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『てなわけで、トップに言われて大穴関連の業務も担当することになったぞ。ちなみに昨日まで大穴にいたよ。』
〇へー
〇出世?
〇あそこ立ち入り禁止よね
〇信頼されてる?
〇大穴って何があるの?
〇業務ってなにすんの?
〇気になる
『守秘義務でいろいろ言えないことはあるけど、大穴はほとんど自然で研究所がまばらにある感じやね。凶暴なポケモンがわらわらいるから、下手したらチャンピオンクラスでも死にかねないレベルの危険地帯よ。立ち入り禁止も納得やね。業務は研究所との橋渡し役、ほら、いるやろオーリム博士。』
〇ヒェッ
〇そんな危険なんや
〇チャンピオンクラスでも!?
〇やばすぎんか?
〇とずまりすとこ
〇大穴からポケモン出てきたら大惨事やない?
〇こえぇ
〇研究所あるんや
〇確かテラスタルも大穴産よね
〇あーあの人ね
〇女の博士やっけ?
〇最近話聞かんかったけど大穴におったんか
『オーリム博士さ。あの人いっつも毛皮ビキニなんだよね。目のやり場に困るわ』
〇エッッッ!!
〇キッッッ!!
〇痴女博士かぁ…
〇エッチすぎます!!
〇あの人30代やろ?
〇30代で常時毛皮ビキニ…?
〇美人やからええやろ
〇オーリム博士って子持ちやなかったか?
〇うわぁ…
〇かあちゃん…
『まぁ、毛皮ビキニはおいておくとして。大穴で研究ってすごいよね、360度全部危険地帯だし。今回の仕事で事故が起こったんだけど、俺がいなかったら多分死んでたよ。』
〇えぇ…
〇大丈夫やったんか
〇ほんまに危険なんやな
〇えぇ…
〇研究者も命がけやね
〇かあちゃん…
〇命の恩人やね
〇研究所無事やったん?
『俺も博士も無事だよ、ただ研究所は木っ端微塵になったねー。イチから再建するらしいから大穴研究が再開できるのは当分先みたいよ。オーリム博士も再開されるまでは地上で研究するらしいわ。』
〇木っ端みじん!?
〇やば
〇想像の100倍は大事やったわ
〇やば
〇リーグもたいへんやな
〇はぇー
〇博士も災難やったな
『そうなんだよね。』
『ぷりぃぃぃぁあ!!』
配信画面に二倍ほどの大きさになったプリンのようなポケモンが映り込んでくる。
『ん?おー、どうしたん?おなかすいたのか?』
『ぷりゃ!』
『ちょっと待っててな、今配信中だから。』
『ぷりぃぃぃぃぃぃぁぁあ!!!!』
『あー!暴れるなって!わかったわかった、すぐご飯にするから!じゃあ、そういうことなんで今日は終わりまーす。』
〇!?
〇ふぁっ!?
〇いまのなに!?
〇プリン?
〇でかくね?
〇プリンではなかった
〇大穴のポケモンか?
〇新種!!
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食材がたくさん置いてある学生寮のような一室。
黒く大型な犬型ポケモンに寄りかかっている金の長髪をした青年が、うれしいような、母親が30にもなっていつも毛皮ビキニを着ているとネットで広められたような顔をしている。
「かあちゃん…」
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ポケモンリーグのチャンピオンの執務室。
オモダカの前にアカシアとサケブシッポが正座をしている。
「今回は結果的に大穴への不法侵入が減ったのでいいですが、サケブシッポの露見によって大穴への侵入が増える可能性もあったんです。その子の管理はくれぐれも厳重にお願いします。」
「はい」
「ぷりゃ」
ガチャリ
「じゃますんでー」
「失礼します。噂の大穴のポケモンがここにいると聞いたのですが。」
「どーも」
アカシア以外の三人の四天王が部屋に入ってくる。
「ぷりゃ」
「おー、この子が噂のポケモンか。普通のポケモンよりワイルドな顔つきしとんな。」
「プリンの過去の姿と聞きましたが、プリンの髪がしっぽになっているんですね。」
「…」
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