Wの軌跡   作:カオスカラミティ

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CSMアクセルドライバー風都探偵エディションとドーパントメモリ風都探偵エディションが届いたぁ!!

このハイテンションな状態で書いていきます!!

今回の題名のIはガイアメモリの頭文字ではなく、人の名前の頭文字です。


強気なI・前編

帝都・ドライケルス広場

 

イリーナ「導力革命のおかげで車や飛行艇だけでなく、色々な物が導力化し、豊かになっていきました。しかし、まだまだ改善の余地はあります。そして今、最も改善しなくてはいけないのが、導力波の届く距離です。その為にはルーレ市にある〈導力ジェネレーター〉を帝都にも建設すべきだと思っています。」

 

ドライケルス広場ではラインフォルト社会長のイリーナ・ラインフォルトが演説を行っており、その周囲は帝都憲兵隊と鉄道憲兵隊が警護している。

 

すると憲兵隊達が警護している所にフリーゲンとミリアムが近づいてきた。

 

?「あっ、ちょっと。関係者以外は近づかないで下さい。」

 

フリーゲン「悪ぃが、俺達も関係者なんだ。」

ミリアム「そうそう!」

 

?「おや?貴方は確か、リーヴェルト大尉の同期の……」

 

フリーゲン「ああ。同期で私立探偵やってるフリーゲンだ。こっちは情報局のミリアム。」

 

ミリアム「ヤッホー!」

 

?→エンゲルス「やはりそうでしたか。初めまして、私は鉄道憲兵隊中尉のエンゲルスです。しかし、関係者とはいったいどういう……」

 

―バシュン!

 

3人「っ!?」

 

―バシュン!バシュン!バシュン!

 

シャロン「会長、こちらへ!!」

 

エンゲルスがフリーゲンとミリアムが関係者とはどういう事か聞こうとすると、どこからかイリーナ目がけて狙撃してきた

 

フリーゲン「おい、早く市民を避難させろ!!」

 

エンゲルス「わっ、分かりました!!」

 

フリーゲン「ミリアム、行くぞ!」

 

ミリアム「アイアイサー!」

 

エンゲルスが市民の避難を開始すると、フリーゲンとミリアムはイリーナと付き人のシャロンの元に向かい、建物の物影に誘導する

 

フリーゲン「大丈夫か、会長さん?」

 

イリーナ「ええ、大丈夫よ。」

 

ミリアム「メイドさんもケガはない〜?」

 

シャロン「大丈夫ですわ。」

 

しかし、銃弾の雨はいっこうに止みそうにないので、フリーゲンはイリーナとシャロンに気づかれないようにミリアムにガイアメモリを持つ仕草をするが……

 

ミリアム「……?」

 

フリーゲン「……(焦り)」

 

全く意味を理解しておらず、今度は両手でWの文字を作る。それを見たミリアムは笑顔になり、「行ってきて!」というようにサムズアップする

 

フリーゲン「会長さんとメイドさんはここを動くなよ!」

 

シャロン「フリーゲン様!?」

 

そして、イリーナとシャロンから離れたフリーゲンはダブルドライバーを腰に巻く。

 

フリーゲン「いくぞヴィント!」

 

 

ヴィント「ああ。」

 

〈サイクロン〉

 

 

〈ジョーカー〉

 

フリーゲン「変身!」

 

〈サイクロン〉

〈ジョーカー〉

 

フリーゲンが変身している間も銃弾は撃たれ続けており、その内の一発がイリーナの近くに迫ってくるが……

 

W「フッ!」

―バシッ!

 

間一髪で現れたWが銃弾をキャッチして、事なきを得た。

 

シャロン「あれが、仮面ライダー……」

 

W「フッ!ハッ!ヴィント、このままじゃまずい!反撃するぜ?」

 

ヴィント『待てフリーゲン。トリガーは威力がでか過ぎる。敵の居場所が分かってからにしたまえ。』

 

W「という事は、今は防御に専念か。仕方ねぇな!!」

 

銃弾を避けながら反撃の為にトリガーメモリを出すが、ヴィントに却下された為、仕方なくメタルメモリを取り出すフリーゲン

 

〈サイクロン〉

〈メタル〉

 

W「ハッ!ハアッ!」

―キィンッ!キィンッ!

 

サイクロンメタルになったWはメタルシャフトを持ち、風を巻き起こしながら、飛んでくる銃弾を蹴散らす。

 

そしてある程度、蹴散らすと銃弾は飛んでこなくなった。念のために周囲を警戒するが、やはり銃弾は飛んでくる事はなく、Wは演説会場から銃弾が飛んできた場所へと移動する事にした

 

W「いねぇか。逃げたか?」

 

ヴィント『フリーゲン。とっさにキャッチしたその銃弾を届けてくれないか?検索の材料になる。』

 

フリーゲン「分かった。ミリアムに届けさせる。」

 

そう言うと、フリーゲンはダブルドライバーを外して変身を解く。

 

フリーゲン(今回の依頼は昨日、突然舞い込んできた。)

 

 

―昨日の昼頃・メーア探偵事務所

フリーゲン「これは……どう見ても脅迫ですね。」

 

フリーゲンの手には壁に銃弾のような物で「KILL」と書かれた写真だった。

 

イリーナ「ここは不可思議な事件を専門に扱う所だと聞いたわ。貴方達には調査と護衛を依頼したいの。もちろん、依頼料は前金で支払うわ。」

 

クレア「失礼ですが、イリーナ会長。誰かに恨まれている心当たりはありますか?」

 

イリーナ「ラインフォルトのような武器製造メーカーは色んな所から恨まれているでしょうね。でも、そのような些細な事をいちいち気にしていたらキリが無いわ。」

 

フリーゲン「なるほど、分かりました。お受けしましょう。」

 

イリーナ「ありがとう、助かるわ。」

 

すると側に控えていたメイドであり、イリーナの側近のシャロンが頭を下げる

 

シャロン「私からもお礼を申し上げます。当日は何卒、よろしくお願いいたします。」

 

そしてイリーナとシャロンは事務所を出ていった。

 

フリーゲン「んじゃ、俺は明日の予定は書き出してもらったから、ちょっと下見に行ってくる。」

 

クレア「分かったわ。犯人と鉢合わせても無茶しないでね。」

 

フリーゲン「おうよ。」

 

 

―現在

フリーゲン「さてと、この銃弾をミリアムに渡しに行くか。」

 

その後、フリーゲンは銃弾をミリアムに渡した後、会長が避難した憲兵隊詰所へと向かった

 

イリーナ「とっさに私を建物の影に連れて行き、銃弾から守ってくれた事には礼を言うわ。」

 

フリーゲン「あっ、ありがとうございます。」

 

イリーナ「でも、まだ銃弾が飛んできているのにどこかへ行ったわね?どこへ行っていたの?」

 

フリーゲン「あぁ~。それは〜……会長を安全な場所に避難させた後にですね、撃ってくる奴を確保、もしくは顔だけでも見てやろうと思いまして……(汗)」

 

イリーナ「なるほどね。逃げたわけじゃないのなら、良いわ。」

 

その後、狙撃されたのにも関わらず、イリーナはシャロンとエンゲルス率いる数名の憲兵隊員、そしてフリーゲンと共に〈導力ジェネレーター〉の建設予定地に向かう。

 

 

建設予定地・ヘイムダル倉庫街

イリーナ「聞いているのかしら、ファルケさん?」

 

ファルケ「ええ。聞いてますよ。しかし、この土地は僕も必要でしてね〜。っておい!当てるなよ!せっかくルーレ工科大学から買った導力ラジコンなんだぞ!」

 

あの後、〈導力ジェネレーター〉建設予定地に到着した一行。そしてイリーナはこの土地の持ち主であるファルケという30代の男性に話しかけるが、当人は仲間の男と遊んでおり、全く聞く耳を持たなかった。

 

フリーゲン「おい。人と話す時はちゃんと相手の顔を見ろよ。」

 

ファルケ「何だお前は?」

 

フリーゲン「この帝都で私立探偵やってるもんだ。」

 

そして、お互いがお互いをしばらく睨みあっていると黒いローブを羽織った17、8歳位の女性と20歳位の女性が現れ、それを見たファルケは……

 

ファルケ「お客達が来たんで、帰ってくれますか?」

 

イリーナ「まだ話は終わってないから、向こうで待たせてもらうわ。」

 

イリーナにそう言われて仕方なく了承し、代わりにお客であるルイーナと刹那・テネブラエを倉庫に入れた後、ファルケとその部下はすぐさま頭を下げる

 

ファルケ「お疲れ様ですルイーナ様、刹那様。今日いらっしゃった理由は……」

 

ルイーナ「当然、イリーナ会長の〈導力ジェネレーター〉建設ですよ。」

 

刹那「早くあのイリーナ会長をどうにかして下さい。この場所の事がバレるわけにはいきませんので。」

 

ファルケ「はい!おい、行け。」

 

ファルケが部下にそう言うと、部下はその場から離れていった。

 

 

その頃、ファルケの倉庫から離れた場所ではイリーナ達から少し離れてフリーゲンがヴィントに電話していた。

 

フリーゲン「ヴィント、ミリアムから例の銃弾は受け取ったか?」

 

ヴィント『ああ。だが、これはただの銃弾ではない。生物の歯だ。』

 

フリーゲン「歯って、口の中の歯か?」

 

ヴィント『ああ。検索してみたが、そのような能力を使えそうなメモリが複数あってまだ絞り込めていない。』

 

フリーゲン「敵がどこから撃ってくるか分かんねぇと、対処のしようがねぇな。」

 

 

―メーア探偵事務所

ヴィント「そうだね。」

 

クレア「しかもイリーナ会長が狙撃された時、屋上を警備していた憲兵隊員に聞きましたがスナイパーらしき人物はいなかったそうです。」

 

ミリアム「じゃあさ、憲兵隊員達の視界に入らない場所にいたんじゃない?」

 

クレア「いや、それは分かっているんですよミリアムちゃん……(汗)」

 

するとミリアムの言葉を聞いたヴィントが、何かを閃いたようだ

 

ヴィント「そうか!ミリアム、さすがだよ!」

 

ミリアム「何が〜?」

 

ヴィント「敵はミリアムの言う通り、視界に入らない場所にいたんだ。つまり、空と地上のキーワードを除外すれば……」

 

ヴィントは〈地球の本棚〉に入って今言ったキーワードを除外していくと、一冊の本が残った。

 

ヴィント「メモリの正体が分かった!敵が使っていたのは、『アノマロカリス』だ!」

 

ミリアム「アノマロカリスって……あのヘンテコなエビみたいなやつ?」

 

ヴィント「ああ。アノマロカリスは食道にある無数の歯を銃弾のように飛ばしていたんだ。フリーゲン、聞こえていたかい!?」

 

 

フリーゲン「ああ、聞こえていたぜ!!だがよ、お前いつも微妙に間が悪いぞ!!」

 

そしてフリーゲンはスタッグフォンの通信を切り、波止場にいるイリーナ会長の元へ走る。

 

すると、イリーナ会長の付近にアノマロカリスが顔を出した。それを見たフリーゲンはダブルドライバーを装着し……

 

フリーゲン「変身!」

 

「ハアッ!」

―バシュン!バシュン!

 

W「危ねぇっ!!」

 

サイクロンジョーカーに変身して、イリーナ会長とシャロンの前に立ち、アノマロカリスの銃弾を受け止めた。

 

イリーナ「また助けてもらったわね。」

 

W「気にするな。それより、安全な場所に。」

 

シャロン「分かりました。会長、こちらへ。」

 

2人が避難したのを確認すると、Wはトリガーメモリを出してヴィントに話しかける

 

W「敵の場所は分かった。良いよなヴィント?」

 

ヴィント『存分にやりたまえ。』

 

〈サイクロン〉

〈トリガー〉

 

W「フッ!」

―ズガガガンッ!

 

「ウワァァァッ!?」

 

サイクロントリガーの風を纏った弾丸を受けてアノマロカリスドーパントが水中から飛び出してきた。

 

「おのれっ!」

―バシュン!バシュン!

 

W「ハアッ!」

―ズガガガンッ!

 

「グハアァッ!!くっ、くそっ!!」

 

W「逃さねぇぜ。」

 

〈ヒート・マキシマムドライブ〉

 

アノマロカリスが歯の銃弾を撃ってくるがそれよりも早い風の銃弾を撃って歯の銃弾を撃ち落とし、さらにはアノマロカリスにダメージを与えた。

 

形勢が不利だと判断したアノマロカリスは逃走する為に煙幕を出すが、ヒートメモリを挿入したスタッグフォンが炎を纏ってアノマロカリスに突撃し、逃走を防ぐ。

 

〈サイクロン〉

〈ジョーカー〉

 

W「トドメだ。」

 

サイクロンジョーカーになったWはマキシマムスロットにジョーカーメモリを挿入し、必殺技を放つ体制に入る

 

W「『ジョーカーエクストリーム!!』」

 

―ズガァァァンッ!!

 

「グワアァァァァッ!!」

 

―パキィンッ!

 

アノマロカリスを倒し、メモリも砕け散ったので犯人を確保しようとしたがそのアノマロカリスに変身していた犯人にフリーゲンは心当たりがあった。

 

W「こいつ確か、ファルケと一緒にいた……。っ!!ヤバい!!」

 

少し離れた場所にいたイリーナ達の側の水辺から、なんともう一体のアノマロカリスが現れ、イリーナ目がけて歯の銃弾を撃ってきた。

 

◇後編へ続く




Wに変身後、フリーゲンが喋っている時はW「」とします。

今回はWのアノマロカリス回を元にしました。
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