
しかも、合体ザマスはあの状態になってからより戦闘力が上昇しているようで、超サイヤ人4の悟空(GT)が徐々にジリ貧になり始めてる。
このままでは現状が悪化する一方で、自分達も何かしらアクションでも起こさない限り戦局は良くならないだろう。
何時彼が倒れてしまうのも、時間の問題だった。
悟空(超)「……………………………………………」
ベジータ「……………………………………………」
そんな中、彼等の戦いの先を見据えたような表情で見ていた悟空(超)とベジータ。だいぶ休めたお陰で疲労していた身体は苦労なく動けるようになり、全快とは程遠いものの通常の超サイヤ人になる程度の体力は戻ってきている。
だが今の2人の実力では、もうこの戦いではただの足手まといでしかない。仮に体力が全開な状態で戦おうが、そして意地を捨てて共闘しようが、天使レベルの領域に足を踏み入れた合体ザマスには勝ち目ゼロである。
それでも――このまま別次元の悟空(GT)だけ全て任せっきりにしてしまうのは、何時も最前線で全力で戦ってきた彼等の性格上、やはり納得がいかなかった。
ベジータ「………………カカロット」
悟空(超)「…………ああ」
今の2人さえも手出しが不可能な領域にある目の前の現状に、彼等はお互い「このままではダメだ」という共通の感情と考えを抱く。そして何か決心したかのような顔つきとなり、行動を起こそうとしていた。
トランクス「父さん、悟空さん、どうしたんですか?」
ブルマ「まさかアンタ達……、戦うつもりなの?」
悟空(超)「………………何時までも、こうしてただ見てるだけじゃあダメな気がするしな。 せめて……せめて一発くれぇ、ザマスに一泡吹かせてやる……!」
トランクス「だったら、オレも戦います! 皆んなであっちの悟空さんと一緒に戦えば、絶対にザマスに勝てます!!」
悟空(超)とベジータが再び戦う姿勢を取り始めたので、トランクスもまた父親達と共に戦おうとした。最早今の合体ザマス相手には、自分の攻撃なんて1つもダメージは通らないだろうが、ようやく見えて来た勝利への道がまた途切れない為にも、ふらふらな身体に鞭を打って力を振り絞る。
もう誰の人の命が失われる瞬間のを見たくないし、未来の平和を取り戻したい。この世界の運命があの邪神の手の中にあるなら、自分達の手で何としてでも奪い返さなければならないと、それがトランクスを動かす。
ベジータ「………………」
しかし、そんな無理をしているトランクスを、ベジータは見る。
彼も肉体的には大分回復しているが、「復活パワー」を2回も使用した事もあって体力的もう戦えるほどの力は2人よりも残っておらず、立ち直りつつあるがメンタルもボロボロの状態だ。
この世界の最後の戦士とはいえ、これ以上は戦わせられなかった。
ベジータ「……トランクス、オマエは此処に居て休んでいろ……もう、戦わなくていい……」
トランクス「で…ですが父さん―――がっ!!?」
戦う意欲を見せても父親に止められ、それに対して抗議しようとするが、突然お腹に伝わった鈍い痛みを最後にトランクスは意識を手放す。力無く倒れる我が子を、気絶させた父親本人は地面に倒れないよう優しく受け止める。
ベジータ「……オマエは今まで、充分過ぎるほど頑張った。オレが休めと言えば休め。 命令だ」
ブルマ「ベジータ………」
気絶させたトランクスに、ベジータは普段の自分らしくない言葉で労った後、彼をブルマとマイに預ける。彼女達に預ければ取り敢えずトランクスは大丈夫と判断して、ベジータは悟空(超)に並び立つ。
悟空(超)「ベジータ……別にそこまでしなくても良かったんじゃねぇか?」
ベジータ「ああでもしないとアイツは無理しようとしやがるからな……。 オレ達の時代のトランクスと違って、アイツは責任感が強すぎるんだ……」
今さら父親振るなんて、自分でも都合が良すぎるのは分かっている。それでもベジータはサイヤ人の王子としてではなく、地球に住む1人の父親として、息子のトランクスが傷付く姿はもう見てられなかった。
悟空(超)「…けど、どうするんだ? トランクスに無茶させなくねぇのはオラも賛成だけんど、今のオラ達の体力じゃあブルーに変身しても3分も保たねぇし、そもそも全力の時のパワーとは程遠いぜ?」
ベジータ「んな事は分かっている! それを今から考えるんだ」
とはいえこの体力ではまともに戦えないのもまた事実で、戦場に出てもすぐに殺られるのがオチだ。
合体ザマス相手なら仮に全開でも不利な事に変わりないだろうが、せめてブルーに変身出来るだけの体力はほしいところ。
其処へ、ヤジロベーが1つのホイポイカプセルを懐から取り出し、それを悟空(超)に渡して来た。
ヤジロベー「おい、悟空! これさ使え!」
悟空(超)「おっ? ヤジロベー、このカプセルは何だ?」
ヤジロベー「いいから、はよ開けてみぃ!」
彼に言われるがままに、悟空(超)はヤジロベーから貰ったホイポイカプセルのスイッチを押す。そして「ボンッ!」という音と共に出てきた物を見て、皆は驚いた。
なんと、この世界では既に失ったと思われていた筈の「仙豆」が1粒だけ出てきたからだ。
悟空(超)「コレ……仙豆じゃねぇか!! オメェ、1個だけ持ってたんか!?」
ヤジロベー「……カリンの塔に残ってた仙豆の苗木をよぉ、何とかして育てようとしたんだけんども、1個しか出来んかったや……。 だから、本当に必要になった時んの為に、ず〜っと懐に隠しておいたんや。 今まで黙ってて、本当にすまん……」
実はトランクスが人造人間を倒した後にヤジロベーはカリンの塔に登り、其処で仙豆の実がなる苗木を発見していた。それを見たヤジロベーは、上手くいけばまた仙豆が出来ると思って、ブラックが地球に襲来するまでその苗木を育てていたのだ。
しかし、仙豆は他の植物と違って実が出来るまでの成長がとてつもなく遅く、そもそも苗木の正しい育て方が今は亡き塔の主カリンのみしか知らない。塔に残されていた巻物を読んだりと色々と試したが結局上手くいかず、ようやく奇跡的に1粒だけ出来たが、その時に苗木も枯れてしまう。
ヤジロベーはその1粒をホイポイカプセルに入れ、どれだけ怪我や空腹に見舞われても、本当に必要な時の希望となる為に、ずっと懐にしまって隠していたのだ。
そして今まさに必要な時と判断し、今まで黙っていた事を謝罪し、
悟空(超)「そうだったんか………。 サンキューな、ヤジロベー! オメェが守ってくれたこの1粒、使わせてもらうぞ!」
黙っていた事に関してヤジロベーは申し訳無い気持ちで謝罪したが、悟空(超)は彼を咎める気は全く無く、寧ろこの一番大事なこの時まで残して置いてくれた事に感謝する。
早速悟空(超)は貰った仙豆を綺麗に半分に割り、1つは
2人は託された希望の欠片をよく噛み砕いて、しっかりと噛み締めて味わい、飲み込んだ。噛み砕いた仙豆が喉を伝って胃の中に入ると、たっぷりの栄養が全身に隅々まで伝わり、身体の奥底から徐々に力が漲っていった。
悟空(超)&ベジータ「「はあぁっ!!!」」
気合いを高めて一瞬だけ白いオーラを纏い、体力がほぼ満タンになった事を確認する。半分ずつとはいえ仙豆の効果はやはり凄まじく、自然回復した分も合わさって、概ねフルパワーに近いレベルまで復活する事に成功した。
これならもう一度、戦える。
シン「悟空さん、ベジータさん、コレを使って下さい!」
悟空(超)「界王神様、コレって……」
すると今度は シンが自身の耳に付けているポタラを外し、悟空(超)に渡そうとして来た。それは即ち悟空(超)とベジータも合体して、1人となって戦うべきだという事だろう。
シン「悟空さん達も合体してベジットになれば、少なくとも今よりはザマス相手にもマシに戦えるはずですよ!」
悟空(超)「…………………ベジットか………」
自信ある表情で語るシンに、悟空(超)はポタラを見つめて考える。今の彼等がベジットになって超サイヤ人ブルーになれば、想像を遥かに上回る圧倒的な強さを発揮すると思われる。
それこそ、あの破壊神の中でも最強クラスに位置するビルスすら超えてもおかしくない。
それでもまだ天使レベルには届かないものの、合体戦士ならすぐに負けないくらいには頑丈だし、いざとなれば界王拳で更に戦闘力を底上げする事も可能だ。
ベジータ「ふざけるな! 魔人ブウの時は偶然に合体が解除出来たが、それはチビ達のフュージョンと違って、使えば二度と元には戻れないんだろ!! もうコイツと合体なんかするか!!」
しかしこの時ベジータは、合体という単語を聞いて拒絶反応をする。唯でさえ悟空(超)とまた1つになるなんて己のプライドが許さないというのに、使えば永続的に合体し続けるポタラの使用は彼にとって反吐が出る思いだ。
あの時は魔人ブウを倒す以外にも吸収された悟飯達を救出する為に合体を選び、ブウの体内でバリアを解いた直後に何故か合体が解除された。
今度も運良く元に戻るとは限らない――それが1番の懸念点であるベジータだが、それはゴワスの発言によって否定された。
ゴワス「いや、それは少し違う」
ベジータ「………何?」
ゴワス「確かにポタラを使えば二度と解けないのは事実だが、それは界王神が使った場合に限る。 2人のうち何方とも界王神でない場合、合体は1時間に制限される」
シン「以前、貴方達が使ったご先祖様の古いタイプのポタラも、同じ効果だったのかは分かりません。 ……ですが、何方にせよ今度は戻れないという心配はありませんので、安心して下さい」
なんと、ポタラによる合体時間永続は界王神が使用したのみで、人間が使用した場合は1時間で解除できるという
……正直言ってあの時は体感的に1時間も戦っていない気がするが、おそらく老界王神のポタラは大昔のタイプ故に若干性能が違ったのか、劣化して合体の効力が薄れていたのか、それか魔女のババアと合体した時に性能が変わったのだろう。
何にせよ、今度は以前よりも合体への敷居が低くなり、1時間だけ我慢すれば元に戻れる事をベジータは知った。
しかし――、
ベジータ「………だとしてもだ! オレはコイツと合体なんかする気は無い!」
悟空(超)「………ヘヘっ! やっぱそうゆうと思ったぜ! 界王神様、すまねぇけどコイツは一旦返すよ。 オラ達は先ず合体しねぇで戦おうと思う」
それでもベジータは、ポタラを使って悟空(超)と合体する選択を拒んだ。更に彼の強い意志を見た悟空(超)もまた「ニッ」と笑ってその意見に賛同し、2つ一組のポタラをシンに返却した。
シン「そんな…! こんな時まで……!!」
2人のサイヤ人が選んだ選択に、ポタラを返却されたシンはとても信じられなかった。彼等がなるべく自分の力で戦う事に強い拘りを持つのは分かっているが、魔人ブウ以上に宇宙の危機にも関わらず、このような切羽詰まった状況でも自身の拘りと意地を貫き通そうとしているからだ。
今回ばかりはハッキリ言って異常に感じたシンは、珍しく我慢ならず声を荒げる。
シン「いいですか! 今のお二方では、ベジットになったところで今のザマスには勝てない! …ですが、戦闘力の差が少しでも縮まる分には、合体した方が最善策な筈です!! ……それとも、この世界の危機より自分達プライドの方が、よっぽど大事なんですか!?」
悟空(超)「………そうゆう訳じゃねぇさ。 界王神様の言う通り、今のオラ達じゃあ合体してもザマスには勝てる気がしねぇ……。 でもよぉ、仮に合体して戦っちまったら、解けた時に二人分のエネルギーが一気に無くなっちまう……。 けんど……」
シン「2人なら…たとえ1人やられたとしても、まだもう1人が戦える……と…………」
悟空(超)「まあ、そうゆう事さ………」
とはいえ、流石に悟空(超)も無策で合体を選ばなかった訳ではなかった。ポタラ合体して1人になれば確かに強い力は得られるだろうが、その分合体ザマスからの攻撃が集中的に襲って来る事になる。
あそこまで力の差があると、どれだけ気の操作や格闘の技術が優れていても、頑丈な身体があっても、全て圧倒的な力の前に捻じ伏せられてしまう。そうなればあっという間に体力が底を尽き、合体が解けた時にはどちらもエネルギーが無くなった状態になってしまうが、2人で戦えば合体ザマスの攻撃が分散されて、いきなり全滅する可能性は低くなる。
そして1人が負けた場合でももう1人が残っていて、より長く戦う事が出来る――悟空(超)が敢えて合体を選ばなかったのは、そういった理由があった。
悟空(超)「――あっ! ところでゴワス様。 さっきの説明だと、今のザマスもいずれ合体が解けるかもしれねぇって事だよな? だとすりゃあ、制限時間は後どれくれぇなんだ?」
ゴワス「うむ……ザマスもまた、正式に界王神に昇格していない故、条件は同じだ。 地球の時間で既に約25分前後経っているため、残りは約35分程度だろう……。 だが、肉体が違うとはいえ中身は何方もザマス……同じ存在同士が合体した例は一度も無い。 もしかすると、ポタラが誤認して細胞レベルまで融合し、1時間経っても解除されない可能性もある。あまり期待しない方が良いだろう……」
悟空(超)「……って事は、1時間以上戦う事になるかもしれねぇのか………。 教えてくれてありがとな、ゴワス様。 そんじゃ皆んな、ちょっくら行って来る!」
ゴワスからアドバイスを貰い、これから赴く戦いに対して改めて気を引き締めた悟空(超)は仲間達に声をかける。
そして、これから戦場に向かう2人のサイヤ戦士を、界王神と仲間達が見届ける。
ヤジロベー「おう! おみゃあ達なら出来る! 思いっ切りブチかましてやれぃ!!」
ブルマ「貴方達、これだけは約束して! 必ず…必ず生きて帰ってくるのよ!」
マイ「ベジータさん、トランクスの事は私が見てますので、任せてください!」
シン「もしポタラが必要になったら言ってください! すぐに届けます!!」
ゴワス「お二方、私が言える立場ではないのは承知の上だが、どうか……我が弟子の蛮行を止めてくれ……!」
悟空(超)「ああ! よ~し、行くぞベジータ!!」
ベジータ「……フンッ!」
仲間達の応援の声とゴワスの悲痛な思いを受け取り、覚悟を決めた悟空(超)とベジータは白いオーラを纏い、悟空(GT)と合体ザマスが激突する戦いの場に向かった。
悟空(GT)「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
合体ザマスの猛攻の前に、遂に片膝が地に付いてしまい息を切らし始めた悟空(GT)。どうやらブラックの特性はまだ完全には失っていないようで、半身が崩壊して不安定になった分、逆にパワーが上がって一気に戦闘力の差が大きくなってしまっていた。
ここまで戦力の差があると、悟空(GT)が今までの戦いで積み重ねてきた力はもちろん、知識・経験・技術を持ってしても差を埋める事が難しい。
最強の必殺技「10倍かめはめ波」をも耐え、異形の姿となってさらに強くなった合体ザマスを相手に、倒すのは困難になってしまった。
悟空(GT)(今のザマスを倒すには……やっぱ“あの技”しかねぇようだな………!)
――いや、厳密には今の合体ザマスを倒す手段が1つだけある。どんなに戦闘力差のある強敵であっても、たった一撃で覆してしまう奇跡の大技。
幾度と修業と戦いの中で悟空(GT)が唯一独自に編み出した、全ての邪悪を穿つ絶対的なる黄金の拳――それを合体ザマスに使おうというのだ。
――だが、完全ではなくなったとはいえ相手は不死身の身体を手にし、強大な戦闘力を持った合体ザマス。中途半端に使っても倒し切れない可能性があり、もしそうなったら完全で無くとも再生されて余計にエネルギーを消耗するだけだし、他にも何が起こるか分からない。
勝利を掴むにはセルや魔人ブウと同様、細胞1つ残さないように確実に決める必要がある。
だからこそ一か八かの賭けとしてすぐに使用せず、慎重に使い時を悟空(GT)は狙っていた。
悟空(GT)(くっそぉ~……! こんなやべぇ状況だって時に、何で“これ以上のパワーが出せない”んだ………!!)
――それに悟空(GT)は、今まで完全な全力で戦えていなかった。風邪を引いて調子が悪いとかではなく、“超サイヤ人4自体”のポテンシャルも問題なく発揮出来ているのだが、今出せる力を全開にしているにも関わらず、何故か全力を出し切れていないような感覚に見舞われていた。
その感覚の正体については、なんとなく悟空(GT)も察しが付いている。
それは一星龍を圧倒した、これまでの
あれは一時的なパワーアップだと認識していたから、悟空(GT)は自力で至るモノではないと思っていたが、どうやら知らず知らずのうちに自分の力として取り込んでいたらしく、あの時の感覚を身体が覚えていた。
あれを上手く引き出せば、邪悪龍達との死闘を乗り越えて以前よりもさらに強さを増した今の自分なら、それこそ超一星龍と同等以上の戦闘力が手に入るだろう。
その力を再現すべく合体ザマスと激闘しながら、何度も気を高めて限界を超えようとしたが、まるで
一体何が原因なのか、何が足りないのか、それとも自分の力だけでは不可能なのだろうか。
合体ザマス「死ねええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」
悟空(GT)「くっ……!!」
そんな事お構い無しに、闇のオーラを噴き出した合体ザマスの鉄槌が容赦なく襲って来る。悟空(GT)はパワーアップを諦め、とにかく今出せる全力を引き出させて合体ザマスに迎え撃つべく構える。
しかしそれは、距離が約20mを切った辺りで別の方向から放たれた気功弾が、合体ザマスの顔に命中した事によって動きが止まり、鉄槌が悟空(GT)に当たるのを阻んだ。今の大層な技名の気弾といい、そして聞こえたかけ声といい、撃った者の正体は間違い無く彼だ。
悟空(GT)は撃ってきた方へ目を向けると其処には、超サイヤ人ブルーに変身した過去の世界のベジータが居た。ベジータは近くまで飛んで来ると悟空(GT)の後ろに着地して、合体ザマスを睨みつけながらも悟空(GT)と話す。
ベジータ「退いてろ、別次元のカカロット。 キサマの出番はもう終わりだ! ザマスはこのオレ……サイヤ人の王子であるベジータが倒す!!」
悟空(GT)「……どうしたんだよベジータ、もしかして交代してほしいんか? ……オメェのプライドを傷付けるようで悪いが、戦うのは辞めとけ。 殺されっぞ」
ベジータ「……フンッ! ザマスを押し切れないクセしてよく言うぜ! いいから退け! 邪魔だっ!!」
悟空(GT)「あっ、おいっ――!!」
すれ違い様に悟空(GT)を押し退けて合体ザマスの前に出るベジータを、悟空(GT)は慌てて彼を止めようとする。決して今のベジータが弱い訳ではないが、あの合体ザマス相手には天と地で言い表せないほどの力の差があり過ぎて、このまま挑むのは自殺行為だ。
――だが其処へ、後ろからもう1人の悟空(超)が肩を掴み、ベジータを止めようする悟空(GT)を制止する。
悟空(超)「別次元のオラ……勝手で悪いけんどよ、今度はオラ達に交代してくれねぇか? ……オラ達も、やられてばっかのまま終わっちまう訳にはいかねぇんだ!」
悟空(GT)「この次元のオレ……だが、オメェも分かってるだろ…? 今のザマスは、とんでもねぇ強さだってのをよぉ……。 下手したら、死んじまうもしれねぇんだぞ…?」
悟空(超)「ハハッ、それぐれぇオラも分かってるさ。 ……分かった上で言ってる。 頼む!」
これ以上の犠牲者を出したくない故に悟空(GT)は交代を拒むが、生半可な覚悟で来てない2人はそれを承知した上で交代しようとしてくる。
そして――まだ敵だった頃のベジータが地球から脱出しようとした際、逃がすまいとクリリンが刀で止めを刺すのを辞めさせる時に使ったテレパシー能力で、合体ザマスに気づかれないように自分達の意図を彼に伝えた。
悟空(超)『オラ達が時間を稼ぐ……その間にオメェはありったけのパワーを高めて、特大の一撃でヤツを倒してくれ! …あるんだろ?その“超サイヤ人4の上をいく力”をな……!』
過去の彼等が決意を持って再び最前線に出たのは、時間稼ぎだった。悟空(GT)にエネルギーを高めてもらっている間、合体ザマスが彼の邪魔をさせないように相手をするのが、悟空(超)とベジータの目的だった。
自分達では倒す事が出来なくても、歴戦を勝ち抜いた悟空(GT)なら完全に倒してくれるかもしれないと思い、本当の意味で全てを託す事にしたのだ。
それに悟空(超)も、悟空(GT)の戦いの記憶を見た時から、「彼なら超サイヤ人4を超える力を発揮出来る筈だ」と、なんとなくではあったが薄々気づいていた。
過去の自分がテレパシーで言葉をそう送ってきたので、悟空(GT)もまたテレパシーで合体ザマスに悟られないように口に出さない会話をする。
悟空(GT)『オメェ…気づいてたのか……。 けどこの力は、オレ1人で変身する事が出来ねぇんだ……』
悟空(超)『大丈夫さ、オメェなら出来るって! オラ達に出来ねぇ事を、何度もやってのけちまうオメェならな! だからよぉ……自分を信じろ!! 孫悟空!!!』
悟空(GT)「―――!!!」
偶然にも悟空(超)の言葉は、悲劇の元となる究極ドラゴンボールを完全に消滅させる為に、地球と滅びの運命を共にした生前のピッコロが言った最後の言葉と重なる。
「お前に不可能なんて無い、自分を信じろ」と――まさか自分自身に励まされるとは思っておらず、それを聞いて「フッ…」と笑った悟空(GT)は、彼等にこの場を任せる事にした。
悟空(GT)「そうか……。 そんじゃ暫くの間、代わってもらうとすっか……」
悟空(超)「ああ、任せてくれ!」
2人の孫悟空はお互いすれ違いざまにハイタッチをした後、悟空(超)はベジータと共に合体ザマスの方へと向かい、悟空(GT)はその場から一瞬で消えた。
悟空(GT)は瞬時に大気圏ギリギリの所まで移動、宇宙の中で1番環境が整った美しい地球が丸い事を自覚させられるくらいまでの高さまで来た。
空気が極端に薄い中、フルパワーを超えた力を再現するべく超サイヤ人4の悟空(GT)は心を落ち着かせて精神統一し、気を高める。
悟空(GT)「はあああああああああ…………!!!!!」
黄金のオーラが彼を包むと周りに青白いスパークが発生して、徐々にその勢いを増していく。時間稼ぎをしてくれた2人の為にも、一刻も早く限界を超えなければならない。
激しくなる黄金の気の中、悟空(GT)は自身の深層に眠る潜在的パワーを目覚めさせるべく、周りの情報をシャットダウンして気を高める事に集中した。
合体ザマス「今更何をしに来たのだ……脆弱なサイヤ人ども……! まさか、わざわざ自ら裁きを受けに此処まで来たのか……?」
一方で地上では、半身が崩壊して異形になった合体ザマスと、超サイヤ人ブルーの状態でいる悟空(超)ベジータが対峙している。相手が一気に格下に代わったからか、先ほどまで激昂していた合体ザマスは落ち着きを取り戻し、背後に再び神の光輪を発生させる。
光輪の色は崩壊前の虹色混じりの白色ではなく、超サイヤ人ロゼのような禍々しい黒混じりのピンク色だった。
ベジータ「…わざわざ質問しなくても、キサマも分かっているだろ!!」
悟空(超)「オメェをぶっ倒しに来たんだ! ザマス!!」
合体ザマス「倒すだと……? 破壊神の域すらも達していないキサマ等が出たところで、無駄死以外に何が出来ると言うのだ……? 見ていてあまりに見苦しいぞ……!!」
悟空(超)「ヘヘッ、そんな事………やってみなきゃ分かんねぇさぁっ!!」
ベジータ「オレ達を………サイヤ人を甘く見るなっ!!」
彼等の目的は時間稼ぎではあるが、それでも本気で合体ザマスを倒す気持ちで此処に来た。もう戦闘を楽しむフェーズは既に過ぎ去り、何がなんでも目の前の邪神を倒さなければ、人間は全滅されて全てが終わってしまう。
もう1つも失敗は許されないし、どんな相手だろうが絶対に負けられない。
悟空(超)&ベジータ「「行くぞっ!!! ザマス!!!!」」
過去からやって来た2人の超サイヤ人ブルーは力を解放し、神の気のオーラを纏う。半分の仙豆の力でほぼ全力に近いパワーを発揮するが、合体ザマスはそれを見て呆れた顔になる。
合体ザマス「また懲りもせずブルーか……。 芸も無ければ、学習もしないヤツ等だ……。 超サイヤ人ブルーも、キサマ等も、最早過去の存在……嘗ての栄光に縋るオマエ達に、未来なんて無い…!」
もう超サイヤ人ブルーに意味は無いと吐き捨てる合体ザマスだが、そんな事なんて無視して2人は神気を高める。
気を高めていくと2つの輝く水色の火柱が大きくなっていき、共鳴するように大地が揺らぎ、地響きが鳴り響く。
悟空(超)「はああああああぁぁぁぁぁぁ…………!!!」
ベジータ「かああああああぁぁぁぁぁぁ…………!!!」
穏やかになびくオーラは徐々に激しくなり、その中で2人のターコイズブルーの逆立った髪がチカチカと青く点滅し出す。水色のクリアで質の高い神の気は、青くより純度が高まって高濃度になりながら、更に戦闘力が上昇していく。
ベジータ「くぅぅぅ………!!! オ……オレは……!! もうアイツに……これ以上……辛い顔を……思いを……させる訳にはいかないんだ……!!!」
神気を高める中でベジータは、追い詰められて辛く苦しい思いをさせた未来の息子が頭に浮かぶ。
自分が周りの影響を受けて穏やかになり、1人の父親の自覚を持ったきっかけを作ったのは間違いなく彼であり、甘くても優しい息子を傷付けたヤツはたとえ神でも許さない。
悟空(超)「ふんぐぅぅ……!! ぎぎ…ぎ……!! 負けられねぇ……!! キサマに殺された……チチと…悟天……!! そして………この世界の、皆んなの為にも…!!!」
同じく神の気を上げる悟空(超)は、並行世界でブラックに殺された妻と次男、更にこの未来に生きる人々の事が頭に浮かぶ。
幾多の冒険と戦いの中でもこれだけ悲惨な事件は他に例は無く、彼等の無念を晴らすべく心を燃やし魂を震わせる。
ベジータ「アイツの為なら…キサマがどれだけ強いかなんぞ、知った事かっ!!!」
悟空(超)「オラ達はオラ達で……何度だって、限界を超えてみせてやらぁ!!!」
ベジータ「そして………ザマス!!!!」
悟空(超)「キサマを……倒す!!!!」
殺されてきた人々の為、そして家族の為なら2人は命を燃やし、怒りを燃やし、敵を倒すまで全てを守り救う戦う覚悟である。
それは――今がその時だ。
ベジータ「ずああああああああああああああああ!!!!!」
悟空(超)「はああああああああああああああああ!!!!!」
最高レベルにまで気が高まった2人は青く光る目を見開き、彼らは轟く咆哮と共に紺色の光に包まれる。そして、光が弾けて2人は己の限界の殻を破り、更に飛躍的に戦闘力が上昇した姿を現す。
逆立った髪は少しボリュームアップして尖っており、ターコイズブルーから濃く綺麗な青色、瞳は髪と同様の青色に黒の瞳孔が現れて輝いている。また体つきが変化する前と比べてガッシリした体格となり、額・胸部・肩・二の腕などに血管が浮かび上がる。
更に纏うオーラは内側が濃いめの水色で、外側が鮮やかな紺色に近い青色になり、全身が光り輝いていた。
ベジータ「コレが、今のオレ達の全てだ!!ザマス!!!」
悟空(超)「その名も…『超サイヤ人ブルー進化』だ!!!」
過去の戦士達が覚悟を決めて限界を超えた時、神の力が極限に高まり煌めく進化を遂げた超サイヤ人ブルーの新境地。
ブラックが超サイヤ人ロゼ進化になったように、悟空(超)とベジータも同じように今までの超サイヤ人ブルーを遥かに凌駕する力を我が身に集約させ、限界突破する事で進化した形態。超サイヤ人ロゼ進化と同様に体力の消耗や肉体への負担が大きくなっているが、その代わり通常のブルーから強さが飛躍的に上昇し、全てのステータスも大幅に強化されている。
超サイヤ人ブルーの先の力であり、本来の歴史よりもベジータは早く覚醒したに加え、本来の歴史と違って悟空(超)も同じくこの領域に至る事に成功したのだ。
合体ザマス「何をするかと思えば…………またか……、人間はまたなのか……。 人間は常に神を模倣する……。 何故だ…? 神が偉大な故か? 神が美しすぎる故か…? しかし悲しきかな……。 憐れむべきかな……。 神が行えば『善』となる事も……、人が行えばこれ皆『悪』となり……、罪となるのだ……!」
彼等がやったのが合体する前のブラックの真似事だと分かると、人間が神の真似をする浅はかな行動に呆れながら更に自分に酔う合体ザマス。
自分がやる事は全て善だが、人間が行えば悪となり罪と決めつける支離滅裂な邪神の言葉は悟空(超)とベジータには全く響かず、2人は無視して戦闘体勢に入る。
悟空(超)「いいかベジータ!! 1発でもアイツの攻撃に当たんじゃねぇぞ!!」
ベジータ「オレに指図するな!! キサマこそ力を出し惜しみして、先にやられたら許さんぞ!!」
この命懸けの時間稼ぎに、果たして彼等は生き残れるのだろうか。そしてその間、別次元の悟空(GT)は超サイヤ人4を超えて、究極の力を呼び起こす事が出来るのだろうか。
●ヤジロベーが残しておいた本当の最後の仙豆
ご都合主義展開……ま、まあヤジロベーも劇場版では、ピッコロと同じで仙豆係的なポジションなので、原作の超でもコレぐらいはしてもおかしくないかと思います。
●合体しない超の悟空とベジータ
コレは合体ザマス戦を書き始めた時から、今日に至るまでずっと決めていました。
何故合体しない展開にしたのか、それは本編みたくベジットを前座扱いにはしたくなかったからです。
原作漫画に比べて超からどうもポタラ合体のパワーアップ率が著しく下がった感じもしたり、ヒーローズで雑に扱われていたりと、ベジットを再登場させる敷居が低くなった分アニメでもゲームでも良い印象が残ってないので、ならばあえて登場させない展開の方が威厳を守れると判断致しました。
正直言って無理矢理感が強いですが、これはこれで彼等らしいとも思ってる自分もいるので、この場面については賛否が別れるかも……。
●超の悟空が超サイヤ人ブルー進化に変身
超の本編では、超サイヤ人ブルー進化はいわばベジータ専用形態になっているが、この小説ではブラックが先にロゼ進化になった事から、それを見て影響された超の悟空も変身するようになりました。
理由は複数あって……全部言うと長くなるので簡単に話しますと、とある事情で単純にバランスが悪くなるからです。
⚫一星龍を圧倒したあの力
作者代行の親父ぃ「腐☆腐。やっと能天気な読者達も飲み込めたようだなぁ…!全てはこの回の本文の言う通りだ…!こ〜んな最低の神ごときに『GT悟空の究極形態』で戦ってただなどと、その気になっていたお前達読者の姿はお笑いだったぜ☆ラストで文字通り最高の力を持ってしてザマスを葬り去り、完全なる勝利を手にするのが、作者の本来の計画なのだ……。ふあぁ〜はっはっはっはっwww」
読者の皆様「(#^ω^)」キュピッキュピッキュピッキュピッ
作者代行の親父ぃ「シュワット!?駄目だ……!気を静めろ……それ以上気を高めるなぁー!!GT悟空なら必ず!将来ザマスからこの世界を、ドラゴンボール超の未来世界を救い、最高のハッピーエンドにするはずです!お助けください!次回まで……次回までお待ち下s……Door!!?」ア~ウ
……コレに関しては皆様を騙して申し訳ございません。言い訳になるのですが、感想コメント欄で『あの形態』に関するコメントが幾つかありましたが、私はそれについて何も言いませんでした。
そもそも『あの形態』の正式名称をまだ本文でしっかりと書いていません。
最初期は合体ザマス相手に『あの形態』で戦い、トランクスが時間稼ぎをする間に超の悟空達からエネルギーを貰ってヒーローズの『限界突破の方の形態』になって勝利させようと思ってました……。ですが、ドッカンバトルの七夕限定キャンペーンで登場したLR【最高の力の進化】があまりにもかっこよすぎて惚れてしまい、やっぱりコッチで決着を付けたくなりました(因みに作者はドッカン未プレイのニワカ野郎)。
――となると、「原作よりも強くなってるとはいえ流石にGT悟空強すぎじゃね?」と思う人もいるかもしれません。
ただ、私からすれば超サイヤ人4とか関係なく「GTの悟空は破壊神や天使に負けるような存在じゃない」と断じて言います(邪悪龍戦後なら尚更)!!
私が憧れた英雄が!!超の神様達にだって絶対に負けないんだ!!!!
ゴホンッ、失礼しました。
おそらく今回の話で結末が概ね見えて来た読者様もいると思いますが、最後までお付き合いして下さいと幸いです。