ジンとベルモットの息子は人々を幸せにしたい 作:アルトリア・ブラック(Main)
ー??ー
「娘はいじめられて殺されたんです。いくら学校に訴えたってうやむやにされる…どうして?あの子はただ、普通の
目の前の女性は泣きながらにそう話す。
半年ほど前に小学校でいじめにより命を絶ったらしい。
「………」
男は母から渡された少女の遺書を見ていた。
そこには誰にいじめられていたか、どんな事をされたかつらつらと書かれていた。
所々泣きながら書いていたのか、それとも、母親がその手紙を見ながら見て泣いたのか分からないが、濡れている跡があった。
「…貴女の娘さんは死ぬ直前まで学校に通っていたんですか?」
穏やかな声に女性は頷き
「そうですか…」
男は泣く女性を見つつ、遺書をしまう
男にあらかた吐き出したことに落ち着いたのか『すみません。泣いてしまって…』と謝って来る。
男性は「いえいえ」と微笑み
「その学校の処分は
「…はい」
拳を握り締める女性を見て
「いじめというのは未だに刑罰がない
男は組んでた足を直し、相手の目を見る。
「注意すればいいという慢心がいじめの継続にも繋がるんですよね、いわば
「………」
女性の目に戸惑いと共に暗い炎がチラつく
「私の考えなんですが…」
そう言って立ち上がり、カーテンを少しズラすと光が入って来る。
「いじめもれっきとした
男は深いため息をつき
「ーーさん。今回の依頼の件ですが…私の方も娘さんのために、学校側に非がないか、加害者達の行動を逐一報告します。だから…」
カーテンを僅かに開けたまま席に座る。
ちょうど男の背後から光が当たるように
「加害者達に罰を与えましょう」
力強い言葉にハイッと頷く
女性を送るためドアの前まで行くと
「…あの、ありがとうございました。愚痴まで…」
深々と頭を下げる女性に男は慌てて
「そんな!頭下げないでくださいよ、私だって時々思うんですよね、小学生とはいえ…
女性の目に強い光が宿ったのを見て男は微笑む
「あの、今日はありがとうございました。また、何かあれば相談しに来てよろしいですか?ウィリアム先生」
「はい、是非」
笑顔で頭を下げる
ウィリアム・ルーキン
【性別】 男
【年齢】??
【容姿】ストレートな金髪に深緑色の眼。
【国籍】ロシア
【身長】180
【職業】心理カウンセラー片手間に探偵
【趣味】読書(過去に起こった事件に関する本など)
【好きなもの】自由な時間
【嫌いなもの】銃
【出生】
ロシアの養護施設(アクマーテイン養護施設)で育った。
両親の元で生活して育った記憶もあるが、ある日を境に両親はいなくなり、養護施設で面倒を見られていたが…