前回の投稿日11/10
後書きにて<来週には仕上げます>
本日は11/18
………っよし、宣言通りです!
では本編どうぞ!
─ブロロロロ!!!...キキィ
ユウトたちが訪れた幼稚園に、突如として乱入してきた大型トラック。ポケモンと触れ合っていたところだった子どもやユウトたちは何事かと困惑していると
─プシュー...
「はぁ〜い!良い子のみんなこんにちは!!」
「なんだ?」
「私たちはボランティアで、子どもたちに素敵な時間をお届けに参りましたぁ!」
『にゃー...いや私たちの素晴らしいパフォーマンス!とくとご覧あれ!』
トラックの荷台が側面から開き、そこから現れたのは、<おか○さんといっしょ>に出てきそうな雰囲気を出した女性と、クマシュンのコスプレをした二等身の人物?の2人だった
2人の無駄に洗練されたパフォーマンスに、子どもたちは一気に惹かれ始め簡易ステージとなったトラックの前へと集まる
「あの、プルミエさん。あの人たちボランティアって言ってましたけど、ボランティアの人なら許可なしに園内に入れるんですか?」
「うーん、事前に何の目的で入ることを伝えてくれれば大丈夫だったはず。」
「なるほど。因みに事前に連絡とか来たんですか?」
「私の知る限りでは、なかったわ...園長先生は?」
「私もそんなものは特に聞いてないわねぇ」
「事前連絡なしですか...」
『フィフィア...』『きゅぬ』
「まぁ、今は子どもたちが喜んでるし、ボランティアの人には後で注意しましょ」
「それもそうですね...」
全員がトラック前に集まるなか、ユウトと彼のポケモンやプルミエに園長は離れたところで、子どもたちを見守りながら話し合い、ボランティア組を訝しながらも子どもたちを悲しませまいと様子見していた
「(やっぱり、ロケット団なのか...?)」
そしてユウトは、あのボランティア組がロケット団であることを見破っていた。しかしそれは確信などではなく予想というものであった。何故、確信できずにいるのかというと
「(雰囲気とか違うし、声色もなんか別人...そもそもロケット団ならあとひとりいない、いや運転席にいるのか?)」
それは、あまりにも自分の知っているロケット団とは違っているからだ
私たちが知っているアニポケではロケット団の変装姿はとてもわかりやすく、逆に何故サトシたちは気付かないと誰もが必ず思っただろう。しかしそれはアニメ効果というもので、実際のロケット団は本当に一般人には気付かれないような巧みな変装をしているのだ。
「(クロアのイリュージョンに慣れてたのと、原作知識がぼんやりと残っていなかったら本当に疑ってなかったよ)...それじゃあ、俺も行ってきます」
「えぇ」
ロケット団の予想外な優秀さに驚きつつ、何かあったときの為に、子どもたちを直ぐ助けれるようユウトは自身のポケモンたちを連れてトラック前へと行く
そしてパフォーマンスは進んでいき、子どもたちも参加するようにステージへと上がるよう提案が出される
「さぁ!一緒に楽しく遊びまベア!!」
「(もうひとり居た...男女と、子どもにしては違和感があるヤツの3人組。うん、ロケット団だ。ニャースがいるから確信できるね)」
「ほら、ランディもやろうぜ!」
「えっ?ちょ、ちょっと待って!」
「お坊ちゃんにお嬢ちゃん、ポケモンたちもステージへ上がるツベ〜!」
「イヴ、クロア。子どもたちの傍に居て」
『フィア』『きゅぬ』
先に居たボランティア2人の後に、運転席からツンベアーの着ぐるみを来た青年も出てきて子どもたちをステージ上へと案内する
子どもたちがステージへ上がっていくなか、ユウトも警戒を表情には出ないようにして行く。ランディは行かないという風に後ろに立っていたが、サトシに連れられてステージ上へと引っ張られる
「はい、みんなぁ!まずはこのボールを受け取ってください!!」
『これなら初めてでも簡単にできるにゃ!ひとりひとつですにゃ!』
「はーい!」
「わたしはコレ!」
「ボクはこれにする!」
「...はぁ」
サトシたちや子どもたちが手のひらサイズのボールを受け取りに行くが、ランディだけはステージの隅っこへと座り込んでいた。その様子を見かけたユウトは、ランディの方へと歩み寄り、彼の隣へ座り込む
「ランディくんは参加しないのか?」
「ぼくはいいよ。」
「そっか...。ねぇ、ランディくん」
「なに?」
「さっきの話だけどさ。キミがポケモンのことを何するか分からないって言ってたけど、そう思ってるのはキミだけじゃないよ」
「え?」
「俺もそうだけど、いろいろポケモンを調べたりする研究家や、他の人よりもポケモンのことを知ってるポケモン博士ですらも、ポケモンのことを正確にわかってないんだよね」
「そ、そうなの?」
「そうなんだよ。なのにポケモンと怖がらずに触れ合おうとするのは、どうしてだと思う?」
「それは...元からポケモンが大好きだからだと思う」
「それもあるだろうね。でも俺は、そういう気持ちの他にも、ポケモンのことを知ろうとする気持ち、そして勇気がある人たちだからと思うよ」
「...知ろうとする気持ち、勇気─」
「それじゃあみんなぁ!カウントダウンしてゼロになったらボールを上に投げてくださいねぇ!」
「「「はぁーい!!!」」」
「厳しいことを言うけど、この世界は誰もが避けても避けなくても、ポケモンと必ず関わっていく。だからポケモンを怖がっているだけじゃダメなんだよ。他のことにしても、ね」
「怖がっているだけじゃ...」
「焦らなくていいさ。時間はあるし、まずはポケモンを知っていくことから、ゆっくり進めばいい」
イベントが進む中、ランディはユウトの言葉を呟くように自分で繰り返す。ユウトはその様子を見守りつつも、ロケット団の行動を警戒していく
「いくよぉ!さーん!!」
「「「にー!いーち!!」」」
「「『ゼロ!!』」」
─パァアン!!
そして子どもたちはゼロという声と共にボールを放り投げた。しかしそのボールは上に投げられた後、風船が割れたように壊れ、中から大量の煙が放出されステージ上は何も見えなくなっていた
「...えっ!なになにっ、なにが起きたの!?」
「ランディくん落ち着いて、大丈夫だよ。」
「えっ、どうなってるの...!?」
「なにかのトラブルでしょうか?」
「ボランティアの人たちは?」
「...はぁーい、ごめんねみんな!少しボールを間違えたみたいです!」
「何かあってはダメベア。みんな一旦ステージから降りるベア!」
『まずは子どもたちからですにゃ!最後にポケモンたちが降りてくださいにゃ』
「そういうことか。みんな!ボランティアの人たちの言う通りにしよう!」
「慌てずゆっくり降りましょう」
「間違って、ねぇ...」
「どうしたの?」
「ううん。俺たちはポケモン以外のみんなが降りたあたりで降りようか。視界が悪いし、下手に動いたら転んじゃうからさ」
「うん」
『フィッ!』
『フォコ』『リマァ』
『ホビ』『ヤココ』
突然の事態に子どもたちは一時混乱したものの、ボランティアやサトシたちの言葉もあり、落ち着いて避難していく。そして子どもたちが全員降りきった後、続いてシトロン、ユリーカ、セレナの順で降りていく。そしてイヴは、四本のリボンを使いフォッコにハリマロンやホルビー、ヤヤコマを先に下ろしていき、クロアも自分で下りていく
「よし、みんな降りた...ん?ユウトがいない。それによくみたらランディも」
「おっと、意外と早いね。出遅れる前に避難を─」
─シュウン...ガチャン!!
『『フィア!?』』『ピカッ!?』
「っうわぁ!?」
ステージ上に立っていたサトシは、ユウトたちがまだ降りてないことに気付き辺りを見渡そうとすると、ピカチュウやイヴにニンフィアがいた後ろから衝撃が襲いかかる。サトシはステージ上から放り出され、受け身も取れないまま地面へと転がり落ちる
「サトシっ!」
「大丈夫ですか!?」
「あ、あぁ。でもいったいなにが...なっ」
駆け寄るセレナたちにひと声掛けたあと、サトシは何が起きたのか確認するため、ステージ上へと視線を向ける。するとそこには、3つの円柱型ケースのようなものに捕まっているピカチュウたちがいた
「ピカチュウ!!」
「イヴにニンフィアも捕まってるよ!?」
「いったいどうなって...!」
「「『ナーッハッハッハ〜イ!!!』」」
─ウィィ...ガシャン
サトシたちが困惑するなか、トラックの何処かからまるで計画が上手く行き調子に乗ったような笑い声が聞こえてきた。その笑い声の正体は、ポケモンたちが捕まったステージが閉じられた後、死角となっていた荷台上からバサリと変装服を脱ぎ捨てて現れた
「っだれだ!?」
「だれだ!?と、聞かれたら...」
「答えてあげるが世の情け!」
「ムサシ」
「銀河を駆けるロケット団の2人には」
「ホワイトホール、白い明日が待ってるぜ!」
『あっ、にゃーんてにゃ〜!』
「ロケット団ですって...?」
「アイツらは、人のポケモンを奪う悪い奴らです!ロケット団、ピカチュウたちを返せ!!」
「それは無理な相談ねぇ!」
「その通り。何故なら我らは人のポケモンを奪う悪い奴らだからな!!」
『本当は他のポケモンも奪うつもりにゃったけど、まぁ致し方なしにゃ!』
「「『そんじゃ、帰る!!』」」
─ブロロロロ!!!
そう言ってロケット団は直ぐにトラックへと乗り込みエンジンをかけ発車させて逃げ去っていく
「待て、ロケット団!!」
「「サトシ!?」」
サトシはロケット団を逃がさせまいと、走り出したトラックの荷台の後ろに張り付く。ロケット団はそれに気付かないまま、何処かへと行ってしまった
何処かへと行ってしまったサトシを心配していると、セレナ、そして子どもたちが全員いるか確認をしていた園長があることに気付く。それは─
「...あれ、ユウトはっ?」
「えっ?」
「ランディ、どこかしら...」
「...っまさか!?」
─ユウトとランディがこの場にいないことだった
○●○●○●○
ユウトside
●○●○●○●
あの時逃げようと思ってはいた。でも俺とランディがステージ上から降りようと立ち上がろうとした瞬間にイヴたちが捕まった事で足を止めてしまって...それで出遅れて閉じ込められてしまい、そのまま何処かへと発進してしまった訳だ
「さて、どうするか。とりあえずケロマツ、イヴたちが捕まってるケースを攻撃してくれないか?」
『ケロォ!』
閉じ込められたものは仕方ないと切り替えた俺は、直ぐにイヴたちを助けようと行動に移った。ここには幸いにもケロマツがいる。イベントに参加せず死角となる端の方で眠っていたケロマツがロケット団に気付かれずに、そして捕まらずにトラックへ残っていたのだ
『ケェロッー!!』
─ドォオン!...
ケロマツがユウトの言葉を聞いて<みずのはどう>を撃つも、ケースは罅ひとつ付かなかった
「全然ダメか。このケース、ピカチュウ対策ででんき攻撃はもちろん、特殊攻撃耐性もありそうだなぁ」
ケロマツの技は<あわ><みずのはどう><はたく>の3つ。<はたく>という物理技はあるからそれもやらせた結果、どうやら威力不足だったようで効果は見られなかった
─ガチャッ
「っ!...あら?」
「ユウトにランディ、それにケロマツもっ!?なんでこんなところにいるんだ...?」
「降りようとして出遅れた。それよりも、サトシこそなんでここに?ここどこだと思ってるのさ...走行してるトラックの中だぞ。」
「トラックが進み出したと同時に追いかけて荷台に張り付いたんだ。ヤヤコマも一緒だったんだけど、途中でロケット団に気付かれてさ。倒されてはない筈だけど、はぐれちゃったよ」
「そうか...」
確かに車全般の初速は最高速度と比べれば速くはないけど、人間の走りで余裕で追いつけるかと言われれば無理だろ...
流石スーパーマサラ人か
「それよりも、早くピカチュウたちを助けよう」
「あぁ、そうしよう。サトシが来る前にケロマツが<みずのはどう>と<はたく>でケースを攻撃したけど罅ひとつ付かなかった。凄く頑丈な上に特殊攻撃の対策もされてると思う」
「わかった。なら、俺たちが力を合わせてたいあたりだな!」
...まぁそうなんだけどね。真っ先には思いつかないよ
因みに、イヴたちが中から攻撃するというのもあるけど、ケースが狭くて物理技を出せる程動けないから、ピカチュウの<アイアンテール>や<でんこうせっか>で壊すのは無理だった。イヴやニンフィアも同じ感じ
「ランディも手伝ってくれ!!」
「えっ!?」
「ピカチュウたちを助けたいんだ!頼む!!」
「...で、でも。ぼく怖がりだしっ、役に立たないよ」
「そんなことない。みんなを助けるのに、ランディの力が必要なんだ」
俺は何も喋らずにサトシとランディのやりとりを見守っている。何かランディに対して言葉をかけて励ましたいが、ゆっくり進めばいいと言ってしまった手前、手のひらを返すような事は言わない方がいいし...
「ニンフィア...(怖がっているだけじゃ、ダメっ)」
情けない自分に呆れる間、ランディは捕まっているニンフィアを見つめた後、先程までオドオドとした瞳は一変し、強い意志を感じさせるようになっていた
「プルミエ先生のポケモンはぼくの、みんなの友だち
─助けたい!!」
「そうこなくっちゃ!」
「うんっ!」
「それじゃみんな、いくぞ!」
「あぁ!」「うん!」『ケロッ!』
覚悟を決めたランディの手をサトシが引っ張り、ポケモンが捕まっている円柱型ケースの前へと立つ。
円柱型ケースは俺たちから見て縦に並んでいて、手前からニンフィア、ピカチュウ、イヴとなっているから手前から順に割っていく形になるか
「せーのっ!!」
─ドンッ!
「もう1回だ! せーのっ!!」
─ドン!
俺たちは、サトシの掛け声を合図にケースへ体当たりする。それを2回、3回、4回と繰り返していく
………………………………………
…………………………
…………………
「せーのっ!!」
─ドンッ!...ピキィ
それから何回も繰り返していると、ケースのガラスにも大きく罅が入っていき、あと1回程でもう割れそうになっていた
そして
「よしっ...せーっの!!!」
─ドンッ...パリィイン!!
『フィ〜!』
「「よしっ!!」」「やったぁ!!」『ケロォ!』
まず、ニンフィアの解放に成功した
解放されたニンフィアはサトシや俺に感謝を伝えて、ランディにも感謝を伝えた。その際、ニンフィアがリボンでランディに頭を撫でたけど、ランディはそれを怖がることなく嬉しそうに受け入れていた
「よぉしっ、次はピカチュウだ!」
「うん。ピカチュウを助けたら、アイアンテールでイヴが捕まってるケースを壊そう」
「わかった。それじゃあみんな、行くぞ!」
………………………………………
…………………………
…………………
─ドンッ!...パリィイイン!!
『ピカピ!!』
「ピカチュウっ!よかった...」
ニンフィアのときよりも半分以下の時間でピカチュウを助けることに成功。やっぱりポケモンが一匹増えるだけでも違うな。でも、そろそろヤバくなってきたかもな
「サトシ、トラックの速度が落ちてきてる。多分目的地に着いたんだ」
「わかった!ピカチュウ、イヴが捕まってるケースに向かって アイアンテールだ!」
『ピカッ!
...ピィッ、チュッピィイ!!』
─パキィイン!!!
『フィア♪』
「イヴ!怪我はないか?」
『フィ!』
「よかった...」
見たところそれっぽいモノは見当たらない。まぁ単に捕まっただけだから、怪我する方が難しいか...
にしても、ピカチュウのアイアンテールにより一発でイヴを解放できたが、やっぱりサトシのピカチュウはイヴみたいに普通のピカチュウより強いんだな...
これで出会って1年も経ってないのか...凄まじいな
─ブロロロ...キキィッ
「止まったみたいだな...」
「だな。ランディ、俺たちの後ろに下がってるんだ」
「ニンフィアはランディくんを守ってあげて」
「う、うんっ!」『フィア!』
「さぁ到着だ!」
「ピカチュウとニンフィア2匹をゲット!早速サカキ様に報告しなければ〜♪」
『サカキ様も喜ぶに違いないにゃー!』
「ボーナスも貰えちゃったりして〜」
『「「あははは〜!!」」』
─プシュー
荷台の外でロケット団が盛り上がってるな。にしても移動中に荷台からの物音とか一切聞こえなかったのだうか?もしそうなら防音がしっかりしているんだな...
油断しきっているロケット団に呆れながら荷台の側面が開かれていくのを眺めていれば、ロケット団が荷台の前で高笑いしている姿を目撃する
「あはは!あ、は...あっ。っジャリボーイ!!?」
「どうしてここに!?」
「それは、荷台の中をしっかり確認してから言うんだったな!」
「ロケット団!ピカチュウとニンフィアは返してもらうぞ!」
「へっ、やなこった!!」
「折角ゲットしたポケモンを返すバカがいるわけないでしょ!
バケッチャ、頼んだわよ!」
「マーイーカ!お前もだ!!」
─ポカァン!!
『チャチャチャ!』
『マイッカァ!』
取り返されたポケモンを再び奪う為に、ロケット団は自身のポケモンを出し実力行使にでる
正直に言うと、ねばりだまを投げれば余計な時間をかけずにやれるんだが、まぁいいか。数ではこっちが有利だからゴリ押そう
「バケッチャ、シャドーボール!」
「マーイーカ、サイケこうせん!」
『チャ〜...チャボォ!!』
『マーイィ...カワワワワ!!』
「ケロマツ、みずのはどう!
ピカチュウ、エレキボール!」
「イヴ、ムーンフォース!」
『...ッケロォ!』
『ピィカ、チュビィッ!!』
『フィ〜...ッフィア!』
─ドカァアン!!
『チャチャッ!!』
『マイッ!?』
「「『え、ぎゃあ!!?』」」
襲いかかってきたロケット団のポケモンに、俺たちは焦ることなく自身のポケモンたちに指示を出す。そしてポケモンたちの攻撃がぶつかり合うが、3対2の総攻撃勝負で、どちらが勝つかなど一目瞭然。ロケット団側のポケモンは少し相殺は出来たものの、完全には無理な話で、相殺しきれなかった攻撃がロケット団側に直撃しロケット団の元まで吹っ飛んだ
「よしっ。トドメだ!!
ピカチュウ、10まんボルト!
ケロマツ、みずのはどう!!」
「イヴ、フィナーレだ!ムーンフォース!!」
『ケェ〜ッロォ!!』
『ピカッヂュゥウウ!!』
『〜ッ...フィア!!』
─ドドドドド...ッチュドォオオン!!
「「『ヤなカンジィイイイ!!!』」」
ポケモンとぶつかり倒れこんでいるロケット団にユウトたちは隙を与えぬよう追撃する。自身のポケモンの下敷きとなっているロケット団は避ける行動すら取れずに直撃し、いつものように空の彼方へ飛んで行った
●○●○●○●
三人称side
○●○●○●○
ユウトたちがロケット団を吹っ飛ばして暫くした後、セレナたちがプルミエが運転する車で、ヤヤコマを先頭にして追いかけてきてくれていた
その後、全員の無事を報告して幼稚園へと帰ってきたときには夕暮れ時だった
「あのね!ぼく、ニンフィアたちを助けたんだよ!」
「まぁ、そうなの!立派だわランディ...」
「ランディすごいな!!」
「かっこいー!」
「えへへっ!」
そして幼稚園へ帰ってから、園長や他の子どもたちに自慢げに話しているランディ。その様子は、最初ユウトたちが会った怖がりで自信なさげな姿とは打って変わり、天真爛漫で前向きな姿へとなっていた
「ねぇっ...ちゃんとなれたのかな。ぼくとイヴとケロマツ、ともだちに」
「当たり前でしょ!」
「あぁ!ケロマツもイヴも、そして俺たちも、ランディの友だちさ!ずっとずっとな!!」
『ケロォ!』『フィア!』
「...うん!!」
………………………………………
…………………………
…………………
それから園内で暫く団欒した後、旅を続ける為にいつまでも留まっている訳にもいかないユウトたちは、出発のため出入口の門前で幼稚園の人たちと別れの挨拶をしていた
「ぼく、大きくなったらユウトたちみたいなポケモントレーナーになるよ!イヴやケロマツみたいな相棒と一緒に、大好きなポケモンたちのことをたくさん知っていって、たくさん旅をするんだ!!」
「そうか!その時にまた会ったら、俺とバトルしようぜ!」
「じゃあ俺と会ったら、ポケモンたちといっぱい触れ合おう!」
「うんっ!約束だよ!!」
瞳を輝かせて将来を語るランディに約束をしたユウトとサトシは、少し屈んでランディに向けて握り拳を突き出す。それを見たランディもそれに倣って、拳を突き出して2人の拳とぶつかり合い、グータッチをする
「さて、そろそろ行くとするか」
「はい。それでは、僕たちはこれでお暇します」
「えぇ、いろいろお世話になりました。どうもありがとうございました」
「気をつけて旅を続けてね!」
『フィアッヒィ〜♪』
「はい!っみんな元気でな!!」
『ピカピカ〜!』
「さようなら!」
「バイバイ!!」
別れの言葉を告げて幼稚園を去っていくユウトたちの後ろ姿を、園児たちはその背中が見失うまで手を振り続けたのであった
最後まで読んで頂きありがとうございました!
えっと、次の話は...う〜んむ、書きたいという話ではないというか、絡ませづらいな...どうしよう。その次も次も、どしよ
サトシだけのバトル描写はいるか否か
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いる。セレナと同じくらい大事
-
いらぬ。私はセレナを求む