「さて、ここからが正念場だなぁ」
記憶がしっかり残っていればそろそろタクラマカン砂漠での戦闘が発生する頃なハズだ、確か戦闘が24時間以上続いてからスローネ達が来て戦闘からようやく離脱できたんだったハズだ。
少なくとも今の機体で24時間以上連続で戦闘し続けなければならない、一応動き続けるだけなら現状でも大丈夫だが戦闘しながらだと持って半分が良い所だろう。
しかしアンジェの武装は試作品やその改良品をメイン武器にしているので疑似太陽炉とはいえ継戦能力は低い、そこは全員が知っていることなので長時間の戦闘が予想される時は自分は刹那よりも低い年齢もあって作戦に参加していない。
それでも断片的にあるアニメの記憶では大規模だったので自分も確実に参加する事になるだろう、幸いの点といえば向こうの目的がこちらの撃破ではなく捕獲が目的なので一応無事で済むことだろう。
とにかく今は準備をできるだけすませなければならない。
「流石に3国合同軍事演習による捕獲作戦は早いんじゃないの?」
「ちょっと早いけどそうなったらこの機体じゃ悲しい事に追いつけないんだ」
「確かにそうなったら厳しいだろうけど、だからってわざわざトレミーを離れて工廠までくる必要は無かったんじゃないの?」
現在はプトレマイオスから工廠にGN粒子を輸送するついでに機体事改修するために離れている、もちろん了承は得ているので問題はない。
「せめて粒子の貯蔵量だけでもヴァーチェを超えるような装備が必要なんだ、流石に燃費が悪すぎるんだよ……」
ソレスタルビーイングにおいて燃費を気にする事になるなんて本当に思わなかった。
大容量貯蔵タンクにしたのはスローネドライがタクラマカン砂漠に広範囲でGN粒子を散布した事で撤退できたので自分でもそれができないかと考えたためだ、それに広範囲の散布ができなくても燃費の悪い武器でも長時間戦い続けるためだ、現状の技術でもコレならなんとか作り上げられるハズだ。
地上では刹那が完全非武装でテレビ中継されている光景が映し出されていたので時間が迫っている。
といっても自分は開発やらの能力がないので指示とかを飛ばしていくだけになるが、手伝ったりしようとすると「別に大丈夫」とか「弄る暇があるなら訓練でもしてろ」と言われているので、機械関係はからっきしでもしアンジェが不具合などが起きた場合はミーアさんが調整や修理を行うので自分は何もできない。
「もしかして何もできない事を落ち込んでる?」
「まぁ、はい」
下手に触って不具合を起こすわけにもいかないので部屋で考えを纏めているとミーアが部屋に入ってきた。
「君がこうしてやりたい事を明確にしてくれるお陰で助かっているんだよ、アディンがこうして継戦能力を伸ばしたいってここまで必死になったんだから私も応えないとっておもったんだから」
「そういってくれると助かるよ」
ミーアの豊満な肢体で抱きしめてくれた事で不安が和らいでくる、それにミーアがここにいるって事はお願いした開発は順調なのだろう。
「それでね、お願いがあるんだけど?」
「なんですか?」
「大容量貯蔵タンクがもうすぐできるから早めに地上に行こう、ね?」
「そんなに地上に行きたいの?」
「だってぇ、もうすぐ新作がでるんだよ?」
「あーハイハイ」