TS美少女が百合ハーレムを作ろうとして雌にされる話   作:カラカラダ

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そう、メスになれ
序章の序章なのでまだわからせも雌落ちもありません(土下座)


Welcome to 虹ヶ咲のセカイ

 突然だが、(オレ)は転生者である。といっても、チート能力などを持っているという訳ではない。

 

 ただの蓮美鈴という名前の一般(people)だ。

 

 しかし、この世界に転生して嬉しい誤算がいくつもあった。理由は前世より顔が綺麗だったり胸がデカかったりなど話せば色々あるが……なんと言ってもここは“ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会”の世界だったのだ。アニメで見たあの世界が目の前に広がっていると思うと今でも感動すら覚える。

 

 更に私が住んでるマンションの隣には、なんとアニメ主人公の“高咲侑”と“上原歩夢”がいる。しかも色々あって両親は海外にいるので、歩夢には毎日起こしに来てもらえるという高級ホテルも顔負けなルームサービス付きだ。

 

 となれば、これは侑ぽむやスクールアイドル同好会のメンバーを堕とすしかないと思うのは必然というわけで。(オレ)は持って生まれた可愛さとスタイルの良さを活かし、毎日侑ぽむを落とそうと勤しんでいるわけである。

 

 ……しかしまぁ、なんというか最近はそこまで効果が薄くなっている気がする。いやまぁ、二人とも照れる時は照れてくれるのだが、それより私が照れたり恥ずかしくなることの方が多いというか……。

 

まぁいい。家も隣で高校も一緒なんだ、このまま2人を落として『虹ヶ咲学園ハーレム生活』の華々しい第一歩を飾ってやるぜ!

 

 

 

「美鈴ちゃん?もう朝だよ〜、起きて!」

 

少し甘くて優しいシャンプーの匂いを漂わせながら、歩夢は私を揺すってくる。

 

「うぅん……」

 

私は目を擦ってゆっくりと体を起こす。

すると歩夢は私の髪を櫛で解かしながら話しかけてくる。

 

「今日は始業式だからいつもより早いバスで学校に行くって言ったでしょ? 美鈴ちゃんいい加減朝に弱いの直しなよ〜」

 

 おっと、これはいけない。今日から私たちは2年生になる。つまり、アニメのストーリーがもうすぐ始まるということだ。

 だから今日のために早めに行って、かすみん(中須かすみ)りなりー(天王寺璃奈)とファーストコンタクトを取ろうと思っていたんだけど…。

 

 時計を見ると次のバスの到着時刻まで15分しかない。あちゃー、前のバスもう行っちゃったかー。

……ままええわ。世の中諦めが肝心だからね! それより私がやるべきことは———

 

「でも朝は歩夢が起こしてくれるでしょ? だから大丈夫!」

「……もうっ、仕方ないなぁ」

 

 ……可愛い(チョロい)な。

 

 

 

「あ、美鈴!」

「おはよう、侑!」

 

 聞き慣れた明るい声に返事をしながら、私はドアを閉めて鍵を掛けバタバタと駆け寄っていく。

 

「また寝坊したんだって?」

「うん。だって歩夢の抱き心地が良いからさ〜」

 

 実際歩夢の体は非常にむちむ…柔らかくて揉み心地がいい。私が一人暮らしなためよく3人でお泊まり会をするが、大抵私は眠っている間歩夢に抱きついてしまう。そして起きたら私には侑が抱きついてるという毎度お決まりの流れになっているのだが、侑が私の頭に鼻を付けて寝るのは流石に恥ずかしいのでやめてほしい。

……でも侑は何度言っても注意してくれないんだよなぁ

 

「まったく……じゃあほら行くよ」

 

 そう言うと侑は私の手を引いて歩き出す。

 

「ちょ、ちょっと待ってよ侑ちゃん!」

 

 歩夢は私のもう片方の手を握りしめ、小走りになりながらもそう言い返す。いやその体勢で走られると私が危なくない?まぁ別にいいけど。

 

「ところでさ美鈴」

「ん、どうしたの侑?」

 

 侑は顔を赤らめながら私に囁いてくる。

 

「昨日1人でシてたでしょ?それも何回も」

 

 ———は?

 

「私の部屋突貫工事で壁が薄いのか結構聞こえてくるからさ、今度する時は気をつけてシたほうがいいよ」

 

 え……嘘でしょ!? まさかそんな……確かに最近ムラムラすること多かったし、昨日の夜も致しちゃったけども…。でも、でもそんな壁越しで聞こえるぐらいの声でなんて…!

 

「2人ともどうかしたの…?」

 

 私たちの気まずい空気を感じ取ったのか歩夢が質問してくるが、あいにく私はそれに答えれるほど元気がなかった。

 

「あ〜、ちょっと今日の美鈴は悩める日?らしい」

「そうなんだ……」

 

 

 

 

 あれから校長先生のありがたいお言葉や先生の挨拶なんかが終わり、クラスの人たちはみんな帰っていく。そんな中、私は憂鬱な気持ちになりながらもクラスメイトと話していた。

 

「美鈴さん? もう今日の授業は終わりましたが……大丈夫ですか?」

「うぅん、ありがとう。大丈夫大丈夫……」

 

 私は心配してくれている生徒会長、中川菜々に軽く微笑んで答える。

 

 あの後なんとか平静を装いながら学校に登校し教室に入ったのだが、クラスの欄を見てみたら2人とは別のクラスだったし、知り合いが1人もいないというわけで正直かなりメンタルにきていた。

 

 ……まぁ、まぁ私なら大丈夫だし?

 別に1人でもなんとか出来ますし?私のイケメンさやおっぱいを見せつければクラスに友達なんて山ほどできるわッ!

 

「あの……蓮さん?」

「あぁ、ごめんごめん!」

 

 そのためにはまず、天の情けか同じクラスだったせつ菜ちゃん(中川菜々)を堕とさないと!

 

「菜々ちゃんは去年の冬から生徒会長なんだよね。一年生で生徒会長なんて凄いなぁ」

「……全然私なんてまだまだです。他の役員の方に助けていただいているだけで……」

「いやいや、それでもなろうっていうチャレンジ精神は凄いって!」

「いやまぁ、ありがとうございます……」

 

 褒めると照れるところもまた可愛らしい。しかしまぁ、やはりこの子は顔が良いしスタイルも良い。おまけに性格まで良くて実はアニメやゲームも大好きなんだから、そりゃ前世で人気があったわけだ。

 

 ならば———

 

「ねぇ、良かったらこの後私と一緒に帰らない? せっかくだし菜々ちゃんのこと、色々教えて欲しいな」

「え!?えっと……」

「だめ…?」

「い、いいですよ!しかしこの後生徒会室に少し用があるのですが……」

 

 よし、これでいい。後は適当に話を合わせて、家に誘って……フヒヒッ、楽しみですなぁ。

 

「じゃあ、校門の前で待ち合わせしようか」

「はい!」

 

 そして放課後、私は生徒会室を後にする菜々と別れ、校門で菜々を待つことにした。

 

 ……暇だ。辺りを見渡すと部活の勧誘をしている生徒がチラホラいるが、どれもピンとこなかった。

というのもそもそも私はスクールアイドル同好会のファンでいたいだけだしね。

 小さい頃からずっとピアノをやっていたけど、高校入学を機にやめちゃったからなぁ。推し活(ドルオタ)以外に何か新しいことを始めてみるのもいいかもしれない。

 

 などと考えていると、1人フラフラとどこかを探しているかのように挙動不審に歩く女の人の姿があった。

 

「……あれ絶対果林さんだよね?」

 

 綺麗な青髪をウルフカットにしたその姿を見てつい声に出してしまうが、どうせ聞こえていないだろう。

 

「あら、あなた私を知っているのかしら?」

 

 やべっ、ばっちり聞こえてたーよ。

 

「はい。現役JK読者モデルの朝香果林さんですよね?」

「ええ、そうよ」

「ところで、その読者モデルの果林さんが私になんの御用で?」

 

 本人の性格や体質的にどうせ道に迷ったのだろうと失礼なことを考えながら、私は彼女に質問する。

 

「……寮ってここからどうやって帰ればいいんだったかしら?」

「…………へ?」

「だから、寮への帰り方を教えてほしいんだけど?」

 

 ……方向音痴なのはわかっていたけど、まさかここまでとは思わなかった。

 

 学校の敷地内でも迷うとか、お前はエママが来るまではどうやって生活してたんじゃ。

 

「なるほど、そういうことなら私が案内しますよ」

 

 このまま放置しておけば変なのに絡まれそうだし、果林さんとも接点を作りたかったので、私が彼女を連れて行くことにした。

 

「ありがとう。助かるわ」

「いえいえ」

 

 とは言ったものの、ここ広いんだよなぁ。一年経っても部活練の場所なんかはよくわからないし、迷う果林さんの気持ちもよくわか……いや生活してる場所がわからなくなるのは流石にわからん。

 

「ところで、あなたの名前は?」

「私ですか? 虹ヶ咲学園2年A組の蓮美鈴です」

「……そう、よろしくね。美鈴」

「はい、こちらこそ」

 

 こうして私は果林さんを連れて歩き出した。自分で言うのもあれだが、読者モデルでスタイルの良い果林さんと清涼感ある美少女の私の組み合わせは非常に絵になるに違いない。

 

 フッフッフッ、特別に今ならパパラッチ同好会に写真を撮らせてあげてもいいかな。

 

「…………」

「あの、どうかしましたか?」

 

 そんな私の考えとは裏腹に、果林さんは私の顔をジト目で見つめてくる。

 

「……いや、あなたって読者モデルとか興味ある?」

「あ〜、まぁそれなりに」

「ふぅん、やっぱりね。あなたってなんだか雰囲気が他の子とは違うもの」

 

 それってもしかして、私のスパダリ美少女イケメンオーラが滲み出ているということだろうか? だとしたら嬉しいなぁ。

 というかだったら、なんで侑ぽむは私にメロメロにならないのさ!10年間も一緒にいるのにおかしいでしょ!

 

「もし良かったら、今度あなたも私の撮影に来てみない?きっと監督もあなたのこと気にいるはずよ」

「ははは、考えておきます」

 

 学生寮にはもう着いたし、菜々が待っているかもしれないので早く帰らなければいけない。

 

「これ、私の連絡先。何か困ったらいつでも電話してきていいからね」

「ありがとうございます。ではまた機会があれば……」

「えぇ、じゃあね。美鈴」

 

 

 

 

 

 果林さんと別れ、私は急いで校門へと向かう。菜々がまだ来てないといいんだけど。

 

「あっ、やっと来ました!どこ行ってたんですか?」

 

 校門には既に菜々がいた。やっぱり連絡ぐらいはするべきだったかな。

 

「ごめんごめん、ちょっと友達に話しかけられてて」

「……そうですか」

 

 菜々は少し怪しげな表情を見せている。これはもしかして私の言うことを疑っているのだろうか。

 

「……じゃあ、行きましょうか」

「うん」

 

 私たちは家に向かって歩いていく。

 

「そういえば菜々ちゃんって今日用事とかあるの?」

「いえ、特にありませんが」

「じゃあ今日家に来ない?」

「へっ!? な、なな何を言ってるんですか!」

「いやだって、せっかく仲良くなったんだしもっと色々と話したいなって思って……」

 

 菜々は照れてるのか顔を赤くしているが、私のしたいことのためにもここで押し切らないと意味がない。だからもう一度誘ってみることにする。

 

「ダメ……?」

「えっ、ええっ!?」

「それじゃあ、行こっか!」

 

 

 ♢ ♢ ♢

 

 私、中川菜々には秘密がある。それは虹ヶ咲学園の生徒会長でありながらも、スクールアイドルをやっているということだ。

 

 家族は厳格な家庭なので、スクールアイドルをしているなんて知られたら辞めさせられてしまう。そのため、偽名として私が考えた名前である『優木 せつ菜』として活動することにした。

 

 幸いなことに投稿した動画は個人のスクールアイドルの動画としてはかなり再生され、登録者も増えてきた。

 有名になったせいか『校内でその姿を見たものはいない』なんて都市伝説めいた噂が付けられたりしてるが、私の好きなヒーロー物のドラマみたいな設定で悪い気はしないし、むしろかっこよく思える。

 

 

 なので私は学校が終わると、誰にも見つからないようにこっそり部室に行って練習をする日々を送っています。それは始業式である今日も変わらないはずだったんですが…。

 

「ねぇ、良かったらこの後私と一緒に帰らない? せっかくだし菜々ちゃんのこと、色々教えて欲しいな」

「えっ? えっと……」

「だめ……?」

「い、いいですけど……」

 

 私に話しかけてきた女の子は、同じクラスの蓮美鈴さん。茶髪のショートカットに綺麗な顔立ちをした透明感溢れる人だ。クラスに入ってきた後少し物憂げな表情をしながらも色々な人に明るい声で話しかけており、少し話をしてみたところだいぶ性格が違う人というのが印象的だった。

 

 そんな人が突然声をかけてきて、しかも一緒に帰りたいと言い出してきた。当然私は驚き、それと同時に困惑してしまっていた。

 

 だけど彼女はそんな私とは真逆でとても嬉しそうな笑顔を見せていた。そんな彼女に影響されてしまったのか、私はアイドル活動を急遽取りやめて彼女と帰ることにしたのであった。

 

 

 

 

「菜々ちゃんってどこら辺に住んでるの?私は◯◯前辺りのマンションなんだけど」

「私は◯◯駅の近くですね」

「へぇ〜、TSU◯AYAとかアニ◯イトが近くていいね!」

「…っ!?そ、そうですね!」

「菜々ちゃんはアニメとかラノベとかって読んだりする?」

「は、はいっ!最近は◯◯シリーズを少々……」

 

 その後彼女と他愛のない話をしている内に、彼女が意外にもアニメが好きだということがわかってきた。

最初は趣味があまり合わないだろう思って話していたのだが、まさかここまで話が弾むとは思わなかった。

 

 美鈴さんみたいな人でもアニメとかラノベとか見るんだ……そんなことを思っていると、彼女はいきなり爆弾発言をしてきた。

 

「菜々ちゃんって今日用事とかある?」

「いえ、特にありませんが」

「じゃあ今日家に来ない?」

 

 …………え? ええっ!?み、み、みみみ美鈴さんからのお誘い!? 一体どういう風の吹き回しですか!? 私が内心あたふたしている間にいつの間にか話は進み、気がつけば私は彼女のお宅へ訪問することになっていました。

 

 

 

 

 

「お、お邪魔します……」

「はいどうぞ〜」

 

 彼女に連れられてやってきたのは、一人暮らしにしては大きなマンションでした。ご両親は海外で暮らしているらしいですが、どんな仕事をしていらっしゃるんでしょうか?

 

 それにしても、この部屋はなんというか……すごく女の子らしいです! ピンクを基調とした家具が多く揃えられており、所々にあるぬいぐるみがまた可愛い! 漫画やアニメのDVDも丁寧に揃えており、それだけで丁寧な性格というのが見て取れます!

 

「適当に座ってていいよ」

「は、はい」

 

 とりあえずソファーに座らせていただきます。あ、このソファー柔らかい…気持ちいいなぁ……

 

「はいこれ。大したものじゃないけどお菓子」

「あっ、ありがとうございます」

「菜々ちゃんは何飲む?コーヒー、紅茶、緑茶もあるけど」

「じゃあ紅茶でお願いします」

「OK!」

 

 他の方の家ということもあってさっきまで少し緊張していましたが、今は少しだけ落ち着きました。それにしても台所に立って紅茶を用意してくれている姿を見ると、なんというか美鈴さんはお嫁さんみたいで。つまり私は……

 

はっ!?何を考えているんですか私は!?蓮さんは同級生ですよ!?確かにちょっと子どもっぽいところがあるかもしれませんけど、それでも同級生です!! 変なことを考えるのはやめましょう……

 

「はい、できたよ」

「わ、わざわざすみません!」

「気にしないでいいのに。それでさ、菜々ちゃん」

「はい、何ですか?」

 

 美鈴さんは少し真剣な表情で私に向かって喋りかける。なんというか少し怖い。

 

 「私って菜々ちゃんを見た瞬間一緒にやりたいと思ってたことあるんだよね。だから家まで誘ったんだ」

 

 見た瞬間思ったこと……それってもしかして……

もしかするともしかするかもしれない。同性の間では普通やらない本来異性同士がするようなこと。女性が恋人に純潔を捧げたりする、過去には儀式にもなった営み。それを女性同士で結ぶというのは深い苦労が伴うだろう。

 

 そんな禁断の関係でも美鈴さんと結ぶなら———案外悪くない。沸騰した頭でそう思いながらも、私は頬を赤らめている彼女の次の言葉を緊張しながら待った。

 

 そして彼女の口から放たれた言葉は―――

 

「……一緒にゲームやらないっ!?」

「…………え?」

 

 思っていたのと全然違うとっても健全なものでした。

 




あとがき

◯蓮 美鈴(れん みすず)
 レズちゃん。見ての通り実際のコミュ力はあまりないが、顔とスタイルと勢いだけで全てを乗り切ってきた女。せつ菜(菜々)と一緒にゲームをすることが前世からの夢の一つでもあった。捕食者面しているが自分が被捕食者なことに気づいていない可哀想な男(女)。ちなみにマンションの部屋割りは 歩夢 主人公 侑(端っこ)。

◯中川菜々
 一般スクールアイドル兼生徒会長。深夜アニメとラノベの見過ぎで家に誘われた=Hなことだと勘違いしてしまった。弁当生徒会室で一人で食べてそう(偏見)

◯上原歩夢
 むっちりしている。

◯高咲侑
 原作主人公であり、突貫工事で部屋の壁が薄いせいで主人公の嬌声が聞こえてきてしまった可哀想(?)な女の子。



 筆者は筆が遅いので活力のためにも感想とかいっぱい欲しいな(強欲)

蓮美鈴(レズちゃん)のスクールアイドル化ってどう思う?(あくまで意見を聞くだけなので、アンケート結果は参照するとは限りません)

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