ハイスクールD×DOD~数学教師のカイムさん   作:契約者たそ

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さよなら、レイナーレ一味


カイム先生 虐殺を謳歌するTHEレイナーレ一味

駒王教会。そこは随分と昔、カイム先生がこの時代にワープするより前、だいたい10年ぐらい前に廃れた廃墟と成ってしまった天使の下部組織 エクソシスト達の拠点だった所だ。たしか、プロテスタントだったと思われる。

そんな駒王教会は現在、兵藤の元カノである堕天使を首魁とした場所と成っており……好き勝手に動いていた。神器持ちの人間を殺したり(当然世間にはバレない)、悪魔を隙あらば殺そうとしているのだ。

 

構成員は兵藤の元カノであるレイナーレと名乗る堕天使をリーダーとし、その配下に女性の堕天使カラワーナ、ミッテルトの両名。後は男の堕天使にドーナーなんちゃらも居たが第一話でカイム先生に殺されている。他はレイナーレの配下であり……堕天使中枢組織グリゴリから派遣された『はぐれエクソシスト』と呼ばれる戦闘集団が100人以上所属している。

 

「…………」ニヤリ

 

そんな集団が住まう駒王教会を眺め、カイム先生はこれから合法的に殺戮と殲滅が出来るためか嬉しそうに笑みを浮かべていた。王子として育ち教養はあり、アンヘルと出会い多少は常識と分別が出てきたカイム。今では頭の妄想で虐殺と惨殺をイメージしながら殺戮欲求を抑えつつ、たまに襲ってきた集団を殺して欲求を発散させてきた。

だが、今日は思う存分殺戮できるので嬉しそうだ。しかし、今から攻めようとした時だった。カイムのスマホがブルブルと震える。どうやらマナーモードにしていたスマホに着信が着たようだ。カイムはポケットからスマホを取り出すと、画面には『セエレ』と書かれていた。

カイム先生は画面にタッチする。すると、言葉を話せないカイム先生に気を利かしてか、テレビ通話として画面にワンと何処か似た6歳程の少年が映る。

 

『カイム。貴方のドラゴンから聞いたよ。今から駒王の堕天使を殺すんだよね?勿論停めないよ』

 

少年の言葉に対してカイムは笑みを浮かべて頷いた。少年はセエレ。カイムの元の時代からの仲間であり、ゴーレムと契約して『時間』という概念を失い肉体の時間が文字通り停止して寿命と老化が無くなった永遠ショタボーイである。今では大財閥を運営しており、技術面、金銭面等々でカイム達をサポートする頼れる合法ショタだ。

 

『駒王の堕天使とはぐれエクソシストは殺すなり惨殺するなり好きにして良いよ。でも、1人の女の子を保護して欲しいんだ』

 

セエレがそう告げると、画面に金髪のシスターが映りこんだ。

 

『彼女はアーシア・アルジェント。教会では治癒の神器の力で聖女として崇められていた少女です。彼女は魔王の弟にハメられ、教会を追放されました。そのご、魔王の弟と手を組んだレイナーレ一味に誘われて駒王に最近やって来ました。レイナーレ一味は少女の神器を奪うため、魔王の弟は死んだ少女を悪魔の駒で生奴隷に変えたいようです。

2Bと9Sに調べてもらったので確かです』

 

セエレが教えてくれた同時に依頼を出してきた。なんでも駒王教会には魔王の弟とレイナーレ一味にはめられた哀れな少女が流れ着いたらしく、少女は殺される運命のようだ。

アーシアの神器はレイナーレが狙っており、死んだアーシアの亡骸は魔王の弟が欲するようだ。

 

因みにこの情報を調べてくれた2Bと9Sはセエレが手に入れた堕天使の超技術を改良+発展させて開発した戦闘用アンドロイドである。見た目は普通の少女と少年だ。

 

「……」

 

カイムは頷き、口パクでそろそろ行くと告げて通話を切った。その顔は笑みに溢れており、今から殺しを楽しむ狂喜その物であった。

 

さあ、虐殺を始めよう!!

 

 

 

両手剣を右手で持ちながら歩くカイム。だが、当然ながらカイムの出現に気付いた『はぐれエクソシスト』の皆さんが武器を構えてカイムに襲い掛かる。

 

「かかれ!!」

 

「肉片にしてやるよ!!」

 

だが、その瞬間……カイムは地面を蹴り、目にも見えない程の速度で駆け抜けて両手剣を軽々と振るいはぐれエクソシストの方々を次々と切り殺す。

はぐれエクソシストの防具は軽さと防弾、防刃に優れているが関係ないとも言えるようにカイムの手で両断されて、血飛沫が舞い、バラバラに成ったはぐれエクソシストの五体が舞う。

 

「…………」ニヤリ

 

そんな惨劇を作りながらカイムは笑っていた。楽しそうに、オモチャで遊ぶ子供のように嬉しそうに笑みを浮かべている。

 

「コイツ……笑ってやがる。心から殺しを楽しんでいるんだ!!」

「かかれ!!俺達には堕天使が付いている!!」

 

はぐれエクソシスト達は一斉にカイムに襲い掛かる。左右、前後、斜め、そして上から。どう考えてもカイムに逃げ道は存在しない。

だが、カイムは両手剣を両手で握りしめる。そして、身体を捻り……渾身の力で両手剣を振るった。その瞬間、莫大な剣風が発生し……全方位から襲い掛かった20人以上のはぐれエクソシストは瞬く間に動かぬ肉片と変わって宙を舞い、血の雨を降らした。だが、その血の雨がカイムに降り注ぐ事はなかった。カイムは魔法を使っているのか、魔法の熱で血が当たる前に蒸発。刀身に着いた瞬時に血油も乾き、問題はない。

 

「くっくるなぁあ!!」

 

逃げる白髪の男 名をフリードと名乗ったか?そんな男は狂っているが、自分より狂ってるヤヴェー奴(カイム)を見て後先考えずに逃げ出そうとする。だが、逃げられない。カイムはフリードの眼前に移動し、フリードの怯える顔を見て笑みを浮かべて……フリードを上から真っ二つに両断した。

真っ二つに斬られ、全身の行き場を無くした血液が切断面から一気に溢れだし動かぬ屍と変わったフリード。相手が悪かった。

 

「嘘でしょ?あんなに集めたエクソシストどもが全滅?」

「ひっ……こんな事が……」

 

すると、奥から2人の女性の堕天使が現れたがカイムはニヤリと笑みを浮かべる。

 

「…………」

 

よお、堕天使のダニども。口パクでそう告げ、カイムは地面を蹴って大地が陥没する程の脚力で踏み抜いて加速する。気が付いた時、ミッテルトという堕天使は首から上が飛んで死んだことに気付かず……肉体がビクビクと少し痙攣してから動かぬ屍へと変わった。

 

「ミッテルト?貴様!!」

 

仲間が殺され、激情にかられるカラワーナ。彼女は光の槍を産み出してカイムに投げようとするが、投げる前に顔面にカイムが両手剣を突き刺し……後頭部から脳漿を撒き散らして事切れてしまった。

 

両手剣を抜いて、動かぬ屍と変わった堕天使2人。堕天使と悪魔が人間よりも頑丈とはいえ、頭を潰されれば動くことが出来ない。カイムが数年間の経験で得た知識である。まあ、いたぶるなら頭以外を潰せば良いだろう、下半身を潰して内臓をまる出しにしても堕天使は動けるし、なんなら心臓を破壊しても数分間は動けるのだから。

 

「そんな……こんな事が……嘘でしょ?」

 

すると、奥から堕天使のダニ……げふんげふん!!レイナーレが現れた。大将首が現れた為か、ニヤリとカイムは笑みを浮かべる。

 

「ッッ!!人間風情が!!」

 

レイナーレは両手を前に出して爆光の光線を解き放つ。それは教会の廊下全体を巻き込む程であり、このままではカイムは直撃してしまう。

そこでカイムはカラワーナの亡骸を投げて盾にして数秒時間を稼ぎ、その間に壁を破壊して屋外に脱出する。

 

「逃がすか!!」

 

それを追うようにレイナーレも外に飛び出した。いざ、ラウンド2の開始である。

 

「死ね!!死ね!!死ね!!シネシネシネシネ死ね!!人間風情が!!」

 

レイナーレは空に浮かび、数多の光の槍を産み出して空を覆い尽くす。そしてその槍の標的はたった1人の男、カイムであり……カイムを殺すために町中の人間全てを殺せる程の光の槍の雨を一ヶ所に目掛けて解き放つ。規模からすれば山さえも消し飛ばせるだろう。

 

「…………」

 

じゃあ、お前は人間以下だな……カラス。口パクでそう告げたカイムは両手剣を両手で握り、両手剣と肉体に魔力を滾らせる。そして渾身の力で両手剣を振るう。すると、迫ってきた光の槍は全て砕かれ、レイナーレは唖然とした。

 

「そんな……私の全力が」

 

だが、剣圧は停まらない。カイムが解き放った一撃が産み出した剣圧はそのままレイナーレの下半身と上半身を切断させ、レイナーレが気が付いた時には……レイナーレの下半身は大地に転がっている。

 

「あっ……うぎゃゃぁぁあ!!」

 

余りの激痛に意識を手放しそうになるが、痛みがレイナーレの意識を正常に保つ。地面に落下し、のたうち回るレイナーレ。だが、地獄は此処からだ。

 

「……」ニヤリ

 

笑みを浮かべた破綻者が此方に向かっており、カイムは笑みを浮かべて……切断面から漏れているレイナーレの内臓を足で踏んで引きずり出した。

 

「いぎゃぁぁあ!!」

 

だが、死ねない。何故なら堕天使は頑丈だからだ。

 

「うがぁぁあ!!」

 

今度は腹部に両手剣が突き刺さる。だが、死ねない。腹部の大動脈が斬られても……頑丈な堕天使にとっては致命傷にならない。血液の流れに支障が出るだけだ。

 

「あがぁぁぁあ!!」

 

心臓が破壊される。だが、それがどうした?血液の供給が停まるだけだ。脳と筋肉が死ぬわけはないだろう。

 

そして……最後にカイムはレイナーレの頭部を踏み潰して全てを終わらせた。

 

「今の内にアーシアを悪魔に変えよう」

 

そろり、そろり、カイムの大暴れの裏で教会に侵入した貴族風の衣類を纏い、ブランド物の小物を装備した糸目の悪魔が現れた。

 

「…………」

 

アイツ、学校の生徒じゃないな。殺すか。

 

だが、その悪魔君は運が悪かった。この場に殺戮王子のカイムさんが居たのだ。カイムは証拠隠滅も考えても、魔法で両手剣に炎を灯し、大地を蹴って悪魔君の背後に回り込む。そして、一撃で悪魔君を両断して塵さえ遺さずに燃やし尽くした。

 

「うんびゃー!!」

 

その悪魔君はディオドラ・アスタロト。魔王の弟であったが、カイムが知ることではなかった。

 

 

 

「ひっ!?貴方は!?」(英語)

「…………」

 

その後、地下牢で囚われたアーシア・アルジェントを発見したカイム。だが、カイムは喋れないし……アーシア契約者ではないのでテレパシーは届かない。なので、教会の外に連れ出してアンヘルを呼ぶことにしたのだ。

 

 

「ドラゴン!?」

『小娘。我はこの男と契約したドラゴンだ。この男はカイム、君を保護しに来たのだ』

 

アンヘルは喋れないカイムの代わりに言葉を伝えた。勿論、英語は分からないし……アーシアは日本語が分からないのでラテン語で。

アーシアは英語とラテン語なら分かるとの事で、なんとか出来た。

 

『カイム。騒ぎを聞き付けてか、グレモリーの小娘達が来るかもしれない。此処から離れるぞ』

 

アンヘルが告げ、カイムはアンヘルの背中に跨がる。勿論、保護したアーシアも忘れずにだ。カイムとアーシアが跨がった事を確認し、アンヘルは翼を広げて空に飛び上がり……駒王を出ていく。

 

 

 

 

 

「部長……」

「契約者が学校に2人、契約者ではないとは言えドラゴンを使役するワンも含めると3人の人物が少なくともドラゴンと友好関係を結んでるわね」

 

一方のグレモリー眷属。ノウェ達にスルーされ、ガブリエラに小言を言われた後、部室に戻り会議を行っていた。

 

「カイム先生は赤い龍アンヘル、ノウェは蒼い龍ルシフェル、ワンは黒い龍ガブリエラ。だとすると、ワンの妹である1年生のトウとフォウもドラゴンとかを使役している可能性は有るわね」

 

会議の内容は学園に居るカイム先生とその関係者に関してだ。

 

「カイム先生のドラゴン……アンヘルって言うんですか?」

「ええ、イウヴァルトがレグナから聞いたそうよ」

 

グレモリー眷属……教会の虐殺に気付かず!!

 




次回からリアス姫の婚約バトル!?そしてジスモア教頭閣下の策略で巻き込まれるカイム達!?

イウヴァルト「なあ、頼むよカイム?俺達、親友だろ?お前も悪魔勢力に鞍替えしろよ。フリアエを復活出来るかもしれないだろ?」

ジスモア教頭閣下「お嬢様。これなら確実に婚約破棄できるでしょ?」
リアス「流石よ!!ジスモア!!ノウェとワン達の力が有れば余裕ね!!」

ゼロ「今思った、逆に利用するぞ。お前らが大暴れすらばお姫様の評価は『助っ人が居ないと何も出来ない箱入り娘』だ。グレモリー眷属が1人倒す前に、ホストの眷属を全滅させろ!!アイツ等に倒させるな!!サーチアンドデストロイだ!!」

果たして……ライザーの運命は!?

ライザー「俺、最大の被害者だろ!!」

三大勢力どうする?

  • フリアエが死ぬ切っ掛けの天使は滅べ
  • 堕天使は粉砕!!
  • 悪魔は虐殺!!
  • カイムさん、共存は良いぞ
  • 虐殺はほどほど、肩入れは無し
  • キルゼムオォォオル!!
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