GT悟空が超の未来世界を救う話 【完結】   作:ゴジロット

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※2026年7月13日〜2026年9月19日に内容を一部修正しました。主に地の文の書き加えと、登場人物のセリフを少し変更しました。


【第9話】最後の審判か!? 崇めよ讃えよ! 不死にして絶対の神「ザマス」の爆誕!!

 

 

 2人の悟空達はまだ倒壊していないビルの屋上に目を向けると、信じられないモノを見た。其処にはなんと、息を切らすも元気玉で死んだと思われていた超サイヤ人ロゼ進化のブラックが五体満足で生存していて、その隣には下痢で地球から逃亡した筈のザマスが居た。

 

 

ブラック「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ…!」

 

ザマス「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ…!」

 

悟空(GT)「ブラック……!!」

 

悟空(超)「ザマス!!」

 

 

 倒したと思って安堵していた悟空達に、再び緊張が高まって戦闘体勢に入る。無論少し離れた場所に居るトランクス達も感じ取った邪悪な気を察知して、ブラック達が生きている事を確認し驚愕した。

 

 

トランクス「ブラック…!!?」

 

ベジータ「あのヤロウ…! まだ生きていたのか…!!」

 

マイ「それにザマスまで…!?」

 

ブルマ「嘘でしょ…!? なんで…!? まだ効果は持続してるはずなのに!?」

 

 

 一同の中で一番驚いたのは、紛れもなく超PPキャンディーの開発者であるブルマなのは間違いない。それもその筈、超PPキャンディーの効果で絶対に動けないと思っていたのに、ザマスは何事も無かったかのように存在している。

 いくら神といえど基本的な身体的特徴は人間に近いのは明らかだし、超PPキャンディーもすぐに効果が無くなるような代物ではない。

 どうしてなのか混乱するブルマに、界王神達はいくつか仮説を立てる。

 

 

シン「まさかザマスは、自分で自分を切り裂いて、体内のアメ玉を取り出したのか……!?」

 

ゴワス「もしくは……自ら太陽に焼かれて、アメ玉の影響を受ける前の状態に再生したかも知れぬ……!!」

 

 

 同じ界王神であるシンとゴワスのそれぞれの推測は、実は何方も正解していた。ザマスはトイレに閉じ籠もって下痢に苦しみつつも、気の刃で自身の腹部を切り開き、其処へ手を突っ込んでアメ玉を取り出したのだ。

 しかし既に身体には超PPキャンディーの成分が染みついてたのでそれだけでは治らず、一か八かの賭けで今度は自分から太陽の熱で肉体を焼き尽くし、新たに身体を再生させる事でようやく下痢を治した。

 その後、急いで第7宇宙の地球付近に戻って来ると、丁度元気玉の中で消滅しかけいたブラックを見つけて救出、復活パワーで怪我もエネルギーも全快にさせてブラックも復活してしまったのである。

 

 

ブラック「はぁっ、はぁっ…! おのれ〜…! オレとした事が……なんてブザマだ……! 神の力すら纏わぬ人間ごときに、むざむざと敗れるとは……!」

 

ザマス「……どうやら我々は、とんでもない勘違いをしてしまったようだ……。 人間はただの虫ケラなんかではない。 油断してると我等の計画は露と消える……!」

 

 

 だがそれでも、超サイヤ人4悟空(GT)の圧倒的な強さと、ブルマが開発した超PPキャンディーによる影響は大きく、肉体的には体力全快なのに精神的には疲労し切っている。

 それぞれの形で人間の力を思い知らされて、更に自分達の慢心が神々の地位を揺るぎかねない事を知った2人は、もう手段を選んでいる場合ではなかった。

 

 

ブラック「…………仕方ない、我々の『最後の切り札』を切るとするか……。 無知故に宇宙を汚し、神を冒涜する人間どもに、神の真の力を見せる時……!」

 

ザマス「機は熟した、ということか……」

 

 

 劣勢を悟ったブラックとザマスは、2人の悟空達よりも更に高い上空で並び立つ。今から自分達が次のステージに以降するその様を、見せつけるように悟空達を見下ろす。

 

 

ブラック「別次元の孫悟空、この場でキサマの評価を改めよう……。 オマエはメインディッシュでも、デザートでもない……『敵』だ…! 我等の人間0計画における最大の敵だ!」

 

ザマス「超サイヤ人4……神の力を持たずに、人間のまま神をも超えるその力は、決してこの世に存在してはならない!」

 

ブラック「人間どもよ………!」

 

ザマス「我らの輝きにひれ伏すのだ……!」

 

 

 ブラックとザマスは認識を改め、別次元の悟空(GT)という人間と、超サイヤ人4という人間の変身に対して、自分達の計画を揺るがす最も危険な存在だと評価する。

 しかし彼等は人間に対する怒りをむき出しながらも、まるで勝ちを確信したような表情で宣言する。

 そしてザマスが左耳に付けている緑色の『ポタラ』に手をかけようとしたが――、

 

 

 

 

 

ザマス「なっ…!? ポタラが…無い!?」

 

ブラック「どうなってる…!? オレの分までも…!?」

 

 

 なんと、ザマスの片方の耳に付けていたはずのポタラが、其処には無かった。それどころか、気づかぬ内にブラックの分のポタラまで失っており、2人は動揺を隠せない。

 まさか戦闘中に何らかの弾みで取れてしまったのかと考え、もう後が無い2人の神にとってこの状況は最悪だと焦り出す。

 

 

悟空(GT)「……オメェ達の探し物は、コッチだ」

 

 

 そんな中、悟空(GT)の声に反応してブラックとザマスが、彼の方向に目を向ける。すると2人の悟空が右手突き出し、その指先には無くしたポタラが摘まむように持っていた。

 

 

ブラック「キサマ等…いつの間に我等のポタラを…!!」

 

悟空(GT)「戦ってる時にコイツが見えたんでな。 片方ずつ同じ耳に付けているって事は、万が一追い詰められた時はコレで合体する気だったんだろ?」

 

悟空(超)「だからオラ達は戦ってる合間にポタラを奪って、後々で合体出来ねぇようにしたって訳だ。 ……ポタラの合体の凄さは、オラ達やベジータが一番良く知っているからな」

 

 

 界王神やその付き人が両耳につけている「ポタラ」というイヤリングは、一方を装着者同士が互い違いに着ける事で1人の強力な戦士へと合体が出来る神秘のアイテム。合体した際の強さは凄まじく、単純に2人の戦闘力を足し合わせただけじゃない大幅なパワーアップを遂げる事が出来、実際に悟空とベジータが合体した戦士のベジットは信じられないくらいの強さだった。

 そういった実体験もあってか、いくら戦闘狂で強敵と戦いたい欲が強い悟空達も合体されたら流石にヤバいと分かっている為、戦闘の隙を突いてブラック達のポタラを奪ったのだ。

 

 2人の悟空はそれぞれ持っているポタラを、その場で握りつぶす。強力なアイテムの割にポタラ自体は脆く、悟空達の超人的握力で簡単に原型を留めていないくらい粉々に壊れ、指を開けば砂のように落ちて散った。

 

 

悟空(GT)「これでオメェ達の切り札はなくなった」

 

ザマス「くっ……!!」

 

ブラック「…………」

 

 

 最後の手段であった合体が不可能になってしまい、ザマスの表情には悔しさを滲み出る。まさしく彼等の言った通り、ブラックとザマスは切り札として最後はポタラ合体を果たす気でいたようで、不死身の身体とダメージを受ける度に強くなる肉体の両方を持った、不死にして最強の神になる筈だった。

 だが肝心のポタラを奪われて破壊された以上、もう2人の悪神は切り札の合体する事が出来なくなってしまう。

 ――しかし、それに対してブラックはまだ余裕があるかのような顔をしていた。

 

 

ブラック「フ、フフフッ……もしもの時の為に『保険』を残しておいて助かった……」

 

悟空(GT)「保険…?」

 

ブラック「フフフフフフ………」

 

 

 何か意味深な言葉を述べると、ブラックは不適な笑みを浮かべながら、人差し指と中指を立てて額に当てる。それはどう見ても孫悟空が使う「瞬間移動」の体勢だが、もう地球以外に人間は居ない筈なのに一体何処へテレポートする気なのか。

 だがこれに関しては、悟空(超)はある事に気付いた。

 

 

悟空(超)「……はっ! そうか!! マズい!!!」

 

 

 これから何か仕掛ける気でいるブラックの意図が分かった悟空(超)はそれを阻止すべく、急いでエネルギーを手に集中して強力な気功弾を投げつけるように撃つ。

 しかし残念ながら一足遅く、ブラックは瞬間移動で消えてしまい、気功弾はザマスの横を通り過ぎてしまう。

 

 

???「があぁ……っ!!!!」

 

 

 その直後、ブルマ達の居る方向から老人の低い悲鳴が聞こえて来た。それは紛れもなく第10宇宙の界王神であるゴワスの悲鳴で、彼等の居る場所で何かあった証拠だった。

 

 

悟空(超)「しまった!!!!」

 

悟空(GT)「くっ…! そうゆう事か…!!」

 

 

 最悪の事態を想像して悟空(超)は急いで瞬間移動を行い、この反応にもう1人の悟空(GT)も概ね理解したようで、彼もまた同じく瞬間移動で悲鳴の聞こえた方に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルマ「ひえええぇぇぇっ!!!!?」

 

マイ「きゃあぁっ!!!」

 

 

 少しだけ時間を遡って、瞬間移動で急に目の前に現れたブラックに、ブルマとマイは悲鳴を上げる。そんな2人に目もくれず、ブラックは気の刃を形成しながら目にも止まらぬ速さでゴワス接近、「神裂斬」で胸部に目掛けてその刃を突き刺した。

 

 

ゴワス「があぁ……っ!!!!」

 

シン 「ご、ゴワス様あぁっ!!!!」

 

ブラック「わざわざオレを説得のする為に、この世界に来た事を感謝するぞ、ゴワス!!」

 

トランクス「ブラックっ!! キサマアアァァーーッ!!!!」

 

ベジータ「チッ!! くっそおぉぉっ!!!」

 

 

 拳を握り締めたベジータと剣を携えたトランクスが飛びかかるが、ブラックはゴワスの両耳から2つの緑色のポタラを奪った後すぐに瞬間移動してしまい、打撃と剣撃が空振りになる。

 その直後、すれ違いで2人の悟空が同じく瞬間移動で現れて来た。

 

 

悟空(超)「ゴワス様!!」

 

悟空(GT)「おいっ! しっかりするんだ!!」

 

トランクス「ゴワス様!! 死んではいけません!! 目を覚まして下さい!!!」

 

 

 トランクスは倒れそうになったゴワスを受け止めて横にし、必死に声をかけるが、心臓を貫かれたゴワス自身に反応は無く、胸から血が溢れ出てくる。

 最早既に手遅れと思われたが、悟空(GT)はまだほんの微かにゴワスの気が残っている事に気づいた。

 

 

悟空(GT)「…大丈夫だ、まだ生きてる! 今からオレの気を分けてやるからな!」

 

トランクス「オレも手伝います! オレの復活パワーで傷を治します!」

 

 

 悟空(GT)とトランクスは、瀕死状態のゴワスの傷口にそっと手を置き、そこからゆっくりと気を、そして「復活パワー」を流し込む。

 覚えたての復活パワーも、2回目ともなればトランクスもコツを掴み、少しのエネルギー消費で大きく治療が可能になり傷は見る見るうちに塞がっていく。

 更に悟空(GT)が分けた気により虫の息だった生命もどんどん回復し、ゴワスは息を吹き返した。

 

 

ゴワス「――はっ!!! はぁっ、はぁっ、はぁ……っ!」

 

トランクス「ゴワス様……!」

 

シン「ゴワス様、よかった……! ありがとうございます、トランクスさん! 別次元の悟空さん!」

 

ゴワス「も、申し訳ないお二方……私の為に貴重なエネルギーを使わせてしまって……」

 

悟空(GT)「そんなこと気にすんな、とにかくオメェが無事で良かったぞ。 ただ…………」

 

悟空(超)「これは……、マジでやべぇかもな……!」

 

 

 ゴワスの一命を取り留めたことでひとまず安心した一同だが、現状は非常に不味い状態になってしまった。ポタラを破壊して合体を阻止したと思ったが、ブラックは説得する為にこの世界へと訪れていたゴワスからポタラを強奪するという強行手段を取った。

 しかも奪う際には重傷を負わせて悟空達の気をそらし、合体する時間を稼ぐなど行動に抜け目ない。

 

 悟空(超)は再び超サイヤ人ブルーに変身し、水色のオーラを纏って超サイヤ人4の悟空(GT)と共にブラック達の方へ向かう。

 先ほどの場所まで戻って来ると、既に合体は完了してブラックとザマスは居らず、新たなる邪悪な神がそこにいた。

 

 

悟空(超)「くっそおぉっ…! 遅かったか……!!」

 

悟空(GT)「信じらんねぇくれぇ邪悪な気だ……!」

 

 

 2人の悟空が真っ先に見たのは、その者が身に纏う白みがかった虹色のオーラで、神秘的な輝きを放つも彼等から見れば非常に恐ろしく感じた。

 その輝きを纏う合体した姿は――緑の肌や白色の髪と右目に掛かった前髪はザマス、逆立った髪型の大部分とマッシブな体格は超サイヤ人ロゼ進化のゴクウブラックのものが受け継がれている。衣服はザマスのものがベースとなっているが、インナーや腰の帯はブラックのもので、上着の縁や裏地は帯と同じ赤色に変わっていた。

 

 そして全身から放たれるその光り輝く白と虹色の気は、合体前の超サイヤ人ロゼ進化の比ではない。

 同一人物故かベジットなど合体戦士とは違い、エコーが掛かっているもののザマスと同様の声で、己の降臨を宣言する。

 

 

???「我が姿は正義!! 我が姿は世界!! 崇めよ!! 讃えよ!! この気高くも美しい…不死にして最強の神!! ……『ザマス』を…!!!」

 

 

 最強の肉体を持つブラックと不死身の身体を持つザマスが、ポタラ合体を果たしてその身を1つにした時、白と虹色の輝きの中から姿を現す滅亡の神。

 

最大最強の絶対神にして最低最悪の邪神
「合体ザマス」の存在を――。

 

 

 

 

 2人の悟空のみならず、少し離れた場所にいるベジータ達もブラックとザマスが合体した事に気づいていた。だがその放たれるオーラから感じる神の気は、これまで遭遇した事の無い想像を絶する力を感じた。

 

 

ベジータ「バカな…! 何だあの気は…!? これほどの気を持ったヤツは見たことが無い……!!」

 

ゴワス「この見たこと無いほどの強大な力は……! ザマスめ、私のポタラを使い自分同士で合体しおったか…!」

 

トランクス「界王神達! アレは一体何なんですか!? ブラックとザマスが合体したってどうゆう事ですか!?」

 

 

 トランクスは何故ブラック達が合体したのか、何故さらなるパワーアップを果たしたのか、理解が追いつかずに界王神に訊ねる。ポタラが何なのか知るシンは考え得る最悪の事態になってしまった事に、強張った表情でわなわなと身を震えながらトランクスの質問に答えた。

 

 

シン「ア…アレは……『ポタラ合体』と言って、私達界王神が付けているポタラというイヤリングを、2人が左右別々の耳に付けると……、が、合体して1人の強力な戦士に生まれ変わるんです…!!」

 

マイ「強力な…戦士に……!?」

 

ブルマ「そ、それって………ものすっごくヤバい状況じゃないの……!?」

 

 

 シンからポタラによる合体を聞いて、その恐ろしい効果に青ざめるトランクスとマイとブルマ。

 ただでさえ強すぎるゴクウブラックと、如何なる攻撃も効かない不死身のザマス。この2人が合体してしまったという事は、有りと有らゆる攻撃が無力になり、たとえダメージを与えられたとしても更に強くなってしまう事になってという事だ。

 

 

合体ザマス「ああ、感じるぞ……我が身1つに、2つの力が融け合って行く……! 強さを高める肉体と、不死身の身体………心地よい……。 我ですら信じられないほどの我が身に満ちるこの力……! まさに、これこそが正義!!」

 

 

 何処か痛い厨二病みたいな言葉を言うと、白みがかった虹色のオーラは合体ザマスから離れ、背中に集約して光輪「光の壁」を作り上げる。背に光輪が出現したその姿はまさに、人知を越えた威力を持つ、尊崇・畏怖される絶対的な存在の「神」そのものだった。

 

 

合体ザマス「よく聞け!! 我はこの身で世界を照らす太陽なり!! そしてこの輝きが、正義と知れ!!」

 

 

 エコーのかかった声で高らかに宣言した合体ザマスは、背後に紫色の巨大な鳥にも十字架にも見える光の像のようなモノを出現させる。

 一部の鳥は神の使いと言われており、それを体現したと思われる背後の巨大な鳥は、合体ザマスに呼応して人間に裁きを下す。

 

 

合体ザマス「絶対の雷!!!」

 

 

 合体ザマスが技名を出した直後、巨大な鳥に超強力なエネルギーが充填していき、其処から紫色の稲妻超絶光線が2人の悟空に放たれた。そのパワーは、超サイヤ人ロゼ進化になったブラックの攻撃より、遥かに凌駕する威力だ。

 

 

悟空(超)「っ!!!」

 

悟空(GT)「危ねぇっ!!!!」

 

 

 光のような速さで迫ってくる紫色の稲妻に、悟空(超)は反応が遅れてしまう。だが当たる寸前のところで咄嗟に悟空(GT)が横に突き飛ばし、彼を光線から回避させる。

 これで悟空(超)は当たる事無く逃れたが、その代わりに庇った悟空(GT)が光線の餌食になってしまった。

 

 

悟空(GT)「ぐわああああああああああああああ!!!!!」

 

 

 稲妻状の光線をモロに喰らってしまった悟空(GT)は電撃でビリビリとした激痛に襲われた後、遥か彼方へと大きく吹っ飛ばされてしまう。

 

 

悟空(超)「――っ!! 別次元のオラ!!!」

 

 

 突き飛ばされたおかげで間一髪助かった悟空(超)は庇ってくれたもう1人の自分に叫ぶが、既に声が聞こえないほど遠くへ飛ばされて届く事はなかった。

 ブラックとザマスの2人がかりを相手に圧倒した超サイヤ人4の悟空(GT)が、あそこまで簡単に吹っ飛ばされるのを見て悟空(超)は震撼する。

 あんなモノをまともに受けたら、一溜まりもない。

 

 

悟空(超)「ベジータ!!! 皆んなを連れて出来るだけ遠くへ避難させてくれっ!!! 此処に居たんじゃ皆んな巻き込まれるぞっ!!!」

 

ベジータ「くっ……!! キサマに言われなくとも分かっているっ!! オマエ達こっちだ!!!」

 

 

 このままでは後ろに居る皆んなも危険だと判断した悟空(超)は、ベジータに他の皆んなを避難させるように促す。ベジータは乱暴ながらもそれに答えて、ブルマ、トランクス、マイ、シン、ゴワスと共に離れようとする。

 

 

合体ザマス「させるかっ!!!」

 

 

 しかし合体ザマスは逃すまいと、さらに「絶対の雷」を連発して、ベジータ達の進路方向に当たって避難を妨害された。

 

 

ブルマ「きゃあああぁぁぁっ!!!」

 

悟空(超)「皆んな!!! ――――ぐわああっ!!!!」

 

 

 そして悟空(超)も、ベジータ達に気を取られてしまい、紫色の雷電がまた迫ってくるのに気付くのが遅れてしまった。幸いにも、防御の体勢を取りながら掠っただけで直撃を避ける事が出来だが、掠っただけでも悟空(超)は吹っ飛ばされ、ベジータ達の近くに落ちる。

 

 

ベジータ「カカロット!!!」

 

合体ザマス「たとえ1人足りとも逃しはしない! 人間0計画は今日、残る全ての人間を消し去ることで完成する……! 嘗て無い理想の世界が始まるのだ! ――裁きの刃!!!」

 

 

 己の計画を一気に進める気である合体ザマスは、今度は背後の光輪を大きく広げると無数の赤い針状のエネルギー弾を形成して撃ってきた。

 針状の赤い光弾は直撃せず、悟空(超)達の周りのアスファルトに突き刺さると、時間差で強く光り出す。

 

 

悟空(超)「マズいっ!! 皆んな集まるんだ!!! はあああああああああああああ!!!!!」

 

ベジータ「ずあああああああああああああ!!!!!」

 

 

 この後起きるであろう出来事を予測した悟空(超)とベジータは他の皆んなを自身の周りに集め、自分達を中心に全力でドーム状のバリアを発生させて包み込む。

 直後、エネルギー弾は着弾と同時に爆発し、他の針も連鎖して次々と弾ける。

 エネルギー弾自体と着弾時の爆発で二重にダメージを与える技と理解できたおかげで、煙と炎に包まれるも悟空(超)とベジータはバリアでブルマ達を守り切る。

 

 

シン「た…助かった…」

 

悟空(超)「ぐっ…くうぅ………!」

 

ベジータ「はぁっ……はぁっ……はぁっ……!」

 

トランクス「父さん!! 完全に回復し切ってない体力で、そんな無茶したら――!!」

 

ベジータ「はぁっ、はぁっ……! オ、オマエは…自分やブルマ達を守る事に集中しろ! こ、これしきの事で…へばるオレじゃない!!」

 

 

 息子に心配させたいとプライドで弱気な面を見せず強がってはいるが、ある程度体力が戻りつつあったとはいえ、まだ完全に回復しきってない状態で全力でバリアを張ったせいで、ベジータは残ったエネルギーを使い切ってしまう。

 そして悟空(超)も、先ほど紫色の雷を掠っただけで予想以上のダメージを受けてしまって、変身を維持するのがもう精一杯だった。

 

 

悟空(超)「な…なぁ、界王神様……ちょっと聞きてぇんだけどよ……、アイツもしかして……、う……ウイスさんよりも強いか……?」

 

 

 ここで悟空(超)は息切れするほど体力を消耗するも、頭の中で思った事を口にしてしまった。正直言って聞きたくないし、その予想が外れてほしいとまで願ってしまう。

 口だが無情にも、この場に居合わせた2人の界王神は正直に事実を話した。

 

 

シン「わ、私は…天使が本気になったところを見た事はありません……。 ですが……」

 

ゴワス「この力……! 間違いなく12の宇宙のガイド天使と同等………いや、それ以上と思われる…!!」

 

悟空(超)「は、ハハハッ……やっぱ…そうか……」

 

 

 …最悪だ―――ドーム状のバリアの中で、絶望に打ち拉がれた悟空(超)の乾いた笑いが僅かに響く。唯でさえ自分達は本気になってないビルス相手にまともに勝てないのに、そのビルスの師匠で更に強く、今の悟空(超)達の師匠でもある天使ウイスを超えてるかもしれないという事は、どう足掻いても合体ザマスに勝つ事は不可能。

 仮に自分とベジータも同じく合体して本気で戦ったとしても、今の実力と残った体力ではせいぜい本気のビルスに勝てるかどうかの力しか発揮しないだろう。

 その事実を知ってしまった悟空(超)は、もう呆れて笑うしか出来なかった。

 

 

合体ザマス「さあ、大地を貫き全てを洗い流そう! 神の世の到来を祝う宴の始まりだ!! フハハハハハハッ!!!!」

 

 

 己の力に酔い高らかに笑う合体ザマスは、背後にいる紫色の巨大な鳥から「絶対の雷」を、大きく広がった光輪から「裁きの刃」を、さらに両腕を大きく広げながら天にかざし、悪の魔人ブウの人類絶滅攻撃「アサルトレイン」に酷似したエネルギー弾の雨を降らせる。

 神気の嵐は荒廃した都市を、そしてバリアで守られている悟空(超)達に激しく降り注ぐ。

 

 

悟空(超)「うあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

ベジータ「ぐううううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」

 

合体ザマス「全て無になれ!! このザマスこそが、宇宙の知恵!! 宇宙の法!! 宇宙の力なり!! 我以外の知性は……滅びるがいいぃぃぃぃーーー!!!!」

 

 

 襲いかかった来た紫色の雷・赤い刃・気弾の雨から、悟空(超)とベジータは続けてバリアを張って必死で皆んなを守る。攻撃の1つ1つがあまりにも強力過ぎて、すぐにバリアにひびが入り今にも割れそうな状態になる。

 

 

ゴワス「こ、このままではバリアが――!!」

 

シン「私達で補強をしましょう!!! ひび割れた箇所にエネルギーを送って、少しでも強度を保たせるんです!!!」

 

トランクス「はい!!!」

 

 

 この危機を逃れるべく、トランクス、シン、ゴワスの3人がバリアに手を当てエネルギーを注ぎ込み強度を上げつつ、ひび割れた部分を補強する。

 エネルギーとしてはあまり多くないが、それでも無いよりは遥かにマシになって、合体ザマスが撃った凄まじき弾幕の中を耐えていく。

 

 

 

 

 

 ――そして約1分以上経過して、ようやくエネルギー弾の嵐が降り止む。悟空(超)とベジータが全力でバリアを張り、そこからトランクスと2人の界王神達が補強したおかげで、どうにか凌ぎ切る事が出来た。

 

 

悟空(超)「はぁっ、はぁっ、ぜぇっ、ぜぇっ…!」

 

ベジータ「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はあっ…!」

 

 

 だがバリアが解かれると同時にベジータと、黒髪に戻ってしまった悟空(超)が激しく息切れをしながら仰向けに倒れる。バリアを張るのに今持てる全力を注ぎ込んだ為、残ったエネルギーを使い込んでしまったのだ。

 トランクスも同じく倒れそうになるが、彼はどうにか足に力を入れて、しっかり立ち上がる。

 だがそのせいで、青年は周りの悲惨な光景を目にしてしまった。

 

 

トランクス「あ…………あ………あああ………!!」

 

 

 嘗て沢山の人間達が暮らしていた都市の建物はほぼ全て倒壊して瓦礫だらけになり、彼方此方で火災が発生して辺り一面火の海になる。

 上空は黒煙が立ち込めて更に黒く染まり、火の粉が舞って赤く輝かせるその空の中心には、神々しくも恐ろしい邪悪な光を放つ黒服の絶対神が1人。

 原形を留めていないほど破壊し尽くされた都市を見て、とうとうトランクスの心は折れてしまい、膝から崩れ落ちる。

 

 

ブルマ「トランクス!! 気をしっかり持ってっ!!!」

 

マイ「まだ希望を捨てちゃダメだよ!! トランクス!!!」

 

トランクス「あああ……あ…………ああぁ………!!」

 

 

 ブルマとマイが彼の肩を揺さぶって呼びかけるが、もう青年の耳には届かなかった。人知を超えた絶対的な恐怖と絶望に、己の無力さに打ちひしがれて何も出来なかった。

 

 

合体ザマス「完璧だ……想像以上だ! この絶大な力、これこそが神!! これこそが正義!! 力も、知恵も、炎も、光も全て神の元に戻る……! 人間の暴力にまみれ、汚れた世界は神を! 神による理想の世界に生まれ変わるのだっ!!!」

 

 

 この周りに起きる惨状に全く悪びれる様子もなく、自分に都合の良いように解釈して蛮行を美化する合体ザマス。彼もまた自身が天使を超えた優越感と、誰も逆らえない存在となれた事の喜びに浸る。

 そんな合体ザマスを前に、最後の希望の勇者たる青年は自分達の住む世界が滅びて行く様を、ただ見てるだけしかなかった。

 

 

トランクス(母さん……、悟飯さん……、皆んな…………オレは……オレはこの世界を……守れませんでした)

 

 

 あの世に居るであろうこの世界の母親と尊敬する師匠、そして今も勝利を信じてくれる地下の生き残った人達に、トランクスは謝る。

 破壊神も天使も超えてしまった今、もう誰も合体ザマスを止める事は出来ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たった1人の人間を除けば(・・・・・・・・・・・・)――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 突如、絶望に打ち拉がれて暗く折れた青年の心に、まるで万物を照らす太陽のような明るく温かく、力強くも優しい光が差し込む。

 この光は覚えている――超サイヤ人ロゼのブラックの攻撃で死を覚悟した時に空間の裂け目から溢れた、あの光と全く同じだった。

 

 

トランクス「――っ!!」

 

悟空(GT)「……………」

 

 

 トランクスは意識が現実に帰り正気が戻ってふと見ると、いつの間にか目の前には、上半身を紅い体毛で覆われた大猿の超戦士の後ろ姿が力強く立っていた。

 超戦士は上空に浮かぶ邪悪なる絶対神を、その鋭い金色の瞳でジッと睨んでいた。

 

 

トランクス「悟空さん…?」

 

悟空(GT)「…トランクス、此処に居る皆んなを頼んだぞ」

 

 

 振り返らずただそれだけ、だそれだけを穏やかな声で言い残して、悟空(GT)は合体ザマスに向かって歩き出す。歩いて行くその後ろ姿は、歴戦の戦士だけが醸し出せる強い覚悟と決意が全身に出ていた。

 悟空(GT)が合体ザマスに向かうその途中、もう1人の悟空(超)とベジータが疲れた身体を起き上がらせて、彼を引き止める。

 

 

ベジータ「キ、キサマ……勝算はあるのか…?」

 

悟空(GT)「………いや、正直分からねぇ………けど、やるっきゃねぇ…! 戦って、勝つしかねぇんだ…!」

 

悟空(超)「む…無茶だ……! ありゃ、いくらオメェでも勝ち目が無さ過ぎる……!」

 

悟空(GT)「フフフッ…情けねぇ事を言うなよ、孫悟空。 今のオレに、出来ねぇ事なんて無えさ……」

 

 

 過去の2人の言い分は間違ってないが、それでも勝つ事以外に道が無いのもまた事実。

 勝算が無くても、無茶だと分かっていても、もう後が無いこの戦いは負ける事も逃げる事も許されない。

 

 誰も失わせない、奪わせない為に、決して振り返らず2人に言葉を返した後、悟空(GT)は火の海の中を歩いて行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やがて合体ザマスの元まで辿り着き、其処で再び人間と神が対峙した。悟空(GT)は燃え盛る炎の中で上を見上げ、黒い服を着てバック神々しい光輪と巨大な鳥を出現させた合体ザマスを睨んだ

 

 

悟空(GT)「よぉ、合体したからちっとはオメェも……さっきよりかはマシになったじゃねぇか…?」

 

合体ザマス「ほお…? 我が光を前にまだそれだけの口が言えるか……ならばキサマを相手に我の力がどこまで上昇したか、試させてもらうとしよう……!」

 

 

 余裕たっぷりの邪悪な笑みを浮かべた合体ザマスを相手に、悟空(GT)は悟りを開いたかのように酷く落ち着いていた。

 神々しくも恐ろしい邪悪な神の気は、今まで戦って来たどの敵とも明らかに違う未知なる気だが、それでもやらなければならない。

 どれだけ強大な敵であろうと誰1人死なせず、この世界の平和を取り戻す為に、悟空(GT)は立ち向かう。

 

 

悟空(GT)「はああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!!!!」

 

 

 獣の咆哮が混ざった雄叫びと共に気合いを込め、周囲に超高濃度で恐ろしく強い気が高まっていく。それは見る間に信じられない濃度まで高まり、黄金の気を吹き出すとそれはどんどん膨張していき――、

 

 そして――爆発する。

 

 直後、とんでもなく巨大なオーラの壁が立ち上がり、天にまで届くほどそびえ立った黄金の柱の中に、ゆっくりと浮かび上がる1つの影――もちろんその影は悟空(GT)だった。

 しかし、彼から放たれる気は先ほどよりも桁違いに上昇しており、その場にいる全員が肌で感じ取っていた。

 

 

悟空(GT)「はああああぁぁぁぁぁーーーーーっ!!!!!」

 

 

 合体ザマスと同じくらいまで空高く舞い上がった悟空(GT)に、竜巻や台風の目の如く引き寄せられるようにオーラが集まり、やがて球体状に悟空(GT)を包み込むと再び弾ける。

 宇宙をも照らす光の大爆発と共に発生した猛烈な風圧は、荒廃した都市の火災を全て掻き消した。

 光が収まると悟空(GT)は気のオーラを纏っており、黄金のオーラはバーナーのように激しく噴き出し、周りには青白い稲妻がバチバチと迸っている。

 

 

合体ザマス「こ…こんなことが………!!」

 

 

 そしてオーラを纏い力を解放したその強さは―――合体ザマスとほぼ同等レベルの領域まで到達していた。

 

 

悟空(GT)「これが…これが全てのパワーを引き出した超サイヤ人4だっ!!! 覚悟しろザマスっ!!!!」

 

 

 力を抑えてる状態を辞め、常に気オーラを纏った解放状態の本気モードへと移行した悟空(GT)は黄金の気を放ちながら飛び出し、凄まじい速度で合体ザマスに急接近。そのまま勢いよく合体ザマスに強烈な拳を振るい、思いっ切り顔面を殴り飛ばした。

 

 

合体ザマス「うぎゃあぁっ!!!!?」

 

 

 光輪がガラスのように砕かれながら後方へ吹っ飛び、それと同時に紫色の巨大な鳥が消滅する。風を切るような速さで地面に激突し、粉塵を巻き上げて地面をえぐりながらさらに飛ばされていく合体ザマスだが、どうにか体勢を立て直して足に力を入れてようやく止まる。

 ――しかし、彼のその顔には鼻血が垂れていた。

 

 

合体ザマス「…………………!!!?」

 

 

 鼻血自体はすぐに止まったが、信じられない表情をしながら痛みで顔面を手で抑えてしまう合体ザマス。其処へオーラを纏いながら少し離れた場所で着地し、戦闘体勢の構えを取る超サイヤ人4の悟空(GT)の姿があった。

 

 

合体ザマス「調子に乗るなよ……!! そうやって己の力を過信するところもサイヤ人の悪癖だぞ!!!」

 

悟空(GT)「…へっ! 超ドラゴンボールで叶えて貰った願いの力で、イイ気になってたオメェが言えた事か?」

 

 

 皮肉混じりの煽りで悟空(GT)に論破された合体ザマスは怒りが湧き上がり、もう一度背後に光輪を出現させて自身も戦闘体勢に入る。

 現在出せる全ての力を解放した超サイヤ人4の孫悟空(GT)と、ポタラ合体を果たしてパワーアップした合体ザマス。

 

 

 

 

 

 

とびっきりの最強と最強の対決が、遂に始まる。

 

 

《TO BE CONTINUED》




●この小説における合体ザマス

 合体シーンはカットした。まぁ読者もブラックとザマスがゲッダンするところなんて興味無いでしょうし。

 今作の合体ザマスは超サイヤ人ロゼ進化のブラックと合体したため、アニメよりもややマッシブな体格をしています(要は漫画版『超』の合体ザマスと思えば分かりやすい)
 超サイヤ人ロゼ進化に覚醒し、既に破壊神の平均以上の強さを持ったゴクウブラックの影響で、その実力は「ウイスを含めて12個の宇宙のガイド天使と同等かそれ以上」にまで強くなっている(…という事にしてください)
 更に、合体の効果でブラックの「精神と肉体のズレ」という弱点と、ザマスの「超PPキャンディー」の成分が消えてしまったのだが………


※厳密には単純な実力こそ天使を僅かに上回っているが、天使には「身勝手の極意」が使えるため、この時点ではまだギリギリ対処が可能ではあります。しかし天使は本気で戦ってはいけない掟があって、それを破れば消滅してしまう以上、どのみち天使が勝つ事は実質不可能である。



●GT悟空の強さについて

 おそらく読者の皆様は「劇場版の敵達とも戦ってきたとはいえ、流石にGT悟空が強すぎじゃね?」って思うかもしれませんが、これに関しては2つほど理由がございます。

 1つ目はまぁ前述した通りこのGT悟空は劇場版を含めて激闘を潜り抜けてきたという設定なので、そこから「後から出てくる敵ほど強い」というドラゴンボール界の常識と、「その度に限界を超えて戦ってきた」という限界突破式計算(個人的な理論)に加えて、超の悟空より約10歳年上の事を合わせていけば……多分それくらいはいけるかと個人的に考えています。

 2つ目は物語上の都合というか、何というか……誠に失礼ながら言わせてもらうと、ドラゴンボール超のパワーバランスに対するアンチ・ヘイトです。
 「ドラゴンボール超」って悟空達かどれだけ強くなっても破壊神ビルスや天使ウイスを超える事が無く、スーパーヒーローの時点でも上位の神々が最強という状態が続いてます………というより、物語が進むに釣れてビルスの強さが上限修正されている状態です。
 「最強の存在として出したから下手に悟空達が超える訳にはいかない」というメタ的な都合でなのは理解出来るし、ビルスを超えてほしくないという意見を持つファンが居るのも分かりますが、修業シーンも無しに寝ては食べての繰り返しのビルスがずっと強くて胡座をかいてる状態なのは、個人的にどうしても納得出来ないんですよ。

 超の放送開始当初は「ビルスやウイスより強い敵が出てくるのか!?」とか、「いつか本気のビルスと勝負して悟空が勝つのか!?」とかの展開を望んでただけに、そうゆう心の底から燃える死闘があまり無いから、今作の合体ザマスとGT悟空は天使超えの強さに設定したんです。
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