善意で改変したら、改変してしまった   作:空白の語り部

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おはようございます。23時に投稿するつもりが少し遅れました

さぁSVの追加コンテンツ<ゼロの秘宝>が配信されましたが、私は未だにダウンロードしてません。でもダウンロードしたいとは思ってるんですよね。あのチャデス、めっちゃ欲しい...


では本編どぞ!!




18話 空腹は突然くる

 

 

 

「サトシたち、無事に採って来れるかしら?」

 

「大丈夫でしょ。ちょうど霧も晴れてきたし、視界不良で迷子になることもない。それにもう一匹のヤンチャムもいることだしね」

 

「そっか。そうだよね」

 

 

 

ゴロンダの笹の葉を採りに行ったサトシたちを見送ったユウトとセレナは、力なく座り尽くすゴロンダと傍に寄り添うヤンチャムを見守れる位置に座っていた

 

2人の傍にはイヴやクロアにフォッコがいるが、シロアは先程ユウトと逸れて随分と不安になっていた所為か、今はユウトにピタッと引っ付いていた

 

 

─そして、ユウトたちの他にも一匹いるのだが

 

 

 

「それで、結局ニャースはなんでフォッコたちと一緒にいたわけ?」

 

『にゃ?別に何かを企んでいたわけじゃないにゃ!ただ、にゃーたちの気球が爆発して落ちた先にピカチュウたちがいただけにゃ!...─っ!』

 

「本当かしら?」

『フォコ...』

 

「まぁどちらにしても下手なことするなよ?」

 

『もちろんだにゃ!!ということで、気落ちしているゴロンダの為に、きのみとかを採ってくるのにゃ!』

 

 

─ダダダダダ

 

 

「あっ!言ったそばから!?」

 

「放っておいた方がいいよ。ゴロンダの前から離れるのが一番ダメな気がするから」

 

「う、うん。それはそうと、フォッコたちと合流した時から思ってたんだけど...シロアって、そんな姿だったかしら?」

 

 

 

ニャースが居なくなるのを確認したセレナは、初めてシロアの姿を見た時と今の姿を比較していた

 

現在のシロアの姿は、ヒスイゾロアの特徴的な容姿といえる頭や首や尻尾の先から人魂のように揺れるモノがどこにも見当たらず、白い姿をした通常ゾロアのような姿をしていた

 

 

 

「これはイリュージョンだよ」

 

「イリュージョンって確かゾロアの特性よね。ヒスイゾロアもイリュージョンを使えるのね」

 

「まぁね。シロアには万が一の場合に、不特定多数の人前に出る時は通常ゾロアに化けるようにしてもらってるんだ。それでも通常ゾロアと比較したら色違いだから珍しいんだけどね...」

 

「でも、ヒスイゾロアだって周りから知られはしないんじゃない?隠すべきなのは<ヒスイの姿>であることなんでしょ?この姿なら人前でも出せるわよね」

 

「そうなんだけどね。精神状態が理由でずっと維持は出来なくて、すぐに解けたりする場合もあるから安易に出せないんだ」

 

「へぇ〜。ってことは、やっぱり今回って結構危なかった感じ?」

 

「そうだね。ロケット団がバカで助かった。それに、シロアも化けを解けさせずによく頑張ったぞ!」

『...キュヌ』

 

 

 

そう言ってユウトは、シロアをワシワシと撫で回す。その撫では強めであるものの、傷付けさせない様にしている為シロアも拒まずに受け入れていた

 

そして、一頻り撫で回して落ち着いた頃

 

 

 

─キュルルルゥ...

 

 

「ん?」

『フィ?』『きゅぬ?』

 

「いまの音って...」

『フォウ?』

 

 

「あらら、お腹空いちゃったかシロア?」

 

『キュ、キュアンヌ...』

 

「ちょっと待ってて...えっと。おっ、あった!」

 

 

 

ユウトはリュックから可愛くラッピングされた大小の2つの袋と、紺色の巾着袋を出し、その内ラッピングされた大きい方の袋を開けてシロアへと差し出した

 

 

 

「これ、ポフレっていってこの地方のポケモン用お菓子なんだってさ。俺が作った訳じゃないけど、試しに食べたら美味しかったから、シロアも食べな」

『キュヌ』

 

『『『...』』』ジー

 

 

「ふふ、みんな仲良く食べな。でも、ピカチュウたちには内緒だからな?」

 

『フィア!』『きゅおんぬ!』『フォコ!』

 

 

「あ、それとイヴ。この巾着袋をヤンチャムたちに渡してあげてくれ」

 

『フィ?』

 

「中身はイモモチ。さっきあげようとしてロケット団に邪魔されたんだよ。俺が渡してもいいんだけど、なんか警戒されてるから、代わりに渡して」

 

『フィア』

 

 

因みにヤンチャムがユウトを警戒しているのは、十中八九かんぽーやく入り料理を食べさせた所為である。それを察してか、イヴは苦笑いをしながら巾着袋を受け取ってヤンチャムたちの方へ届けに行った

 

 

 

「さてと...それじゃあセレナ、手出して」

 

「えっ、うん」

 

「はい、どうぞ」

 

「...これって、マドレーヌ?」

 

 

 

ポフレを美味しそうに食べるポケモンたちと、巾着袋をヤンチャムに渡すイヴの様子を横目に、ユウトはもう一方の袋を開けてセレナに手渡す

 

 

 

「そう、マドレーヌ。ミアレシティでみんなと別行動した時に困ってる子を見かけてさ。手助けしたらお礼に貰ったんだよ。因みにポフレもそう」

 

「へぇ〜...可愛くラッピングしてあるってことは、女の子だったんだ?」

 

「ん、そうだね。...あ、美味しい!」

 

「...うん。美味しい、けど(なんか、モヤっとする)」

 

「ムグムグ、ホントに美味しいな。今度作ろうかな」

 

「...っんぅ〜」

 

「─っ!シロア、こっちに戻っておいで!」

 

 

 

複雑な心境で食べるセレナに気付いているのかいないのか、ユウトはマドレーヌの味を噛み締めながら自身も機会があればと計画を練っていた

 

そして、頭を悩ますセレナを他所に、ユウトは何かを感じ取りシロアを呼び戻す。呼び戻されたシロアは、ポフレを早々に食べ終えユウトの元へと戻ってきた

 

 

 

 

 

『キュヌン?』

 

「楽しんでる所悪いな。もう食べ終わった?」

 

『キュヌ』

 

「はやいなぁ...でも、ちょうどいい。念の為っていうだけで申し訳ないんだけど、ボールに戻ってくれ」

 

『?...っ! キュヌヌ!』

 

「ありがとう」

 

「ユウト?」

 

「少しだけ静かに...

 

 

 

 

─クロア!そこの茂みにシャドーボール!!」

 

『きゅっ、きゅぬおぉん!!』

 

 

 

─ドォオン!

 

 

 

「「『ぎゃあああ!!?』」」

 

 

 

シロアをボールに戻したユウトは、ゴロンダを挟んだ反対側にある茂みに攻撃させるようクロアに指示をする。シロアがボールに戻った事を見ていたクロアは、何が起こるのかを予想していたのか、突然の指示にも戸惑うことなく対応していた

 

そしてクロアの攻撃が茂みの奥に直撃した場所から飛び出るように現れたのは、きのみを採りに行った筈のニャースと、気球爆発後から姿を見なかったムサシとコジロウだった

 

 

 

「ロケット団!?」

 

「ニャース、きのみ探しじゃなくて仲間探しだったのか?仲間見つけて、ゴロンダやポケモンたちを奪うつもり?」

 

 

『ふっ、ふっふっ。バレたのなら仕方にゃいのにゃ』

 

「さぁ、そこのゴロンダとお前たちのポケモンを渡してもらおうか」

 

 

「そんなの素直に渡す訳ないでしょ!!」

 

「(それよりもクロアの攻撃直撃したのに、擦り傷程度の怪我で済んでるのおかしくないかな?)」

 

 

「それじゃあ力ずくで奪うまでだ!マーイーカ!!」

 

「行きなさい!本日初のお披露目、我らロケット団の新戦力!!」

 

 

─ポカァン!!

 

 

『マイッカ』

 

『チャチャ!』

 

 

 

ユウトが少しズレた思考をしている間に、いつも通りの強行突破と行くロケット団。コジロウがマーイーカを出したのに対し、ムサシが出したのは、カボチャに魔女帽子を被らせたかのような見た目をしたポケモンだった

 

 

 

「あのポケモン、今まで出したことなかったわよね」

 

「きっと、どこかのタイミングで捕まえた新しい仲間だろうね」

 

 

<バケッチャ かぼちゃポケモン>

<土に埋もれて寝ていることが多い。光る目で旅人の道標となる>

 

 

 

『おぉムサシ!いつの間に捕まえたのにゃ!?』

 

「アンタを探してる途中で捕まえたのよ」

 

「(とは言っても、バトルも無しでただボールを当てただけなんだけどなぁ...それで捕まえれるとは思わなかった)」

 

 

 

『きゅぬぬ!!』

 

「お前が出るのか、クロア」

 

『きゅあんぬ!』

 

「っよし、わかった」

 

「私たちも行くわよフォッコ!」

 

『フォコ!』

 

 

 

ゴロンダを守るように前へと出た2人と2匹のポケモン。ロケット団も好戦的な笑みを浮かべ相対する

 

 

 

「イヴ、ゴロンダたちに被害が出ないように守っていてくれ」

 

『フィア!』

 

 

「っよし...それじゃあ、いくぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○●●○●●

ユウト&セレナ

クロア&フォッコ 

VS

ムサシ&コジロウ

 バケッチャ&マーイーカ

○●●○●●

 

 

 

 

 

「バケッチャ!シャドーボール!!」

 

「クロア、相殺しろ!!」

 

 

『チャボォー!』

 

『きゅぉおう!!』

 

 

 

バトル開始直後、挨拶代わりという風にバケッチャのシャドーボールが襲いかかる。バケッチャというポケモン自体がそうなのか個体がいいからなのか不明だが、ゲットしたばかりだというのに、かなり強力な攻撃を放っている。

しかしクロアもそれに怯むことなく、バケッチャが放った技と同じシャドーボールを放つ。その攻撃もバケッチャに負けておらず強力なものであり、2つの技がぶつかり合い軽い爆風が巻き上がる

 

 

 

「マーイーカ、フォッコにたいあたり!」

 

「っフォッコ、ひのこ!」

 

 

『フォコォ!!』

 

『マイッ...』

 

 

 

爆風に怯むことなく間髪入れずに攻撃を指示するコジロウに、セレナも反撃するよう指示するが爆風や慣れないバトルで反応が遅れてしまう

 

それに影響されてかは不明だが、フォッコが放った攻撃は接近するマーイーカに避けられてしまう。

 

 

 

「クロア、フォッコをフォローして! マーイーカにひっかく!」

 

「させないわよ!バケッチャ、やつあたり」

 

 

『チャチャチャボゥ!!』

 

『きゅぬっ!?』

 

 

『イッカァ!!』

 

『ッコォゥ...!』

 

 

 

攻撃させまいとマーイーカに接近するクロアだが、野放しになったバケッチャがそれを許すことなく襲いかかりダメージを与えクロアを吹き飛ばす。そして、味方の活躍で自身への攻撃を回避したマーイーカもそのままフォッコへ攻撃を直撃させ、ダメージを受けたフォッコもクロアと同じ場所へ飛ばされた。

 

 

 

「クロア!!」

「フォッコ!!」

 

 

二匹がユウトたち側の地面へと打ち付けられた際に、その場所から暫く砂埃が舞い上がり、煙幕のようになって二匹とその近くにいたユウトとセレナを覆ってしまった

 

 

 

「うっ、視界が...フォッコ!大丈夫!?」

 

 

『...ッフ、フォコ』

 

『きゅきゅきゅっ』

 

 

「...クロア。─」

 

 

 

 

 

 

「初陣で圧倒するなんてやるじゃないバケッチャ!」

 

『チャチャ!』

 

「なーはっは!ロケット団の力、思い知ったか!!」

 

『ん〜、なんかあっさり過ぎて拍子抜けにゃ』

 

「ふんっ!本気を出せばこんなもんよ!!」

 

「じゃあちゃっちゃとトドメを刺して、後ろにいるポケモンたちも捕まえますか」

 

 

 

勝利を確信した表情を浮かべるロケット団は、砂埃が収まりクロアとフォッコが先程の攻撃で傷付いた事で震えながら立っているのを確認する。そして、ユウトとセレナも視界に収めるが、なにやら二人がロケット団に聞こえない程の声量で話していた

 

 

「─だから、取り乱さないで」

 

「うんっ」

 

 

 

 

 

『にゃ?ジャリボーイたち何か話してたかにゃ?』

 

「知ったこっちゃないわ!もう相手は瀕死に近いわ」

 

「そしてこっちは余力が有り余ってる。心配することはない!!」

 

 

「そういうこと。バケッチャ!あくのはどう!!」

 

「マーイーカ!サイケこうせん!!」

 

 

『チャァ...チャボォ!!』

『マァイィ...カモモモモ!!』

 

 

 

 

『『─!』』

 

 

 

 

─チュドォオオン!!!

 

 

 

気掛かりな行動をする二人を疑問に思いつつも、ロケット団は自身のポケモンに指示を出す。そして放たれた攻撃に、瀕死に近いクロアとフォッコは迫ってくる攻撃を避けることもせずに直撃を喰らってしまう。その衝撃によって一度収まった砂埃が、また大きく舞い上がる

 

 

 

「「やぁりましたァ!!!」」

 

『さっきまでどうにゃることかと思ったけど、結果的に良いカンジにゃぁ!!』

 

 

 

 

 

「...っ」

 

「まだ、終わってない!」

 

 

 

 

砂埃によりお互いの姿が見えていないが、ユウトの声は焦りの感情は全くなく、砂埃の向こうにいるであろうロケット団に投げかけていた

 

 

 

「おっとそうね。まだ、その色違いのポケモンが残っていたわ」

 

『でも数的にはにゃーたちが有利にゃ』

 

「大人しく降参しときな」

 

 

 

そんな言葉に余裕の笑みで返すロケット団は、相手が身動きや抵抗ができないようする為の道具を手に持って砂埃が収まり切るのを待っていた

 

 

 

 

 

 

そして、砂埃が収まり切ったとき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「ん?」」

『にゃ?』『チャボ?』『イッカァ?』

 

 

 

 

 

 

 

 

その場所にはユウトとセレナ、その後方にイヴとゴロンダ一家がいた。しかし問題はそこではない

 

先程までバトルで戦って瀕死近くまで追い詰められていたクロアとフォッコが、その場所にはいなかった

 

 

 

 

「え、あの二匹はどこに行ったの!?」

 

「まさかモンスターボールに戻したか!?」

 

『でもそんな音は聞こえなかったのにゃ!!』

 

 

『チャチャッ?』『イカッカァ??』

 

 

 

予想外のことに取り乱すロケット団。それに影響されバトルしていた二匹のポケモンも視線をあちこちと移して標的のポケモンを困惑しながらも探している

 

 

 

が、バトル中でのそれは...隙だらけすぎた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今だ!シャドーボール!!」

「ひのこ よ!!」

 

 

 

─ガササ!!

 

 

『きゅぬぬ、あおん!!』

『フォウウ、ッコォ!!』

 

 

 

 

─ドォオン!

 

 

 

『ッマイィ!!?』

『チャチャァ!!』

 

 

「「うそぉっ─ぐべぇ!!?」」

『にゃあっ!?』

 

 

 

困惑する相手たちに、いつの間にか戦っていた場所の端にある茂みに隠れていたクロアとフォッコが、ユウトたちの指示で飛び出し相手に攻撃を放つ

 

死角からの攻撃で直撃してしまったバケッチャとマーイーカは勢いよく吹っ飛び、ロケット団を巻き込む

 

 

 

「だから言ったろ?まだ終わってないってさ」

 

 

『ど、どういうことにゃあー?消えたポケモンが別の場所から攻撃してきたのにゃ...』

 

 

 

「少し考えればわかる事だから教えねぇよ」

 

 

 

ムサシとコジロウと一緒にポケモンの下敷きにされたニャースは困惑していた。追い詰めた筈のポケモンが消えて、次の瞬間には少し傷を負っているだけで瀕死に近い状態ではないポケモンが死角から反撃していたことに

 

しかしユウトの言葉から、そのカラクリは難しいことではない。説明すると、まず最初に砂埃が巻き上がった時に、クロアは自身の特性<イリュージョン>を操り自分とフォッコの幻を砂埃の中に生み出した。その後すぐにフォッコを連れてそこから相手へ見つからない様に離脱。そして砂埃が晴れてその場所にいたのは幻で、ロケット団はそれに攻撃をした後に幻は砂埃が舞い上がると同時に消えた

 

後は茂みの影から様子を伺い、ユウトの合図で飛び出して行ったという...つまり、クロアの特性を活かして戦っただけなのである

 

 

 

 

「っふぅ...なんとかなって良かった。急にユウトが<クロアなりの戦いをする。だから取り乱さないで>って言ったときはどうなる事かと思ったなぁ」

 

「あー、バトルに慣れてないセレナは不安だったか。まぁ、その内慣れるよ。怖がってばっかじゃないだけ上出来上出来!」

 

「そ、そうかな?そういう問題だけじゃない気が...」

 

「それは気の所為!とりあえず、コイツらにさっさとトドメ刺すよクロア!イヴ、お前も一緒にだ!!」

 

「ん〜...まぁいいや。よしっ、行くよフォッコ!」

 

 

『きゅぬ!』

『フィア!』

『フォコ!』

 

 

 

 

「あっ、これは不味い予感が...」

 

「おかしいなぁ...さっきまでは圧倒してたのに」

 

『バケッチャもマーイーカも急所に当たったのか瀕死になってるにゃ...』

 

「つまり?」

 

 

 

 

瀕死となったポケモンの下敷きにされてるロケット団は未だに身動きがとれないでいる。そんな隙だらけも隙だらけな相手を見逃す訳もなく、二人はポケモンたちに指示を出していく

 

 

 

 

「クロア、シャドーボール!

 イヴ、ようせいのかぜ!!」

 

「フォッコ、ひのこ!!」

 

 

『きゅぬぁおおん!!』

『フィイ...ッァア!!』

『フォオア、コォオオ!!』

 

 

 

 

 

 

 

─ズドドド...チュドォオオン!!!

 

 

 

 

 

 

 

「「『ヤなカンジィイイイ!!!』」」

 

 

 

─キラーン

 

 

 

力を最大限まで込めて放たれた攻撃は、このバトルの中で一番強力なものとなり、それを受けたロケット団は耐えられる筈もなく空の星になって行ったのだった

 

 

 

 

 

「お疲れ様、クロアにイヴ!」

 

「フォッコも!よく頑張ったわね!!」

 

『きゅぬ!』

『フィ〜♪』

 

『...フォコ』

 

 

「?フォッコ、どうしたの─」

 

 

 

 

「おぉ〜い!2人とも〜!!」

 

「はぁっ...笹の葉、とってきましたぁ〜!」

 

「お待たせー!!」

 

 

 

 

ユウトたちが、ロケット団に勝利したポケモンたちに労いをかけていると、フォッコが何処か浮かない顔をしているのにセレナは気付いた。そんなフォッコに問いかけようとした彼女だったが、タイミングが良いのか悪いのか、遠くの方からサトシたちが走ってきていて、ユウトたちに向けて言葉を投げかけていた

 

そして、ハリマロンが手に持っているモノから、笹の葉は無事に採れたようであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●○●○●○●

 

 

 

『ゴォオオオ!!』

 

『『ヤンチャヤンチャ!!』』

 

 

 

ゴロンダに笹の葉を渡した後、それを口にくわえたゴロンダは先程のナヨナヨな姿から本来の豪快な姿へと復活していた

 

 

 

「元気になってよかったぜ!」

 

「笹の葉の力って、すごいのね...」

 

「ゴロンダ限定だよそれ...」

 

 

「ゴロンダさん、ご迷惑をおかけしてすみませんでした」

『リマァ...』

 

『ゴッダァ♪』

 

 

 

シトロンとハリマロンの謝罪に、ゴロンダは首を振ってご機嫌そうに鳴き声をあげる。身振り的には『もう気にしていない』と言っているような感じだ

 

その後、ユウトたちはゴロンダとヤンチャムたち、そして自身のポケモンたちと夕方頃まで触れ合っていたのだった

 

 

 

 

 

そしてゴロンダたちと別れの挨拶をして、竹林から抜け出して旅の続きしていくのだが....それから暫くしないうちに、

 

 

 

─グゥウウウ...

 

 

サトシのお腹から、空腹を知らせる音が鳴った

 

 

「そういえば俺たち、昼飯の途中だった...」

 

「あぁ、確かに...」

 

「思い出したら、なんだか僕もお腹が...」

 

 

「「あ、あらら...」」

 

 

 

 

空腹に襲われるサトシたちだったが、ユウトやセレナはマドレーヌをサトシたちがいない間に食べたこともあって、それほど空かせていなかった。が、その代わりに少し申し訳ない気持ちがのしかかっていた

 

 

 

 






最後まで読んでいただきありがとうございます!!


わかる人にはわかるでしょう。最後の方、めっちゃ投げやりに書きました。なんか落ちが思いつかなかったからパパっとまとめちゃいました!
仕方ない!眠いから!!(おい)


サトシだけのバトル描写はいるか否か

  • いる。セレナと同じくらい大事
  • いらぬ。私はセレナを求む
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