善意で改変したら、改変してしまった   作:空白の語り部

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プロローグの最後の部分だけ修正してあります
断片的に説明すると、両親やポケモンの他にナナカマド博士も見送りに来ています。1匹だけ連れていかない流れでしたが、連れていくようにしました。以上です。詳しくはプロローグ最後を読んでください


あと、なんか予想よりもお気に入り登録してくれてることに驚いてます

えぇー、今回はまだセレナは出ませんのでご了承ください

それでは、本編どぞ





1話 カロス地方へやってきた

 

 

 

 

<まもなく着陸いたします>

 

 

 

「もうすぐか」

 

 

 

両親と別れてポケモンたちをモンスターボールに戻して飛行機に乗ってから数時間。窓を覗けばカロス地方の最大都市となるミアレシティ、そのシンボルとなるプリズムタワーが視界に入る

 

さて、何故俺がカロス地方に来たのか。旅をするためなら生まれ育った土地であるシンオウ地方からでもよかったんだが、既に父さんに特訓ということで連れ回されたから除外した

カントー、ジョウト、ホウエンとか色々あったけど、イヴがテレビでカロス地方特集を見て目を輝かせて行きたそうにしていたから、じゃあカロス地方に行こうっていうノリで決めた

 

 

サトシたちに会えるかもしれないという気持ちはあるにはあるが、まぁそう上手くは行かないだろ。だってこの世界って一年の長さが4〜5倍以上あるんだぞ。情報を探ってサトシがカロス地方に行く前に挑戦したイッシュリーグが開催されたのは知れたけど、それからどれだけの期間を空けてカロス地方に行ったんだよ

 

だからもう、会えなくてもいいし、会えたら会えたでいい感じだねってことにした

 

 

 

 

<─お忘れ物がないようお気をつけください>

 

 

 

 

「さて、色々考えてたら着いたな。リュック一つとモンスターボールホルダーだけだから忘れ物しようがないから安心」

 

 

 

─ポカァン!

 

 

 

『フィア!!』

 

「ってイヴ、勝手に出てきちゃダメだろ。」

 

 

 

ホルダーを腰に付け終えると、モンスターボールからイヴが自分から出てきた

 

 

 

「待ちきれなかったのか?」

 

『フィーア』

 

「空港から出たらボールから出そうと思ってたんだけどな。まぁいいか、行くぞイヴ!」

 

『フィア!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●○●○●○●

 

 

 

俺とイヴが空港から出た後にまず視界に映るのは、多くの人とポケモンで賑わっているミアレシティの街並みだった

 

 

 

 

『フィア〜♪』

 

「どうだ、実際に見るミアレシティは?」

 

『フィアフィア!』

 

「それはよかった。俺もすっごい興奮してる!」

 

 

 

ゲームでは初めての全てが立体化され始めたXYの舞台。それを実際に見れば、ポケモンをやったことある人なら誰もが興奮するだろこれは!

 

 

 

「まぁ、まずはプラターヌ博士のいるプラターヌ研究所にいこう。その後ゆっくりと観光しような」

 

『フィア!』

 

 

 

さてさて。プリズムタワーとか色々みて回りたいけどまずは、研究所に行って挨拶にいかないとな。シロアのことで助けてもらうかもしれないし....

 

 

因みに、シロアは伝説ポケモンではないけどかなり希少というか凄い希少なポケモンだ。俺がシロアを初めて見つけた当時は本当に驚いた。なんでこんなとこにこのポケモンがいるんだ!?って。確かに生前、このポケモンは217番道路周辺に生息しているんだなと思ったけど、まさか遭遇するとは思わなかった

 

それで、そのポケモンを両親と相談してナナカマド博士に知らせた後、乱獲やポケモンハンターが動くかもしれないからということで、現時点でも公表されていない。だから不特定多数の大勢の前で出すのは勧められてない

これを知ってるのは一部のポケモン研究家─おそらく歴代の中の国内ポケモン博士たちだと思う─とシンオウチャンピオンだけ。あ、新たにプラターヌ博士も知ってる人の一部になったな

 

だけど、こんなに限定的だとシロアが俺以外の人と接する機会が凄い少ない。シロアは人に慣れてなくて、未だに俺や両親以外だとこわがってる(この場合だとナナカマド博士だけで、他の博士は実際にあったことはない)。だから他の人にも触れ合って、人に慣れてほしいと思ってる。それはナナカマド博士も了承してくれてる。但し信頼できる人にだけ、がつくけどな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●○●○●○●

 

 

 

「こんにちは〜!シンオウ地方から来たユウトです!プラターヌ博士はいらっしゃいますか〜?」

 

 

 

イヴをボールに戻した後、特に何のトラブルとかもなくプラターヌ研究所についた俺は、研究所内のロビーにて声をかける。すると、玄関扉から右手側の廊下からこっちに向かってくる白衣を着た男性が

 

おぉ、生で見るとまた...色男って感じがある

 

 

 

「いらっしゃいユウトくん。カロス地方へようこそ!僕がプラターヌだよ」

 

「あ、はじめましてプラターヌ博士!改めてユウトと言います。それで、ナナカマド博士から事情は聴いていると思うんですけど」

 

「うん。例のポケモンのことは聞いてるよ。何かあれば頼ってくれていいから安心するといい。もちろん僕も、他の人に決して広めたりしないよ」

 

「ありがとうございます!それで早速お願いがあるんですけど、いいですか?」

 

「なんだい?」

 

「あの子まだ人に慣れてなくて怖がってるんです。だからこう言っちゃ失礼なんですけど、練習台になってくれませんか?」

 

「もちろんだとも!ただここだと他の人も来るだろうし、他の部屋に行こう。こっちに来てくれ」

 

「はい!」

 

 

─ガチャ

 

 

 

「すみません!プラターヌ博士いませんか!?」

 

「ん?」

 

 

 

別の部屋へ移動しようとすれば、玄関扉から新たな来客が来た。その来客は少年と幼い子供の2人で、少年の腕には傷だらけの青いカエルのようなポケモンを抱えていて、肩にはどの地方でも有名なピカチュウが乗っていてって....

 

えぇ?

 

 

 

「あ、もしかして博士ですか!」

 

「うん、そうだけど....なっ!?ケロマツ!!」

 

「え、ケロマツを知ってるんですか?」

 

「もちろんだ。ソフィ!ちょっと来てくれ!!

 

 

心配したんだぞケロマツ。お前のトレーナーから連絡があったからな」

 

 

 

「博士」

 

「あぁソフィ、ケロマツを頼んだよ」

 

「はい」

 

 

 

青いカエルのようなポケモンはやっぱりケロマツだったようだ。そしてその子を抱えていた少年は博士にその子を手渡し、博士は助手である女性の人へケロマツを任せるように手渡す

 

 

 

「あのっ、連絡があったって...ケロマツのトレーナーがここに向かってるんですか?」

 

「いや。そのトレーナーが、ケロマツを手放したいという連絡だったんだ」

 

「え?」

『ピカビ?』

 

 

─ガチャリ

 

 

「はぁ...はぁ...!」

 

「おそいお兄ちゃん!!」

 

「はぁ...ケロマツは?」

 

「いまから治療するところだよ」

 

 

 

また新たな来客。今度は一人だけど、なにやら疲れきってる様子だ。子供が兄と呼んだということは兄妹関係なんだろうな

 

にしても、少年とピカチュウをみるだけでも確信するのにこの兄妹を見てさらに確信になった

確信オーバーだよこれ(?)

 

 

 

 

「ユウトくん、すまないがケロマツの治療に専念させて貰えないかな」

 

「は、はい。全然大丈夫です!」

 

 

 

怪我しているポケモンが優先なのは当然だからいいんだけど、なんか...あれだな

 

カロス地方ついたら都合よく少年とピカチュウ、つまりサトシたちと出会うなんて思えるわけないじゃん。しかもケロマツを抱えていたということは、XY編の最初じゃないか

 

あぁ、今年の運使い果たしたかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●○●○●○●

 

 

 

ケロマツの治療を待っている間、博士はケロマツを届けてくれた3人と話をしている。因みに俺はポケモンたちを遊ばせる為に研究所内にあるドーム型の中庭へ行かせてもらっている

 

 

 

『フィア〜♪』

 

『きゅんぬ!』

 

 

「イヴもクロアも楽しそうだ

 

シロア。お前は遊ばなくていいのか?」

 

 

『....』スリスリ

 

「あはは、甘えん坊なヤツめ」

 

 

 

人に慣れてない上に、ポケモンに対しては人見知り...いや、ポケ見知り?まぁいいか。それだから基本的にシロアは俺にベッタリだ。ここには俺のポケモンだけじゃなくて研究所のポケモンもいるから、遊ぶのを躊躇してる感じだな。これも乗り越えさせないと

 

 

そういえば、絶対的に信用できる者にだけシロアを見せていいって言ってたけど、それってずっと同じ場所に留まらないとできないよな?それは流石に窮屈だ。せっかくカロス地方に来たっていうのに....せめて旅をしている人と一緒じゃないと─

 

 

 

 

 

っそうだ!サトシの旅に同行すればいいじゃん!!サトシなら信頼できるしシロアもきっと仲良くなれる!

 

まぁ、アニポケ知識だけで言ってるから実際に接してみないとわからないけどな。一応サマーキャンプで面識はあるけど、覚えてくれてるのだろうか?いやこの際それはどうでもいい。大事なのは旅の同行でサトシたちと接して、シロアに会ってもいいと言える程の確信の信頼関係を持つことだ

 

なんにせよ。サトシたちの旅に同行できる感じにしないと何も始まらない。そうと決まれば、どう言うか─

 

 

 

「モガっ!!」

 

『きゅおん♪』

 

「フゴゴ....っぷはぁ!おいクロア、急に顔に飛びつくのはやめろって言ってるだろ?」

 

『きゅきゅきゅ♪』

 

「反省してねぇな?ならこうしてやる!おりゃ!!」

 

 

『きゅぬ!!きゅきゅぬ!』

 

 

 

『フィアフィ』スリスリ

 

『...っ』スリスリ

 

 

 

イタズラをしたクロアを仕返しに擽っている間、イヴとシロアは仲良さそうにしていた

 

 

 

「うわぁ〜!ポケモンいっぱぁい!!」

 

「ユリーカちょっと待って!」

 

 

 

 

「っ!?シロア戻って!」

 

『...!』

 

 

 

さっきの3人のうち、サトシ以外が中庭にやってきたのを見てシロアをモンスターボールに戻す。ヤバいと思ったが、なんとか見られずに済んだみたいだ。擽りを中断した後クロアを抱えて安堵していると、2人の後から博士がやってきてこっちに向かってきた

 

 

 

「すまないね、ユウトくん」

 

「別に大丈夫ですが。博士、できれば事前に知らせて欲しかったんですけど」

 

「いやぁ、ユウトくんが中庭に行ってることを部下から知ったのはついさっきなんだよ」

 

「まぁ俺も博士に直接言えばよかったですね」

 

『きゅぬきゅぬ』

 

「ん?ボールに戻るのか?わかった」

 

 

 

「って、あっ!このポケモンすごくかわいい!!」

 

『フィア?』

 

 

 

多分シロアに気を遣ったのだろうクロアをモンスターボールに戻すと、俺から離れていたイヴに2人が近寄っていた

 

 

 

「この子は<ニンフィア>ですね。ん?確かニンフィアは白を基調としたピンク色ですけど、この子は青いですね。もしかして色違いじゃないですか!?」

 

「お兄ちゃん、色違いってそんなにすごいの?」

 

「うん!4千匹以上のポケモンから1匹はいるかもしれないと言われているんだ」

 

「へぇ〜!そんなに珍しいんだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「おぉ〜!!すっげぇ!」

 

『ピカァ!!』

 

「あっ、サトシ!見てよ!見たこともないポケモンがいっぱいだし、色違いのポケモンもいるの!!」

 

「え?色違いのポケモン!?」

 

 

 

あ、サトシも遅れて合流した。にしても凄いなイヴ。あっという間に人気者だな。撫でられて嬉しそうにしてる

 

 

 

「このポケモンが色違いなのか?」

 

「えぇ。ニンフィアというポケモンなんですが、普通は青色の部分がピンク色なんです。にしても、この研究所には色違いもいるんですね」

 

「あはは、それは違うよシトロンくん」

 

「あ、博士!」

 

「違うとは?」

 

「そのポケモンは研究所(ウチ)の子じゃない。おそらくは」

 

 

 

目配せをしてきた博士に頷き、俺は3人の前に出る

 

 

 

 

「はい。俺のポケモンです」

 

 

 

「キミは?」

 

「俺はユウト。そこのニンフィアのトレーナーだ」

 

「俺はサトシ!こっちは相棒のピカチュウ」

『ピカチュ!』

 

「僕は<シトロン>です。はじめまして」

 

「アタシは<ユリーカ>!ねぇねぇ!このニンフィアってどこでゲットしたの!?」

 

「ゲットしたんじゃなくてタマゴから生まれてきたんだよ。3歳の誕生日にお母さんとお父さんからのプレゼントでね。生まれたときは進化前のイーブイで、茶色じゃなくて白かったんだよ」

 

「そうなんだぁ!!」

 

 

 

 

 

「白いイーブイ...?」

 

『ピカピ?』

 

「あぁ、いや。なんでもない」

 

 

 

イヴがイーブイからニンフィアに進化したのは2年前だ。なつき進化だろうなとは思ってたけど、まさかのニンフィアだったのは予想外だったよ。シンオウ地方にいたからエーフィかブラッキー、それかグレイシアに進化すると思っていたから

 

 

 

「そういえば、博士は進化の研究をしているんですよね。その研究ってどんなのですか?」

 

 

 

まぁ色違いのポケモンでしばらく盛り上がった後、サトシが話を変えて博士に聞いてきた

 

進化の研究はナナカマド博士も担当していたけど、プラターヌ博士は別の分野の進化の研究だ。俺もナナカマド博士から詳しくは聞いてないが、それとなく伝えられている

 

 

 

 

 

 

 

「うん。そうだねぇ...

 

 

 

 

 

みんなはポケモンにもう一段階、別の進化があると言ったら...信じるかい?」

 

 

 

「別の進化?」

 

 

「それはつまり、最終進化したポケモンがまだ進化するってことですか!?」

 

「その可能性があるんだよ。いくつかのポケモンにそういう報告があって、研究員の間では<メガシンカ>と言われているんだ」

 

 

「メガシンカ...」

 

 

「そのメカニズムにはまだまだ謎が多くてね。進化には特殊な石と、ポケモンとトレーナーの絆がとても重要だと考えられているんだ」

 

 

「絆ですか...。かみなりのいしや、ほのおのいしなどの、ポケモンが進化する珍しい石とはまた違うみたいですね」

 

 

 

「あぁ、まったくもってその通りだよ。しかも驚くべきことに、メガシンカで進化しても元の姿に戻ってしまうんだ」

 

 

「えっ、元に戻る!?」

 

「ポケモンって、本当に調べても調べても底が見えないんですね」

 

「そうだね。だからこそ研究のしがいがあるんだよ」

 

 

 

根っからの研究家なんだな。ポケモン博士といわれるだけのことはあるってことだ

 

そういえば、俺が好きなメガシンカポケモンはなんだっけな?サーナイトあたりだっけ?というかメガシンカできるポケモンなにがいたんだか忘れた

 

そんな感じでメガシンカ談義をしていると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ガァァアアア!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「!!?」」」

 

 

 

研究所内に響き渡る声がした

 

 






オリジナル設定
アニポケの一年は、現実の一年よりも4、5倍以上の長さがある。成長スピードは4、5分の1倍となっている。つまり1年で4、5歳ぐらいになるのではなく、普通に1年で1歳という感じ

こういう設定なら、サトシがずっと10歳なのもある程度説明つくはず(完璧にはつかない)



ユウトの手持ち
・ニンフィア<イヴ> ♂ 色違い
・???<クロア> ︎︎ ♀
・???<シロア> ︎︎ ♀

基本的にオリ主から手持ちポケモンの名前は言いません。ニックネームで呼びます。まぁクロアに関しては察している方もいるでしょうし、そういう方はシロアもなんのポケモンか察していると思います

小説の形式を台本形式にする(セリフの前にキャラ名を入れる)?

  • そっちの方がわかりやすい
  • 入れなくても大丈夫
  • セレナかわいい。あ、どっちでもいいです
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