ガンダムのいる西暦に生まれてしまった   作:愛…戦士

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初めての武力介入

「セイロン島は現在無政府状態、多数派のシンハラ人と少数派のタミル人との民族紛争が原因よ、この紛争は20世紀から断続的に行われているわ、この民族紛争にソレスタルビーイングは武力介入します」

 

 出撃前のブリーフィングでのスメラギさんの言葉を思い出す、20世紀からといえば自分の前世の頃から行われていた紛争になる、前世の自分はその辺を調べた事がないので実際に行われているかわからないし、ソレスタルビーイングで勉強して始めてスリランカの場所なんか知ったくらいだ。

 

 

「スメラギ・李・ノリエガの戦況予測通りに各自対応する、それなりの戦果を期待してるのでヨロシク」

「それなりにね」

「オレは徹底的にやられせてもらう」

「お好きに、アディンは初介入だったな」

「あ、はい」

「それなり気を引き締めておけよ」

「はい!」

 地上に降下してからは会話がなく真っ直ぐに進むだけだったので、進むにつれてどんどんと緊張が高まっていっていた、介入直前の簡単な声掛けでも応答するだけで精一杯だった。

「……それと刹那、聞いてるのか返事をしろ、刹那……、刹那?!」

 

 

「………ガンダムだ」

「えぇ?!」

「なんだって?!」

「オレがガンダムだ……」

「何言って……」

 そういって刹那は飛び出していった。

「おおおい刹那!」

「子供のおもりはよろしく」

「ハァ?」

「作戦行動に移る」

「あ、こっちも行きますね」

「あぁおおい、お前ら」

 あの迷セリフを言ってくれたおかげで驚きのあまりに緊張が解けた、それからアレルヤとティエリアが作戦を開始していったので自分も目的の場所に移動する。

 最後にデュナメスに搭載されているハロの「貧乏くじ貧乏くじ」と聞こえてきたので気分は大分軽くなった。

 

 

「……いきます!」

 自分の担当は航空戦力の破壊だ、まずはスクランブル発進したフェイモウツーを撃墜してから発進していないのを撃破していく、航空戦力よりも地上戦力に力を入れている人革連なので航空戦力の処理の仕事が回ってきたのだろう。

「データ通りだ」

 フェイモウツーは無人機と有人機があり、ガンダムが来るという事で備えていたのか無人機が複数出てきた。

 それでも疑似とはいえ太陽炉を搭載しているガンダムなので遅れをとることなく、作戦を完遂する。

 重装甲なイメージのある人革連のMS相手をしているので最初は多めに粒子を使っていたが、空中戦用なのであまり装甲は固くなかったので消費量を抑えつつ撃墜していった。

「粒子残量は?」

「95%95%」

「結構余裕持てたかな」

 粒子を節約しながら戦闘したおかげでまだまだ粒子は余裕がある。

 

 

「エクシアはどうした、まさかやられたのか?」

 作戦が終わり、帰投の為に合流するポイントに行くと確かに刹那の乗るエクシアがいなかった。

「先に帰投した。初めての紛争介入だ、思うところがあるのさ……」

「……わからないな、なぜ彼とアディンがガンダムマイスターなのか」

「えぇ、ひどくないですか?!」

 先に帰ったり自分の事をガンダムと言う人よりかはマシだと思っていたのだが、直接ティエリアに言われるとショックを受けてしまった。




人革連にも航空戦力のМSがあるなんて今回書く時に初めて知りました。
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