私は連邦生徒会副会長   作:ラインズベルト

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カタカタヘルメット団来襲

あのあと、先生は途中でバテました。私は先生と自分の荷物を持っていて前も後ろも塞がっています。そこで、シロコさんが先生をおぶることになりました。途中、先生が余計なことを言おうとしていたので、止めさせていただきましたが…………本当に大丈夫ですよね……?

 

「ん。ここが部室」

 

そう言って、シロコさんは中に入って行きます。私もその後に続き、中へ入ります。以前は生徒会室として利用されていた部屋ですが、今は廃校対策委員会が設置されているようですね。……あれから、しばらく見ないうちにここも随分と様変わりしたように感じる……。

 

「ただいま」

 

「おかえり、シロコせんぱ……い?うわ!そのおんぶしてるの誰!?」

 

「わあ、シロコちゃんが大人と生徒を拉致してきました!」

 

「拉致!?その大人は死体!?シロコ先輩が遂に犯罪に手を……!!」

 

「みんな落ち着いて、速やかに死体を隠す場所を探すわよ!体育倉庫にシャベルとツルハシがあるからそれを……」

 

「……」

 

流れるような会話に、もはや漫才ではないかと疑ってしまう。当の本人達(一部を除く)はかなり慌てているため、ふざけているわけではないようですね。先生が降ろされ、シロコさんが弁明を始める。

 

「いや、普通に生きてる大人だから。2人とも、うちの学校に用があるんだって」

 

「えっ?死体じゃ、なかったんですか……?」

 

「拉致したんじゃなくて、お客さん?」

 

「そうみたい」

 

先生は姿勢を正し、元気よく挨拶をする。

 

「“初めまして!シャーレの先生です!”」

 

「わっ、びっくりしました!お客様がいらっしゃるなんてとっても久しぶりですね」

 

「そ、それもそうですね……。でも来客の予定なんてありましたっけ……」

 

長髪の少女が少し驚きながらもにこやかに言う。長髪の少女に同意しつつ眼鏡の少女が首を傾げる。…………もしかして、先生は連絡を入れずに午後に来たのだろうか?まさか、そんなことはありません、よね……?

 

「“シャーレの顧問先生です、よろしくね”」

 

「……え、ええっ!?まさか!?」

 

「あの連邦捜査部『シャーレ』の先生!?」

 

「わあ☆支援要請が受理されたのですね!良かったですね、アヤネちゃん!」

 

「はい!これで……より弾薬や補給品の援助が受けられます」

 

連邦生徒会からの援助は少ないものですので、仕方ありませんが……心苦しいですね……。生徒数及び自治区の規模の減少に伴う援助の削減。これは連邦生徒会の議会で決定したことなので、簡単には撤回できないのが、辛いところです……。

 

「それで、もう一人の方は?」

 

「見たところ、連邦生徒会の役員のようですが……?」

 

「初めまして。連邦生徒副会長、姫野ココアです」

 

私は一呼吸整えてから、なるべく笑顔で言葉を発する。対話において第一印象は大切ですからね。少しでも、仲良くなれたらと思います。

 

「れ、連邦生徒副会長!?」

 

「わぁ、副会長さんだったんですね!」

 

「今回は、連邦生徒会の代表としてアビドス高等学校に参りました」

 

「こ、これはどうも……」

 

「あ、早くホシノ先輩に知らせてあげないと……あれ?ホシノ先輩は?」

 

「委員長は隣の部屋で寝てるよ。私、起こしてくる」

 

そう言って、猫耳の少女が歩き出した時。(ダダダダダダダダッ!)と、外からマシンガンの銃声が響く。おそらくは、ヘルメット団の襲撃だろう。私はすぐさまスピアオブハーモニー(89式小銃狙撃仕様)に手をかける。

 

「じゅ、銃声!?」

 

「!!」

 

(ダダダダダッ!)

 

「わわっ!?武装集団が学校に接近しています!カタカタヘルメット団のようです!」

 

これは一波乱ありそうだ。私はすぐさま窓際へ移動し、外の様子を確かめる。カタカタヘルメット団と思しき影が15人分。それなりの規模だ。侵攻軍としては少々少ないか。アビドスの現状を思えば、十分とも言える戦力ですね。

 

机を移動し、その上に三脚に立て銃を固定する。アビドスでの久々の業務が、ヘルメット団どの戦闘になるなんて思いませんでしたね……。

 

私はスコープを覗き、ヘルメット団へと照準を合わせた。

先生の容姿、性別は確定させるべきか

  • 確定させるべき(男性)
  • 確定させるべき(女性)
  • 確定しなくて良い
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