リサ・トレヴァー、新種のハーブと変異ウイルスを作る。
特殊な変異ウイルス.................【マーテル】を生み出した後、私はある目的のために、アンブレラのお膝元として有名な街、【ラクーンシティ】に訪れていた。
リサ「ふぅん..........ここがラクーンシティなのね」
ラクーンシティの街並みを見ながら、そう呟く私。
見たところ、アンブレラの工場がある影響なのか、この街は、地方都市というレベルではない程に発展しているとか。
リサ「ここまで急成長させれば、街の人間は表立って追求出来なくなる..........なるほど、アイツらもやるじゃない」
アークレイ研究所から得た情報によれば、アンブレラはラクーンシティの市長や警察署長と癒着しているらしい。
全く..........これじゃあ、まるで地方都市というよりかは、独裁国家じゃない。
どうりでアンブレラが好き勝手出来るワケね。
そう思っている時、ふと、周りを見渡すと.................街の住人達がチラチラと私の方を見ていた。
...........私ってそんなに美人なのかな?
リサ「うぅ....何か恥ずかしくなってきた」
人々の視線を尻目にそそくさと目的地に向かう私なのだった。
☆☆☆
【J's BAR】。
それは、ラクーンシティの憩いの場として知られているバーで、私は、そこでとある人物と待ち合わせていた。
リサ「あら、本当に
シモンズ「その言葉、そっくりそのまま返してもいいかな?」
リサ「どうぞご勝手に」
私と待ち合わせをしていた人物の名は、ディレック・C・シモンズ。
【ファミリー】と呼ばれる組織のリーダーなのだが..........その組織が、いわゆる世界を裏で支配する系のため、彼ならば、
シモンズ「ところで..........君の名前は?」
リサ「エリザベス・フューリーよ」
もちろん、エリザベス・フューリーという名は偽名である。
シモンズ「それで?私をここに呼んだということは...........何か、目的があってのことだろうな?」
リサ「シモンズさん、あなたは.................苦痛を与えることなく、死に至らしめる毒に興味はない?」
ニコりと微笑みながら、私がそう言うと..........
シモンズ「........何?」
シモンズは、その言葉にピクリと反応した。
続けざまに私は
リサ「そのままの意味だと思えばいいわ」
と言うと、私はトランクケースの中から、白い粉..........【
リサ「これは【
【
一方、当のシモンズはというと.................
シモンズ「..........いくら払えばいい?」
もう既に買う気満々になっていた。
まぁ、自然死に見せかけて殺す毒だと知れば、誰だって欲しくなるわよね。
リサ「大金だろうが、端金だろうが、どちらでもいいわ。私はただ研究するための資金と実験台となる素体が欲しいだけだから」
シモンズ「ほぅ?となると.......君は研究者なのか?」
リサ「えぇ、そうよ」
私がシモンズの言葉に対し、そう答えると..........シモンズはしばらく考えた後..........こう言った。
シモンズ「..........君は素晴らしい研究者だな」
リサ「契約成立..........と思えばいいかしら?」
シモンズ「そう思えばいい」
シモンズはニタリと笑うと、私の目の前に何束かの札束を置き、【
シモンズ「君のおかげで、久々に面白い買い物が出来たよ」
リサ「フフッ..........そう言ってくれるのなら、嬉しい限りだわ」
【ファミリー】が私の作った毒..........【
シモンズ「あぁ、そうだ。もしも、何かしらのことがあれば..........いつでも我々を頼ってくれ」
リサ「あら、そんなことを私に言ってもいいのかしら?」
シモンズ「君は我々にとっては有益な相手..........そう判断したまでだ」
どうやら、シモンズは私のことをいい商売相手だと判断したらしい。
何はともあれ、【ファミリー】を味方に付けたのなら、怖いものはないわ。
シモンズ「というわけで、これからも頼むよ..........エリザベスくん」
リサ「えぇ、そうさせてもらうわね」
Q:【ファミリー】って何?
A:バイオハザード6に登場する悪の組織で、いわゆる世界を裏側から支配している系の組織だよん