TS美少女が百合ハーレムを作ろうとして雌にされる話   作:カラカラダ

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お久しぶりです


開花宣言(意味深)

「ちょ、ちょっと待って! 美鈴からやりたい部活があるみたいな話は聞いたことがないよ! 急にどうして?」

「そうだよ! それに受験のために予備校通おうって言ってたのに…。それはどうするの!?」

「受験勉強は3年生からやれば大丈夫かなって…」

「大丈夫じゃないでしょ!」

 

 

 …………あちゃー、歩夢がぷんぷんでいらっしゃる。実際(オレ)は前世の経験値があるから勉学に関しては全く問題ないのだが、そんなの歩夢が知るはずもない。

 

 多分ただ頭が多少いいだけだと思われてるよ、悲しいね。

 

「それで美鈴はどこの部活に入ろうと思ってるの?」

「……あー、別に今やりたい部活があるってわけじゃないんだよね」

「じゃあ何で……」

「う〜ん……失った青春を取り戻したくなったから?」

「なにそれ……」

 

 嘘である。本当はめちゃくちゃスクールアイドル同好会に入るつもりだけど、そのことについてはまだ言えない。

 

 それは原作(アニメ)でのアレコレを私がめちゃくちゃにして何かあったら困るからだ。

 

 ……まぁ内心2人がどんな顔をするのか気になったというのも理由の一つにあるけど。

 

 心の中で2人には悪いと思いつつも好奇心に負けてしまった私は、ワクワクしながら侑と歩夢の反応を伺った。

 

「……まぁ美鈴がそう決めたなら私達は何も言わないけど、正直びっくりしすぎてまだ頭が追いついてないというか……。ねえ歩夢?」

「うん……」

「あはは、ごめん。でも今言ったことは本当のことだから。2年生中には何かしらの部活に入るつもり」

 

 あれ、なんか思ったより簡単に解決してない?

 

 私は少し拍子抜けしてしまった。もっと長引くかと思ったんだけどな……

 

「……ねえ、美鈴ちゃん」

「なに?」

「……部活に入ったら一緒に帰れなくなる日も多くなると思うけど、それでも大丈夫?」

「2人は先に帰ってていいよ?」

「そういうことを言いたいんじゃなくて……」

「……? どういう意味?」

「…………なんでもない」

 

 なんだ、変なこと言うなあ……。もしかしたら私と離れるの寂しいとか思ってくれたのかな。だとしたらちょっと嬉しいかも。

 

 

「……でも、1つだけ約束して。新しい部活を始めるにしても、もしそこで上手くいかなくなったり何か困ったことがあったら必ず私達に報告すること。絶対だよ? 分かった?」

「……?よく分かんないけど、わかった。その時はよろしく頼むね」

「「任せて!」」

「お、おおぅ……凄いやる気だね……」

 

 私は若干気圧されながらも、しっかりと二人の言葉に了承の意を示した。

 

 

 

 

 

♢ ♢ ♢

 

「今日は美鈴無しかー…」

「そうだね……」

 

 いつも通りに屋上で私たちは弁当を食べるが、そこには美鈴の姿はない。なんでも今日はクラスにいる友達と一緒に食べるらしいのだ。

 

「2人で屋上で弁当ってのもなんか寂しいね」

「うん……」

 

 同じクラスの人と弁当を食べるのは別におかしいことではない。でも何故か、私は美鈴がいないことに違和感を覚えてしまっていた。

 

 10年以上の付き合いの親友だからだろうか、いつもテンション高くて変なことを言うのを見慣れてしまっているからだろうか、それとも………

 

やっぱり私、あのことを意識しちゃってるよね……

 

 きっかけは少し前。いつものように部屋で美鈴と一緒にダラダラと過ごしていた日のことだった。

 

 

 

 

 

『侑〜、ちょっと膝枕して欲しい』

『えぇ…別に柔らかくないよ?』

『いいからいいから!』

 

 美鈴は時々こうして私の太腿の上に頭を乗せてきたりする。私としては美鈴のサラリとした髪が当たるのは嫌いではなかったし、むしろ嬉しかった。

 

『美鈴の髪の毛綺麗だね〜。羨ましいよ〜』

『そう? 私は侑の髪の方が好きだけどなー。撫でやすいし触り心地が良いし』

『ふふっ、ありがと。でもあんまりベタベタしないでよ?』

『わかってるって』

 

 代わり映えしない日常だけど、こういうまったりした時間が私達は大好きなのだ。

 

『じゃあ、帰るね〜』

『はーい、おやすみ!』

 

 私は家に帰る美鈴を見送った後特にやることもないのでスマホをいじっていた。そんな時、ついある考えが浮かんでしまった。

 

『……美鈴って今何やってるのかな?』

 

 私と美鈴の部屋は隣になっており、マンションというのもあって壁の近くで耳を凝らせば中の音が聞こえることがある。

 

 私は少し躊躇ったが好奇心には勝てず、思い切って壁に耳を当てた。すると聞こえてきたのは何をしているのか分からないがゴソゴソと物音を立てる美鈴の声だった。

 

『……んっ、ぁ……っ、んん゙っ♡」

『なんだろこの音…?」

 

 美鈴は一体何をしているんだろうか。さっきよりもっと音の内容を気になってしまった私は、更に音を拾おうと耳に意識を集中させる。

 

『んんッ! はぁ……あっ!♡ 』

『…………っ!?」

 

 えっと今のって……。まさかオナニー!? み、美鈴が!? ひ、一人で住んでるとはいえ壁越しでも大きい声でそんなことシてるんだ…。

 

『……と、とりあえず今日のことは忘れて寝よう。明日は始業式だし』

 

 美鈴への色んな感情がぐるぐると頭の中を駆け巡っていたが、結局この日は悶々としながらも眠りにつくことにした。なんとか忘れようと思っても忘れることができなくて全然寝れなかったけど。

 

 

 

 

『おはよう!侑!』

『うん……』

 

 翌日美鈴と顔を合わせた私だったが、昨日のことが頭にチラついて上手く目を見て喋ることが出来なかった。

それだけならまだよかったのだが、全然寝れなくて疲れていたせいか、私は次にとんでもないことを言ってしまった。

 

『ところでさ美鈴』

『昨日1人でシてたでしょ?それも何回も』

『…………えっ!?」

 

  ………………………あぁぁぁぁぁぁ!! 本当になに言ってんだよ私ィィイ!! どう考えても言わない方がいいことじゃんこれェェエ!!!

 

この発言は美鈴と気まずくなってから何度も言ったことを後悔している。あの後壁の薄さのせいで聞こえてしまったから仕方ないと言い訳したが、美鈴は顔を真っ赤にして黙り込んでしまい、それから一切口を聞いてくれなくなってしまった。

 

 今日はようやく少し話せたが,どこか気まずい感じは残ったままのようであまり喜べはしない。

 

 

「侑ちゃん、最近美鈴ちゃんなんか変な感じじゃない? なんだか反応がおかしいというか…」

「……そうだね」

 

 それが私のせいかもしれないなんて馬鹿正直に言えるはずもなく、私は曖昧に相槌を打つしかなかった。ごめんね歩夢……

 

「歩夢こそ何か心当たりない?」

「なっ、何も知らないよ!? 本当に!」

「…………そっか」

 

 

 明らかに動揺してる辺り、何か隠し事してるのは間違いないだろう。本当に歩夢は表情が顔に出るからわかりやすいなぁ。

 まぁ、その何かが美鈴に関係してるかまではわからないんだけど。

 

 「一回ちゃんと話し合ってみたほうがいいよね……」

 

 色々と盗み聞きしてしまったことや嘘をついたこと、全部話してちゃんと謝ろう。

 

 ……でもあの時の美鈴、凄いエッチだったな………って、私何考えてるの!?

 

 

 

 

 

♢ ♢ ♢

 

「いやぁ、まさか生徒会室で弁当を食べることになるとはなぁ…」

「……えっと、本当によかったんですか?」

 

 時刻は昼休み、私は菜々と一緒に弁当を食べていた。なんでも一年の頃生徒会長になって以来ここでずっと食べていたらしい。

 

 まぁ部屋は綺麗だし、一般生徒は用事以外入ることないだろうから一種の穴場スポット?なのかもしれない。それより私たち以外誰もいないんだけど、今までは1人で食べてたんかい菜々さんや。

 

「よかったのかって何が?」

「いや、美鈴さんは幼馴染の方達と凄く仲が良いって聞いたので……」

「……あ〜、多分大丈夫」

 

 歩夢と侑とは最近色々あって気まずいから、一緒じゃなくても大丈夫だろう。家が隣だからいつでも会えるし。

それに……

 

「今日は菜々ちゃんと食べたかった気分だから!」

「……ッ!? そ、そうですか……」

 

 あれ、私また何かやっちゃいましたかね? 私のイケメンっぷりのせいか、頬を赤く染めている菜々を見ながら私は弁当を食べ進める。

 

「いやぁ、それにしても菜々ちゃんの弁当は美味しそうだね〜」

「そ、そうですか!?」

 

 菜々もうまそうやな〜ホンマ(ねっとり)。

 

「じゃあ私の食べてみますか…?」

「えっ、マジで?」

「はい。私の母が作ったものですけど、味は保証します」

 

 ほ、ほう……それは楽しみだなぁ……じゃあ卵焼きで……

 

「あ、あ〜ん……」

 

 ………えっ!? ちょっと待って。そういう風に食べるの!? 2人きりとはいえそういう食べ方は恥ずかしいんだけど……

 

「どうしました? 食べないんですか?」

「あっ、いえ、いただきます……」

 

 えぇい、ままよ!

 

「……ど、どうです?」

「お、美味しかったです……」

 

 あ〜んが恥ずかしくて味が頭に入ってこなかったよ……

 

「そ、そうですか! それならよかったです、えへへっ」

「っ!?」

 

 な、なんだよその笑顔、えへへって……可愛すぎだろっ♡♡♡

 

「……ッ♡♡♡」

「美鈴さん?」

「へっ!? な、なにっ!?」

「もうすぐ昼休みが終わるのでオリエンテーションの準備をした方がいいかと思ったんですが…」

「そ、そうだねっ!」

 

  わ、私今何を考えてたの!? なんか胸がドクドクして変な感じになって……頭がボーっとする……

 

「大丈夫ですか? 顔が赤いですよ」

「う、うん! 大丈夫! 元気だよ! 心配してくれてありがとね」

「はい、どういたしまして……」

 

 本当最近は調子狂うなぁ…。こういうのは(オレ)の役割じゃないってぇ……!

 

 

 

 

 「私たち某学校の生徒会活動への協力をお願い致しまして 、これを御挨拶とさせて戴きます」

 

 午後からは一年生の歓迎会兼オリエンテーションということもあって、生徒会長である菜々が代表である挨拶を横目に見ながら私はぼんやりとしていた。

 

 …………あ、あれかすみん(中須かすみ)だ! 一年の集まりで左側ってことは普通科だから、場所的にもあれはかすみんで間違いないはず。

 

 ふむ、後ろ姿だけどやっぱり可愛いな。流石は今後虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の部長?になるメンバー。本当は入学式の時に唾つけとくつもりだったんだけど、あの時は色々(寝坊)あったからなぁ。

 

『ダメなところも武器に変えるのが一人前のアイドルだよ』

『私は、桜坂しずくのこと、大好きだから!』

『かすみんだって◯◯出来ますけど!?』

 

 目を閉じれば今でもかすみんのアニメやゲームでの名シーンが思い出せる。それは転生して数十年立った今でも変わらない。

 

 ……なんか物思いにふけってたら無性に会いたくなってきた。これ終わったら適当に理由付けてお喋りしにいこうかな。

 

 せっかくだし知識チート(原作知識)持ちとしてなんかそれっぽいアドバイスでもした方がいいかもしれない。でもやっぱ変なことになったら怖いしやめとこ……

 

 

「では最後に新入生代表の挨拶を◯◯さんにやってもらいたいと思います」

 

 変なことを考えているうちにいつの間にかオリエンテーションほぼほぼ終わってた…。

 

 

 …………部活の紹介とかも聞き流しちゃったけど、どうせ同好会は数の多さで紹介されないから別にいいよね。

 

 

 

 

 

 

 

「新作のゲームコーナーってどこだっけ…」

 

 放課後、私は新作のゲームが今日発売日だったことをホームルームの時に思い出してしまったので、1人で急いで帰宅していた。ちなみに菜々も誘ったのだが、生徒会の用事があったらしく丁寧に断られてしまった。つまり今日は一人だ。

 

 こんなところで1人ということもあって多少気まずいが、だからといって目的であるゲームも買わずに帰える気にはならない。

 

「あっ、LINEきてる…。宛名は……侑?」

 

 えっと内容は……『あのことについてちゃんと話し合いたいから、20時に私の家に来てほしい』

 

 ……あのことって何のことだ? 最近やらかしたことが多すぎてなんのことかわからないけど、『わかった』でいいよね

 

「おっ、あそこかな?」

 

 送信された侑のLINEを見ながら1人頭を悩ませていると、目的であるゲームコーナーが見えてきた。

 

「よし! 早くレジに持っていこう!」

 

 私は逸る気持ちを抑えきれず足早に店内へと入り、新作のゲームを手に取ろうとした。

 

「「あっ……」」

 

 しかし、私が手に取ったものはゲームではなくそれを掴んでいた人の手であり、その人は一方的とはいえ私がよく知っている人だった。

 

 ………り、りなりー(天王寺 璃奈)!? なぜここに(アニ◯イト)!?




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