リサ・トレヴァー、【マーテル】を使ってB.O.W.を生み出す。
なお、そのB.O.W.はトンデモ性能を持った生命体だった模様。
アークレイ研究所。
それは、Tウイルス研究の最前線であり、
アンブレラにとって、アークレイ研究所は重要な施設の一つであるため、突如として連絡が途絶えた原因を調べるのに、U.S.S.を送り込むのも無理はなかったが.................アンブレラは、その判断が間違っていたことをすぐに実感することになる。
何故なら..........
U.S.S.隊員1「ひ、ヒィィィ!?」
今現在の
ハルピュイア1「グルガァァァァァ!!」
U.S.S.隊員1「な、何だあの鳥は!?」
U.S.S.隊員2「う、撃て!!撃ちまくれ!!」
空中から襲いかかってくる【ハルピュイア】に向け、攻撃するU.S.S.隊員達。
しかし、空中戦を得意とする【ハルピュイア】達にとって、弾丸を避けることは造作もなかったのか.................弾丸の雨を躱しながら、U.S.S.隊員を襲っていった。
U.S.S.隊員3「クソッ!!たかがアークレイ研究所の調査で、何で鳥の化け物に追われなきゃいけないんだよ!!」
U.S.S.隊員4「死にたくない!!死にたくないよぉ!!」
U.S.S.に所属する大半のメンバーは、戦いや暗殺のプロである。
だが..........そんな彼らも所詮は人間。
空飛ぶB.O.W.に恐れをなし、逃亡する者もいたが....................【ハルピュイア】達は、それを待っていたかのように、逃げようとする兵士達を殺していった。
U.S.S.隊員1「アイツら..........逃げ出した連中を中心に殺しているのか!?」
U.S.S.隊員2「チッ!!ズル賢い鳥どもめ!!」
【ハルピュイア】達に悪態をつくU.S.S.隊員に対し、当の【ハルピュイア】達はと言うと....................
ハルピュイア1「クルルルゥ!!」
ハルピュイア2「ガァァァ!!」
ハルピュイア3「ギャギャアアアア!!」
U.S.S.の隊員達に向け、まるで嘲笑うかのような鳴き声を上げた。
U.S.S.隊員2「チクショウ!!これじゃあ逃げたくても逃げれないじゃないか!!」
退却も出来ず、【ハルピュイア】に攻撃するという選択肢しか選べないU.S.S.の隊員達。
そんな彼らの健闘も虚しく、次々と隊員達は殺されていくのだが....................
「「「「「「!?」」」」」」
ある程度の数に減った途端、【ハルピュイア】達は、何故か、U.S.S.の隊員達を捕えるという謎の行動を行ったのである。
U.S.S.隊員5「や、やめろ!!」
U.S.S.隊員2「コイツら..........まさか、最初から俺達を攫うつもりで襲っていたのか!?」
U.S.S.隊員1「だ、誰か!!助けてくれぇ!!」
U.S.S.隊員は【ハルピュイア】達にそう懇願するものの..........【ハルピュイア】達は、彼らに対してニヤリと笑った後、主のいる洋館へと戻っていくのだった。
☆☆☆
一方その頃.................ラクーンシティの地下研究所にて、U.S.S.隊員達が【ハルピュイア】に襲われる様子を観ていた、二人の人物がいた。
一人はS.T.A.R.S.の隊長であり、アンブレラ側の人間であるアルバート・ウェスカー。
もう一人は、ウェスカーの友にして、Gウイルス研究に没頭するマッドサイエンティストこと、ウィリアム・バーキン。
彼らは、U.S.S.を襲った怪物.................【ハルピュイア】に対し、衝撃を受けていた。
ウィリアム「空中戦を得意とするB.O.W.だと!?そんな生命体、一体誰が開発したんだ!?」
ウェスカー「立地的に考えて、アークレイ研究所の可能性は高い...........だが」
ウィリアム「あそこまでの精度のB.O.W.を作るとなると、金や人員がかかって、本部にバレてもおかしくはないはず.......」
一体、誰があのB.O.W.を開発したのか?
二人の頭の中に浮かんだ疑問は、意外なことに、すぐに解決することとなる。
何故なら.................【ハルピュイア】を開発した
リサ『ハァイ、元気?』
ウェスカー「..........貴様は?」
リサ『名前は教えられないけど..........さっき、U.S.S.を襲ったB.O.W.の生みの親....................って、言えば分かるよね?』
「「!?」」
通信相手の女..........もとい、リサの発言に驚くような反応をする二人。
続けざまに、リサは呆然としている二人に向け、こう言った。
リサ『ふふっ...........で、どうだった?私の開発したB.O.W.を観た気分は?』
ウィリアム「君...........ひょっとして、新種のウイルスを使ったのか!?」
リサ『ご名答!!流石はGウイルス研究の責任者だけはあるわね』
ウィリアム「そ、そこまで知ってるのか!?」
一般人なら知り得ない情報を、通信機越しにサラッと話すリサ。
その話を聞いたウィリアムは、彼女に対して、興奮気味にこう質問した。
ウィリアム「何故..........私のことを知っている?それに、どうやってあのB.O.W.を開発したんだ!?」
リサ『あぁ、【ハルピュイア】のことかしら?人の言葉は喋れないけど....................あの子達はとっても賢いのよ。ただ、あの子達はただの見張り役。わたしの元には、まだまだ可愛い子がたくさんいる。この言葉の意味は..........分かるよね?』
可愛い子がたくさんいる。
その意味を二人が理解するのに、数秒もかからなかった。
ウェスカー「ではアークレイの研究所から連絡が途絶えた原因も」
リサ『それも私よ。正確に言えば...........私は、館からアイツらをこの世からあの世へ
ウェスカー「おい、それはどういう」
ウェスカーがそう言いかけた瞬間、通信は一方的に切れてしまった。
この事件は、アンブレラにとっては衝撃的な出来事となり、崩壊へのカウントダウンのきっかけとなるのだが.................今のところ、そのことを理解している人間はまだいない。
【ハルピュイア】に攫われたU.S.S.隊員がどうなったかって?
うーんと..........【アバドン】の食糧になったり、【マーテル】の実験台になったりと、大体悲惨な目に遭ってるよ!!