BIOHAZARD〜復讐の天使〜   作:サクラモッチー

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【前回のあらすじ】
【ハルピュイア】によって、U.S.S.の一部隊が壊滅。
ウェスカー&ウィリアム、【ハルピュイア】にビビる。
リサ・トレヴァー、ウェスカー&ウィリアムを煽るだけ煽って、一方的に通信を切る。


仲間の増やし方

つい一週間前、アンブレラがアークレイの研究所の現状をを調べるために、U.S.S.の一部隊を送った。

なので、【ハルピュイア】に対し

 

『敵の数をある程度減らしたら、残った敵を洋館に連れてくる』

 

という命令を下した上で、対応させた。

すると、【ハルピュイア】はその命令を完璧にこなし、何人かのU.S.S.隊員を捕獲してきた。

え?【ハルピュイア】に殺されたU.S.S.隊員達はどうなったのかって?

そりゃあ..........もちろん、証拠隠滅したに決まってるじゃない!!

まぁ、証拠隠滅と言っても....................【ハルピュイア】達の()()()だけどね。

 

捕獲した隊員達の用途は様々で、何人かは【アバドン】の餌として与えたり、何人かは【マーテル】の実験台として使用したのだが.................そこで、興味深いことが起こった。

何と、U.S.S.の隊員(♂)の中で、【マーテル】に適合する人間が現れたのだ!!

 

リサ「体の調子はどう?」

オリヴィア「えぇ..........特に問題はありません。むしろ、良いぐらいです」

リサ「そう、ならよかった」

 

彼女の名はオリヴィア。

元々は、オリヴァー・シンプソンというU.S.S.所属の()()隊員だったのだが.................【マーテル】に適合したのが原因なのか、何故か女体化してしまった。

しかも、U.S.S.内での彼..............じゃなかった、彼女の立ち位置は回復要員だったらしい。

なので、ウイルスや薬品などの知識が豊富なためか、私のことをカルト宗教の教祖のように崇めている。

....................要は狂信者みたいな感じだね。

 

オリヴィア「それにしても........リサ様が創り上げた【マーテル】も素晴らしいですが、その【マーテル】を使って生み出したB.O.W..................【リリス】は、まさにタイラントを超える兵器ですよ!!」

 

興奮気味に、私に対してそう言うオリヴィア。

 

リサ「らしいわよ、エーデル」

エーデル「えへへ〜ッス!!」

 

オリヴィアの言葉を近くにいた【リリス】.................エーデルに伝えると、彼女は嬉しそうに照れていた。

 

オリヴィア「私自身..........【マーテル】に適合したことを誇らしく思っています!!ですから....................研究のお手伝いとかをさせてもらってもよろしいでしょうか!!」

 

それは、予想外の頼み事だった。

だが.................その頼み事は、むしろ好都合なものだった。

と言うのも、【ファミリー】や裏社会の人間との()()()()で、どうしても、この屋敷を離れざるを得ない状況になることが度々ある。

屋敷の警備は【ハルピュイア】達と【リリス】達に頼んでいるものの..........その分、研究が止まってしまうので、【リリス】に銃火器の使い方やら、実験のイロハやらを叩き込むことが出来る人材が欲しかったところなのである。

なので、私はオリヴィアに向けてこう言った。

 

リサ「私はね..........【マーテル】に適合した人間を、このままアンブレラに帰すほどの馬鹿じゃないわ」

オリヴィア「じゃ、じゃあ!!」

リサ「もちろん、採用するに決まってるじゃない」

 

私がそう言った瞬間、彼女の顔はこっちがドン引きするぐらい、明るくなったかと思えば、今度は泣き始めたりと、感情の起伏が忙しくなっていた。

 

エーデル「よかったッスね!!オリヴィア」

オリヴィア「ゔぅ゛..........ありがとうございます」

 

....................何か、トンデモナイ人物を採用したかもしれない。

 

リサ「それで、あなたには私の右腕兼【リリス】達の教育係として働いて欲しいのだけど.......」

オリヴィア「やります!!やらせてください!!」

 

食いつくように、即答するオリヴィア。

 

エーデル「マスター..........なんだかオリヴィアがちょっと怖くなってきたッス

リサ「..........奇遇ね、私もよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ「と言うわけで、私の元に頼もしい人材が来たってわけ」

 

ビジネスの話をするのにうってつけの場所こと、ラクーンシティの【J's BAR】にて、私は今までの起こったことや、オリヴィアのことをシモンズに向けて語ったのだった。

 

シモンズ「いやはや、君が生物兵器を使ったことも驚きだが...........その生物兵器に適合する人間が現れるとはな」

リサ「まぁ、確率的にはかなり低いから、彼女はレアな存在だと言っても過言ではないわ」

シモンズ「だろうな」

 

そう言うと、シモンズはワインを一口飲むと..........私に対し、こう尋ねた。

 

シモンズ「それで?次はどんな()()()()をするつもりなんだ?」

リサ「今現在、私が売っているのは安らぎを与える毒だけよ。だけど.................死の商人という職業上、一風変わった商品も取り扱いたくなってなってきたのよね」

 

悪魔のような笑みを浮かべながら、私はテーブルの上にとあるリストを置いた。

 

シモンズ「..........これは?」

リサ「今現在、館にいる【リリス】達のリストよ」

 

シモンズはリストをザッと観た後.................

 

シモンズ「.......やはり、君とはいいビジネスが出来そうだ」

 

私と同じく、悪魔のような笑みを浮かべるのだった。




オリキャラ紹介その1
【オリヴィア】
本名はオリヴァー・シンプソンで、元々の性別は男性だったが..........【マーテル】に適合したことにより、肉体が女性へと変化してしまったらしい。
身体能力は、謎のウイルスを投与したウェスカー並みの力で、本人曰く

「弾丸が遅く見える」

とか。
U.S.S.に所属していた時は、回復要員だったため、ウイルスや薬品などの知識が豊富。
なので、リサの右腕兼【リリス】達の教育係として働くことになったのだが..........リサに対してはカルト宗教の教祖を信仰するのと、よく似た感情を持っていて.....................?
要は狂信者みたいな感じだね。

【エーデル】
リサが生み出した【リリス】の一人で、口癖は『〜ッス』。
他のB.O.W.(リサ作)の同じく、リサに対しては忠実かつ絶対の忠誠を誓っている。
名前の由来はエーデルワイス。
ウイルスの研究や実験を行うよりも、戦う方が好きなので、【戦闘部隊】に所属している。
戦闘スタイルは格闘術。
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